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砂の器(1974)

メディア映画
上映時間143分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月1974/10/19
リバイバル→松竹-2005.6.18(デジタルリマスター版)
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫G
(リバイバル時)
美しくも哀しい人間の「宿命」
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参考価格:¥ 3,564
価格:¥ 2,454
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【クレジット】
監督:野村芳太郎
製作:橋本忍
佐藤正之
三嶋与四治
製作補:杉崎重美
企画:川鍋兼男
原作:松本清張
『砂の器』
脚本:橋本忍
山田洋次
撮影:川又昂
美術:森田郷平
衣裳:松竹衣裳株式会社
編集:太田和夫
音楽監督:芥川也寸志
演奏:東京交響楽団
作曲・ピアノ演奏:菅野光亮
指揮:熊谷弘
照明:小林松太郎
出演:丹波哲郎今西栄太郎
加藤剛和賀英良
森田健作吉村弘
島田陽子高木理恵子
山口果林田所佐知子
加藤嘉本浦千代吉
春日和秀本浦秀夫
笠智衆桐原小十郎
松山省二三木影吉
内藤武敏捜査一課長
春川ますみ扇屋の女中澄江
稲葉義男捜査一係長
花沢徳衛昔の三木の同僚安本
信欣三国語研究所所員桑原
松本克平三森署署長
浜村純巡査
穂積隆信新聞記者松崎
山谷初男岩城署署長
ふじたあさや鑑識課技師
菅井きん山下・お妙
野村昭子若葉荘の小母さん
今井和子亀嵩の三木の妻
猪俣光世バー・ロンの女給A
高瀬ゆりバー・ロンの女給B
後藤陽吉西蒲田署の刑事筒井
森三平太岩城署刑事
今橋恒朝日屋の主人
櫻片達雄世田谷の外科医
瀬良明扇屋の主人
久保晶世田谷の巡査
中本維年恵比須町の警官
松田明浪花区役所係員
西島悌四郎西蒲田署署長
土田桂司西蒲田署刑事課長
丹古母鬼馬二西蒲田署刑事B
高橋寛西蒲田署刑事C
渡辺紀行西蒲田署刑事D
山崎満西蒲田署刑事E
北山信西蒲田署刑事F
千賀拓夫西蒲田署刑事G
浦信太郎西蒲田署刑事H
菊地勇一和賀の友人
今井健太郎警視庁刑事A
山本幸栄警視庁刑事B
小森英明警視庁刑事C
水木涼子亀嵩の農家の主婦
戸川美子慈光園の係員
佐分利信田所重喜
緒形拳三木謙一
渥美清ひかり座の支配人
【解説】
 松本清張の同名小説を、野村芳太郎監督、橋本忍・山田洋次脚本で映画化した社会派サスペンス。迷官入りと思われた殺人事件を捜査する二人の刑事の執念と、暗い過去を背負うがために殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命を描く。ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した今西、吉村の両刑事の執念の捜査がやがて、ひとりの著名な音楽家・和賀英良を浮かび上がらせる……。2005年6月、デジタルリマスター版にてリバイバル上映。
<allcinema>
【関連作品】
砂の器(2004)TVシリーズ
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aスティング (1973)
[002]A飢餓海峡 (1965)
[003]Aシンドラーのリスト (1993)
[004]Aペーパー・ムーン (1973)
[005]A善き人のためのソナタ (2006)
[006]A椿三十郎 (1962)
[007]A七人の侍 (1954)
[008]AダイヤルMを廻せ! (1954)
[009]A赤ひげ (1965)
[010]Aローマの休日 (1953)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
41359 8.76
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【ユーザーコメント】
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2017-07-19 00:11:33
【ネタバレ注意】

今見ると冗長で退屈な場面が多い。説明的すぎるテロップもしかり。
ストーリーはご都合主義も多いし火曜サスペンスを見ている気分である。
ただ、唯一良いのは後半の種明かしに差し掛かってから。
クラシック「宿命」をBGMに30分以上も回想シーン&種明かしで埋め尽くすという思い切った構成。
美しい日本の風景を旅する親子とその運命は感動的だ(涙するほどではないが)。

