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はなれ瞽女おりん(1977)

メディア映画
上映時間117分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1977/11/19
ジャンルドラマ/ロマンス
はなれ瞽女おりん [東宝DVD名作セレクション]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 1,982
USED価格:¥ 4,000
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【解説】
 盲目の旅芸人・おりんと脱走兵として警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との秘めた愛の道行きを美しい自然を背景に描く。監督は「桜の森の満開の下」の篠田正浩。大正7年、春。盲目の旅芸人(瞽女)おりんはある日、一人の大男・平太郎と出会った。翌日から、二人は旅をともにする。おりんが飲み屋の客相手に芸を披露しているあいだ、男は客に酒を注ぎ、投げ銭を拾い集めたりした。が、ある時、土地のヤクザに呼び出された男がおりんのもとへ戻ってみると……。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
541 8.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2015-01-26 00:15:31
なかったはずの瞽女という階級も今やはるか昔に失われた。その魅力的な芸能も、、、 その歌の節回しにに何かアメリカのブルース、あるいはアフリカの音楽に似ているところがあった面白かった。よくぞこういう映画を残してくれたものだ。製作者に感謝! そして内容も素晴らしい。瞽女の集団生活、その歩き方などすべてが目からウロコだった。過去の日本をこれほど生き生きと映し出した映画はそんなにない。紋切型のサムライものとは次元が違う。
俳優陣も立派。岩下、奈良岡、原田、きき、皆各自の代表作だろう。
一番泣けたのは、老婆と子供が入水したと知って泣きながら歩く二人の姿だった。
70年代もこう見ると結構いい映画があった、、、
投稿者:グレコ投稿日:2014-03-24 23:49:15
思ったよりも軽さもあって良かったです。奈良岡朋子が素晴らしい。
投稿者:scissors投稿日:2013-10-25 06:48:46
瞽女の存在は知っていたけど、集団で暮らしていたとは知らなんだ。

映画自体はイマイチ。
Wikipediaで小林ハルの項を読むほうがよほど興味深かった。
評判の映像もTV的に見えてしまい。4:3の放送で見たせいだけではないと思うが。

岩下志麻のインタビュー、紗がかかりすぎで笑った。
投稿者:半熟卵投稿日:2010-01-01 02:17:11
岩下志麻
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 14:33:11
岩下志麻
投稿者:8397MT投稿日:2007-01-27 20:47:40
あんまりおもしろくなかった。

 タイトルの通りおりんについての話だった。ゴゼという職業にも興味を持ったし「ゴゼは男と寝てはなんねえ」などおりんがオカミさんからゴゼとしての生き方を教えられていくとこなんかは面白いと思った。しかしもっといえば何で男と寝てはだめなのかとか、そこらへんを知りたいと思った。推測ではゴゼの商品価値が下がるとかそんなことだろうか。
 また主人公の目が見えないというのが特色の一つではあると思うのだけど、そこら辺がほとんど生かされていなかったと思う。「暗くなるまで待って」のほうがおもしろい。きききりんは演技上手いなあと思った。

 悪いところはおりんがあまり不幸そうに見えない。身の上は十分不幸だと思うけどもともと明るい性格で同情を誘わない。それから最後バッドエンドで終わるのが途中わかってしまう。
-------------
以下追記
ちょっと前の感想は短絡的過ぎたように思う。もっと考えるべきところが色々とあるなと思う。

まずこの映画を見て考えるべきところは、虐げられた人々のことだと思う。この映画は多分実話ではないだろうけど、歴史的には目が見えずレイプされたり、色々と虐げられた人がいたのだろう。

これを思い返せないというのは自分が冷淡だというところもあるが、この映画自体に様々な欠点があるためだと思う。

この映画の主人公のおりんは目が見えない。おりんは瞽女という盲の人々の集団にあずけられ、成長していく。しかしおりんは集団を追放されタイトルにあるような一人で暮らしていく、はなれ瞽女になってしまう。

問題なのはおりんが自らの過失が原因で不幸になっていってしまうかに見えることだろう。おりんは男と寝てはならないという瞽女の掟を破り追放される。しかもこの部分は誰か特定の人を愛してではなく、自分の性欲を抑えられなかったというふうに描かれている。これは瞽女の掟に反すると共に、世間一般のモラルにも反する。

