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月蒼くして(1953)

THE MOON IS BLUE

メディア映画
上映時間95分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA=松竹洋画部)
初公開年月1954/02/18
ジャンルコメディ/ロマンス
月蒼くして [DVD]
参考価格:¥ 5,040
価格:¥ 5,040
USED価格:¥ 3,001
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:アリョーシャ投稿日:2012-06-20 17:30:28
ヒロインの口から「妊娠」や「処女」「情婦」「セックス」、といった性的な言葉が次々と発せられるとあって、当時のアメリカにおいてはかなりの「問題作」だったようですね。同じ時期の日本では既に「性典映画」なるものがあり、この作品からはそれほどの刺激は受けなかったとのこと。また、ヨーロッパでは、M・キャロルやF・アルヌールらが既にヌードを晒しており、日欧に比べ、当時のアメリカ映画がセックスに対して非常に厳しい規制を敷いていたことが窺われます。
作品そのものは、舞台劇の映画化とあって、舞台はドンのアパートとエンパイアステートビルしか出てこず(正確にはタクシーのシーンがちょっとだけあり。それとエンパイアステートビルも本物ではなくセット)、物語の展開も主要4人の登場人物に絞られています。こうなると、登場人物の会話の妙が重要になってきますが、その点においてこの作品は実に優れていると思います。開巻から終わりまでテンポよく進み、最後まで飽きさせることがありません。
その大きな要因としては、O・プレミンジャーの演出力に負うところ大だと思いますが、それに応えている俳優たちの演技力の確かさにあると思います。パティに扮したM・マクナマラは、純情なのかカマトトなのかどっちともつかないキャラクターを見事に演じていますし(因みに、同じ年の作品「ローマの休日」でオスカーを受賞したオードリーは、マクナマラが受賞するものと思っていたと語っています。)、それを受けるW・ホールデンとD・ニーヴンも、それぞれの持ち味がよく出た好演技を見せています。最近ではあまり見ることのできない類の作品ですね。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-10-23 14:21:01
エンパイア・ステートで知り合ったパティ(マギー・マクナマラ)をドン(ウィリアム・ホールデン)がアパートに連れて行くが、そのアパートには彼に言い寄っているシンシア(ドーン・アダムス)も住んでいた。ドンが買い物に出かけた時にシンシアの父親(デイヴィッド・ニーヴン)が来たが、パティを見て気に入ってしまったが、色々誤解が生じて・・・。

殆ど室内の撮影なので会話が重要になりますが、ホールデンとニーヴンが名優らしく、そのやりとりをうまくこなしていて、面白い映画になっています。更にマギーが純情のような、カマトトのような女性をうまく演じているのが良くて全体的に「滑稽」という言葉が当てはまるような佳作です。
会話の中でテレビのカラー化は来年だと言っていますが、確かにアメリカでは1954年1月が放送開始ですから、その通りで時代が良く解ります。因みに日本の初放送は1960年ですから6年遅れと言うことになりますが、一般に普及したのは東京オリンピックの1964年だった事を思いだしました。ついでに言うと、テレビが一気に普及したのは1959年の皇太子のご成婚の時でした。
また、この映画でバージンという言葉が問題になったというのに多少、違和感がありましたが、映画の中ではプロフェッショナル・バージンと言っていますので、余計、反発があったのではないかと思いました。
投稿者:緑茶投稿日:2009-10-17 07:26:46
BS2で拝見。もともとブロードウェイのために書かれたものだけあって古典的な恋愛劇とは少し違い、若いヒロインの口から「処女」やら「セックス」やら「情婦」などの言葉が当たり前のようにポンポン飛び出すのが公開当時は相当ショッキングだったようで、カソリック団体から猛抗議があったそう。
ワイラーの「探偵物語」と同じくモラルの変革に戸惑う戦後のアメリカを象徴しているように思えた。モラルの崩壊もシャレにならない(と私は思う)今現在観ると時代が変わったとか昔は純朴だったなどとノンキに言えない重苦しさを感じたのだが、屈折した金持ち紳士役のデビッド・ニーヴンが実に魅力的で溜飲が下がる思い。無駄に色っぽいオネーチャンはドーン・アダムスでIMDBによるとイギリスではなんとX指定。風呂場のシーンが引っかかったのか。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-09-19 07:40:38
 劇中「プロのバージン」と揶揄されるマギー・マクナマラのキャラクターは確かにオジサンを惑わせる「清純さ」と「危うさ」を合わせ持った魅力に溢れている。しかしこの映画、惑わされるオジサンを演じるデビッド・ニーヴンの面白さに尽きる。もう圧倒的。
 殆どウィリアム・ホールデンのアパートだけで展開される室内劇なのだが、人物の出入りの演出の巧みさと縦横無尽なカメラポジションで切り取られた構図の面白さで全く飽きさせない。難点をあげるなら、三角関係・四角関係のキーになるべきニーヴンの娘役ドーン・アダムスに見せ場が無いところか。もう少しこの人物を膨らませて話に絡ませていれば...と考えてしまうのは無い物ねだりか。

#マクナマラとホールデンをアパートまで運ぶタクシーの運転手はグレゴリー・ラトフだ。またラストのエンパイア・ステートビルでハーディ・クリューガーがカメオ出演している。クリューガーがホールデンの役をやった独語版があるはずで、独語版のラストではホールデンとマクナマラがカメオ出演しているとのこと。見てみたい!
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞マギー・マクナマラ 
 □ 歌曲賞ハーシェル・バーク・ギルバート作曲『月蒼くして』 The Moon Is Blue
  シルヴィア・ファイン作詞
 □ 編集賞Otto Ludwig 
■ 男優賞(コメディ/ミュージカル)デヴィッド・ニーヴン 
□ 作品賞(総合) 
 □ 新人賞マギー・マクナマラ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】月蒼くして2009/06/25\4,800amazon.co.jpへ
【レンタル】
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