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青春の殺人者(1976)

メディア映画
上映時間132分
製作国日本
公開情報劇場公開(ATG)
初公開年月1976/10/23
ジャンルドラマ/青春
青春の殺人者 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 1,970
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【クレジット】
監督:長谷川和彦
製作:今村昌平
大塚和
企画:多賀祥介
原作:中上健次
『蛇淫』
脚本:田村孟
撮影:鈴木達夫
美術:木村威夫
編集:山地早智子
音楽:ゴダイゴ
助監督:石山昭信
出演:水谷豊斉木順
内田良平
市原悦子
原田美枝子常世田ケイ子
白川和子ケイ子の母
江藤潤宮田道夫
桃井かおり石川郁子
地井武男日高徹
高山千草猟師の女
三戸部スエ猟師の女
【解説】
 実際の事件をもとに描かれた中上健次の短編小説を映画化した長谷川和彦の監督デビュー作。不確かな理由で両親を殺害してしまった青年の破滅への道を冷徹なまなざしで描いた衝撃作。厳格な両親のもと、溺愛されて育った22歳の青年、斉木順。親に与えられたスナックの経営を始めるが、ある日、両親にスナックで手伝いをしている幼なじみのケイ子と別れるよう迫られる。口論の末、父親を殺してしまい、さらには行き違いから母親までも刺し殺してしまう……。オリジナル版は132分。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
14109 7.79
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【ユーザーコメント】
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-02 23:58:11
この映画をリアルタイムで観たとき、まさか、長谷川和彦監督が、このあと「太陽を盗んだ男」で、そして、『伝説』になってしまわれるなんて、夢にも、おもわなかったから、ほんま、人生は、不思議だ。
終わり方が、なんとなく、「ファィブ・イージー・ピーセス」みたいと、おもったのは、この映画観てから、何年もたったあとだったかなぁ。
でも、なんといっても、ゴダイゴの音楽。
日本映画で、主題歌とかでながれる曲の歌詞が、すべて、英語というのが、驚き。いまも、ないんじゃないの。
当時、ゴダイゴは、まだ、無名で、NHKのFMで、夕方の6時くらいからやっていた、視聴者参加番組で、女の子が、誰もしらないとおもうけど、といって、<想い出を君に託そう>をリクエストしてたのを、いまだに、おぼえている。
<想い出を君に託そう>は、オープニングにかかる曲。



投稿者:sachi823投稿日:2014-07-21 16:49:53
映画そのものよりもモデルとなった死刑囚の
プロフィールなどで紹介されることが多い作品です。
当時評価されたのはギリシア神話のような
人間の罪深さや深淵さを感じたからでしょうか。
現実におきた話であることを思えば、
あまりに酷いとしか言いようがありません。
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-05-22 13:53:33
【ネタバレ注意】

長谷川和彦監督の伝説的な作品。
学生運動もほぼ終息した1976年当時のけだるい閉塞感が印象的な作品。
父親(内田良平)と母親(市原悦子)を刺殺し、あてもなく逃げる水谷豊と原田美枝子。しかし行き場がないまま、かといって死ぬこともできず、たださまようばかり。
内田51歳、市原39歳、水谷24歳、原田17歳…原田美枝子のヌードは凄いけど、あまりに幼い感じが痛々しく感じられた。
成田空港建設をめぐる反対闘争を織り込みながら、理由なき親殺しを描き(しかもところどころクスッと笑わせる)、最後はスナックを炎上させるある意味神話的な世界。
非現実と現実の間をたゆたう若者の閉塞感は良く出ていると思う。
時代が変われば評価も大きく変わるのは世の必定だが、市原悦子の怪演も含め、記憶されるべき作品であることは確かだ。

しかし回想の中の両親は貧しいながらも仲が良さそうで、親殺しの惨劇とかけ離れていたなあ。
共感はとても持てない、その意味ではヘンな作品であることは間違いないが、水谷豊は巧演。原田美枝子の台詞回しはこの歳では仕方ないでしょう。

投稿者:こじか投稿日:2010-08-18 04:13:21
【ネタバレ注意】

いまとなれば、
次世代の若者が率先して手に取るようなタイトルじゃありませんが、
中身は今でも(今だから)響き、かつ魅力に溢れた作品です。
なんせ巨神・今村昌平×伝説の星になった(?)長谷川和彦の布陣。
間違いなく観て損はしません。

