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鶴は翔んでゆく(1957)

LETJAT ZHURAVLI
THE CRANES ARE FLYING [米]

戦争と貞操(初公開時)

メディア映画
上映時間97分
製作国ソ連
公開情報劇場公開(新東宝)
初公開年月1958/08/26
ジャンルドラマ/ロマンス/戦争
鶴は翔んでゆく【デジタル完全復元盤】 [DVD]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 4,980
USED価格:¥ 5,806
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【解説】
 ロシアの青年のもとに召集令状が届いた。彼は最愛の恋人を残して、戦線に出征し戦死する。だが恋人は彼の死が信じられず、やむなき事情で結婚したあとも、ずっと彼の帰りを待ち続けていた……。戦争の巻き起こした悲劇を真っ向から描いた悲恋劇。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
328 9.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:Ikeda投稿日:2012-04-29 11:10:09
婚約していた恋人ボリス(アレクセイ・バターロフ)が志願して出征し、残されたベロニカ(タチアナ・サモイロワ)は空襲で両親を亡くしボリスの叔父フヨードル(ワシリー・メルクーリエフ)の世話になるが、空襲のドサクサでボリスの従弟マルク(アレキサンドル・シュボーリン)と結婚せざるを得なくなる。その頃、ボリスは戦死してしまったが、彼女はそれを信ぜず、希望を持って生きていくという気持ちが何とも言えぬ情感を持って迫ってくる映画です。
カメラも綺麗ですが、これもエイゼンシュテインの伝統を引くモンタージュ手法が素晴らしく、最初と最後の上空を雁行して飛ぶ鶴の群が印象に残る名作です。
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-29 14:52:47
戦時中の叶わぬ思いを描いて秀逸。いつも切ない最期で終わるから見てて気分よくない。
才能はいつの世もどこにいても必ず出てくるものですね。

NYタイムズの記事を見らねばこの作品に出会う事もなかったでしょう・・感謝。
投稿者:Lionsboy投稿日:2007-05-08 04:10:02
私はこの映画によって、映画に目覚めたと言っても過言でない。それまで見てきた映画がすべて陳腐に見えるほどの衝撃であった。
要するに、映画というのはカメラによって見せるものだということをこの映画によって知った。
強烈なカメラワークとモンタージュの素晴らしさ。
寒々とした白黒の画面が、スターリン時代の暗鬱な気分を表現している。
帰還兵を満載した列車が到着する中をさまよう主人公の姿が悲しい。
投稿者:Bava44投稿日:2006-05-25 21:48:10
【ネタバレ注意】

30年代フランス映画と『第三の男』を足して2で割ったような雰囲気のオープニングから映画に
引き込まれる。しかし、カメラワークが凄過ぎて話がよく分からなかったりする。(単純な話だけど)

ボリスが戦場で撃たれて倒れる時に見る幻想の美しさと、現実の白目を剥いてバタッと倒れるシーンの
ギャップが大きくてビビる。
あと、ボリスの父親がすごくいい人だったのが作品を豊かにしていると思う。


『戦争と貞操』という初公開時のタイトルは新東宝・大蔵貢が付けた題名なので真に受けないように。
この頃はまだソ連に対する偏見が強くて、カンヌグランプリでも大手の会社は手を付けられなかったのだと
思う。60年になってから「誓いの休暇」や「人間の運命」によってロシア映画は評価され始めました。
(ポチョムキンでさえ公開が遅かったし)
新東宝はよく右翼的だといわれるけど、逆に独立系の映画もよく配給していて、何でもありだった。
尚、当時のキネ旬は『鶴は翔んでゆく』の題でシナリオを載せている。大蔵を無視しているのが笑える。

投稿者:ルミちゃん投稿日:2004-07-01 18:12:34
【ネタバレ注意】

戦争と貞操、この二つはまったく別の問題であって、絡めて描こうとすること自体が間違っているのでは.
ソ連において、銃後の男が大きな問題であったのは認めますが、男女がSEXすることと、戦争とはまったく別のことなのね.
ですから、この点は、チュフライの誓いの休暇の方が遙かに上手く描いている.
片足を失って帰郷を躊躇う男と、その妻.コントラストをなすのは、セッケンを届けに行った家で、銃後の男とぜいたくな暮らしに明け暮れる妻.
この対比をどう考えるかというと、
「奥さん、水をいっぱい下さい」夫が兵隊に出ている留守の妻と浮気した兵士の話.列車の中でのこの話、アリョーシャを含めて皆が笑いながら聞いていた.この出来事を通して考えることになる.言い換えると、皆悪い、悪いことの中から、正しいものを探し出す、アリョーシャと行き連れの女の子との恋愛を通して、見つけ出すように構成されているのが、誓いの休暇.(必然的に戦争とはどう言うことなのか、考えることになる)

この映画の場合、良いものと悪いものがはっきりしていて、考えるものが何も無い.必然的に描かれたものが、その状況に置かれた個人的な問題になってしまって、それが恋愛問題であるとすると、それに口出しすることは、おせっかいに過ぎない.つまり無意味である.



投稿者:カトウスタール投稿日:2001-11-07 13:05:02
 初公開時タイトルの「戦争と貞操」からは,ヒロイン・ヴェロニカの行動が当時の観客をいかに驚かせたかがわかります。私だってびっくりしました(笑)。

 でも彼女は責められないですよね。戦時中に,しかも悲しくて淋しくてどうにもならない時に,ちょっとでも安らげる所があったらそりゃ逃げ込みたくなるはずですよ。ヴェロニカがそれでもボリスの帰りを待ってしまうのは,心の奥底が彼を欲しているからでしょう? 中盤,そのボリスはヴェロニカを想いながら死んでゆき,そのとき幸福に満ちた結婚式の場面が頭をよぎるんですが,そのシーンがどこよりも美しく哀しかったです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ パルム・ドールミハイル・カラトーゾフ (タチアナ・サモイロワの演技に敬意を表して)
 ■ フランス映画高等技術委員会賞ミハイル・カラトーゾフ 
□ 作品賞(総合) 
 □ 女優賞(国外)タチアナ・サモイロワ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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