allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

狂走セックス族(1973)

メディア映画
上映時間83分
製作国日本
初公開年月1973/04/28

【ユーザー評価】
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:ASH投稿日:2008-07-07 20:08:34
【ネタバレ注意】

 「セックス族」って何だ? セックスばっかしてる連中の集まりか? と思って観てたら、女を見れば見境なく追いかけてはヤリまくってる連中でした。ちなみに、劇中では暴走族のことを「狂走族」と呼んでます。

 一応、ソクブンが共同脚本ということで、後の「トラック野郎」シリーズにも顕著な「反警察」的な一面も垣間見れるけど、最大の謎は、日常のフラストレーションを暴走行為で発散させる淳哉(白井孝史)と、彼らを取り締まる白バイ警官の本郷(渡瀬恒彦)の、どちらが主人公なのかということ。度合いとしては淳哉の方だとは思うが、およそ観客の共感を得られるようなキャラとは言い難い。

 この淳哉、750が欲しいと親にねだるが、買ってもらえないとなると仲間の女の子に美人局をさせて親をゆするという、どーしよーもないヤツ。警官をからかい、暴走行為に明け暮れる理由も「スリルと刺激」を求めてとのこと。女の子を見ればナンパし、相手にされないとなれば強姦、と、こんなヤツを半ば英雄視して描いているんだもん。暴走族を眼の仇にしている白バイ警官、本郷の方が主人公としては相応しいハズなんだけどね。

 しかし、中盤から淳哉にも人間的な優しい一面があるということが描かれるもんだから始末が悪い。さんざっぱら悪行を重ね、あまつさえ本郷のフィアンセの文子(伊佐山ひろ子)を強姦(実際には和姦)しているような男なのに、宏子(杉本美樹)という女性には人間的な一面を見せ、宏子もまたそんな彼を愛するようになってゆくと…。刹那的に生きている淳哉に、宏子は惹かれたってこったね。とまあ、随分と都合のいい女性の登場ではあるんだけれど、こういう映画には色取り的な華は必要だからね。真面目に映画を観るような連中には理解し難いだろうて。

 さて、東映の映画は、こんな低予算の添え物プログラム・ピクチャーでも、結構、ムチャなスタントをやるから恐れ入る。終盤近くの、延々と続く淳哉と本郷のバイク・チェイスはすんごい迫力なのよ。とても手を抜いていい加減に作られた映画とは思えない。限られた予算内でここまで見せるんだから、たいしたもんだよ。

 で、この追跡劇に幕を下ろすのが、本郷が淳哉に向かってぶん投げたヘルメットなわけよ。♪ポコンと当たって、その衝撃でバイクに乗った淳哉が横転するんだけど、な〜んか間抜けに見えちゃうのはどしてだ?

 車で現場に駆けつけた宏子は、道路に横たわる淳哉を見て、特に驚く様子もなく再び車に乗り込む。何事もなかったように車を走らす彼女は、淳哉の死を見たことで夢の世界から覚醒し、再び現実へと戻っていったんだろうね。このやるせない結末に、東映による和製ニューシネマの幻影を見た! なんてね。

 ひとつ、ありえね〜場面を指摘。冒頭近く、女の子4人のバイカーが全裸でバイクにまたがってその振動でオナってると、そこへ淳哉たち4人が通りがかり野外セックスへとなだれ込む。全裸でバイクに乗ったままFUCKですよ! なんか、フラワー・トラベリング・バンドのジャケ写を思い出したよ。嗚呼、俺もあんな女の子たちに会いてーッ!(バカ)。リーダー格の高木志麻がすんげー色ッぺ〜!! 後で知ったんだけど、彼女たち、オナニー族っていうんだそうな(スゲェ名前!)。

 上田正樹が劇中で歌を披露してます。そうそう、脚本はソクブンと皆川監督の2人でぇ〜す!!(誤記載だよん)。

投稿者:ファルド投稿日:2006-05-21 22:12:01
白バイを振り切るスリルにとりつかれたナナハンライダーの行く末を描いた作品。白バイ警官とバイク乗りの確執を軸に描いたもので、アメリカン・ニューシネマの影響を受けているような感じですね。冒頭、4人のヌードライダーが登場する辺りが印象に残るものの、タイトルの割にはエロ描写は少な目だった。
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION