ダンケルク(1964)WEEK-END A ZUYDCOOTE
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【解説】 1940年6月1日。激戦地ソンムでの生き残りマーヤ曹長(ベルモンド)は、ダンケルクから本国に撤退する英軍に便乗し、フランスの窮状を訴える任務を拝した。分隊の友人にはペシミストの神父や、何かと要領のいい商売人など多士済々。マーヤは彼らと、土地も人心も荒れ果てたその地で英軍船の出港を待つ。その間に姉妹二人で屋敷を守る娘ジャンヌ(スパーク)と出会い、兵隊の暴力におびえる彼女をレイプから救って、二人の友軍兵を射殺する。戦争に醒めきったマーヤでも、さすがにそれはショックであったが、周囲の反応はいたって平静だ。そして彼はひょんな事から英軍船に潜り込むのだが、爆撃を受け、マーヤも岸に流される。海峡を越えることなく、海に浮かぶ無数のしかばね……。ジャンヌと結ばれたマーヤは、すべてをあきらめて彼女とともにこの地を去ろうと決め、浜辺の仮の住み家で彼女を待つのだが……。 広大な海岸にテントが無数に並び、強い日射しの中、何も前向きなことは始まらず、焦躁だけが募っていく。そんな生活を淡々とやり過ごしていく兵士たちの姿が戦争の一面の真実を確かに示している、ユニークな反戦映画。ここでのベルモンドは「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」の彼と一脈通ずる虚無と優しさを漂わせ、いい感じである。 <allcinema> ![]() 【ユーザー評価】
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9.00
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一風変わった反戦映画。全編通してベルモンドの虚しいリズムが流れている。
それにしても危機的状態なのに、皆がのんびりしているのがフランス映画らしさは出ています。マイヤ(ジャン=ポール・ベルモンド)が隊を見失ったと言うけれども、他の連中と一緒で隊はどうでも良いといった感じで、仲間の個性は良く出ていますが、兵士らしくないのがどうかと思います。結局マイヤとジャンヌ(カトリーヌ・スパーク)とのロマンスが締めくくりになっていますが、ジャンヌの自宅に対する執着心が異常過ぎるのは気になる所でした。
ここが、興味を引かない原因で、退廃でもなく前向きでもない。
中途半端で、どっちつかず。
フランス人には好まれるのかもしれないが、私には合わない。
音楽は、モーリス・ジャールだ。
全編に漂う厭戦感が印象的で、米英の戦争映画みたいな内容を期待するとハズしますが、この独特の雰囲気はなかなか面白いです。主演のベルモンドも好演。
塩水と海砂を巻き上げて炸裂する砲弾の爆破シーンが臨場感たっぷりに描かれてます!
以前TVで観たときには、ベルモンドとカトリーヌ・スパークの、
「あなたって全然ハンサムじゃないわね」
「それを言うなよ」
という会話があったように思ったけど、記憶違いだったのかな・・・?
海浜リゾートの広告ポスター・デザインに被さるメイン・タイトルが秀逸。M・ジャールの音楽も素晴らしいです。(サントラ欲しくなった)
原題は「米英なしでは戦勝国になれなかったフランス」といった意味も含んでいるのでしょうか。
あのラストはなんだ!?ベルモンド扮する男の深層心理描写か?なかなかシュールでいいですね。カトリーヌの赤い衣装が映える。