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アルジェの戦い(1966)

LA BATTAGLIA DI ALGERI
LA BATAILLE D'ALGER
THE BATTLE OF ALGIERS[米]

メディア映画
上映時間122分
製作国イタリア/アルジェリア
公開情報劇場公開(松竹映配)
初公開年月1967/02/25
リバイバル→コピアポア・フィルム-2016.10.8(デジタル・リマスター、オリジナル言語版)
ジャンル戦争/ドラマ
アルジェの戦い [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,019
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【解説】
 アルジェリアの10年に及ぶ、フランスからの独立戦争を迫真の映像で描いた、ドキュメンタリー・タッチの作品。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
874 9.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:Normandie投稿日:2011-11-02 11:29:23
某書店にてDVDを1000円で購入。
人類がある限り戦争はなくならない。これは事実。
爆弾テロと反ナチスだった人間が戦うという奇妙な現実もさもありなん。
911だって時が違えばレジスタンスだったかもしれない。
テロとレジスタンスの違いを明確に説明できる人がいたら聞いてみたいものだ。
この手の映画はモリコーネの音楽は不要だと思うが、あの音だけがやけに耳に残る。
映画という手法でのテロは理解できるが、イタリア語はどうみても不可解だから☆減らす。
投稿者:黒美君彦投稿日:2011-09-02 19:54:49
【ネタバレ注意】

ジッロ・ポンテコルヴォ(1919〜2006)の代表作としても知られる本作は、北アフリカ・アルジェリアの独立戦争を追う。ニュース映像は一切使わず、すべて再現したものだとか。しかしその迫真性は観る者に迫って来る。
1830年代以降フランスが植民地支配を続けてきたアルジェリア。ジャン・ギャバン主演の『望郷』(1937年仏・ジュリアン・デュビビエ監督)で登場した「カスバ」(「城砦」という意味だそうだ)を舞台に、解放軍がテロを繰り返し、フランスがついに抑圧に乗り出す。
独のファシズムに対してはレジスタンスを続けたフランス政府が、一方では帝国主義的植民地政策を守り抜こうとしていたのもまた事実だ。彼らは教育や道路を整えてやったのは誰だ、と恩を着せる。それこそ植民地政策を貫いてきた為政者がよく使うレトリックだ。

しかしながらポンテコルヴォ監督は単純に解放戦線側をもろ手を挙げて賞賛しているわけではない。かつてファシズムに対する抵抗戦線に加わっていたポンテコルヴォ監督だが、映画製作までに5年の歳月をかけて証言を取材した彼は仏軍の残虐性に留まらず、解放戦線内部の粛清や、女性や子供を使った無差別テロなどもそのまま描いている。民族が自由を得るためにいかに多くの血が流されなくてはならないのか…。

この作品は1966年のヴェネチア映画祭で金獅子賞を獲得したが、フランス大使館が反仏映画として上映中止を申し入れ、フランソワ・トリュフォーを除き仏映画関係者が退席したのだとか。
近現代において、自由の国の側面が強調されるフランスではあるが、このアルジェリアの独立戦争は歴史上汚点として刻まれているらしく、呼び名も「アルジェリア事変」とか「北アフリカにおける秩序維持作戦」とされ、正式に「アルジェリア戦争」と呼ばれるようになったのは1999年になってからだそうだ。
何せこの作品には一切フランスは関わっていない。イタリアとアルジェリアの共同制作なのだ。

解放戦線のリーダーが「苦しみは戦争が終った後だ。」と語るが、今も続く数々のテロやその掃討作戦、その後の状況をみると、このリーダーの言葉が普遍性をもって響く。

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-07-15 23:51:58
語るべき言葉はなし。ただ一言。この精神を心より敬愛する。
投稿者:コメット投稿日:2011-03-16 16:19:42
 若い頃、この映画を観終わった直後、軽い疲労感と輪郭がどうにもはっきりしない感動におそわれたこと覚えている。今なら土地つながりで、カミュの『ペスト』も連想してしまいそう。
 残念ながらわたしたちも、不条理の海の中で生きている。けれども、不条理ばかりだと不安で、生き続けることも安らかに死ぬことも難しい。だからわたしたちは、社会的には条理の島、個人的にはその浜辺に小さな砂の城を絶えず打ち立てていかなければ、やってはいけない。何度波に洗われ、崩されてもだ。それはやはり、戦いといえるものだろう。
投稿者:チャーチル Mk.VI 投稿日:2011-03-10 21:22:10
大学時代、武蔵小金井辺りの公民館のようなところで、ちょっと左寄りの得体のしれないサークルでの自主上映の場で観ました。(15人くらい集まっていたかな、、、)