はなれ瞽女になったおりんは原田芳雄演ずる男と出会う。この男はおりんのそれまでの人生を哀れみ、おりんを助けるが、おりんと寝ない。この男の生活の部分は、最後バッドエンドに終わるわけだがおりんがちょっとは救われたと思わせる原因になってしまっている。

最後そもそもバッドエンドに終わるわけで、そこは作った人も理解していたのだろうけど、おりんは救われてはいけないのだ。そもそも現実に救われなかった人の叫びであるならば、ハッピーに終わって、見る人をいい気分にしてはいけないのだ。

原田芳雄の役が脱走兵だというところもよくないと思われる。これをおりんが瞽女を抜けたことと重ねて考えさせて、虐げられた人の不幸を一般化して薄めてしまっている。許されるはずの自分の欲望によって不幸になったというふうに。

結局、これでは作った者、見るものがいい気分になるだけで、誰も救われない。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-01-17 02:02:12
【ネタバレ注意】

おりん(岩下志麻)を瞽女として育て上げたテルヨ(奈良岡朋子)が峠で激しい雨を軒下でやり過ごしながらこう言うシーンがある。
――山ちゅう山がみんな若芽の生える匂いがしとるようじゃ
  青葉若葉がみんな泪流して おらがのまなこを洗うて下さるようじゃ
  人はみな親様のお蔭でこの世に生まれてくるんじゃろ
  盲には地獄が見えねえように 阿弥陀様がまなこつぶして下さったんじゃ…
宿業として光を失った女達が、瞽女として助け合いながら歩いた時代。しかし落ちていったおりんは、平太郎(原田芳雄)と出会い、微光を得る。だが、時代と目の見える者達の欲望に弄ばれ、おりんたちはさらに落ちていく。

舞台は大正時代ながら、何という美しい映像だろう。宮川一夫は涙を流しながらその美しい風景を撮影したという。古稀を迎えようとしていた彼は、“これが遺言だ”と、愛おしむようにカメラをまわしたという(実際にはこの後も彼は活躍するのだが)。
重厚な作品だが、おりんの健気さ、奇妙な明るさに救われ、そして重い淵にまた引き戻される。安易な解決などない、落ちて行く潔さとでもいうべきか、人間の深い業を感じさせる作品だ。
地獄が見えないように…まことなまじ目が見えるために見たくもない地獄を見るのもまた、人間の宿業である。

途中同行する樹木希林や、若き憲兵隊の中尉を演じる小林薫ら脇役もいい。
なぜかテオ・アンゲロプロス監督の『旅芸人の記録』を思い出してしまった。
徹底した裏日本的情緒と時代の描写によって、この作品は普遍性をもっていると思う。武満徹のスコアも印象的だが、やはりとにかくカメラが秀逸。篠田正浩の作品の中でも最も優れている傑作だと思う。

投稿者:けせら投稿日:2004-12-20 15:26:11
【ネタバレ注意】

篠田・岩下コンビの代表作。
生きることの根底にある哀しさが
過剰にではなく表現されていて素晴らしい。
最後の「死」の処理はお見事。
実際の人間の死は、ああいうさりげないものです。
そして最後にインサートされている
すすきの映像の素晴らしいこと。
宮川が映画に残した「墨絵」です。

投稿者:らくひん投稿日:2003-04-28 04:10:19
 少女から大人までを演じる岩下志麻がとにかくかわいい。殿山泰司、安部徹、
西田敏行、など主人公おりん(岩下)を陵辱(…かな?)する男達のすけべ丸だし
演技、小林薫の初々しい演技、奈良岡朋子の時折挟まれるナレーション、など脇をがっちり固めまくる俳優陣がまた良すぎなのです。近代化の波が押し寄せようとも、戦争が起ころうとも、その手触り、臭いで「女」として生きて行くおりんの
けなげさ。そしてかつて地方に根付いてた素晴らしい文化(珍妙な逆差別意識が
世間に蔓延する以前)。胸にずしりときますね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 主演女優賞岩下志麻 
 ■ 撮影賞宮川一夫 
■ 主演女優賞岩下志麻 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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