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中国女(1967)

LA CHINOISE

メディア映画
上映時間103分
製作国フランス
公開情報劇場公開(フィルム・アート)
初公開年月1969/05/30
リバイバル→ザ二フィルムズ-98.8
ジャンルドラマ
ジャン=リュック・ゴダール Blu-ray BOX Vol.3/ヌーヴェル・ヴァーグの成熟
参考価格:¥ 12,960
価格:¥ 9,833
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【解説】
 毛沢東主義(マオイズム)に染まっていた頃のゴダール映画は相当に難解である。大人たちが夏のバカンスに出て留守の家に5人の若者--女子大生ヴェロニク、画家キリロフ、経済学者アンリ、元売春婦イヴォンヌ、俳優ギョーム--が集い、ディスカッションを繰り広げ、それぞれ熱烈なマオイストとなる。そして、思想を行動に移そうと、反動的な文化相の暗殺を企てるが……。修正主義者が出て仲間割れが起きたり、実際の革命をスケール・ダウンした“ごっこ”映画の感は免れ得ないが、それは作者の暗に意図した警告か。だいたい、その後の新左翼運動の実態はそんなふうだったのだ、という意味では先見的な作品。67年ヴェネチア映画祭審査員特別賞受賞。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
745 6.43
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【ユーザーコメント】
投稿者:クリモフ投稿日:2011-07-30 13:41:14
60年代後半の政治・社会・思想がわかるという作品。ソ連が倒れたのがはるか昔の現代では、革命革命、と言われてもあまりピンとこないのですが、まぁ単に史料的価値以外でも楽しめるからゴダールは流石ですな。
社会を資本家、労働者に分けるというのは古いし、20世紀後半からは思想に加えて宗教が大きなファクターなるので、ここで繰り広げられる問答は前時代的ではあるのですが、カッティングやら演出、色彩がなんだかんだでかっこいいので見れてしまいます。こういうのを考えると映画だなぁ、と嬉しくなります。
いつものゴダール通りヴィアゼムスキーを始めとする女優が良いのでそれを見るだけでもいいのかな(笑)でも列車内での議論は今でも面白いです、若さ・未熟さという要素が入ってくるからか。
よくかんがえりゃ、ニューシネマが生まれた時期に影響元ははこんな強烈なことをしていたんだなぁ、という気にもなりました。
投稿者:松竹錠投稿日:2006-02-24 21:36:43
ジャン・ピエール・レオが突如着用する、国旗をペイントした眼鏡が笑える。
これ、結構インパクトあったと見えて、
雁屋哲・池上遼一の少年サンデー連載マンガ『男大空』にも引用され、
情報誌シティロードの映画星取表で、四方田犬彦が着用した写真が載った程、である。

メル・ブルックス『スペース・ボール』のリック・モラニスの“人形ごっこ”を観て、
この映画の“ベトナム戦争ごっこ”を憶い出した。
(助けて、コスイギンさん!)
投稿者:さち投稿日:2004-07-17 15:41:43
余りにも、というか全部が政治批判。例のあの色だやるもんだから、本心か遊びかよくわからん。けどあそこまではっきりと国批判をするとは勇気?がある。その当時の世界状況に疎い私は言葉の受信機に成り果てました。
投稿者:アリエアー投稿日:2003-12-08 03:53:52
ストーリーも思想も関係ない。
ただ眺めるだけ。
ただ、眺めるだけで、いいのだ。

まあ、これも一つの体験です。
とりあえず出演者が皆一様にステキなので、文句も言えなくなっちまう。
 強烈な赤のイメージ。散文調の思想の吐露。マオマオ体操。冷徹な死への態度。

