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私が棄てた女(1969)

メディア映画
上映時間116分
製作国日本
公開情報劇場公開(日活)
初公開年月1969/09/03
ジャンルドラマ/ロマンス

【クレジット】
監督:浦山桐郎
企画:大塚和
原作:遠藤周作
『わたしが・棄てた・女』
脚本:山内久
撮影:安藤庄平
美術:横尾嘉良
深民浩
編集:丹治睦夫
音楽:黛敏郎
出演:河原崎長一郎吉岡努
浅丘ルリ子三浦マリ子
小林トシエ森田ミツ
加藤武森田八郎
岸輝子森田キネ
夏海千佳子深井しま子
加藤治子三浦ユリ子
小沢昭一
露口茂
早野寿郎
佐野浅夫
辰巳柳太郎
江守徹
大滝秀治
遠藤周作
【解説】
 遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』を「キューポラのある街」の浦山桐郎監督が映画化。幸せな人生のためと田舎娘を棄て、出世の道を選んだ男の末路を虚無的とも諦観ともとれる眼差しで描き、愛や人生について静かに問う名作。自動車の部品会社に勤める吉岡努は、自らの出世のため、専務の姪のマリ子との結婚を控えていた。ある夜クラブの女から、吉岡が学生時代に遊んで棄てたミツという女が中絶したとの噂を聞いた。吉岡は今でも責任を感じつつ、マリ子と盛大な結婚式を挙げるのだったが……。
<allcinema>
【関連作品】
愛する(1997)同一原作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2012-07-21 13:25:29
浦山桐郎監督の代表作のひとつである。
本作品でデビューした小林トシエがとにかく印象的だ。一緒に当時27歳の女盛りである浅丘ルリ子が出ているが、この映画史に残る美女と共演しながら、どん臭い田舎娘の小林トシエの方が目立つというのは凄い!まさに映画の奥深さを見せつけられる思いだ。
ストーリーは高度経済成長真っ只中の、出世欲に囚われたサラリーマンが、本当に愛した女を棄てて専務の姪を選ぶというよくある物語だが、浦山桐郎の切れ味鋭い演出が、今日になっても映画人たちの教科書になっているのが頷ける名作である。
最後のパートカラー部分が賛否両論のようだが、確かに無いほうがよりわかりやすくすっきりしたかもしれない。
投稿者:fuji3776投稿日:2009-08-06 23:55:07
「吉岡」は、私である。
「ミツ」は、私である。
「マリ子」は、最後に私である。
「異性を求めたのは」、私である。
「野心」は、私である。
都会にあこがれた「田舎者」は、私である。
「マリ子」を求めた、「吉岡」は「ミツ」でもある。

「私が棄てた・・・もの」、とは?

「ミツ」の唄う「新相馬節」、カラーでよみがえる故郷は、圧巻である。
「ドドンパ娘」泣ける。
この映画は素晴らしい。
ただただ見るのみ。。(9/10点)

当時は、監督には、流行だったのか?
最後のカラー場面だけは、賛成できない。
投稿者:さち投稿日:2007-11-16 07:06:42
面白い
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2007-07-24 22:27:40
 全編の基調はモノクロ。しかし回想シーンは黄色がかったモノクロ。ラスト近く、騎馬での合戦のような祭りのシーンがフルカラー。ラストのイメージの連鎖もフルカラー。こういったメディアの扱いは浦山桐郎の「映画における演劇性」の考察が伺える。しかし中途半端だと思えて仕方がない。河原崎長一郎の演技はこの映画に限ったことではないが、悉く映画的ではないと思える。小林トシエのキャラクターはとても感動的だが、それはまさしく演劇的な造型じゃないか。それに比べれば浅丘ルリ子のキャラクターは映画的な聡明さで見る者に迫ってくるが、最後が腰砕けだ。

 最も美しいシーンは逗子の海岸のシーンだろう。唐突に「ドドンパ娘」の歌声が聞こえ、小林トシエが躊躇無く一団に交わるシーン。一緒にいる河原崎がこの展開を理解できないのと同様に我々観客にとってもこのような展開は予測不能だ。それは言い換えれば「物語」を拒否する、映画における演劇性を拒否するシーンだ。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:でこちゃん投稿日:2003-01-30 11:27:18
主人公の心が十分示されないなど作品としては傑作とはいえませんが、しかし、映画史の必須の文献となっているのは、小林トシエのおかげ。彼女の存在(特に肉体)が「あわれさ」を見事に示しています。女優一人の肉体を通してフィルムに見事に「あわれさ」を定着させた点を評価すべき作品。なお小林トシエ(トシ江)と小林トシ子は別人です。気をつけましょう。
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