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新座頭市物語 折れた杖(1972)

メディア映画
上映時間92分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1972/09/02
ジャンル時代劇
新座頭市物語 折れた杖 <東宝DVD名作セレクション>
価格:¥ 2,066
USED価格:¥ 2,711
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【クレジット】
監督:勝新太郎
製作:勝新太郎
西岡弘善
企画:久保寺生郎
原作:子母沢寛
脚本:犬塚稔
撮影:森田富士郎
美術:太田誠一
編集:谷口登司夫
音楽:村井邦彦
宮本光雄
助監督:奥家孟
出演:勝新太郎座頭市
太地喜和子錦木
吉沢京子
高城丈二神条常盤
春川ますみお浜
青山良彦安房徳治郎
大滝秀治飯岡助五郎
小池朝雄鍵屋万五郎
【関連作品】
座頭市物語(1962)シリーズ第1作
続・座頭市物語(1962)シリーズ第2作
新・座頭市物語(1963)シリーズ第3作
座頭市兇状旅(1963)シリーズ第4作
座頭市喧嘩旅(1963)シリーズ第5作
座頭市千両首(1964)シリーズ第6作
座頭市あばれ凧(1964)シリーズ第7作
座頭市血笑旅(1964)シリーズ第8作
座頭市関所破り(1964)シリーズ第9作
座頭市二段斬り(1965)シリーズ第10作
座頭市逆手斬り(1965)シリーズ第11作
座頭市地獄旅(1965)シリーズ第12作
座頭市の歌が聞える(1966)シリーズ第13作
座頭市海を渡る(1966)シリーズ第14作
座頭市鉄火旅(1967)シリーズ第15作
座頭市牢破り(1967)シリーズ第16作
座頭市血煙り街道(1967)シリーズ第17作
座頭市果し状(1968)シリーズ第18作
座頭市喧嘩太鼓(1968)シリーズ第19作
座頭市と用心棒(1970)シリーズ第20作
座頭市あばれ火祭り(1970)シリーズ第21作
新座頭市 破れ!唐人剣(1971)シリーズ第22作
座頭市御用旅(1972)シリーズ第23作
新座頭市物語 折れた杖(1972)シリーズ第24作
新座頭市物語 笠間の血祭り(1973)シリーズ第25作
座頭市(1989)シリーズ第26作
座頭市(2003)北野武監督作
不知火檢校(1960)
ICHI(2008)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:Bava44投稿日:2015-06-21 21:58:04
勝新演出には、消化不良の面白さというのがあって、程よく壊れたまま展開するのだが、それが面白いと思えるのは一時間弱であって、長編劇映画というフォーマットではかなりダレてくる。それは脚本の構成が悪いからではなく、勝新がホンに興味がないからというのが実際のところなのだろう。映像的には変わったショットを要求しているとは思うが、正直、殺陣の見せ方や編集は良いとは言えない。

もっともこの人は、この路線をこのまま突き進んで、白日夢的な境地にまで到達するから、本作はまだまだ通過点である。後年ほどではないが、舞台設定にやや抽象性があって奇妙な感じがする。すごく主観性の強い映画である。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2012-10-18 23:42:00
【ネタバレ注意】

 あらためて考えてみると勝新って本編は実に3本しか監督していないのですね。テレビシリーズ「新・座頭市」での演出ぶりが強烈に焼きついることもあり、私としては監督としてのイメージが実際以上に膨らんでおりました。
 さて一方この映画は長く日本映画界最長老監督(脚本家)だった犬塚稔の最後の映画化作品でもある。後年の犬塚100歳の時の著書「映画は陽炎の如く」の中で本作のことを次のように語っている。「その試写を見て、あまりにも幼稚な演出手法に私は無性に腹立たしかったのを覚えている....」。なるほどさもありなん。脚本家が地団駄踏むような奔放な演出、監督の個性の刻印こそが我々観客にとっての本作の魅力なのだ。