ただ眺めるだけ。
それが一番心地よい。
投稿者:ほへ投稿日:2003-01-21 13:16:51
ゴダールは基本的に苦手なんだけど、中国女は単純にオシャレで綺麗な映画だなあと何度も観てしまっている。フランス語の発音やリズムが心地いいんです。自分は政治・経済恐怖症なんですけどパロディ化して描いているせいか結構わかりやすい部分もあってちょっと嬉しかったり。ストーリーはないけど遊びがいっぱい詰まっててテンポも良いいし、忙しくてストレス溜まってる時なんかにボ〜と観るのに最適。
投稿者:Clash1977投稿日:2002-10-18 05:01:43
学生時代に映画館で見たときはマルクスの研究サークルに属するアナクロな男だったので、全編しびれっぱなしでした。最近DVD化されたので久しぶりに見てみたら、毛沢東派の学生をかなり突き放した視点で描いていることにゴダールの凄さを感じました。当時文化大革命は”魂を揺さぶる革命”と言われて多くの知識人がかぶれていた時期でゴダールも例外ではなかったと思うのですが、(主演のアンヌ・ヴィアゼムスキーは毛沢東派の活動家と駆け落ちしてゴダールと離婚したと昔雑誌で読んだ記憶があります)プチ・ブルジョアの子供たちの革命ごっことして、クールな視点での描写が際立っています。
 それと字幕の挿入の仕方とタイミング、デザインのセンスの良さ、クリエイターの人たちに人気があるのはここですね。登場人物の服装もかなりお洒落で文系のオリーブ少女(ひょっとして死語ですかね、今はキューティー系とかあのへんになったのかな)にはマストアイテムかも。
 土本典昭の”パルチザン前史”や若松孝二の”天使の恍惚”(まだ国内DVD化されていないのが不思議)には、今もある程度のショックがあるんですが、この”中国女”は、パロディ的な部分が最も印象に残りました。
投稿者:MOMO投稿日:2001-08-24 00:04:40
わけがわからないけど、良い作品だと思いました。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2001-08-17 10:57:55
この映画には、ストーリがない。
人物をえがいてるのでもなく、
美しい風景を見せるのでもなく
そんなに凝った作りもしていない。
この映画にあるのは、言葉(台詞)だけ。
中国女のラジオ放送も言葉(台詞)だけ。
この映画で何か感じた人は、
マインドコントロールにかかりやすいはず。

でもこの映画、字幕に集中力つかってしまいますね。

投稿者:kn2投稿日:2001-08-15 12:12:25
 とにかく、設定がわからないのだけれど、「何なんだこれは?」と眉間に皺を寄せながら最後まで見きってしまった。という感じ。最後まで見れば、なんとなく設定はわかるのだけれど、映画の撮影クルーの位置付けがなかなかわからない。おそらく、ゴダールたち自身でもあり、劇中人物でもあるという微妙な立場にいるのだろうとおもうが、果たしてどうか。
 毛沢東主義との兼ね合いもあり、難解と言われがちなこの映画ですが、見てみると意外と見やすい。わけがわからないと言えばわけがわからないのだけれど、ゴダールの映画は見始める時点ですべてを理解しようなどという構えは捨ててしまっているので、理解できなくてもそれは心地よいわからなさと言ってしまえるような感覚。(負け惜しみではないよ)http://cinema-today.hoops.ne.jp/
投稿者:N゜1投稿日:2001-05-15 02:31:43
いやほんと、べつに赤でなくってもいいんですよ実際
灰色でやってみますか?

結構いけるでしょう?

30人に増やしてみたり
緩急自在

ただ楽しむためにのみ作られた
おじさんの乾坤一擲を受けとめなさい

ついついあの大きなパンフレットを買ってしまった人は猛省せよ
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-24 08:01:22
 画面は極めて美しいのだが、今となっては、この演出・編集の形式に慣れてしまっていて、結局映画としての刺激に欠ける。
 電車の中でヴィアゼムスキーと大學教授が議論するシーンが一番スリリング。
投稿者:けいぞう投稿日:2000-10-15 11:54:57
オ○ム真理教事件を体験した今の日本人にとっては、むしろ分かりやす過ぎる映画だと思う。人間は進歩しないよねえ。私は「体制を倒せ!」って叫ぶ若者たちの服装や身のこなしのセンスのよさに驚きました。彼らは金持ちの坊ちゃん、嬢ちゃんだったということです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 審査員特別賞ジャン=リュック・ゴダール 
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