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田園に死す(1974)

メディア映画
上映時間102分
製作国日本
公開情報劇場公開(ATG)
初公開年月1974/12/28
ジャンルドラマ/アート
atg 寺山修司ブルーレイBOX(Blu-ray Disc)
参考価格:¥ 15,552
価格:¥ 37,880
USED価格:¥ 17,130
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【クレジット】
監督:寺山修司
製作:寺山修司
九條映子
ユミ・ゴヴァース
企画:葛井欣士郎
原作:寺山修司
脚本:寺山修司
撮影:鈴木達夫
編集:山路早智子
大坪隆平
浅井弘
助監督:国上淳史
出演:菅貫太郎
高野浩幸少年時代の私
八千草薫化鳥
斎藤正治股引
春川ますみ空気女
新高恵子草衣
三上寛
原泉幻婆
蘭妖子せむしの少女
木村功映画批評家
原田芳雄
粟津潔詩人
小野正子魔性
サルバドール・タリ兵隊バカ
高山千草母親
中沢清曲馬座長
【解説】
 寺山修司が自身の同名歌集をもとに映画化した、自らの少年時代を描いた自伝的色彩の強い作品。青森県の北端、下北半島・恐山のふもとの寒村。父に早く死なれた少年は、母と二人で暮している。母と二人だけの生活に嫌気のさしている少年の唯一の楽しみは恐山のイタコに父の口寄せをしてもらうこと。ある日、村にやってきたサーカス団の団員に遠い町の話を聞いた少年は隣家の憧れの娘に一緒に村を出ようと持ちかけるが……。少年時代の回想シーンが象徴的な映像で綴られていく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
985 9.44
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【ユーザーコメント】
投稿者:NNTN投稿日:2018-01-23 00:27:44
【ネタバレ注意】

自分と、自分を拘束する過去のしがらみに対する闘争を描く。と、いうのを、仮の幹にして物語を一方向に進めてはいるが、そこは大した問題ではないのかもしれない。
土着と青年に到来する自覚人生の発現が生む軋轢に、大人となり社会の中で地位を確立するした男の腹に長年据わったブラックボックスを曝けて投げつける。奇っ怪なサーカス団やしがみつく母性醜態、柱時計線路内恐山の噴き上げる硫黄の蒸気などが、本当の言葉を吐き出ている。まだまだ寺山修司はこれでは語りきれているとは考えない。とはいえ、ライフメッセージの核は頑としてこの映像に映り込んでいるので、何度でも見よう。http://zmori.hatenadiary.jp

投稿者:こじか投稿日:2010-05-18 12:38:33
ぃゃほんっとごめんなさい。
だめでした。
投稿者:緑茶投稿日:2009-09-12 23:49:26
何度も観ても衝撃を受ける。実験映画じゃないからわかりやすいしどんな人の郷愁にも触れる映画でしょう。裸で絡まったり踊ったりするのはいかにも古臭くて好きじゃないけど。美しい八千草薫さんを映画で見れるのは意外にもこれくらいしかないし今のところは。
投稿者:孤狼投稿日:2009-01-05 17:21:39
寺山修司の映画監督としての最高作というのみならず、ATG(日本アート・シアター・ギルド)の代表的傑作だろう。
投稿者:ara_masa投稿日:2006-04-12 01:08:31
【ネタバレ注意】

賽の河原。血の色をした池。黒マントに白塗りの顔をした村人。見世物小屋と空気女。村にやって来た美しい嫁。壊れてしまって鐘を打ち続ける柱時計。川上から流れてくる雛人形...美しさ、気味悪さ、怖さ、懐かしさ、苦しさ、恥ずかしさが込められたシーンの連続で、意味分らないけど圧倒される、そんな映画。ラストシーンも好き。

