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男装(1935)

SYLVIA SCARLETT

メディア映画
上映時間94分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1936/09/

【解説】
 会計係として働く父が会社の金を博奕に使い込み、母は病死。生まれ育った南仏マルセイユを後にし、父の祖国イギリスへ男のなりで渡るヒロイン、シルヴィア転じてシルヴェスター・スカーレットを、若き日の名優ヘプバーンが最高にキュートに演じるソフィスティケイテッド・コメディ。男女の機微が柔らかに語られた愛すべき小品で、公開時は失敗作と見なされた。キューカー演出はアメリカ的ではない粋をさらりと凝らして見事だ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
213 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-03-27 18:31:35
【ネタバレ注意】

蓮実重彦が「ジョージ・キューカーは日本人には過ぎた贅沢品」と賛美したが、どう見ても「女」にしか見えない男装のK・ヘップバーンや、序盤のグダグダな展開がツラく、そろそろ休憩しようとしていた30分頃、へべれけダンスの狂騒ぶりから急にジワジワ面白くなり、薄暗かった画面が切り替わって、ワゴン車が陽射しを浴びながらゆっくり林動を進むと、これはちょっと面白いぞ、止められねえな!という感じになってしまった。

たしか最近、堀北真希が『花ざかりの君たちへ』とかいうムリヤリ感のある男装ドラマをやっていたのを(酷くて見なかったが)思い出すにつけても、このノリ(男装コメディ)は映像化してみたいという気にさせるのだろう(ジャンヌ・ダルクもその系列か?)。しかし、実際、女優に男の服を着せてみると、女性的な雰囲気が抜けずに期待を裏切り、いっそあからさまに芝居じみた宝塚歌劇のほうが「お約束」感があって効果的だったりする。つまり、映画はリアリティに依存する部分があるので(メイクも、ナチュラルである)、男装に不利なのかもしれない(芝居や漫画は男装に有利だが)。

それはともかく、ギャンブル中毒の父親と、たまたま知り合った詐欺師(ケイリー・グラント)に随行して、タキシード姿のヘップバーン(ガリガリなので好意的に見ればデビッド・ボウイに似ているし、俺流の表現では山田花子にそっくりだ)が、貧乏打開大作戦〜旅芸人バージョン〜を繰り広げるストーリーは、なかなか楽しい。
ヒロインが「名案があるよ、3人とも勤めに出ればイイんだ」と言うと、「その選択肢は無いだろ」と白ける男たちのノリが、愉快である。
時代もあって、「無責任三銃士」という趣ではあるが、脇役の女たちも忘れられない。キーキー声のお馬鹿な尻軽女を演じたデニー・ムーア、穏やかなロシア美人を演じたナタリー・ベイリー。この2人が、色気のない山田花子的ヘップバーンを引き立てている。

Ikeda氏の言うとおり、「ギクシャクした進行」に我慢してついて行くうち、「歌や踊りが出てくる楽しい」お祭りドタバタ映画である。
そのギクシャク感も噛んで含んで、「7点」は堅いだろう。

投稿者:Ikeda投稿日:2009-03-11 16:44:29
ケーリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンの共演はこれが初めてですが、その後の作品と比べると評価は低いようです。他にエドモンド・グエンやブライアン・エイハーンが共演していて、ストーリーも面白いのですが、脚本が悪いせいか、ギクシャクした進行がジョージ・キューカーらしくない感じを与えていることが、その理由だと思います。
そうは言っても、あまり効いていないけれども適役と思われるキャサリンの男装が見ものですし、グラント、ヘプバーン、グエン達の歌や踊りが出てくる楽しい映画です。グエンがあまりにも情けない男を演じているのが気の毒でしたが。
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