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女囚 檻(1983)

メディア映画
上映時間68分
製作国日本
初公開年月1983/09/16
ジャンルエロティック

【クレジット】
監督:小沼勝
企画:奥村幸士
小松裕司
プロデューサー:桜井潤一
脚本:村上修
撮影:安藤庄平
美術:後藤修孝
編集:鍋島惇
助監督:村上修
出演:浅見美那
渡辺良子
松川ナミ
室井滋
由利ひとみ
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:シネマA投稿日:2006-10-20 19:32:45
 小沼勝(1937〜 )が監督した女子刑務所もの。1983年のにっかつロマンポルノ作品です。独立プロのピンク映画の制作スタッフが見たら眼を剥くほどの製作費をかけている。セットといい、美術といい、エキストラといい、衣裳といい、このジャンルの映画としては大作に属するといえる。

 私は以前から小沼勝のSMポルノ映画が苦手。どうも生理的に駄目なようだ。これも、たぶん一見の価値はあろうかとおもいますが、個人的には、もう二度と観るのはご勘弁を、といいたくなった。不愉快きわまる。

 主演は正代役の浅見美那ですが、その他に、渡辺良子、松川ナミと、主演級のにっかつ女優が3人も出演。しかし、女囚の浅見と松川には魅力が感じられなかった。美しさが微塵もない。冷酷な看守の岸子に扮した渡辺がひとり輝いてみえた。毅然としたSMの女王様風のオーラを振り撒いて。だが、それは渡辺の八頭身モデル並みの容姿からおのずと滲み出たもの。最後まで小沼の演出設計は視えてこなかった。

 助演女優の室井滋。なぜか異様に突出していた。女囚の美和の役。独特な発声と台詞まわし。当時から芸風は変わんないですね。好き嫌いは別にして。本来はコメディリリーフの役柄であるはずが、鈍重で陰気臭い。輪姦されて出血。胸は小ぶり。お尻は大きい。エロさは皆無。すいません。見なかったことにしておきます。気分が鬱になった。

 村上修のシナリオ。構成は散漫。プロットは破綻。いくら〈女囚もの〉だからといって、オナニー、レズビアン、レイプ、SM、リンチといったポルノグラフィーの月並みな要素を羅列すりゃいいってもんじゃないでしょう。大作ならばいっそう内容に背骨を一本通してほしかった。東映の《さそり》シリーズみたいに。ひょっとして、撮影現場でホンが大きく改変されて、ストーリーの収拾がつかなくなったのだろうか。

 撮影は安藤庄平。名手にしては不本意な出来。冴えなかった。浅見を中心に据えてキャメラがぐるぐる廻りはじめたときは失笑。いまだに臆面もなく、こういう演出を指示できるのは、現役監督ではブライアン・デ・パルマと大林宣彦とこの人ぐらいなものでしょうか。これは必ずしも悪口じゃないです。
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