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ションベン・ライダー(1983)

メディア映画
上映時間118分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1983/02/11
ジャンル青春/ドラマ/コメディ
ションベン・ライダー (HDリマスター版) [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 5,149
USED価格:¥ 6,454
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【クレジット】
監督:相米慎二
製作:多賀英典
プロデューサー:伊地智啓
原案:レナード・シュレイダー
脚本:西岡琢也
チエコ・シュレイダー
撮影:田村正毅
伊藤昭裕
美術:横尾嘉良
編集:鈴木晄
音楽:星勝
照明:熊谷秀夫
録音:信岡実
紅谷愃一
助監督:榎戸耕史
矢野広成
増田信示
細野辰興
出演:藤竜也厳兵
河合美智子ブルース
永瀬正敏ジョジョ
坂上忍辞書
鈴木吉和デブナガ
原日出子アラレ
桑名将大
木之元亮
財津一郎島町
村上弘明金太
寺田農木村
伊武雅刀田中巡査
きたむらあきこ知子
倍賞美津子郁子
前田武彦デブナガの父親
ケーシー高峰金貸しの中年男
【解説】
 ヤクザの対立が原因で誘拐されたガキ大将の救出に乗り出した少年少女3人組が、大人たちの論理に翻弄されながらも奮闘するさまを元気いっぱいに描いた子どもたちの冒険譚。「台風クラブ」と並ぶ相米監督による思春期映画の傑作。
 ガキ大将のデブナガにいつもいじめられていたジョジョ(永瀬)、ブルース(河合)、辞書(坂上)の中学生3人組。今日こそはデブナガへの仕返しを誓った矢先、3人の目の前でデブナガが何者かにさらわれてしまう。思わぬ事態に3人はデブナガの行方を追うが、事件は覚せい剤を巡るヤクザの対立が原因だったことから3人の身にも危険が及ぶ……。
 後に名実兼ね備えた一流俳優に成長する永瀬正敏、坂上忍らが若さ溢れるイキのいい演技をみせる。なかでもボーイッシュなハツラツ少女を演じた河合美智子からは、少女でも大人でもない正にこの時一瞬のきらめきを感じられ忘れがたい印象を残す。ムダに長いことも多い相米監督お得意の“長回し”も、本作に関してはこうした俳優陣の確かな演技に助けられ(?)地に足の着いたものとなっている。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
978 8.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:クリモフ投稿日:2014-03-18 13:35:27
相変わらず、相米監督による何の話かわからなくなる演出で最初は戸惑います。慣れてくると多少「引き」があるので、退屈することはないですが、瞬間瞬間のエピソードはあるものの、やはり持続する感覚による物語は希薄。
まぁそのエピソードの切り取り方が個性的で、たまに印象に残る場面や、青春期にしか感じれない色合いを出しているのは上手くいっている部分。ただ、随所にみられる長回しが、少し目的化してしまっているように感じられたり、ATGっぽいアングラ臭や僕っ娘のキャラ、等キツイところもチラホラあります。
面白いという感覚が浮かんでは消え、という作品。観終わったあと、凄い勢いで忘れていくのも個人的にはマイナス。悪いわけじゃ決してないんですが、どうもこの監督のスタイルは損をしている気もします。
投稿者:きらきら投稿日:2009-01-15 14:11:22
相米慎二は、もっと早い時期にそのキャリアを開花すべきだったのだ。たぶん、それも60年代か遅くとも70年代には…。
それくらいこの映画は、遅れていることに意識的な作品かもしれない。

よく言われる「長まわし」はここでも行われており、あいかわらずその手法は映画的よりも、はるかに演劇的だ。歌やダンスへの執着も、他の相米作品と変わらず使われている。
しかしこうした手法は一様に湿っていて、自分が昔見てきた映画への追慕のようなものを唱えているだけともいえる。

ちらちらと見えるゴダールの片鱗(花火をはじめとする直接物語へ関与しない小道具の数々、顔へのペイント、撮りきりのテロップなどなど)。
それにしてはその足取りは鈍い。

