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ダントン(1982)

DANTON

メディア映画
上映時間136分
製作国フランス/ポーランド
公開情報劇場公開(ヘラルド・エース)
初公開年月1984/02/
ジャンルドラマ
ダントン [DVD]
参考価格:¥ 5,184
USED価格:¥ 16,800
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【解説】
 今や大仏の風格のドパルデューだが、この映画辺りから体重も増し、フランス革命の行動面の立役者だったジョルジュ・ジャック・ダントンをどっしり構えて演じている。映画の焦点は革命成功後、政権の主要な立場についた彼と、ジャコバン党の同志ロベスピエールの確執にある。政治姿勢のズレから、ジリジリと憎悪を燃やしていく二人の姿を、ワイダは冷徹に描いている。どちらが先になるとも、結局は、同じ断頭台の露と消える二人……。王政を倒してなお、揺れ続ける18世紀末のフランスに、政治の必要と虚しさを問う力作ではある。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:長春投稿日:2011-11-18 08:33:12
【ネタバレ注意】

私は清廉潔白なロベスピエールが好きである。若いとき見たときはロベスピエールと対決姿勢をとるダントンが主役なので真剣に見ることができず、なんだか良く分からなかった。退職後改めて腰を据えて見ると、映画のテーマが分かった。

ダントンを粛清すべしという公安委員会の他のメンバーをロベスピエールは抑え、ダントンとの交渉を行う。しかし、ダントンは公安委員会を独裁的として敵対的な態度で交渉に臨む。交渉の余地なしと理解したロベスピエールは一気にダントン逮捕を行う。ダントン粛清を確実にするため、公安委員会の他のメンバーは裁判への関与を主張しロベスピエールはそれを拒むものの、最終的にそれを黙認してしまう。
ダントンがギロチン台に登る日、少年が人権宣言を枕元で暗誦する声を聞きながら、ロベスピエールは公安委員会の他のメンバーに引きずられ人権宣言に反するやり方でダントンを粛清したことを悔やむのであった。

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-11-09 16:09:50
フランス革命後の混乱期。恐怖政治で知られるM・ロベスピエールと革命同士のG・ダントンとの葛藤劇。主役であるダントンのドパルデューもいいが、ロベスピエール役のプショニャックが印象深い。私利私欲には無関心の高潔な革命家かつ政治家でありながら、血の粛清を行った神経質な独裁者を見事に演じている。この人物は歴史上で名前は知っていたが、ほとんど映画等で取り上げられることがなかったので興味深く見れた。ワイダらしい革命正義に即した人間ドラマといえると思う。余談ながら、ダントンの法廷での弁論は史実らしい。3ヵ月後に同じ断頭台に消えたロベスピエール。長くないとダントンが叫んだ通りだった。
投稿者:Bill McCreary投稿日:2010-12-05 13:05:48
この映画はDVD化されておらず、VHSもけっこう高額で取引されています。ワイダの映画ですから、ぜひまた商品化してほしいと思います。

実際のダントンは、映画で描かれているほどは高潔な人物ではなかったというのがもっぱらの話ですし、また事実そうなんでしょうが、でもこの映画自体は面白く見た記憶があります。ラスト、子どもが人権宣言だったかを述べるシーンが忘れられません。そして言うまでもなくロベスピエールもまもなく断頭台に消えます。革命に対する想いとその現実とそれを200年以上後(この映画の製作時は革命後200年には達していませんでしたが)に見ていく私たちに非情な現実を突きつけていきます。フランス革命は世界中に多大なる影響を及ぼしたわけで、その1つの側面をこの映画から学んでいければと思いました。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary
投稿者:Bava44投稿日:2009-12-23 21:25:42
フランス革命後のダントンとロベスピエールの対決に的を絞った歴史ドラマ。
ワイダは原作の戯曲「ダントン事件」を75年頃から演劇でやっており、『鉄の男』の前にドパルデュー主演で映画化することを企画していたらしい。しかし、戒厳令で国内での製作が不可能になり、フランス側主導で作られたという。当時のポーランドでは革命や政治権力に翻弄される人々というのが身近な出来事だったので、圧倒的な迫力を持って映像化されている。ブニュエル映画の脚本家カリエールの協力を得て、ワイダ作品でも上位に入る力作である。暖色系の色彩を意図的に減らした冷たい映像の中で、激しくぶつかり合う二つの個性が凄い。
公開当時は歴史考証の間違いを指摘する“専門家”がいたらしいが、現在では個性的な歴史映画として知られている。欧米での高評価は一般人の歴史的背景への理解によるものだろう。日本人には必ずしも親しみやすい題材ではない。(私もよく知らない)

ルイ・デリュック賞受賞
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 主演男優賞ジェラール・ドパルデュー 「Le Retour de Martin Guerre」に対しても
■ 外国語映画賞 
■ 監督賞アンジェイ・ワイダ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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