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THX-1138<未>(1971)

THX 1138

メディア映画
上映時間86分
製作国アメリカ
公開情報劇場未公開・ビデオ発売
ジャンルSF
THX-1138 ディレクターズカット [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,500
価格:¥ 1,484
USED価格:¥ 969
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【解説】
 G・ルーカスが学生時代に撮った短編「電子的迷宮/THX-1138:4EB」(「スター・ウォーズ」日本語版リバイバルの際に併映された)をコッポラが製作を務めて長編作品にリメイクした、記念すべきルーカス監督の商業映画デビュー作。時は25世紀。人類はコンピュータが支配する地下に広がる世界で、精神抑制剤を投与されながら機械的管理の下、登録番号で呼ばれながらさまざまな作業に従事していた。しかし主人公のTHX1138と女性のルーム・メイト、LUH3417は抑制剤の投与をしない日々を続けてしまい、次第に“人を愛する感情”が目覚め、この世界では禁止されている肉体関係を交わしてしまう。尚かつ薬の未投与のおかげで毎日の作業にも支障をきたしはじめ、その事を知ったコンピュータはTHXを投獄し、裁判にかけようとするのだが……。白を基調にしたシュールな世界を背景に、低予算を逆手に取ったさまざまな効果が管理社会の持つ冷たい感じを見事に表す中、人間として自我に目覚め、自由を求めて疾走するTHXの姿が熱い感動を呼ぶ近未来SF映画。多少難解ではあるものの、内に秘めた思いがストレートに伝わってくる秀作である。なお、DVDとBlu-rayはルーカスに無断でカットされてしまったシーンや、新たに撮影されたシーンを差し替えた、ディレクターズカット・バージョンとなっている。
<allcinema>
評価
【関連作品】
スター・ウォーズ(1977)
電子的迷宮/THX-1138:4EB(1967)オリジナル短編
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
935 3.89
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-05-06 09:21:34
ルーカスの監督としての原点を研究するには
資料的な価値があり貴重な作品かと思います。
内容はありきたりで鑑賞に忍耐力を要し
ルーカスの作品でなければ見なかったでしょう。
投稿者:gapper投稿日:2009-07-02 20:21:48
【ネタバレ注意】

 今見ると、新鮮味は無い。管理社会というのは、多くのSFで扱われている。
 「2300年未来への旅」では表面的には理想郷で、この作品とは対照的だが30歳で再生しなければならないという規則があり結果的にこの作品同様脱出することになる。管理社会=共産主義という感覚がアメリカ人にはあり、悪意があるものが多い。「CUBE」は、その究極であろう。
 ただ’71年以前には、「メトロポリス」の様に格差社会の作品はあるが、管理社会というのは思い出せない。このような”管理社会SF”というのは、先駆けかもしれない。

 監視カメラはあるもののセンサーなど無く、脱出などが容易で違和感を感じる。まあ、こういった作品では、いつもの事だが。
 薬で管理され、人命も単なる損失で金と同等に扱われることや白を基調とした世界はしっかりと作られているが、それだけという感じがする。社会主義でも個人資産は管理する側は持っているし、このような社会になる危険性は全く無いだろう。つまり、現実との接点が見えない。

 全くの空想でも、「スター・ウォーズ」の様に見るだけで楽しいものなら良いが、この作品では面白いものは無い。車は、レーシングカーのようなものでいい感じだが、わけも分からずオーバーヒートして復活する。このシーンを、自由を求めているとする人も居るが、私には逃げているとしか見えない。追われていなければ、乗っていないだろうし主人公の行為は積極的なものでなく消極的なものだから。

 結局、管理されていない世界がまわりに広がっているのだが、”全ての世界は管理されていて現実には存在しない”という方が良かったのではないか。薬をやめたら、自然の欲求が復活し手放したくないので逃げたという話なので、刹那さや絶望感など増すの良いはず。これでは、単に失敗した社会にしか見えない。選択の余地無く、行き着いた社会でないと。

 ルーカスに意味や意義、メッセージ性のある作品は向かないということだろう。

投稿者:tomovsky投稿日:2007-11-05 17:20:05
【ネタバレ注意】

サッパリわからない内容。管理社会って言うより、巨大な精神病者収容所って感じ。自分らで作ったアンドロイド警察官に管理されるなんて、すごくイヤな設定だ。別に見せ場もないし・・・・・。解説じゃ感動作って言い切ってるが、主人公含め登場人物があまりにも無表情なので感動は出来ない。主人公に対しての、感情移入も無理。最後の終わり方も気に入らない。地上に出た途端にエンド。もう、愛なんかどうでもよくなってる。いくら1970年代のSF作品でも、これだけひどい作品は他にはないんじゃないかな。

投稿者:irony投稿日:2007-03-12 13:25:01
 人間牧場だな、こりゃ。許される娯楽、発言 行動は全て生産効率を上げる為 言ってみりゃハンドルのあそびみたいなもん それを越えたブレザンスは排除 ホログラムに至っては本来の目的を逸脱したため 1138は将来予想されるプロフィットをコストオーバー 
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2006-12-14 23:36:33
1回目の時は数分でリタイア。今日2回目の挑戦だったが、40分が限度だった。で、チャプターで最後のシーンを選択して観たのだが、これって1回目の時もやったような気がする。とにかく未来=管理社会というSFの図式はもう通用しない。あと観ていないのは「ソイレント・グリーン」と「アイランド」だが、この2本をクリアしたらもうこの手のはいいな。
投稿者:たにし投稿日:2006-08-01 22:12:48
到底考えられないくらい、落ち着いた作品。娯楽というよりも、考えさせる
映画に仕上がっているのは、彼が映画技術に徹しているからだとも思う。

