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椿姫(1937)

CAMILLE

メディア映画
上映時間109分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1937/08/
ジャンルロマンス/ドラマ
世界名作映画全集115 椿姫 [DVD]
価格:¥ 1,495
USED価格:¥ 387
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【解説】
 ヴェルディのオペラでも知られる、小デュマによる有名な戯曲及び小説の映画化。脚色は豪華な布陣で、当代一流の女流脚本家マリオンにエイキンス、それに作家のヒルトンが手伝っている。サイレント時代のナジモヴァの名演も風格があったが、ガルボはその気品といい、匂うような女らしさといい、それを上回る素晴らしさだった。
 1847年のパリ。社交界の花形マルグリット・ゴーティエは、世話役のプリュダンス夫人にロシアのバルビル男爵を紹介すると言われ、オペラ見物の桟敷席に座る。夫人の言う一階の二列目の男性客をオペラグラスで覗くと、一人の美青年がにこやかに微笑みかけた。彼女は彼を男爵と信じたが、実はその幾つか隣の席の男がバルビルで、彼はアルマン・デュバル(テイラー)という学生だった。結局、男爵とも知己となり、彼と金のために同棲するマルグリットだったが、その留守中、競売場で再会したアルマンと急速に親密になる。彼女の家で催されたパーティ。うまいこと他の招待客を追い払うとマルグリットは、アルマンと二人で夕食を取ろうとするが、突然、男爵が帰宅し彼を追い返す。だが、彼への思いは募る。魅力的な田舎での生活の誘いに応じ、結核療養を理由として男爵に告げると、怒った彼は別離を宣言。牧歌的な愛に満ちた田園での暮らしで二人の絆は強まる。揃って出席した友人の結婚式で、お互いに永遠の愛を心に誓うのだった。しかし、アルマンの父の来訪で全てが変わる。一人で彼に会ったマルグリットは子を思う父の情に抗う気持ちになれなかった。そして、故意に高慢に振舞い、アルマンを呆れさせ、男爵のもとに戻る。彼女の心は最早死んだも同然で、病は急速に悪化。が、事情を知らぬアルマンが頑なな心を解き、再び彼女を訪ねたのは、その死期も近づいた時だった。彼の来訪を聞き、ふらふらの体で化粧台に向かうガルボの演技は神がかっている……。まさに彼女のためにある役、最高の適役!
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
650 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2018-06-09 13:52:13
 ラストのガルボの視線!どんなにやつれてもガルボは美しい。もうガルボを美しく撮ることにスタフが結集した女優映画だが、しかしそれだけでは終わらないジョージ・キューカーの繊細な演出が息づく傑作。オペラ座での視線の演出、田舎暮らしのシーンの光の扱い、ライオネル・バリモア来訪シーンの重々しい空気。そしてこゝからラストへ向かってキューカーは観客の感情をわしづかみにして振り回す。ラストのガルボはまさに奇跡的だ。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:gapper投稿日:2010-04-30 00:15:06
【ネタバレ注意】

 戯曲「椿姫」の映画化作品。

 評判が高く有名な作品で、特に終盤の出来は良い。
 個人的には、ガルボをあまり美しいと感じ無いことが大きく働いたのか、それほど良いとは思わなかった。
 恋愛物は美男美女により自分でできない恋愛を代理体験させてくれるものと思っている。
 それゆえ、気位の高いマルグリット(グレタ・ガルボ)には共感出来なかった。

 それでも、父親(ライオネル・バリモア)が二人の別れを迫る頃からは面白くなる。
 死の床に伏せっている部分からは流石だ。
 ただ、死に際の目をギョロっとさせる感じは恋愛映画には不釣合いに感じた。

 ロバート・テイラーもライオネル・バリモアも一番強いイメージと違い若い頃なので、その辺も違和感を感じた。
 特にロバート・テイラーは、「哀愁」のイメージが強すぎるのかもしれない。
 ライオネル・バリモアも「白昼の決闘」や「キー・ラーゴ」のイメージと異なる。

 さらに加えて、ヴェルディの「椿姫」の音楽とはかなり異なりパリのポピュラーな雰囲気で仕上げている。
 あくまで個人的な物ばかりだが、悪条件がそろい過ぎた為に思ったより楽しめなかった。

投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-03-27 18:40:14
【ネタバレ注意】

車道と花屋のウインドーを捉えた最初の15秒だけ、何だかよく分からないが、馬車の中のグレタ・ガルボが映し出されてから雰囲気が一変、ひたすら面白く、適度な緊張感のなか、一瞬もガルボから目をそらすことができない。
「この女優は決して演技を間違えないぞ」と予感しながら、それがジワジワ確信に変わっていくのを実感するような、役者を堪能する映画である。

カンナ氏やクリモフ氏の言うとおり「老け過ぎ」の31歳で少々オバさんテイストなガルボ演じるマルグリットが、へらへら笑っている姿がサスペンスを生む。「なぜだ?何なんだ、この女は」と気になってしょうがない(55分頃まで)。
まさに彼女の独壇場である。