戦車マニアの私は、珍しいパナールEBR装甲車が出ているという事で、それを見たさのある意味純粋な気持ちで行ったのですが、娯楽映画が基本の私には少々難しい映画でした。

白黒のドキュメンタリータッチの映画で、出演者は誰も知らないおそらく現地の役者ばかりが演じており、市内テロの場面など迫力あるシーンはあるのですが、期待のEBRは少ししか登場せず、また予想外のSU100の登場も短くて、メッセージ性の高い内容も感動までには至りませんでした。

ただE.モリコーネの独特なリズムのテーマ曲は記憶に残り、「イングロリアス・バスターズ」の中で、久しぶりにスクリーンで聞いた時、この映画の事を思い出しましたよ。

上映後、引き続きこの映画の感想と、当時の政治的開放と市民闘争について語る、みたいな討論会にしつこく誘われましたが、何かと理由をつけてほうほうの体で逃げるように帰った事が懐かしく思い出されます。
投稿者:Bava44投稿日:2006-06-24 21:23:24
先進国側の蛮行が当たり前のように議論されている現代ではそれほどの衝撃が無かった。
それどころか、思ったよりも本作は客観的、二面的に描かれていた。
テロリストの愚かさと尊厳ある態度。フランス軍の大将は(軍人として)優れた人物。
仕事しているだけのフランス人警官が殺されるのはかわいそうだと思った。
競技場が爆破されて、アルジェリア人の子供が八つ当たりされるシーンで警察官が助けているし。

二面的に描いている分だけ、何が言いたいのか分からない。公開当時はアルジェリア側の
見方を多く含んでいることに衝撃があったのだと思うが・・・。

映画として見ると今見ても遜色ないドキュメンタリー・タッチが良いのだけれども、
その分だけドラマとして弱いので、全体として印象に残らなかった。
モリコーネの音楽によって何とか映画になっている感じがした。


ただ、こういう映画を持つことが出来たアルジェリアは幸せだと思う。
投稿者:本所のマーチャン投稿日:2006-04-23 22:01:59
この映画は私の見てきた映画の中でも、最も心を震わした映画の一つだ。抵抗運動をするものへのフランス軍の拷問、そしてアリ達が、アルジェの入り組んだ路地の奥へと追い詰められていく緊迫したシーン。遂に捕らえられた後の民衆の蜂起。そのとき街中に低くうめくような声が、ちょうど腹の中から搾り出されるようにして、流れる。このとき、フランスでは、サルトルやサガン達は、右翼による爆弾テロと戦いながら、アルジェの独立を支持して運動をしていた。
この少し後で、堀田良衛氏が大学に来られ、このサルトルの話をしたので覚えている。この映画がカンヌ映画祭で上演されたときにフランスの映画人は、ゴダールを除いて全員抗議の退場をしたと知った。ナチに対するレジンスタンスをしても、植民地に対しては、その独立を認めなかったのだ。しかし、中にはサルトルのような人間もいたのだ。知識人の擁護と言う言葉でサルトルは、知識人の社会的な役割を、自ら実践して見せたのだ。現在のイラクを見ると、この映画が浮かんでくる。アメリカでは、チョムスキーがサルトルであろうか。日本では、誰だろう。
 植民地支配あるいは他国の侵略に対する抵抗、現在ではイラクでの自爆がそれであろうか。他国を侵略する側に自爆はありえないであろう。現代だからこそ、是非今一度見てみたい映画であるし、若い人に是非観てもらいたい。
投稿者:Tom投稿日:2005-12-06 07:40:05
この映画で初めて真の世界的評価をえたね。映画も素晴らしい。映画監督が好きな映画でよくあげるね。
投稿者:さち投稿日:2005-12-06 03:55:54
すばらしい
投稿者:エバ投稿日:2005-04-23 22:33:17
壮絶です。
部外者が言うのも何ですが、時代は繰り返す…
近年の9.11事件は今に始まったことではないと気づかされます。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 監督賞ジッロ・ポンテコルヴォ 
 □ 脚本賞ジッロ・ポンテコルヴォ 
  フランコ・ソリナス 
□ 外国語映画賞 
■ サン・マルコ金獅子賞ジッロ・ポンテコルヴォ 
 ■ 国際映画評論家連盟賞ジッロ・ポンテコルヴォ 
■ 国連賞 
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