投稿者:カール犬投稿日:2014-10-31 23:15:14
何度観てもさして面白さは感じない。
松本清張がダメというより自分はこーゆー邦画がきっとダメ。

捜査陣は演技も画面も暑苦しく、加藤剛は一本調子。

でも放浪する加藤嘉の演技は素晴らしい。←最大の見どころ
投稿者:hjktkuj投稿日:2012-11-16 15:23:39
ミステリー映画史上の傑作。脚本橋本忍の代表作のひとつ。終わりの謎解きと交響曲をドッキングさせた編集はすばらしい!ただし、この傑作にも言葉遣いの間違いがあるのだ!それは、丹波哲郎が捜査会議で延々と説明する終盤のシーンで起きるのだ! 内藤武敏捜査一課長が感想を述べる。「・・・それまでは順風満帆に行っていた・・・」を「・・・じゅんぷうまんぽに・・・」と言うのだ!
監督:野村芳太郎
撮影:川又?
録音:山本忠彦
調音:松本隆司
照明:小林松太郎
編集:太田和夫
助監督:熊谷勲
進行:長島勇治
らは国語力のなさを反省すべきだ!
投稿者:william投稿日:2011-09-12 23:55:26
松本清張を嫌いな人も多いだろうけど、やっぱり日本屈指の名画であるに違いない。
長い尺を感じさせないでいて、尚且つ重厚な作品。深く刺さるものがある。
投稿者:Bill McCreary投稿日:2011-02-13 14:04:56
【ネタバレ注意】

指摘されているように、捜査の過程で偶然に頼りすぎているところが多いって気がするんですけど。たとえば列車からちぎった布切れからの展開は、いくらなんでも無理じゃないかしら。

この映画は1971年に犯罪が起きたという設定で、そう考えると音楽家とハンセン病とのからみはやや時代にそぐわないものになってきているかなとも思います。いまの観客にはなおさらでしょう。なお、ご存知の方も多いでしょうが、松本清張はこの映画を大変気に入っており、原作をしのいでいるという発言までしたとか。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/

投稿者:Kircheis投稿日:2010-07-02 03:15:57
【ネタバレ注意】

どうも自分はこの映画がどうこうより松本清張が合わないのだと思う。松本清張原作の映画で良かったというのが無く、これも余り好きではない。

しかし景色の美しさは堪能させてもらえた。その点は満足。

美しい交響曲『宿命』をバックに流れる余りにも不幸な過去…もちろん泣ける場面である。
しかし、俺は幼少期を旅で過ごした少年が成長して著名な音楽家になるという設定にかなり違和感を感じてしまったよ。
クラシック界で成功するには幼い頃からの英才教育が必要ですよ〜(-_-)/

投稿者:こじか投稿日:2010-05-23 23:15:25
ま、邦画名作の部類でしょうね。
ちなみに丹波哲郎が「えぇ〜!!」って過剰に仰天する演技など、
ところどころがどう考えても笑わせに迫る。
投稿者:bond投稿日:2010-01-15 09:54:56
今回が3回目の観賞だが、ハンセン氏病を基に、父子の無情を描いた悲劇。泣けます。丹波哲郎が最高。
投稿者:uptail投稿日:2009-07-07 22:32:10
笠智衆
投稿者:irony投稿日:2009-03-06 01:52:58
偶然が多いのよね、これ 特に森田健作演じる刑事が、新聞のコラムに着目する所なんて、普通は想像だにしないよ 丹波さん演じる刑事がなかなかウィットに富んでいて、どこそこに行きたいなぁなんてところはオモシロイ 後半はだんだん明らかにされる犯人の出自と親子の関係は泣かされる 
投稿者:o.o投稿日:2008-06-23 00:54:47
唯一の手掛かりである「東北弁の『カメダ』」。その謎を、刑事が東北、山陰、近畿と日本各地を巡って追っていく過程には引き込まれ、推理ものの面白さを堪能しました。ちょっと「偶然」が多いような気もしましたが、現実はフィクションよりも遥かに偶然に満ちているという考えもあることだし、これで良いのだろうと思っています。ただ、ピアノ協奏曲『宿命』なる曲が滔滔と流れる中、犯人の哀しい過去が切切と語られるクライマックスは、ちょっとあざとい感じがして、思ったほど素直に感動できませんでした。