ネタバレですが、両親殺しの場面は本当に怖かった。

投稿者:クリモフ投稿日:2009-12-29 03:33:07
タイトル通り、青春で殺人者なんですが、何かよくわからない映画でありました。「親殺し」という割とオーソドックスな題材なんですが、市原の悦っちゃんの印象が強すぎて、青春の苦悩的な部分なんかどうでもよくなり、終始自嘲的な主人公にも飽き飽き。結局のところルーザー映画です。
あと、よく考えたらこの話全然進んでないですよね、けっこうダラダラしてる逃避行。共感できなかったんで、長いなぁという感想になってしまいました。
ただ、見所がないわけではなく、後追い世代としては青年のカッコいい水谷豊やピチピチの原田美枝子(ちょい蒼井優似、そして巨乳)に驚いておりました。もちろん狂気の市原さんは怖い。面白かったのは、基本的に変わってない桃井かおり(笑)
うーん、ATGのダサいとこが出ちゃってる感じかなぁ。それと、ゴダイゴは器用なバンドですな。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-06-19 21:51:31
【ネタバレ注意】

「復讐するは我にあり」もそうだったが、意図的に観る側を少し混乱させる序盤の展開といきなり始まる殺人(イチジクの有る無いがどうした?)、そして水谷豊の下手な台詞回しと、市原悦子の死体や包丁を見た時の演劇的なリアクションに違和感を感じ、15分でリタイアした。
ラストにしても店の炎上のカットが長過ぎだし、此処だけ観ても眠気は吹き飛ばなかった。早送りしながら原田美枝子の濡れ場だけ観ようかな。

追記 09-6-25(木)
本編より長谷川和彦のインタビュー映像の方が面白かった。

追・追記 13-2-7
一気観は出来たけど、印象は変わらない。親殺しのシーンに時間を割き過ぎないで、原田美枝子の比重をもう少し増やすべきだった。

投稿者:Stingr@y投稿日:2007-10-01 17:51:16
 昨今、親子の関係が取りざたされる事件が相次ぎ、再びこの作品が注目を浴びている…らしい。

 長谷川監督の演出はスプラッターにしか興味がないかのように深刻さがない。脚本は、前半は30分も市原と水谷の“演劇”を見せられ、後半は原田の「ジュンちゃん!ジュンちゃん!」という絶叫を聞かされるだけ。鬱屈した青春を描くには至っていない。監督でも役者でもなく、良い題名でもった作品だ。

 多くの人にとって親とは、権威・権力の象徴として、子が最初に衝突する社会との接点である。権威・権力を振りかざす親、さらに社会と、どう折り合いをつけ、妥協していくかを学ぶことが子の成長である。それなら、なぜ彼は成長できなかったのか?まあ、これほどまでに家族を描けていない作品にその答えを求めるのは無理と言うものだ(※)。

 それまで、既存の国家体制を闇雲に批判したり、社会主義を盲目的に賛美したりと、しばらく変な作品が続いていたが、挫折した全共闘世代が、この辺で“社会”と妥協しようと作った作品なのかも知れない。全共闘世代はこの作品を熱狂的に支持したのだろうが、公開時、すでに“しらけ世代”に代わっていた世代からは、“べつに〜”という声だけが聞こえて来そうだ。ゴダイゴの歌と暴走族のホーンとが哀しく世代の交代を告げている。

※劇中劇にもあるが、一部の全共闘世代に見られたように、長谷川監督自身が“家族”を否定していた人間だったのかも知れない。
投稿者:白猫 球子投稿日:2007-08-23 20:20:18
【ネタバレ注意】

市原悦子がとにかく気持ち悪い。
シュミーズ姿で息子である主人公に近親相姦を迫り、息子の恋人に嫉妬し、激高して息子を殺そうとしたかと思えば、息子に殺してと懇願する。
息子に刺されて「痛い〜痛い〜痛い〜」と繰り返すあの声。何かの呪いの言葉みたいで本当に気持ちが悪い。
この映画のヒロインは市原悦子ですね。

あと、原田美枝子の「いやあだ〜」という鼻にかかった叫び声が不快で仕方がないのは私だけ?

