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乱れ雲(1967)

メディア映画
上映時間108分
製作国日本
初公開年月1967/11/18
ジャンルドラマ
乱れ雲 【東宝DVDシネマファンクラブ】
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 4,850
USED価格:¥ 3,030
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乱れ雲

【クレジット】
監督:成瀬巳喜男
製作:藤本真澄
金子正且
脚本:山田信夫
撮影:逢沢譲
美術:中古智
編集:大井英史
音楽:武満徹
出演:加山雄三三島史郎
司葉子江田由美子
草笛光子由美子の姉・文子
森光子由美子の義姉・四戸勝子
浜美枝常務の娘・淳子
加東大介林田勇三
土屋嘉男由美子の夫・宏
藤木悠文子の夫・石川
中丸忠雄藤原部長
中村伸郎武内常務
村上冬樹通産省局長
清水元史郎の客
十朱久雄史郎の客
浦辺粂子史郎の母・三島ぬい
伊藤久哉輸出振興部部長
竜岡晋宏の父
左卜全バスの老人
小栗一也葛西所長
草川直也井上
佐田豊源さん
【解説】
 山田信夫のオリジナル脚本を成瀬巳喜男が監督した愛の物語。これが成瀬巳喜男の遺作となった。主演の司葉子と加山雄三の演技が光る。また武満徹の手によるスコアも印象的。
 自分が妊娠していることを知った江田由美子は、通産省に勤める夫の宏と幸せな生活を送っていた。夫はアメリカ派遣も決まり順風満帆に見えていたが、交通事故で命を落としてしまう。宏を轢いた三島史郎は無罪となったが、青森へ左遷させられ、常務の娘との婚約も破棄された。史郎は向こう十年間、由美子に毎月十五万円の慰謝料を支払う契約を結ぶ。それは由美子の姉が決めたものだった。夫の両親から籍を抜かれ、お腹の子供を堕ろした由美子は、青森の史郎を訪ねた。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
13106 8.15
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【ユーザーコメント】
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-03 21:36:31
むかし、はじめて観る前は、どうせ、「浮雲」の二番煎じ、とおもっていたのですが、観終わって、とんでもない間違いだ、と襟を正しました。「浮雲」をのりこえようとした、映画だったのですね。まぁ、そんなことは、感じさせはしません。そこが、いかにも、成瀬巳喜男らしいのですが。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-22 09:56:30
稀有の巡り合いであった成瀬巳喜男と高峰秀子。この映画は司葉子ということで少し硬いなぁ。越えられない過去の記憶が二人に立ちはだかる。ここは前作の高峰と少し違ってくる。打たれないんだね。司葉子いいんだけど、やっぱり揺れない。乱れないのだ。しかし成瀬らしい極め細かい手作業の温もり。自分はこの遺作も敬愛する。成瀬連続視聴5作目。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:59:27
演出:10
演技:10
脚本:10
音響:9
投稿者:マジャール投稿日:2008-05-30 20:08:52
罪の意識と思慕の念、視線と視線が交錯するささやかな心理ドラマ。
淡い色調のカラー画面が胸に沁み入る。

庶民の哀感を描き続けた巨匠の遺作となった、珠玉のメロドラマ名編です。
これも大人の映画。
投稿者:オネエ投稿日:2007-11-17 00:15:41
あたしこの「乱れ雲」観てから、断然成瀬ファンになっちゃったわ。「小津は二人いらない」って言われて松竹をクビにされちゃった人なんだけどね。でも一見同じように見えて、実は作風は全然違うのよ。
小津安二郎も勿論いいんだけど、人物を相似形に配置したり、真正面の切り替えしをしたり、カメラの位置が時々すごーく気に障る時があるのよね。「あっ小津調だ」って。でも、成瀬巳喜男にはそれがないの。すごく自然に見えるの。実はもの凄く細かくカットを割っているんだけれどね。その辺が全然違うのよ。前は小津が好きだったんだけど、今は成瀬の方が好きだわ。
それに成瀬は「女性映画」を追究した人だと思うの。あたしは、ペドロ・アルモドバルに似た女性への「愛」を感じるわ。
投稿者:さち投稿日:2007-04-01 08:30:01
偶然居合わせた急患を見て、女は泣き崩れ、二人の物語は終結した。
映画である。偶然が偶然以上に頻繁に出現し、これでは必然である。まあ、それが無ければ、ドラマは成立しないのですが。テンポも不自然な程早いし、女の感情の曲がり角がよくわからない。ただ、終わりはあれで良いと思うんです。夫を殺した男に恋をするなんて、どこか狂っているように思う
。わからないのが人間だと主張されればなんとも言えないのですが。
投稿者:篭瀬山投稿日:2006-02-19 21:11:17
【ネタバレ注意】