淡々と、しかし粘り強く捜査を進めていく今西刑事を演じた丹波哲郎は、渋くてかっこよかったと思います。今頃霊界で何をしているのでしょうか。合掌です。若き熱血刑事吉村を演じた、「青春の巨匠」になる遥か以前の森田健作も爽やかでした。中盤あたりから、あまり活躍しなくなってちょっと残念です。それにしても、今西刑事が汗をかきながら行く地方の昭和の夏の風景は眺めていて気持ちが良く、この暗い物語に開放感を与えてくれたと思います。日本は緑の国だという感を強くしました。

「昭和の犯罪」ということを考えさせてくれる映画でした。何だか松本清張が読みたくなってきた次第です。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-03-17 13:44:11
【ネタバレ注意】

これは…泣けるね。

あの、彼女の死を双方知らなかったって森田健作のセリフから、丹波哲郎の想像を語る後半の「旅」。音楽も相俟って、メロドラマっちゃーまぁそうなのだが。

そして、あの「写真」を見るシーン。これは誰もが感情を揺さぶられる所では?
丹波説の動機は、いまいちしっくり来ないのだが、緒形拳も好演です。

勿論、前半の犯人を追う刑事ドラマらしい緻密な謎掛け、男の為に尽くす情婦(車窓から花吹雪…慎ましやかな香水)と、センセイの娘。

過去の出来事がひとつ、またひとつと解明されてゆくのにつれて、事件の謎も徐々に姿を現してくる。もう彼は音楽の中でしか逢えないんだ…思い出が、悲しげな、そして不必要な程に音階を装飾(過多)で弾くイージーリスニングな曲となって、心に響く。(チャイコフスキーをやりたかったのか?)

島田陽子、美しいです。

投稿者:K&M投稿日:2007-02-10 22:46:13
これも世界に誇る日本映画の傑作。この映画、原作も読んだが、
あの原作をよくぞここまで仕上げたものだ。野村芳太郎監督、
橋本忍、山田洋次の脚本陣に敬意を表する。特に哀しく美しい
メロディをバックにした佳境に入る遍路のシーン。人目をはばからず
大号泣してしまい、特にラストの加藤嘉の「おら、こんな人
知らねー」で止めを刺されてしまった。「七人の侍」といい
この映画といい、日本映画もこんな素晴らしい映画ができる
のだ。
投稿者:yaskaz投稿日:2006-09-25 22:47:51
わたしも1500本以上映画を観てきていますが、日本映画のベスト1です。今日ニュースで丹波哲郎が亡くなったニュースを聞いて、真っ先にこの映画を思い出しました。彼の代表作の一本でしょうが、この映画は彼が主役ではありません。あの音楽をバックに映し出される日本の美しさと厳しさ、父と子の宿命が主役なんだと思います。何度観ても泣けます。泣かせにかかる監督の手法が通じるのは一度だけ。それでも観るたび泣いてしまうのは手法を越えた感動がそこにあるからだと思います。ちなみにベスト2は「飢餓海峡」ベスト3は「泥の河」です。
投稿者:R.C.PPK投稿日:2006-02-05 16:50:01
最初に見た時には、名作という先入観もあり例の旅のシーンではやはり、どうしてもダダ泣きをしてしまったのだけれど、久々に見直してみると例の宿命の旋律が前半の刑事の捜査シーンのBGMにも流れているし、妙に叙情的過ぎて妙な感じがする。音楽は殆どこれしかなく、最後の盛り上げ場面以外では別の音楽があってもよかったのではないか。また、確かにどうしても親子のお遍路シーンではなんだか涙ぐんでしまうものの、さあ、ここで泣いてちょうだい!というあざとさが見え透く嫌いはある。しかし、それらをさておいても、このシーンに説得力があるのは加藤 嘉や緒形 拳の演技もあるけれど、常に怒りと憎しみに満ちた眼差しで、じっと自分の運命を呪い、そして耐える秀夫を見事に表現していた、あの子役の少年の目力にあるような気がしてならない。
投稿者:tanukun投稿日:2006-01-27 23:00:55
私は1,000本以上映画を観ていますが(自慢では決してありません)、ベスト3に入ります。松本清張は名作家ですが、この作品に関しては原作は“単なる推理小説”です。ロードショーで観て感動。映画は原作とは違う次元に持って行くことに成功しましたね。後半の名曲(主題曲)にのせての回想シーンのカメラワークも見事。ビデオのビの字も無い時代。サウンドトラックのLPを買って、何度も何度も聴きました(笑)。そして「ぴあ」を片手に、再上映される名画座にも何度も足を運びました。何度観てもいいなぁ。撮影当時の国鉄の車両や都営バスなど、B級的楽しみもあります。
投稿者:SUNSET投稿日:2005-11-09 05:37:43
和賀英良が殺人を犯す動機付けが今いち弱いような気がしますが…
(父親に逢わせる為に強引に引っ張られたとは言え)
原作はその部分を鮮明に表現されているのか?
秀作には変わりないと思います。皆さん書かれているように、終盤の父と子の
旅は音楽も併せ圧巻です。タブーとされていた病への偏見を取り上げている点
も高く評価される由縁ですね。
投稿者:ヤマさん投稿日:2005-11-02 16:51:37
音楽に感動
何でこんなにピアノが叩けるのか
鬼才だ
投稿者:Bava44投稿日:2005-09-17 06:52:23
観客は丹波と同じ視点にたってこの映画を見ているわけだが、後半彼はほとんど関係ないし。
父と子の絆を通して人間を見つめようと思っているみたいだが、それでは刑事の執念が
大衆向け過ぎる。

