映画チキ・チキ・バン・バン

【ユーザーコメント】

投稿者：黒美君彦投稿日：2014-06-20 00:00:21

【ネタバレ注意】

思った以上に楽しい作品だった。００７シリーズの生みの親イアン・フレミング唯一の児童文学が原作で、『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作者ロアルド・ダールが脚本…ということで、カラクタカス・ポッツ（ディック・ヴァン・ダイク）が再生させたファンタスティックなレースカーも、００７ばりに海上を走ったり空を飛んだり。
父が語る物語が奇想天外で面白い。

ただいろいろな寓意もあるようで、例えば双子のジェレミーとジェマイマの母親について全く言及がない不自然さや、ボンバースト男爵（ゲルト・フレーベ）の人物造形の意味（ワンマンだが子供っぽい）、チャイルド・キャッチャーの存在理由などいろいろ考えられそう。

ただ、それはともかくシャーマン兄弟の音楽も絶品で、よくできた作品だと思う。ちなみにたまたまこの作品を観る直前に、ある番組で弟のリチャード・Ｍ・シャーマン氏（1928～）ご健在の映像を観たところだったので感慨もひとしお（兄のロバートは2012年に他界）。

私事だが、もしかすると生まれて初めて劇場で観たのがこの作品だったかもしれない。
うっすらと祖父母に連れられて観た記憶があるのだが…５歳頃のことか。当時の子供には少々難しかったかも知れないが、楽しい映画だった記憶は残っている。

原題そのままの邦題

投稿者：gapper 投稿日：2012-02-03 22:56:23

　「グレートレース(1965)」と並ぶ、クラシックカー主体のファンタジー映画。

　昔はかなりの知名度でファミリー向けの映画として知られていた。
　必ず比較として出てくるのが「グレートレース(1965)」。
　「グレートレース(1965)」は、その様々な改造車で男はこちらを指示していた感じでこちらはどちらかと言えば女の子向きだった。
　邦題には、チキチキとつけているがアニメの「チキチキマシン猛レース」は「グレートレース(1965)」をパクッたアニメだった。
　私はこのアニメの犬のケンケンが、お気に入りだった。
　アメリカでも人気のようで「スーパー刑事ボロンゴ(The Mumbly Cartoon Show1976)」で主役になってしまった。
　そういった当時を思い起こさせる、楽しい作品だ。

　お気楽なのだが、今見るとボンバースト男爵（ゲルト・フレーベ）の台詞などはかなり大人のブラックな感じのものがあった。
　まあ「００７／ゴールドフィンガー (1964)」のゴールドフィンガーなのだし。
　男爵夫人も結構セクシーな下着姿で登場していて子供だけでなく父親にも楽しめる工夫がなされている。

【合わせて見たい映画】
　「グレートレース(1965)」コメディの改造クラシック・カーのレース。
　「素晴らしきヒコーキ野郎(1965)」複葉機のレース。
　「チキチキマシン猛レース」アニメ版グレートレース。
　「モンテカルロ・ラリー(1969)」コメディのクラシックカーのレース。
http://gapper.web.fc2.com/

チキバンバン。

投稿者：こじか投稿日：2010-07-25 22:05:23

結構アッケラ感な作品でした。
はまってみる事はなかったなぁ。

（無題）

投稿者：若田部投稿日：2005-03-28 13:44:47

どう考えてもヒロインはジュリ－アンドリュースがやるべき役だ。

頭から離れなくなる

投稿者：nehane215 投稿日：2004-10-22 22:20:29

このテーマ曲は、ＵＦＯキャッチャーで無駄遣いさせられる迷？曲です。

※チキ・チキは「遊びのライセンス」で走るボンドカーです。
　００７ファンなら観ときましょう。

空飛ぶ自動車

投稿者：ＡＳＨ投稿日：2002-11-24 20:07:02

ミュージカルは苦手だけど、空飛ぶ自動車はやっぱり楽しそうだね。
でも、シャーマン兄弟によるスコアは『メリポピ』の方が心に響きます。