 確かに度々フラッシュバックする三味線弾きの老女の件のイメージがイマイチで、こゝは幼稚と云える(もっと云えば無い方がスッキリする)かもしれないが、まず、観音浦という名の浜辺の村及び廓町の造型が見事だし、『顔役』でも見せたエクストリーム・クローズアップと様々な遮蔽物でマスキングされた閉塞感ある画面が実にスリリングだ。プロットとしても普通ならこれが最終回じゃないか、というぐらい凄絶なものなのだが、撮影現場の創意によってその強度が高められていることがようく伝わってくる。また、クレジットを見た時点では悪役にビッグネームのないことが少し心配になったけれど、小池朝雄がオーバーアクトだが必死の演技で勝新に応えている。そしてラストに登場する大親分(飯岡助五郎)役の大滝秀治の扱いも面白い!こういう人を食った突き放しも本作のスケールの大きさに繋がっている。そして女優陣は遊女・太地喜和子、下女(少女)・吉沢京子、廓の女将に春川ますみとキャラクターの対比も効いていてなかなか楽しめるのだが、矢張り何と云っても勝新のお気に入り、太地喜和子の成熟した色香がたまりません。

#備忘で配役などを。
・冒頭の三味を持った老女はなんと伏見直江といういことだ。
・小池朝雄の子分には中村賀津雄がいる。太地に惚れた気の小さいヤクザ者。
 その他、藤岡重慶が目立つ役。他にチンピラで松山照夫がいる。
 またヤクザの用心棒が高城丈二だが、この人がイマイチ。
・吉沢京子を買う金持ちの商人(?)が青山良彦。小池朝雄らとも懇意なのだが
 この人も中途半端な描かれ方だ。全体に吉沢の挿話が放りっばなし。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-11-18 02:08:45
【ネタバレ注意】

ATG映画のような荒っぽい撮影や編集(お婆さんが橋から落ちる所とか)だけで無く、やくざ集団の良民いじめの惨さと市のまさかの敗退など、観る側の目を離せなくさせる展開はかなりのインパクト。姉弟の悲惨な末路が市と全然絡んで無い所(シリーズ最終作を再び自身の手で撮った時も薄幸の少女を出してたな)など、どちらかと言えば失敗作だけど。この頃の嘉津雄さんは兄さんと見分けが付きにくい程似てる。

投稿者:nabeさん投稿日:2011-05-22 11:04:47
勝新が演出した初作品。独特の視点で新鮮な映像を醸し出している。
アップを多用したカメラアングルが緊張感を生み出していて、脚本の単純さをカバーしている。座頭市の存在感も今まで以上で、両手を痛めつけられての立回りには鬼気迫るものがあり、悪役の小池朝雄、藤岡重慶との果し合いは、座頭市シリーズならではの醍醐味だ。
最初で最後の出演である太地喜和子は、その伝説の妖艶さは言わずもがな。良く座頭市シリーズに映像を残してくれたと、今となっては感謝したい!
投稿者:迷探偵カランヴォー投稿日:2010-11-21 22:15:43
座頭市としてはシリーズ中3本の指に入るNG作品。座頭市の行動における説得力があまりにも弱すぎるし、メインストーリーよりもサブストーリーの方が面白いっておかしいでしょ? 犬塚稔の脚本を勝新が現場で勝手に変更したんだろうなというのが見て取れる。残念
投稿者:ASH投稿日:2007-02-05 18:09:20
【ネタバレ注意】

 勝新が「座頭市」シリーズの監督を手掛けた最初の作品。シリーズとしては後ろから数えた方が早いという末期の作品だけど、コレがなかなかに面白いのだ。

 勝新演出の特徴なのか、まるで覗き見でもしているかのようなショットを多様していることに、まず気が付いた。それから登場人物の顔のアップがやたらと多い。でも、そうすることで画面に異様な緊迫感が生まれている。

 シリーズの殆どを観ていないという不勉強ゆえよく分からないのだが、随分と官能的なシーンに印象が残るのは、やっぱり太地喜和子のお陰でしょうか。それと、吉沢京子の薄幸の美少女ぶりに参った。楓の役はもう少し大きくしてあげても良かったような気もするが。タイプの違う女優さんだけど、それぞれからいい演技を引き出している。勝新、すごいぜ。

 モリで手を潰された市が、刀を腕に巻きつけて悪人どもをたたき斬る!

 「博打のほうも目がねぇんでございまして」は名台詞!

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