(以下、ネタバレ度、大。)
中盤以降は、幸せベッタリの描写がやや陳腐なので長ったるく感じる部分もある。

19世紀のストーリー自体は、いまだに普遍性があろう(風俗嬢と東大法学部生あたりで翻案可能)。
ぜいたくな生活を多額な借金で維持しているマルグリットに、外交官志願(つまり無職)の若い青年(ロバート・テイラー )が惚れてぞっこんになるものの、子供扱いされ、「カネはいくらあるのよ?」と来るもんだから、基本的にはツラい話だ。
したたかなオバさんとボンボンの身分差ラブ・ストーリーと言ってよく、恋が実れば、女の莫大な債務が現実化してしまうという困難な条件も、徐々に明らかになる。つまり、ガキを追い払うことで、パトロンをキープできているのに、ガキの相手をしてしまい、惚れると負けよ、女の運命。命も美貌も風前の灯、それをハラハラしながら見守る次第。

青年アルマンの父親が女に直談判にやって来て、流れが反転するわけだが、この父親役のライオネル・バリモアがイマイチの迫力、あんなヌルい演出でいいのかとも思う。仲を引き裂く悪人としては、十分機能していない。

それでも、終盤のミニ・エピソード(おためごかしの老女のガメツさ、取り巻き男ガストンの意外な献身)は、べたべた甘くなりそうなエンディングにかけて、スパイスを効かせ、尻すぼみを回避していた。
しっかり「7〜8点」の佳作である。

投稿者:クリモフ投稿日:2009-11-03 02:39:22
こういうのを観るとやっぱりラブストーリーはキャストはが大事だなぁ、と思ってしまいます。メロドラマは苦手なジャンルでどうも感情移入が出来ないんですが、グレタ・ガルボの魅力にノックアウトでその一挙一動が気になってしまいました。
神聖ガルボ帝国と言われたのは伊達じゃないですな。当時31歳としちゃ老けてるんだけど、そんなこと気にならないくらい綺麗で可愛くて貫禄があります。そういえば21歳の「肉体と悪魔」の時にすでに大人の色香だったので、よく考えりゃ真っ当ですね。こんなん観ちゃうとやっぱり昔の女優はすごかったんだなぁ、という感想になってしまいます。
ジョージ・キューカーの仕事も手堅いしロバート・テイラーも男前なんだけど、やっぱりガルボ。ラストの病床場面は素晴らしい。あ、ガストン役のレックス・オマリーは儲け役。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:31:49
グレタ・ガルボ
投稿者:さち投稿日:2007-10-24 02:44:50
すばらっしい
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-10-14 10:27:38
【ネタバレ注意】

って、思い込んでいた彼女が、愛の為に…泣けます。

まぁ前半は結構な「ヒドイ女」です。湯水の如く金を使って山の様に借金を作る…実際、彼女に必要なのは愛よりも金でしょう。人違いかもだが、誠実で一心な彼の事も初めからお気に入りではありますね。
男爵にとっても相当なイカサマ女の彼女…ってか、それも彼女の別の顔。
いやアルマンの父親が訪ねてきたとき、彼女は死ぬつもりなのか?〜悲しい展開の予感…って感じだったが、そういくか…次は、アルマンが死ぬんじゃないか?〜さらに悲しい展開の予感…って思ってたら、話はとんでもない方向へ向かってゆきます。
折角、田舎の生活と彼の愛が幸せな恋人達の時間を作っていたのにね。
それがどれだけ大事なものか?〜彼女を失った彼に再びそんな瞬間が訪れるのか?
彼は「金持ち」で世間からも評価される「立派な」人間になるのかも知れないが、それは、あの男爵(の生活?)が人として目指すべき人間の姿である…という事に他ならない。
確かに「たかり」で生きるのは如何なものか?とは思うがね。
元々彼女が田舎者だったって所もポイント高いが、もう彼女は全ての男が抗えない魅力を放っている…彼女の為に死ねるって男の数は星の如く…って事を前提にしないと有り得ないような展開かもだが。
でも病気やら評判やらetc.を理由に身を引こうとする彼女……それは本心なのか?〜俺を捨てて他の男と付き合うつもりなのか?〜姿だけで魅力的な彼女が後半は人間的な魅力を放ち、果ては、喜び、病床の姿を恥ずかしく思い、また幸せを思い描くが…って弱々しい可憐な魅力で幕を引きます。

