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チャンス(1979)

BEING THERE

メディア映画
上映時間130分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(松竹=富士)
初公開年月1981/01/
ジャンルコメディ
映倫G
チャンス 30周年記念版 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,500
価格:¥ 1,071
USED価格:¥ 3,000
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【解説】
 「さらば冬のかもめ」のハル・アシュビーが、政治やマスコミなどに対する諷刺を暗に散りばめ、ふとしたことから大統領にまで祭り上げられる男の姿をコミカルに描いた作品。数十年屋敷から出たことのない庭師チャンスは、主人の死をきっかけに解雇、突然世間に放り込まれる。見るもの全てが珍しい彼は、そこで余命いくばくも無い財界大物を夫に持つ美しい貴婦人が乗る高級車に轢かれ、屋敷に招かれることに……。主演を演じるのは“ピンク・パンサー”のP・セラーズ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
さらば冬のかもめ(1973)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
976 8.44
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-30 16:14:30
ハル・アシュビーによる風刺コメディですが、
あまり笑える場面はありません。
全体的にゆっくりとストーリーが展開し
静かに終わっていく印象の作品です。
「ピンクパンサー」などのコメディ演技の
ピーター・セラーズには全く関心が無かったのですが
本作品での抑えた演技は素晴らしいと思います。
良心を感じさせる素朴で誠実な人柄の庭師を
味わい深く演じています。
この作品を愛する人も同様の人柄ではないかと思います。
ラストは少し印象深い場面をつくろうという監督の
色気でしょうか。
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-06-24 07:43:08
庭師のチャンスが巻き起こす珍騒動。ジャンルとしてはコメディだが、冷静に解析された風刺映画だ。この作品には毒々しい暴力や破天荒な展開があるわけではない。テレビを通じてしか、外界を知らないチャンスを何ともやさしい目線で包んでいるのだ。その率直さが笑える映画だが、確かな品格がある。P・セラーズ生涯最高の演技。これは襟を糺して見たい。胸打つヒューマン・ファンタジーだ。昨今こういった映画が本当に少なくなった。
投稿者:gapper投稿日:2012-06-02 13:23:31
 ピーター・セラーズの笑わせないコメディ。

 どちらかと言うとげらげら笑わせる作品のピーター・セラーズだが、今回はそういったテイストではない。
 真面目なのかぼけているのか分からず、苦笑いするような演出が続く。
 主人公チャンスは発達障害を持つのか読み書きも出来ないが、隠遁生活から開放され上へ駆け上っていく。

 当初「フォレスト・ガンプ/一期一会 (1994)」の様かとも思ったが、違った。
 弁護士のトーマス(デヴィッド・クレノン)から家を追い出され外に出た時には、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」の序奏が掛かる。
 もちろん「2001年宇宙の旅 (1968)」をパロッたものだが、やはりこれは基本はコメディなのだと分からせる。

 物事見方で全く変わってしまうということが全編を通じてのテイストだ。
 この作品自体コメディともシリアスなドラマとも見ることが出来る。 その両方を持ち合わせていると言うことだ。

 変わっているのが、全編にわたりバスト・ショットが使用されていること。
 その比率は余りにも多く、幾ら殆どが室内であると言ってもここまでというのは少ない。
 車での移動なども通常は、その車を外から見たショットをそれなりの時間映すがこの作品ではそれも殆どない。
 ロングショットが、これほど少ない作品も珍しい。

【使用されているクラシック曲】
 冒頭のTVで演奏されている曲は、シューベルトの交響曲第8番「未完成」第一楽章。
 その後、アニメが写され犬のキャラクタが映るがこれはハンナ・バーベラ・プロのケンケン。
 車も映っているので「チキチキマシン猛レース <TV> (1968〜1970)」と思うかもしれないが、ケンケンはトレンチコートを着ている。
 と言うことで、これは「スーパー刑事ボロンゴ(1976)」だ。