デュバルのキスシーンがみれる作品でも有名。
しかし、あの抑えすぎた演出は、オーティ゛オコメンタリーによると、
70年代に流行した、ドキュメンタリータッチだという。(もちろん、アメリカン・ニューシネマも含めて)

ルーカスだからといって見る映画ではないです。高得点
投稿者:vv投稿日:2006-05-01 02:24:06
ルーカスらしからぬ前半に期待したのだが…

Donald PleasenceってGreat EscapeとFantastic Voyageぐらいしか思い浮かばなかったのだが
いやぁ出演作の数の多さにはビックリしました!まさに驚異の脇役。仕事人。
投稿者:ふくら雀投稿日:2006-04-08 13:13:58
できたらコメンタリーを見てください。
若かったがゆえの云々という青臭さへのコメントはない。
30年経って数々の大仕事を経た映画人として、納得のいく作品なのだと思います。

ロバート・デュバルはすばらしい俳優さんです。
真っ白な収容シーン、感情を爆発させる前、怒りを含んだ沈黙時の顔が
日本画のようで美しい。一時停止してスケッチしました。
投稿者:vale投稿日:2005-11-23 22:44:15
【ネタバレ注意】

まぁ・・こんなもんでしょ。大監督のデビュー作でなければ決して見られない、その手の映画。とにかく退屈で長い。見終えたら主演のロバート・デュバルそっくりの生気のない顔になれるよ。
内容は「モダンタイムス」から「マイノリティーレポート」まで延々と続くSFの1ジャンル。でもこれで商業映画?ってな出来はルーカス監督らしくないなぁ。
質問があります。 ロボット警察までいる未来社会で放射性物質の扱いが人間の手作業なのはなんで?

投稿者:Longisland投稿日:2005-10-21 01:50:16
↓で諸氏が語られているように・・・退屈な作品。 但し、後のSWに通じる薄汚れた未来社会の造り込みは流石。 しかしこんな難解な脚本をよく商業長編作品として撮れたもんだ。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2005-08-14 17:29:36
ストーリー的には、よくある管理社会ものであり、意味不明な所はあるし中盤までのテンポものろくて退屈。クライマックスのチェイスシーンは迫力があっていいが・・・
この映画の見所はやはり、ビジュアルであろう。そのシンプルでクールなセット美術はその方面に興味のある人ならば、一見の価値あり。
明らかに「2001年」の影響があると思うが、当時の・・例えばニューシネマあたりのムードも感じられる。
演技陣は、D・プレザンスが「ミクロの決死圏」の延長線でいい味を出している。デュバル&マコーミーのカップルも全裸で熱演。
新作の「アイランド」と見比べてみるのもいいかもしれない。
投稿者:jyonji投稿日:2005-07-09 19:03:09
【ネタバレ注意】

同じSFでも同監督の作品である『スター・ウォーズ』とは全く作風が違います。
かなり古い作品なので、科学的なシーンは古臭くSF特有の派手さも無いですが、白を基調としたカラーでコンピュータ管理社会を奇妙な寒々とした世界に描いています。
懺悔室のシーンでの『生産と消費をして幸せになりなさい』の様なセリフが露骨で妙に面白く思えます。
機械を使用したオナニーシーンにはビックリしました。
終盤のカーチェイスのシーンは見せ方が面白く好印象です。
このシーンを現在風に派手にアレンジしたのが『クローンの攻撃』の序盤のカーチェイスに思えます。
残念な事は見せ方が独特なのは良いのですが映画としては地味過ぎて観ていて終始、睡魔との闘いだったという事です。http://saltsaltsalt.hp.infoseek.co.jp/

投稿者:ASH投稿日:2002-10-13 15:09:07
【ネタバレ注意】

 後年の「SW」とはまるで違う、むしろ、かの作品とは対極にあるルーカス監督によるSF映画の隠れた佳作。DVD化に際し、ルーカスはいくつかのシーンにCG修正を施したらしいが、オリジナル版にあった閉塞感に多少なりの拡がりが出たといった印象。

 白一色を基調とした室内や、名前を持たず識別番号で呼ばれ、同じような服装で頭髪を剃られた人間たちが暮らす未来社会は、没個性の極致のようで空恐ろしい。人間は生産し、消費するためだけの存在として扱われているのだ。彼らを支配し、管理しているものの存在が見えないが、それはかえって見えない方が映画に深みを与えていて効果的な気がする(予算の関係もあったのであろうが)。ロボット警官たちの無機質な存在感も不気味だ。

 映画は中盤までは淡々と進み、白一色の刑務所(?)に入れられたTHXたちが問答するシーン辺りは退屈するが、彼が脱走をしてハイウェイを車で飛ばす辺りで俄然活気を帯びてくる。ここでのスピード感は、この低予算映画の中でも異質のシーンであって、ルーカスはかなりこのシーンに心血を注いだであろうということが窺えるのだ(まあ、スピード狂だしね)。

 電話ボックスのような懺悔室で神(?)に告白をするシーンは、神様は一方的なことしか喋らない(あらかじめ録音した音声だから)。つまり、迷える子羊たちの言葉なぞ聞いちゃいないのだ。最後に、「生産し、消費せよ。されば幸せになれる」というお言葉がなんとも怖い。

投稿者:長春投稿日:2001-06-28 17:08:14
この未来社会では、人間は生産手段としか扱われていない。生産性を維持するために、住居房には立体テレビでポルノが放送されており、薬も投与される。主人公たちはそこから逃げ出すが、追跡する側は経済性を考えながら追跡をしてくる。主人公は逃げ続け、追跡のための費用が積算される。主人公がこれから生み出すであろう価値を追跡のための費用が上回ったとき、追跡は打ち切られ、主人公は自由となる。人間を目的でなく、手段と考えることの恐ろしさをひしひしと感じた。
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