人間全体に対する厳しい、そして優しさのある視線を描きたいのなら内田吐夢の
「飢餓海峡」の方が100倍は優れていると思う。
投稿者:シーマ投稿日:2005-09-09 23:51:40
野村監督の最高傑作と言われていたので期待してみたが、少しがっかりした。原作に忠実なのはいいが、監督らしさがあまり出ていなかったと思う。芥川也寸志の音楽も、他の映画のほうがいいし。個人的には「八つ墓村」の方が好きです。この作品ならテレビドラマの方がいいんじゃない?
投稿者:さち投稿日:2005-09-05 08:21:33
名作
投稿者:しぶり投稿日:2005-08-01 13:42:11
たぶん映画技術的には特筆すべきことなどないかもしれません。
原作が良く、脚本が良いので出来るべくして出来た気がします。
ただ泣けるだけの映画などいくらもありますが、これだけサスペンス色が
強くてしかも泣けるから観たいんです、退屈しないんです。

ちょっと音楽が大げさなのと、丹波哲郎が最初はわりとダラダラ捜査して
たのに、なぜ途中からあんなに変わったのか、その辺の
描写をもうちょっと掘り下げてほしかったです。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-07-11 14:15:39
邦画業界斜陽の70年代にあって発表されたこの作品は、紛うことなき大傑作である。画面全体から横溢する暑さ。
そして刻一刻変貌を遂げる「日本」を車窓から眺めながら、この作品がある種のロードムービーであると実感する。二次元的な軸に留まらず、時間軸をも行き来するロードムービー。
『宿命』が映像と一体化し、戦前・戦後の日本そのものが浮かび上がる。
差別・偏見と欲望・保身…。
必ずしも名優とされない役者たちが、なぜこの作品ではここまで深い人間性を湛えているのか。彼の頂点といっていい仕事をしてみせる丹波哲郎、加藤剛、ひたむきさだけの森田健作、端役まで徹底したキャスティングの妙。
どうしたらここまで緊迫した作品になるのか。
松本清張が絶賛したというのもよくわかる。
タブーともいえる差別・偏見を盛り込み、見事なサスペンス人間ドラマを形にした原作があってこそ、なのだが、ここまで映画的快楽に溢れた作品が、30年前に生まれていたことを奇跡のように思う。
そして、敢えて今、リバイバル上映に踏み切った松竹の慧眼ぶりも特筆に値する。
日本映画の頂点のひとつに挙げられるに相応しい鮮烈な作品である。
野村芳太郎監督(05年4月8日逝去、85歳)のご冥福をお祈りする。
投稿者:ブル510投稿日:2005-06-18 19:55:38
●良かった点…ストーリーに全くの隙がない。こういう名作をキチンとリマスターし直して、作品に新たな息吹きを与えてくれた、松竹の映画に対する素晴らしい姿勢。拍手!
●気になった点…リマスター版を観ずに、野村芳太郎監督が亡くなったこと。合掌。満員御礼なのは結構だけど、劇場に20〜30代の若い世代の人が極端に少なかったこと。こういう映画こそ若い人たちが観なければ!

