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だれのものでもないチェレ(1976)

ARVACSKA

メディア映画
上映時間90分
製作国ハンガリー
公開情報劇場公開(独立映画センター)
初公開年月1979/03/17
リバイバル→パイオニア映画シネマデスク-2010.1.30
ジャンルドラマ
だれのものでもないチェレ [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,365
USED価格:¥ 3,000
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【解説】
 主人公の七歳の少女が少年のように思い出されてならない。それだけ、やせ細り、少女の丸みを削ぎ落とした彼女の存在感が印象的だ。革命以前の30年代のハンガリー農村。孤児となったチェレは貧農の家に引き取られ、裸でこき使われる。ある日、虐待に絶えきれず逃げ出した先の農家に拾われ、生涯で初めて心の交流を持てる優しい老人と出会うが……。その題名に表れるような、毅然とした生き方を自らか無意識にか選択していた少女に、哀れみ以上に共感を覚える。東欧映画らしい冷たい映像美(ラスト、火事の黄金色の炎を熱そうと感じないのだ)も特筆すべきだろう。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:喜頓投稿日:2016-03-14 01:30:50
長閑な田園地帯で牛と戯れる裸の少女…
「らくだの涙」(2003)みたいな牧歌的なハートウォーミング・ドラマが始まるのかなと思いきや、いやはや何とも、イントロは本編の重さとの対比なんだね。
チェレ役のツィンコーツィ・ジュジャは、「アメリカン・ラプソディー」(2001)にもでてたみたいだけど全く記憶にない。もう30歳も超してるだろうから分からないのも当然だけど。
投稿者:sachi823投稿日:2013-01-11 22:49:43
かつては神聖ローマ帝国の流れをくむ
ヨーロッパ随一の名門国でありながら、
細分化され、戦後ソ連の衛星国にされ、
様々な抑圧を受けたこの国の重々しさを感じます。
主人公の少女が痛ましく、とても悲惨な内容で、
見る方も心が痛むのですが、
時折その中に何とも言えない詩情や美しさを感じるのは、
この国の風土や国民性、信仰に裏づけされた人間性の美しさ
でしょうか。火事になっても逃げない少女は、
既に神の領域の神聖さを感じます。
投稿者:カムストック投稿日:2011-07-10 23:57:42
【ネタバレ注意】

この映画がリバイバル公開されたのはちょっと驚き。それをかけてたミニシアターも去年閉館した。
スタンダードの画角に収められたチェコの農村の朝焼けや、野辺の風景は美しい。特にチェレが引き取られた先の家のおじいちゃんに連れられて、初めて教会へ行き、キリストの存在を知り、その帰り道、木立の中を歩くふたりを遠景で写した場面は、そのまま額に入れて壁にかけておきたいほど。だけど、こういう風景を美しいと眺める余裕など、この映画に出てくる村人たちにはないのだろうな。
行く先々で辛い目にあうチェレの姿には胸が痛くなるが、一番悲しいのは、チェレが会う人に度々話すこと。「私のお母さんは森に家を作りに行ってるの。家が完成したら私を迎えに来てくれるのよ」。それは本当なのか、チェレが自分を慰める作り話なのか。
引き取られた家の女主人に毒を飲まされそうになって、家を飛び出したチェレが、森に入ると、行き倒れた女性の死体を憲兵が運ぼうとしていた。「死んでるの?」「子供は来ちゃいかん」「お母さん…」それがチェレの母親かはわからない。でもこの時、チェレの中で、お母さんは死んだのだ。
子供を描いた映画は、ヨーロッパに圧倒的にいいものが多いと思う。

投稿者:Bill McCreary投稿日:2011-01-03 20:10:16
この映画は、ハンガリーでは国民的な映画だそうですね。日本で言うと「おしん」みたいなものだと。つまり徹底的に貧しかった時代の一断面を抉り取った映画だということです。

おそらく共産主義体制で、それ以前の体制の批判という意味合いで製作された(そうしないと製作が困難だった)のだと思われますが、そんなことはどうでもいいくらいのすさまじい内容です。いまも、大勢の「チェレ」が世界中にいます。

なお、拙ブログで、主演の女性のその後の写真もふくめた記事を書いていますので、よろしかったらご覧になってください。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/db4cc82701fb44b988abd0eca53a3d70
投稿者:ファルド投稿日:2004-08-28 22:17:18
何とも悲惨な少女虐待映画とも言えるかな。あのラスト、少女が炎の中から逃げ出したと考えないと希望が見出せないですね。最初に引き取られた家(国のみなしごを引き取るとお金が貰える)では服や靴さえ与えてもらえず一日中全裸で(そんな姿だから変態ロリオジサンも登場する)、友達と言えば牛のボリシュだけ。虐待に耐えきれず逃げ出して2番目に引き取られた家は、服とかは着せてもらえるものの鬼のような母ジャバマリが居る。その家には召使いの老人ブェンが居て、彼はチェレが唯一心を安らげる人だったが彼も死んでしまう。ブェンとの交流のみ暖かい気持ちになれたが、この老人の最期は哀愁が漂っていて何とも悲しかったですね。最後まで本当の母が迎えに来てくれると信じているチェレが何とも痛ましい作品でした。
投稿者:4531731投稿日:2003-12-12 23:42:49
 ジャバマリが出てくる。怪獣みたいだけど、チェレを引き取る夫人の名です。ところがこのジャバマリ、アニメ名作劇場に出てくるような優しいおじいちゃんを殺しちゃいます。プチ林ま●み。
 チェレ、悲惨。イジメられっ子は正視に耐えんだろな。実は「悪いけ」と同じくらいショック度数の高い映画かもしれない。主役の子は成長してヤンチョーミクローシュの映画にも出てたが、そこでもいじめられてた。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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