 総収益約3、000万ドル(米)。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2011-01-29 17:40:56
浮世離れした庭師を描く、コミカルファンタジー。
何といってもコジンスキーの原作・脚本が素晴らしい。キリスト教を下敷きにした寓話なのだが、インテリジェンスにあふれたストーリーは、判る人にはより楽しめるだろう。さりげなく黒人差別も皮肉ってた辺りもナイス。
チャンスは救世主になぞらえられ、純真無垢で超然としているがそのカリスマであらゆる人を魅了してしまう、それは性的な意味においても男女の区別なくで、大統領でさえも妻とできなくなってしまう(笑)。
何とも人を食ったホラ話といえようが、ただアシュビーの演出がイマイチなのが玉に瑕かも。序盤のロック風「ツァラストラかく語りき」が流れる辺りはやり過ぎだろう。この人、編集出身でアシスタント時代はウィリアムワイラーやジョージスティーブンスなどの巨匠につき、一人立ちしてからはノーマンジュイソンとコラボを組んでいた。監督になるきっかけも、彼に忙しいので代わりにと請われたからだとか。80年代はクスリ漬けでスランプに陥り、そのまま59才で死去したのが悲しい。
他にデシャネルの陰影を活かした映像も効果を上げている。
演技陣。セラーズ晩年の代表作となった素晴らしい出来で、芸達者な彼だけどもこの抑えに抑えた役作りはうますぎで、早すぎる死が惜しまれる。そしてマクレーンもキュートであのオナニーシーンは凄いし、他ダグラス・ウォーデン・ダイサート(「遊星からの物体X」が印象的だが、弁護士役クレノンもそれに出てた)らベテラン勢もいい。
投稿者:こじか投稿日:2010-05-20 03:10:07
全編とても可笑しくって切ないユーモアに富んでいます。
このファンタジックな話しを違和感なくやってのけた
演出と演技が素晴らしい。
ベッドでのシークエンスは忘れられません。

邦題は別がよかった。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-07-30 12:11:34
喜劇と言っても賑やかな作品ではなくて、ピーター・セラーズが庭仕事は専門だが読み書きができず、表へも出たことがなく、他にすることと言えばテレビを見るだけという男を演じて、その、おとぼけさが面白い映画です。
セラーズにとっては晩年の作品ですが、3度目のアカデミー賞にノミネートされているだけあって、確かに名演です。大統領やテレビの司会者などに対して、庭師としての答えをして相手が感心する所などが脚本として良くできています。
ただ、ロシア大使に会う前後などクロス・カッティングが頻繁過ぎて、落ち着きのない演出になりますし、その後も良く解らない、もしくは意味のないカットが出てきたりして、エンディングもすっきりしない作品ではあります。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-26 14:57:00
シャーリー・マクレーン
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-02-24 16:42:59
「庭師」って仕事を極めるのも簡単な事ではないだろう。
だって僕なんかすぐに枯らすよ。
世間の人と「欲」の有り方が異なる…ってのはフォレストガンプ的。
欲望を解放して一人でイッちゃうシャーリーマクレーンも凄いが…

別に庭師に限らず、何かを極めるには自ずとそこに真理が存在する。
つまりが尊敬に値する人物な訳ですよ…お兄さん。

財界の大物だから、政治家だから言うことが正しいって訳じゃない。
ただこのドラマの面白さが、ただ真実しか言ってなく、何の隠し立てもしてない男が勝手に周りから誤解されてゆく…って展開の妙にある事は事実。いや顔立ちが良いってのもあるが良い服を着てるってのもあるんだろうね。果ては財界の大物と(偶然の成り行きで)友達だし…屋敷を一歩も出てない男に知り合いも少ない…それで経歴を判断する周りも周りだが。

で、外国語も話せない…医師免許もない〜会社も経営してないって解ったら、このガーデニングのプロフェッショナルをみんな馬鹿にするのか?自分が馬鹿に出来る人間だと言えるのか?そしてその言葉に何の意味もないと判断するのでしょうか?

ラストの締めが不評の様だが(妙な解釈の可能性もあるし)じゃあ、どう締めろっーのでしょうか?
結局、次期プレジデント…とか誤解の末に推薦されてるとも知らず、自分の興味が葬式になく歩き回り、川で遊んでるってだけなような。(締めとしては弱いかも?)
Honesty is the best policy. まぁ神も宿るのかもだがね。
投稿者:william投稿日:2005-02-23 01:43:54
有りそうで有り得ないコミカル・ストーリー。ピーター・セラーズのとぼけっぷりが何とも言えない良さを醸し出している。
晩期のセラーズの集大成として一見の価値あり。
投稿者:oohlala投稿日:2004-12-15 16:35:32
【ネタバレ注意】

もっと評価されていい作品ですよね。ラストがいささか興ざめであるものの、P・セラーズ、S・マクレーン、M・ダグラスetc俳優人の演技も素晴らしい。
特にS・マクレーンがP・セラーズを前にベッドの脇で悶えまくるシーンは最高!