観て一言…映画が原作を完全に超越した稀有な映画だと思う。ただのプログラムピクチャーではなく、社会に対してハッキリと問題提起をしているところが凄い。こういう映画は二度と出ないだろう。リメイクなんか論外。
投稿者:momokasutera投稿日:2004-10-04 01:46:44
この映画は原作者である松本清張氏に、敬意を払うように作られている。

ハンセン氏病がまだ ライ病 と呼ばれ、伝染性が強く、子孫にまで影響が及ぶと信じられていたため、その病に罹った人たちは強制隔離され、戸籍からも抹消された時代がこの作品の背景にある。その病に対してはかなり昔からそれに近い措置が取られていたようなのだが、その病の原因と治療対策がほぼ確立されてからも、その人たちの隔離はつい先頃まで行われていたし、まだ私たちの意識の奥には、その病を恐れる部分が根強くのこっているものと思われる。
その反映が、罹病した人たちとその回りの 宿命 という諦念につながっていく。
そこに追い込んだのは私たちではないだろうか。
この作品は、松本清張氏の原作共々、私たちがいろんなことにいかに惑わされているか また惑わされやすいか を振り返る時に、是非見ていただきたいものだと思う。
映画の公開から30年経ち、妙に脚色されたTVドラマが放送されたが、これは時代に迎合した全くの駄作だと思う。 
投稿者:やんこら投稿日:2004-08-04 11:32:05
原作は推理ものとしても面白いものになっていましたが、映画はむしろその事件をめぐる人間ドラマとしての面が大きいと思います。回想シーンで出てくる人々の1人1人の表情が忘れられません。
投稿者:かや投稿日:2004-04-25 03:37:30
TBSのドラマと比較すると、映画の方が何倍もレベルが高いと思います。あの長編を2時間に集約したにもかかわらず、ドラマよりも遥かに重厚で深い感動に胸を揺さぶられました。終盤の数十分は何度も巻き戻して、その度に涙、涙です。無音声で、季節の移り変わりと親子の表情だけで構成される回想シーンで、無慈悲な宿命と親子の情愛の深さが一層強く見る者に迫ってきました。比較するのは大変失礼ですが、三木巡査の為人は、赤井秀和さんではぴんと来なかったのですが、緒方拳さんはとてもしっくり来ました。そして、原田芳雄さんの何倍も加藤嘉さんの演技が素晴らしかったです。言葉は殆どなく表情だけで、ほんの少し顔の角度を変えるだけの演技でも千代吉の想いが伝わってきましたし、辛い旅の中での息子との時間にとても安らぎを覚え、どんなに愛しく想っているかが切々と伝わってきました。だからこそ、丹波哲郎さん扮する今西刑事が和賀を逮捕に向かうシーンはほっとさせられます。ああ、これで千代吉はやっと秀雄に会えるんだ、秀雄はずっと長い間会いたくても会えないでいた父親に晴れて会いに行くことが出来るんだと。その意味でこの映画はハッピーエンドとも思えます。現在では色々と制限があり、原作に忠実にドラマを作ることが出来なかった分、昔の映画の方が見る者に訴える力が強いと感じました。
投稿者:kenny投稿日:2004-03-15 19:23:20
珍しく原作よりも感動した。と言うより、原作は推理を主に、映画は人としてのまさに“宿命”を主に描いていて、観点が別物だ。
千代吉役の加藤嘉が写真を見て我が子じゃないと言うシーン、彼の絞りあげるような苦渋の台詞でいつも涙がダーッ(T T)
丹波哲郎は「霊界」を掲げてた頃の印象が強く、変わり者のオッサンってイメージがあるが、70年代当時のこの映画を見る限りでは存在感は否めない。
「砂の器」は田村正和(和賀英良役・民放)版、仲代達也(今西役・NHK)版、いろいろ見たが、この映画が1番好きだ。
今やってるTBS版は論外、せっかく渡辺謙を使ってるのにもったいないね〜。


