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ある映画監督の生涯 溝口健二の記録(1975)

メディア映画
上映時間150分
製作国日本
公開情報劇場公開(ATG)
初公開年月1975/05/24
ジャンルドキュメンタリー
新藤兼人アンソロジーIII [DVD]
参考価格:¥ 20,520
USED価格:¥ 33,068
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【解説】
 溝口健二と一緒に仕事をした39人の俳優・スタッフ・友人に、溝口を師と仰ぐ映画監督の新藤兼人自らがインタビューして、溝口の人生を描こうとした長編ドキュメンタリー。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:aomika投稿日:2018-10-29 15:10:33
なんて貴重なフィルムなんだろう。
あっと言う間の2時間半だった。https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2016-11-25
投稿者:68生男投稿日:2018-07-25 16:49:22
DVDに付いている新藤監督の解説が未見だったので本編から再見してみた。計5時間。田中絹代目当て。

溝口作品は好きだが、本作を見たことで、さらに面白くなるかといえばそうでもない。逆に面倒くさくなるかもしれない。自戒として、こういう製作の内幕のようなものには、一定以上関心を持たないことにしている。映画はやはり映画そのものを楽しみたい。技術的なことなども、あまり詳しく知る必要はないように思う。知ったところで、映画を見るのに気が散るだけだろう。今後も気をつけたい。

本作の目玉は、素の田中絹代が見られることだが、銀幕の絹代を最大に楽しみたければ、こんなものは見ないほうが無難かとも思う。役者の素顔を知ったからとて、映画が面白くなるわけでもない。
溝口氏の人物についていえば、人を驚かすような純真さや、妥協を許さない性格というのは、芸術家的というよりは、職人気質だろう。なにやら粒が小さくて幻滅する。映画監督としては一流でも、一流の映画監督が一流の芸術家であるわけではないので、仕方のないことなのだろうが、映画監督のエピソードなどは、大抵は映画の格を下げるものだ。映画の「幻想」を大事にしたい。

新藤氏の意図しないことだろうが、結局これは、撮られている溝口氏と撮っている新藤氏の、人物の対比に行き当たらずにはいられない。破滅型人生と大成的人生だ。新藤氏の目には、わざわざ記録にしたいほど、よほど溝口氏の姿が異質なものに映ったのだろう。
溝口氏のゴッホへの思いなどは、若々しいものではあろうが、人生の完成期にまで持ち越すべき精神性ではない。「ゴッホ」を目指すより、「ゴッホの目指したもの」を目指すべきだろう。最後まで(最期まで)ゴッホ的である必要はない。もう一段、高次な志を期待されていたのではなかろうか。惜しまれてならない。
投稿者:パゾリーニ投稿日:2018-07-09 20:13:17
ほとんどインタビューだけで、溝口健二という人物像を浮かび上がらせた演出力、構成力の素晴らしさに感嘆しました。と同時に、同じ空気を吸った人間にして出来ない作品だと強く思いました。溝口映画をまた一から見直す楽しみが出来ました。ありがとうございます。
投稿者:uptail投稿日:2009-07-01 09:33:23
田中絹代
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-03-04 14:17:16
殆どの関係者が亡くなっている今では二度と撮れない非常に貴重な記録映画。
投稿者:さち投稿日:2008-06-20 17:06:07
普通
投稿者:o.o投稿日:2008-05-19 00:57:15
人は死ぬと、記憶と記録の破片となって、周囲へとばら撒かれる。この映画を見ながら、そんな事を思ってしまいました。記憶のかけらを受け取った人達もやがて死んでいくだろうし、記録も究極的には消滅するだろうから、その時初めて本当の死が訪れるということなのでしょうか。破片をかき集めて、何とか「溝口健二」を再現しようと努力したつもりですが、影絵のように輪郭だけが浮かび上がり、そこに大きなクエスチョン マークが浮かんでいるようなもどかしさが残ります。

「溝口健二」という名前を持った映画監督など本当にいたのだろうか。そんな愚昧なことをちょっとだけ考えてしまいました。もちろんいたでしょうが、そう思えるのは、いたと仮定すれば、残された記憶と記録に合理的な説明を与えることができるからに過ぎないのではないか。そういう意味では、「溝口健二」も「万有引力の法則」だとかの科学的法則と変わらないようにも思えてきます。それもまた、あると仮定すれば、目の前の証拠 (現象) を合理的に説明できるものだと思うからです。

しかしそれを言えば、死者や科学の法則だけでなく、あらゆることがそれにあてはまるとも思え、世界は大きな一つの「仮定」であって、全てが「Virtual Reality (仮想現実)」であるとも言えば言えるが、たとえ仮想であっても、その中で生きるしか選択肢が無いわけだから、合理的に説明できるなら、とりあえず「Virtual Reality (事実上現実)」(という意味もあります) とみなしてよい、と言うか、みなすしかない。したがって、「溝口健二」は確かに過去存在したと言って問題ない、という自分なりの結論に至りました。「問題ない」もへったくれもないでしょうが。

つらつら感想を考えているうちに、あらぬ方向へと流れてしまった次第です。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2005-12-06 23:41:53
DVDには特典として、新藤監督と評論家佐藤忠男との対談が副音声形式で収録されており、こちらのほうもおもしろい。本編では抑えられていた新藤自身の溝口との交流譚や、撮影裏話などもりだくさんだ。

溝口に関する話だけではなく、その当時の日本映画界を明らかにするとてつもなく貴重な証言の数々。中でも、序盤に出てきた日活向島時代の同僚たちの証言がそうだろう。
日本映画史の黎明・隆盛期に確かにその場にいた人たち、彼らにカメラを向けインタビューをしたというその事実、それ一点だけでもこの作品は重要であり、最大級の賛辞を新藤監督に贈りたい。
いや〜、素晴らしい仕事をやってのけましたね。でも、もうすこし長く個々のインタビューを見たかったが・・(正直、内容的には物足りない)。

依田義賢、増村保造の溝口観、伊藤大輔のhowtoシナリオに関するくだりも興味深いが、
なんといっても作品のハイライトは監督自身が言うように、やはり田中絹代へのインタビューだろう。必見である。女優とは?田中絹代とは何者か?圧倒的な人物がそこに立ち上がってくる。
「そうじゃありませんか?!新藤さん!」
やはり日本映画史上最高の女優はこの人か?

撮影技術に関する言及に物足りなさが残るが、「雨月物語」における撮影・照明技術に関しては幾つかの証言がある。
150分では短い。せめて3時間くらいでみたかった。

「日本シナリオ史」新藤兼人著/岩波書店/1989 もあわせて読んでみるとより深く楽しめるのでお勧めです。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2005-10-22 19:56:11
日活の向島撮影所から監督生活をスタートさせた溝口の人間像に迫った渾身のドキュメント。
実際に何本か一緒にやった新藤だからこそ、ここまでのものになったのだろう。だいたいの取材者とは信頼関係がもうできているのだから、突っ込んだ話も聞けるわけである。
とにかく単にスタジオでのインタビューだけでなく、現地に行っていろいろ取材する所がスリリングで面白い。日本映画の貴重な証言者がぞろぞろ出てくるのも、映画史に興味のある人ならたまらないだろう。例えば、永田雅一・伊藤大輔・牛原虚彦・川口松太郎などである。
クライマックスの田中との恋愛話は個人的には興味ないので少し退屈だったが
、本当に溝口というのは‘巨匠‘なんだなと思った。
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