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博徒解散式(1968)

メディア映画
製作国日本
初公開年月1968/02/09
ジャンル任侠・ヤクザ
博徒解散式 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,564
USED価格:¥ 2,000
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投稿者:黒美君彦投稿日:2017-05-07 02:34:29
【ネタバレ注意】

<あらすじ>神浜市(架空)では新しい県警本部長前田利一郎(岡田英次)のもと、暴力団追放の気運が強まり、岩崎組系企業は組との絶縁を宣言。8年ぶりに出所した若衆頭の黒木徹(鶴田浩二)は岩崎正美組長(河津清三郎)に頼まれ、岩崎海運の面倒をみることになったが、かつて岩崎三羽烏と呼ばれたうちのひとり、唐沢栄治(渡辺文雄)は組の解散も時代の要請だと考えていた。沖仲士たちも厳しい労働に対し不満を抱いていて、かつてとはどうも勝手が違う。唐沢の策略で罠にかかり、手下を殺された黒木に、かつての恋人あき子(万里昌代)はどこかに一緒に逃げようと言うが…。

1960年代後半というのは、まさに暴力団が社会悪として強く認識された時代だ。暴力団とて、その形態を大きく変え、フロント企業を立てることによって、一見堅気に見せかけるようになる。その象徴が任侠を捨てた渡辺文雄演じる唐沢だ。
一方八年の歳月についていけないのが昔気質の鶴田浩二演じる黒木だ。
岩崎組長はその間にある。血の気の多い連中を我々が管理しているからまだマシなんだ、というのは昔ながらの暴力団の建前ではある。行き場のない彼らを野放しにすれば困るのはあんたたちだろう、というわけだ。だが組長もまた時代が変わってきたことをひしひしと感じ取っている。職を与えておけば良かった沖仲士たちが組合を作る時代だ。彼らが反旗を翻せば、組といえども押さえつけるのは難しい。
ついに組を解散し、岩崎海運も清算することを決意した組長に、黒木(鶴田浩二)は「最後に賭場を開かせてくれ」という。
もちろん賭博開帳は犯罪であり、唐沢の裏切りで黒木は警察に連行されてしまうのだが、この辺りはいくら昔気質とはいえあまりに見込みが甘過ぎる。
結局その間に手下たちは唐沢目がけて行って返り討ちに遭ってしまうし。そりゃ、堅気になった立場でのこのこ賭場に出かけるわけにはいかない、という唐沢の言い分は間違ってはいない。
鶴田浩二が、ピロートークであき子(万里昌代)に「何をしようとしてるの?世の中もうすっかり落ち着いてしまってるのよ。それに逆らうなんてできやしないわ」と言われる場面があるが、暴力団をめぐる社会の空気はまさにそういった感じだった。
任侠を貫こうとすればするほど、そのすべての行為が滑ってしまうのだ。

正直任侠映画としてはカタルシスは全くない作品だが、この作品が発表された当時の空気を映し出したヤクザ映画ともいえる。
今や暴力団は地下深く潜り、企業舎弟が幅を利かす時代になってしまった。必要悪であるとされた時代が改めて来るのだろうか。
チャイニーズ・マフィアをはじめとする海外の犯罪組織の盾になるのは彼らなのか、それとも警察組織なのだろうか。

【ソフト】
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