はじめてこの映画を見たのは大学生の頃。以来、何度も見て、その度に「母殺し」というテーマに、共感したり、考えさせられたりした。
西洋において、個人が成長する過程で無意識下での「父殺し」が不可欠であるとされるなら(エディプス・コンプレックス)、日本においては「母殺し」が避けて通れない道なのかもしれない。この概念、「テラヤマ・コンプレックス」とでも名付けたいところ。この映画に限らず、色んな作品にこのテーマが見え隠れするところが、没後20年以上経っても変わらず、若い世代から熱狂的に寺山修司が支持される理由なのかもしれない...なんて、もう若くない自分は思ったです。http://ara-masa.cocolog-nifty.com/blog/

投稿者:かじゅ投稿日:2005-09-18 18:47:11
寺山修二・・・ だめだぁ〜
理解できん・・・
受け入れられない・・・
ぼくに芸術は理解できません。
ごめんなさい・・・
投稿者:さち投稿日:2004-07-12 02:31:42
赤い色が非常に美しいと感じた。心が高揚するというか、感想が難しい。誰しも想い出があり、それを美化したい、他人と一線を画すものにしたいというのは、万人に共通する事である。自分の空想という都合のよい世界に留まらず、現実を正面から受け止める事を怒り半分に訴えている。ヌーベルウ”アーグに影響を受けている感じなのだが、日本独特の背景を武器に世界へ逆輸入している。日本人からみても異空間なのだから、世界からみたら異次元並であろう。あんな顔をした日本人は本当に少なくなった、天才は逝くのが早過ぎる。
投稿者:堕落者投稿日:2004-03-18 10:31:06
前半と後半の対比がいいですね。少年と成長した大人から見た人間の裏側,その事実が悲し過ぎる。単に虚構だけでなく,虚構の中の事実,或いは事実の中の虚構を追求している点が気に入りました。現実も所詮は一つの虚構に過ぎない訳ですから,もちろん寺山もそこら辺はよく理解していて流石に芸があると言える。笑
実験的で創造的,豪華絢爛な演出が冴えてるし,強い郷愁を誘う。だが,それは甘酸っぱい記憶ではない。誰しもが忘却し、封印したい過去を想起させる。そして,何より最後の台詞が鮮烈なのだ。「ただの映画の中でさえ,たった一人の母も殺せない私とは一体誰なのだ?」封印したい過去と記憶に人が真正面から向かい合う時=絶望が吐露され、封印が解き放たれるこの瞬間に観る者は強烈な衝撃を受ける。恐らく彼が殺せないのは母ではなく、自分自身だろう。誰しも自分自身という最大の敵からは逃げ切れないのだ。つげ義春のゲンセンカン主人の様に。
投稿者:アリエアー投稿日:2003-12-12 04:31:09
少年時代の“わたし”を演じた高野浩幸。気になってインターネットで調べてみたら公式サイトが見つかった。面影はなし。すっかり平和主義の近所のおじさんになっていた。
なにか哀しいものが残った。
ほっとするとともに…。
投稿者:yanco投稿日:2003-01-20 13:40:17
例えば、川を流れてくる雛飾りの画がまったく美しく撮られていないように、「圧倒的な映像美」が不足しているのだ。製作費の限界か、この作品に限り鈴木達夫カメラマンとのミスマッチか。最後まで飽きることは決してないが、歌集にノックアウトされた者にとって、麻薬性は薄い。
投稿者:カトウスタール投稿日:2002-02-19 15:59:51
 寺山修司を語れるような者ではないのだが,理解の範囲で。寺山といえばカルメン・マキ「時には母のない子のように」に代表される母子のきしみ,そして母捨て,母殺し。愛と憎しみのアンビバレンスのみにこれほどまでに執着した表現者はちょっといないだろう。それほどまでに固執した母と子を自由自在に展開させたこの作品は,ちょうどダリ(出演も)が油絵を描いたカンバスみたいに思える。

 しかもその母子関係をあのように帰結させたラストには,あの有名なショットの空前絶後の鮮烈さとあいまって大きな衝撃を受けた。後にも先にも類を見ない実に異質な作品。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドール寺山修司 
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