「愛」こそ全てと生きる主人公達の姿を描いた格調高いメロドラマ。星4つ…反対する理由無し。

投稿者:さと投稿日:2007-09-23 00:24:04
美男美女とはこのことよの〜。また今回の役所の所謂、薄幸の美女はまさにガルボ様のイメージにぴったり。ですがご本人はこの役が一番嫌いだったとか。分からないものであります。病で憔悴しきっていくところのガルボ様は目が離せませんぞ。是非ご覧あれ!
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-06-23 23:12:15
クラシック女優の中でも私が特に好きなのがグレタ・ガルボ。そんな彼女の出演作の中でも私が一番好きなのが本作。
私の母は昔、本作の小説を読み、感動したそうで、その後飼った2匹の犬の名をマルグ、リットと名付けたそうです。そんな母の想い出の作品でもあるので鑑賞しました。母は映画版が初めてだったみたいですが、結構喜んでくれて嬉しかったです。
本作のガルボの演技は本当に素晴らしく、彼女でなければ演じられなかったに違いない役です。彼女の演技にラストまで目が離せず、最後は涙、涙です。間違いなくメロドラマの名作です!
投稿者:mozimo7投稿日:2006-08-23 14:50:12
冒頭の劇場のシーンで、アルマンに微笑みかけるマルグリットにノックアウトさせられた私。この世で最高のクローズアップは?と聞かれたら間違いなくこれと言うでしょう。きらめく宝石、ガルボの演技、どれをとっても見事。1
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-27 20:16:42
 ガルボがロバート・テーラーの腕に抱かれて絶命する直前に見せた、一瞬の視線には身震いがした。生に対する執着と彼への愛情が、ガルボの美しい瞳を凄絶なものに変えていた。あのような目の演技はなかなかできるものではない。
投稿者:カンナ投稿日:2005-11-07 22:16:39
ガルボは大女優らしく名演をみせてくれてる。感動的でもある。
でもデュマ・フィスの原作ではマルグリットは20代前半の女性と設定されてる。
このときのガルボは美しいけど、どう見ても30歳過ぎに見える。原作のイメージからすると、老け過ぎ。ガルボのための「椿姫」であって、原作を読んでる者としてはイメージが違う気がしてならない。
投稿者:篭瀬山投稿日:2003-11-13 21:16:35
【ネタバレ注意】

 パリの華やかな社交界?に身を置きながら、田舎育ちの出自を隠さないどころか、誇りに思っているかのようなマルグリット(ガルボ)の人物がいいですね。あとでアルマンと田舎に行ったとき、草花の匂いを嗅いで「どんな香水よりもかぐわしい」と言ったマルグリットは、虚飾の世界に溺れているようでありながら、人生の本当の喜びを知る人物として描かれているのだと思いました。どうしてそんな彼女が、虚飾の世界に身を置くことになったのか。もちろんそれを説明するのは、彼女の類稀なる「美貌」の一言で済むわけで、グレタ・ガルボは見事にそれを体現していたと思います。

 と同時に、パリのきらびやかな社交界といえども、どんな女の子でも新しい服を買ってもらったときに感じるような、喜びの延長線上にある世界だ、そんな風に描いている気がしました。どこかで線引きされるものなのか、それとも、そもそも虚飾に溺れることが罪悪なのかどうか分かりませんが、少なくとも、女の子が感じる小さな虚栄心に罪がないことはわかりますので。

 それだけに、アルマンの父の説得に応じる彼女に、何の打算もないことはすぐ分かりました。ただ、人間の感情はこのような動きを示すことがある、それはなんとなく理解できますが、自分の体験と照らし合わせる限り、実感としてはよく分かりません。聖女のような気高い自己犠牲精神の現われだとも思えますし、逆に人間性に対する冒涜だとも思えます。ですから、私にはアルマンの父親の行為がどうしても許せないものに思えました。マルグリットのアルマンへの愛を無欲であると認めているのにもかかわらず、自分は私利私欲を押し通そうとするのですから。愛の尊さを知った上で、なおかつ自分の息子の本当の幸せを望むのであれば、どんなことがあっても息子を真っ正面から支援してあげて欲しいものです。ここに、ラストの悲劇的な結末(あるいはハッピーエンドなのかもしれませんが)へ導く為の、映画としての(実際には小説として、ですか)”仕掛け”があるように感じました。

 人を愛するってどういうことなのか、わからなくなった時に見なおしたい映画です。8

投稿者:Ikeda投稿日:2003-10-13 15:14:45
デューマ・フィスの原作は、下手をすれば古くさいストーリーという事になりかねない所ですが、パリの社交界でのやりとりから始まって、段々と盛り上がって行く構成は、監督ジョージ・キューカーの腕の見せ所だったと思います。ロバート・テイラーは好男子なだけで大した事はありませんが、グレタ・ガルボが素晴らしいです。特に、テイラーをわざと嫌われようとするあたりから、ラストに向けての迫真の演技は見事で、さすが大女優だと思わざるを得ません。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2003-08-05 19:53:05
ガルボはオスカーには縁がなかったけれど、ニューヨーク批評家協会賞では何回か主演賞を取っているんですね。確かにこの「椿姫」は、アルマン役のロバート・テイラーとともにまさに適役。やはりこういった作品はこのような美男美女でなければムードが出ませんね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞グレタ・ガルボ 
■ 女優賞グレタ・ガルボ 
【ソフト】
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