 遮断機を前にした長いシーンのあとに、二人を乗せたタクシーが別の交通事故に遭遇するでしょう。私はこれ、演出の乱れだと思うのです。仮に二人が結ばれたとして、死亡事故はこの世で絶えず起きているわけだから、後ろめたさを感じる瞬間というのは、きっと訪れるものと思います。でも、この映画の中でそこまで描いてしまうのはやりすぎじゃないでしょうか。映画監督がこの作品で観客から絞り取ろうとした感情が何なのか、焦点がボケていませんか。この作品では、かりそめの幸福に潜む危機をほのめかすにとどめて、その先を描くなら別作品で描くべきだったのでは。もっともこれが成瀬の遺作ですから、言ってもせんないことですが。

 加山雄三が良かったです。持ち前の柔らかさを出しすぎていたら、責任転嫁でもしそうなヤワな青年に見えていたところでしょうが、彼の意志の強さでキャラクターがずいぶん救われて見えました。そして、司葉子が司葉子的美しさを確立した作品だと思います。6

投稿者:Ikeda投稿日:2005-10-04 12:39:20
交通事故の問題を取り上げて、その悲惨さの中で、通産省に対して表面を取り繕う会社のやり方や社会保障の問題が冒頭から批判的に描かれています。「時が解決してくれる」という言葉は何時の時代にも生きていると思いますが、そうは簡単にいかないというのが成瀬の映画です。主役の加山雄三と司葉子が名演だと思いますが、加山の母、浦辺粂子が葉子に詫びを入れるシーンが何故か印象に残ります。
成瀬の遺作であると共に、数少ないカラー作品ですが、モノクロが得意だった彼らしく、赤系統を押さえて、青と白を強調しているところが、華やかさはないけれども、落ち着いた印象を与えています。
最初から英会話や海外出張の話が出てきて、最後は加山が西パキスタンへ派遣されることになっていますが、私はこの映画が製作されている頃、インドへ1年間、出張していましたので、当時の雰囲気が良く解ります。まだ給料も安い時代ですが、出張手当は貰っていたので、家計は何とかなっていました。然し、残した家族が受け取る給料は残業手当がない為、所得税は殆ど零に近かったのを思いだします。
投稿者:松竹錠投稿日:2005-07-18 10:41:34
【ネタバレ注意】

二十代で観た成瀬映画は退屈だった。古参の評論家が誉めようが、レオス・カラックスが
オマージュを捧げようが好きになれなかった。
四十代となった今観る成瀬の作品は、実に心に滲みる。
人と人の関係とそこに流れる感情の推移が的確に捉えられているからだ。
つまり、ドラマの基本をおさえているという事。
若い頃は(今よりもっと)バカだったから、それがわからなかったのだ。
そして、日本映画にしても、ハリウッドにしても、昨今はドラマのドの字も知らないような
駄作が横行してるから、いきおい成瀬の映画は神様が作ったような気がしてしまうほど。

『乱れ雲』に関して言えば、ラスト近くで主人公2人が乗るタクシーの、
フロントガラス越しのガタガタと震える風景。あれひとつだけでも凄い。
車の振動ではなく、2人が許されぬ恋愛関係に直面したおびえの表現なのだ。

トリュフォー『柔らかい肌』にも良く似たショットがあった。
『乱れ雲』がより良いとすれば、おびえ、緊張、悲しみを描写した直後、
あるいはほとんど同時にそれらを相対化せんばかりの「笑い」を入れてしまう所だ。
成瀬さん、本当に「大人の」監督だったんですねぇ・・・。

投稿者:hs投稿日:2005-07-13 23:15:42
視線の劇をたっぷり堪能しました。なんて雄弁な視線たちなのだろう。
投稿者:でこちゃん投稿日:2003-01-30 12:29:01
成瀬作品としては時代が新しいぶん、マイナスでしょうが、演出は的確です。特に、踏切を渡って旅館に行くシーン。演出のお手本です。お勧めは司葉子の足の細さ。それに、浜美枝がカーテンを引くシーン。そういえば、淡島千景も…。映画を観る楽しみの一つです。
投稿者:甘粕正彦投稿日:2002-04-05 23:50:34
どうも、成瀬巳喜男はカラー映画では活きないのではないでしょうか。色の存在に違和感を感じずにはいられず、何だか映像に力が無いなあと思いました。引き込まれるものはあったけど、白黒時代にあった、軽快さや、力強いのが随分抜けてて、不完全な映画でした。
【ソフト】
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