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女唇のわななき(1975)

メディア映画
上映時間63分
製作国日本
初公開年月1975/12/
ジャンルエロティック
昭和ポルノ劇場 女唇のわななき [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 300
USED価格:¥ 300
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【クレジット】
監督:和泉聖治
脚本:和泉聖治
撮影:井上和夫
出演:珠瑠美
南ゆき
路さとみ
長友遠也
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:シネマA投稿日:2007-05-24 21:34:04
 和泉聖治監督・脚本によるミリオンフィルム制作のピンク映画です。和泉聖治といえば、このところ劇場公開作品がすっかりご無沙汰なので淋しい気がしますが、テレビ朝日系列で定期的に放映している、水谷豊、寺脇康文主演の『相棒』シリーズの演出でおなじみ。娯楽に徹したベテラン職人監督ですね。

 高名な彫刻家だった父親の事故死をきっかけに、麻紀(珠瑠美)、冴子(南ゆき)、亜沙(路さとみ)の三姉妹が再会した途端、旧家の遺産相続をめぐって不穏な空気が漂いはじめる。まるで横溝正史の探偵小説のパロディみたいな筋立て。でも、ピンク映画版『犬神家の一族』というほどの代物じゃないですよ。ちなみに、劇場公開は、市川崑監督の大ヒット作よりも、こちらのほうが一年ちかく早い。

 学生がつくった自主制作映画みたいにしょぼいできばえですが、独立プロの泣きたくなるほどの低予算をおもえば、じゅうぶん健闘していたとおもう。いちおう、鎌倉の円覚寺や稲村ヶ崎でロケまでしちゃってます。

 場面転換やカットの割りかた、女優の表情のつけかた、 テンポの速い筋運び、どれをとっても和泉聖治らしいタッチ。すでに当時から演出の手法が確立していたことは、興味深い。擦りガラスをレンズの前で動かしてワイプの効果を出すくふうには、ある種の感動すらおぼえる。長女の愛人が中古のフォードを運転していたり、情事のとき、障子にヤモリの影が映っているところなど、細部にもこだわりが感じられた。

 主演の珠瑠美は、和泉聖治の義母なんだよね。といっても、年齢は一歳くらいしか違わないんじゃないかなあ。いかにもベテラン女優らしい手馴れた演技。テレビの二時間サスペンスドラマみたい。でも、艶技もふくめて、なんだか新鮮味に欠けるような。1970年代末頃から、ピンク映画の女流監督としても活躍。100本も撮ってるのか。いまはもう、引退したのかな。

 濡れ場なら、南ゆき。あの頃、これほど、ねちっこいディープキスをする女優は希少価値があったのでは。興奮したときの乳首の勃ちにも目をみはった。左右の目がちょっと離れていて、個性的だけど、好色そうな顔だち。70年代後半、にっかつロマンポルノよりもむしろ独立プロのピンク映画でよく見かけた女優。主演作多数。山本晋也作品に出演していたという記憶があるけれど。たしか、日劇ミュージックホールの舞台にも出ていたっけ。ある世代の男性諸氏なら、意外によくご存じなんじゃないかしら。

 対照的に、路さとみは、ほとんどおぼえてる人はいないかもしれない女優。大柄で、やや猫背。セーラー服姿には、いささか無理がある。奥手で野暮ったい雰囲気。でも、腰まで伸ばした黒髪と、猫をかぶったような礼儀正しい口調には、惹かれるものがある。いま見ると、地味ながら得難いキャラクターの持ち主だったかも。どことなく、マゾヒストのオーラが感じられる娘だなあ、とおもっていたら、案の定、途中で緊縛される運命にあったのでした。

 DVDで視聴しましたが、画質はおもったよりもよかった。ミリオンフィルムには、まだフィルムの現存するピンク映画がかなりあると伝え聞いているので、もっと発掘してDVD化していただけるとありがたいんだけど。

 評価は甘めにしておこうっと。
投稿者:asama投稿日:2006-12-24 12:12:09
珠瑠美のエロさがいいです。にっかつロマンポルノに比べ、洗練さはないが、ねっとりした湿っぽい官能が際立っている。三姉妹による遺産相続の骨肉の争い。怨念と官能が混じり合うピンク映画の名作。
【ソフト】
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