投稿者:でし坊!投稿日:2003-12-11 01:23:55
原作での超音波(だったかな?)を使った殺人という所を無くして映画化したのは大成功。最後の和賀英良のコンサートのシーンと親子の放浪の旅のシーンのオーバーラップは凄い!緒方拳の芝居はどれを見ても同じなのでミスキャスト。
投稿者:dra42投稿日:2003-08-05 18:16:25
1974年といえば日本映画斜陽の時期
この時期にしては珍しい本格的な大作
当時は「らい病」といっても不治の病というぐらいの認識しかなく
どれだけの差別があったかもピンとこなかった
主人公(加藤剛)が隠したかった過去には壮絶なドラマがあったのだな
一度見れば二度と見たくない暗い悲しい映画だけど
「らい」の恐さを最近になって知ってしまった今となっては
さらに悲しすぎて見れないな
しかし約30年前の作品だと思うと価値ある映画だと思います
投稿者:トレマー図投稿日:2003-04-11 13:03:18
中盤からの展開の頃には飽きててしまった。
投稿者:だんだん投稿日:2002-12-04 06:46:46
【ネタバレ注意】

父子の情愛、緒形拳扮する駐在の優しさ、父子への世間による迫害に泣けました。未だに病気に対する偏見は根強いものがありますが、この映画を多くの方に見ていただければ世間の理解も少しは深まるのではないでしょうか。加藤剛は「大岡越前」のような聖人君子の演技よりも、今作品の人間の業を内面に秘めた演技の方が素晴らしかったです。

投稿者:SAM投稿日:2002-06-19 19:08:43
ある殺人事件の裏に隠された、天才音楽家の誰にも語れない過去を悲しくも美しい映像で綴る珠玉の名作。
前半は推理物の作品らしく追う者と追われる者の姿をテンポよく描き、後半は事件の全容解明を警視庁捜査会議、コンサート会場、音楽家の悲しい過去の3つのシークエンスに名曲「宿命」を絡めて描き、日本映画に類を見ない完成度の高い構成を誇っている。
出演陣も存分にその力量を発揮しており、当時の日本映画の質の高さを証明している。
戦後の日本映画における、屈指の名作である。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2002-03-22 15:35:30
凄いと思ったけど、主人公に同情も共感もできず、ただむかつく。
この主人公は、はっきしいって自業自得。作品の雰囲気はすき。
投稿者:さだじ投稿日:2002-03-17 05:20:19
 事件を捜査する警察連中とは別に、ある男のドラマが挿入され、話が進むにつれて彼が事件の主要人物であることがわかってくるという、ありそうでなかった(?)構成がまずおもしろかった。他にもオールスターキャスト、美しいロケ地(丹波さん、あっちこっち動き回って大変ね)、方言を巧みに事件に取り入れた展開、いい意味でまったりとするテンポも心地よくていい。が、有名なのはあのクライマックス。「演奏会」と回想シーンを結びつけたあたりは圧巻で、その回想シーンも言葉少なくとも音楽やら、四季折々の風景やら、役者の演技やらで悲しさが充分に伝わってくる。ただし必要以上に「狙っている」ことと、長いことで飽きる人も出てくるかも?さくらさんもおっしゃっているように、日本人向けの映画。欠点は丹波哲郎の推理(特に彼が大阪に行った理由)が観ている最中にはこちらに100%伝わってこないことか(あとで考えたらわかった)。

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