投稿者:gen投稿日:2007-05-02 15:43:00
いったい、どこがおもしろいんだこんなの。
この時代の日本映画は、不作だったから、こんな映画でもちょっと評判になったのだろう。
父殺し、母殺しのテーマもなんだかなぁ。水谷豊に共感できない。
ただの単細胞にしか見えない。こんな単細胞を溺愛する市原悦子も
暴走ともいえる芝居くささに見ちゃいられない。
柳町監督の「さらば愛しき大地」のほうが、人物の造詣も物語の深さもはるかに上だろう。
市原悦子の演技がおもいきり芝居がかっていて、水谷豊の演技とかみ合わない。それでもひととおり見てしまうのは、田村さんの脚本がよいからだ。
長谷川和彦の演出ぶりも、どーってことはなく、並以下レベル。
原田美枝子はいいね。芝居をしてないのがいい。
鈴木達夫の撮影も、彼のフィルモグラフィーの中では、並以下というか、
あまりよくない。たぶん、長谷川和彦のだめぶりにやる気をなくしたのだろう。

投稿者:さち投稿日:2006-07-27 09:19:06
すばらしい
投稿者:インベラー投稿日:2006-06-26 20:54:27
いたい〜いたい〜、家政婦(笑)のセリフが耳から離れない。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-01-09 09:01:34
劇場(毎日ホールだったっけ?)で観た最初期のムービー。(「鬼畜」と一緒に…全然映画ファンじゃなかった…どちらかといえば読書人)
泡を吹く原田美枝子とキャベツ、ラストのトラックくらいしか記憶に無い。
中古DVDとか出回れば見直してみたくはある…
投稿者:篭瀬山投稿日:2005-05-15 00:29:38
【ネタバレ注意】

 父殺しの現場に母が戻ってきて、そこから母殺しに至るまでのシーケンスが絶品ですね。もちろんアクションとしても見せるのですが、芥川の『羅生門』みたいな二転三転する心理劇が、二人の会話によって演出されていく。水谷の台詞が所々棒読み風だったり、市原の台詞が舞台劇調(感情の高ぶりから早口になってるのに、口跡はやけにはっきりしてたりとか)だったりしますが、まったく気になりません。その中に、父と母の出会いから親子の関係、息子の彼女への憎悪などみんな込められているのですから、こんなことってあるのかなという感じです。

 後半は、原田三枝子が相手の感情を先読みした台詞をしきりに吐き胸を衝くのですが、肉体という感性の言語を武器にした(なんのこっちゃ)感情豊かな女の子という感じがよく出てて、よかったです。長谷川和彦は『太陽を盗んだ男』も世評が高いようですが、こちらの方がはるかにいいですね。7

投稿者:投稿日:2005-05-03 15:02:43
見事なのは、原田の裸体だ。演技は残念でした。
よく言われている水谷豊の演技も、あれでいいと思うけど。
市原悦子と水谷との二人のシーンが一番よろしい。
あの火事のなかから、どうやって助かったのか?なんて関係ないです。
終わり。
投稿者:堕落者投稿日:2004-05-27 09:12:01
あの女を母親に持ったら,主人公が殺したくなる気持ちは分かります。決して他人事ではないしがらみは伝わって来ましたが,やっぱりもう古臭いね。それに洋楽は日本映画には合わない。
投稿者:トレマー図投稿日:2004-01-28 19:05:03
アメリカンニューシネマっぽい
投稿者:hide0921投稿日:2003-12-11 22:06:21
久々に観た。原田美枝子が若い若い。当時はセリフ回し下手だったな。今みると市原悦子だけで別の映画1本できそうだな。当時みて思い入れある人向きかな?好き嫌いの分かれる映画。
投稿者:round_about投稿日:2003-07-16 01:15:04
今回DVDで、本当に久しぶりに見ました。
かなり細かいセリフも覚えていたが、映画館で何度位観たかな?
面白かった。もっとつまらなく感じてしまうのではないかと思ったが、
良い部分はまだかなりあった。
私の、この作品としての評価は以前より落ちたが、この頃の水谷豊の役者としての
存在感はかなりだったと思う。水谷豊の演技と存在感で持った作品。
原田美枝子はもっと上手かった記憶があるが、セリフは下手だった。存在感でもっていたのかな。
市原さんの演技も過剰気味だけど良い。私としてはこの映画は「水谷豊」の作品。長谷川のではない。
25年ぐらい経ったが、まだ「観れる」作品で良かったというのが素直な感想。
観てない人は、試しに観てください。悪くないよ。
投稿者:akira1978投稿日:2003-03-08 03:11:48
【ネタバレ注意】

水谷豊と市原悦子のシーン、その素晴らしさ。
「なんてことしたの」「殺して」「こうなるのを待ってた」「やって」等々、短い時間の中で次々と変化していく心情。言葉でこのように聞けば決して納得いかないエピソードをかくも完璧に成立させるのは、他のどの監督、どの役者にも、そしてなによりも映画以外のいかなるメディアにも不可能なことではないか。

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