物語の辻褄が合わないのは別にかまわない。
でもこの作品は、「理屈よりも感情で作ろうとした」といった種の「理屈」で作られているような気がする。
だからコンプレックスの裏返しばかりが見え隠れし、まるでその裏返しこそが、この作品の魅力だとでもいわなければならない作品になってしまっている。
そして、その皮肉を支えるだけの肉体を、この「ションベン・ライダー」は持っていないような気がする。

1980年に撮られた「翔んだカップル」だけが、相米慎二の遅れてきた監督としての処女作であり、最後の作品であったような気がしてならない。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-07-16 13:55:59
少年少女のひと夏の冒険とヤクザの抗争を絡ませたアイデアは面白かった(定番のデブ君をガキ大将にするのは無理があったが)し、若手の中では永瀬より坂上と河合の方が印象的だった。相米監督のスタイルは好みじゃないけど、当時彼以上に適任だった監督は、居なかったんだろうね。
投稿者:nabesiki投稿日:2006-11-10 17:44:12
何かの作品を見に行った同時上映で見ましたが、妙に印象に残りました。ある雑誌の作品の批評では「この同時上映の作品の方が面白かった」という記述を見た記憶があります。確かに登場人物の若い人達のキャラクターが、生き生きとしていました。
投稿者:parole投稿日:2003-11-23 04:12:19
【ネタバレ注意】

この映画の貯木場におけるシーンは日本映画にとって歴史に記憶を残すべきも
のだと思う。

相米慎二と言うと特に初期から中期に書けての作品はとかく「長回し」をその
特徴として語られることが多いが、実は相米は決して小津やブレッソンのよう
な「手法の人」ではなく、どちらかと言えば黒澤明に近いいわば「情動の人」
なのだと思う。だから、確かに中期までは長回しを使うことが多くはあったが、
それは長回しという手法を目的としていたわけではなく、自分でもなんだかよ
く分からないままフィルムに生気をもたらそうとしていた結果が長回しになっ
てしまったに過ぎないのだろう。事実、その後の作品である「台風クラブ」に
おいては「情動」の勢いが過ぎたためか、長回しが手法として孤立してしまっ
た感があり(要するに作品の「中身」とマッチしていない)、この作品以降特徴
的な長回しは影を潜めるようになる。

しかし、「ションベンライダー」以前の作品においては、その作品のテーマや
主人公達によるところも少なくないのだろうが、長回しが作品そのものと不可
分と言ってよいほどマッチしており、中でも「ションベンライダー」における
上記の貯木場のシーンとその後の遊園地における観覧車から別れまでのシーン
は、相米映画の長回しの頂点と言ってよいほどの傑出したものだ。前者は撮さ
れる者達すなわち役者達の動きや何を画面に捉えるかと言った観点を無視して
時にはアングル外に役者達を置き去りにしながらひたすらカメラが移動するの
だが、その無軌道なカメラと画面の動きが比類のないほど感動的だ。一方後者
はシーン(カット)の前半部分では、狭い観覧車の中を無理にぎこちなく、とい
うことは当然のことながらゆっくりと役者達をアングルや画面構成から外しな
がらカメラが動き、観覧車を降りた後半部分では固定に近いゆっくりとした動
きで三人組と藤竜也をこれ以外にはないと言い得るような構成の画面に捉えて
離さない。共に長回しであると言った点以外はほとんど全くと言ってよいほど
共通点がない二つのシーンが同じ映画の中で、全く違和感を感じさせずに共存
しているのだ。

もちろんこれ以外にも有名な冒頭の超長回しや花火のシーンなど傑出したシー
ンは少なくない。これらはめちゃくちゃだという点でしか一つの作品としての
共通項に収まらないものなのだが、一つの作品として通してみると何ら違和感
を感じない統一感を保っている。

完成度(って、でも果たして何だろう?)という点では「ションベンライダー」
以上の作品は、相米自身の作品の中でも、もちろん他の作家の作品にでも腐る
ほどあるだろうが、これほど幸福な作品はざらにはない。

【サウンド】
『わたし、多感な頃』(主題歌)
作詞 :来生えつこ
作曲 :来生たかお
歌 :河合美智子
『スクール・デイズ』(挿入歌)
歌 :永瀬正敏
作詞 :森川欣信
作曲 :森川欣信
歌 :鈴木吉和
歌 :河合美智子
【ソフト】
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