投稿者:4531731投稿日:2004-02-23 00:17:32
 ひとつも苦労してないじゃんw 夢見たいな暮らしだな。幸か、それとも不幸なのか。ありえない展開だけどそこはやっぱセラーズだからか。最高の役者ですね。
 本人が発端なのに、知らないうちに周りが大ごとになる。でも本人は気づかない。チャンスのキャラは基本的にクルーゾーと同じですね。大統領か医者がハーバートロムだったら、まんまですね。
 何の学歴も才能もないチャンスの言葉に翻弄される社会の姿。風刺がきついですね。黒人おばさんのつっこみが好き。みんな本音は黒人おばさんなんだろうけど、そんなこと言いながらこれ見て簡単に夢見ちゃんだろうな。すごいパワーです。
投稿者:ジュンスカイ投稿日:2003-03-22 12:10:56
【ネタバレ注意】

教養が全くない庭師が、ひょんなことから時の人となってしまう、バカげたストーリーではあるが、強烈に皮肉がこの映画には込められている。政治家経営者がいかにアホかを物語る。ただラストの水面を歩くシーンは、チャンシーを神に崇めている象徴的なもので、あれはやりすぎ。6.5点。

投稿者:映子投稿日:2003-03-10 23:09:34
ロードショーで見たときに、最後にNG集があって、セラーズがセリフを何回言ってもおかしくてげらげら笑いだす様が映画の内容より面白かったことを覚えている。おかしくてたまらないセリフを無表情に話すのは、セラーズでも至難の業だったみたい。
投稿者:ASH投稿日:2003-03-10 22:36:13
 無欲であることが素晴らしいということか、チャンシー(P・セラーズ)は何もしていないのだ。この庭いじりしか能のない男の言葉を、財界の大物ベン(M・ダグラス)は自分の思うように勝手に解釈する。余命わずかなベンにとって、チャンシーは安らぎと死への不安を取り除いてくれた存在。もちろん、チャンシーにはそんなつもりは微塵もなかったわけなんだけど。

 この映画を風刺劇として見て間違いはないだろうが、僕はむしろファンタジーとして見た。庭のことしか話していないのに、周りは勝手にいろんな解釈をつけてしまう。コミュニケーションなんて案外こんなもんなのかもね。自分の意思とは違って解釈されるのはある意味怖いことなんだけどね。

 飄々としたチャンシーを演じたピーセラがとにかく素晴らしい。クルーゾー警部役ぐらいでしか彼を知らなかったから、これは新鮮な驚きだった。シャーリー・マクレーンが妙に可愛いことにも、この映画で初めて気が付いた。ヨーロッパ映画風の映像を提供したキャレブ・デシャネルの撮影もこの映画の重要なポイント。ラストで池の上を歩くチャンシーは、この映画がリアルではなくファンタジーであることへの象徴なんでしょうかねぇ。

 ところで、エンド・クレジットにあるNGシーン、あれは不要だったんでないの?
投稿者:tea-cup投稿日:2001-03-08 05:40:21
最初に見たのは、淀川さんの「日曜洋画劇場」。確か、原題を「あるがままに」と訳して解説していらしたと思う。

周りが勝手につくりあげた「チャンシー・ガーディナー」なる人物をめぐって、CIA,FBI,ワシントンポスト紙が経歴を探しまくるが・・・。
老タイクーンを名演したメルビン・ダグラスのアカデミー助演男優賞の受賞とならんで、P・セラーズにも主演男優賞を受賞させてあげたかった・・・。

この翌年、1980年の急死は、あまりにも早すぎた!これからだったのに・・。

今の日本の政治家に、せめて「不況の季節のあとには必ず成長期がめぐってくる」と熱弁をふるってもらいたものですが・・・。そんなことさえ、できないでしょうねぇ・・・?!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞ピーター・セラーズ 
 ■ 助演男優賞メルヴィン・ダグラス 
□ パルム・ドールハル・アシュビー 
■ 撮影賞キャレブ・デシャネル 「ワイルド・ブラック/少年の黒い馬」に対しても
■ 助演男優賞メルヴィン・ダグラス 
■ 助演男優賞メルヴィン・ダグラス 
■ 男優賞(コメディ/ミュージカル)ピーター・セラーズ 
 ■ 助演男優賞メルヴィン・ダグラス 
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ピーター・セラーズ 
 □ 主演女優賞シャーリー・マクレーン 
 ■ 脚本賞イエジー・コジンスキー 
■ 新規登録作品 
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