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ゆきゆきて、神軍(1987)

メディア映画
上映時間122分
製作国日本
初公開年月1987/08/01
ジャンルドキュメンタリー
ゆきゆきて、神軍 [DVD]
参考価格:¥ 4,935
価格:¥ 4,792
USED価格:¥ 8,000
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 Photos
ゆきゆきて、神軍ゆきゆきて、神軍

【クレジット】
監督:原一男
製作:小林佐智子
企画:今村昌平
撮影:原一男
編集:鍋島惇
助監督:安岡卓治
出演:奥崎謙三
【解説】
 天皇に向けパチンコを撃ったこともあり、過激に戦争責任を追及しつづけるアナーキスト奥崎謙三が、ニューギニア戦線で起きた疑惑の真相を探るべく当時の上官を訪ね歩く姿を追った衝撃のドキュメンタリー。1982年、兵庫県神戸市。妻・シズミと二人でバッテリー商を営む奥崎謙三は、凄惨を極めたニューギニア戦の生き残りの数少ないひとり。やがて、彼が所属した部隊で終戦後23日もたってから、“敵前逃亡”の罪で二人の兵士が射殺されたことを知った奥崎は、処刑した上官5人を訪ね歩き、当時の生々しい状況を聞き出していく。が、時に、尋問していく過程で興奮し暴力に走り、あるいは同行者と共に相手を軟禁状態にして詰め寄るなど、奥崎の行動は撮られていることを意識してか次第にエスカレートしていくようにも見え……。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
21175 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2017-01-15 18:35:09
このドキュメンタリーは奥崎 謙三という最凶の人物を見つけてきた時点で勝ちだったと言われている。
それもそうだ。
この男は天皇に向かってパチンコ玉を放ち、法廷では性器を露出して検事に小便をかけた。
デパートの屋上から天皇のポルノ写真(コラージュ)をばら撒いたり、揉めた不動産屋を刺殺したりもした。
法律なんか関係なく、刑務所に入ることも厭わない。こんな最凶のアナーキストが近くにいたら本当に嫌だと思う。

そんな彼が戦時中の悪事を暴こうと、当時の上官を訪ねて歩くところが描かれる。
その行動力もすごいが、暴力も辞さない姿勢は本当に恐ろしい。
また、上官から語られる戦争中の話も衝撃的だ。

とにかく凄いものを見たなあという気持ちになる映画。
下手なホラー映画より怖い。
投稿者:黒美君彦投稿日:2015-08-31 17:56:42
【ネタバレ注意】

「ドキュメンタリーって、フィクションですからね」とは原一雄監督の言。
いや、とにかく凄まじい映画であることは確かなのだ。それはもちろん奥崎謙三のキャラに負うところが大きいのだけれど。もちろん彼の行為や行動は許容範囲を超えているし、そもそも彼は法の支配を認めない。その意味では天上天下唯我独尊なのだ。
さてここからが問題である。では彼の追及が完全に的外れであったなら、この映画は存在すら認められなかっただろう。
彼は、自分が所属していた独立工兵第36連隊で、終戦後ふたりの兵士が銃殺されていた事件の真相を、遺族とともに追う。途中で暴力沙汰を起こしたり、遺族と喧嘩別れしたり、とにかくハチャメチャなのだが、そうこうしているうちに「人肉食」の事実が炙り出されてくるだから凄まじい。
つまり、飢餓状況に陥った分隊にあって、下級兵士が生贄にされたのではないかと突っ込んだ結果、銃殺に立ち会った元兵士が「誰もが白ブタ(白人)、黒ブタ(黒人)は食べとった」「現地民は食べなかったけどな」とさらりと答えるのだ。
さらにはのらりくらりと追及をかわしていた元中隊長こそが、軍法会議ヌキの処刑を指示し、さらには兵士ふたりのとどめを刺した張本人であったことが証言から明らかにされる。
奥崎謙三の理屈はきわめて単純だ。戦後23日も経ってからの銃殺処刑は「殺人」である。それなのに「当時は戦争だったから」「軍の命令だったから」というのは無責任じゃないか。銃殺を「戦病死」などと偽り、のほほんと戦後を知らぬ顔で過ごしているのは決して許すことができない。殺人罪は時効があるが、そんな法律は俺には関係ない!
…とまあ、こういうことだろうか。

実際の戦場で何があったのか。
それを証言できる人は今やもうほとんどいない。だが、この映画には、戦場の狂気を戦後もひきずった男が記録されている。
一緒にニューギニアに行こうと奥崎が誘った戦友の母親が、パスポートを残して亡くなったラストシーンは印象的だ。

原監督もこの作品完成までは相当苦労したという。
とにかく凄まじいエネルギーと毒に溢れながら、エンターテインメントとしても成立しているとんでもない作品である。

投稿者:kata投稿日:2011-06-28 03:27:33
初めて観たのは何時だったかな。
ビックリしたけど、よくよく考えたら左翼のキ○ガイ。
この後の「神様の愛い奴」では精神が完全崩壊してた。
壊すことだけで何も生み出せないのがこういった左巻き世代。
今時のマスゴミ同様。
投稿者:CIGARETTES投稿日:2010-12-31 09:03:13
まさにアウトローだね。
群れを嫌う人間と好む人間とでは、自身の護ろうとしている物のスケールに大差があるのだと感じました。
奥崎氏はもう亡くなったけど、死際に自分の行動は間違ってなかったともし思ったなら、
奥崎氏にとっては、その行動が本当の正義なんだろうな。
暴力も辞さない姿勢は賛否両論だが、奥崎氏は正しかったんだと思う。
投稿者:こじか投稿日:2010-04-10 20:24:41
オンリーワン。満点以外に考えられない作品。
危険な思考回路にただただ圧倒される。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-06-28 17:25:19
『この男、偏狂につき』
投稿者:坂本投稿日:2007-09-16 04:40:09
奥崎氏を通して戦争責任を追求した作品であることは確かであり、戦争が以下にグロテスクなものなのか、生々しく見るものに迫る映画であることは認める。

だが、私からすればそういう主題はどうでもよくて、最も注目すべきは奥崎謙三というエキセントリックかつ強烈なキャラクター性である。知った風なことをいえば、めちゃくちゃキャラ立ちしてるんです。このひと。

ここまで自分の自己顕示欲を肯定できる人間、ここまで過激に反逆できる人間、ここまで戦闘的な人間…そうそういませんよこう言う人は。この映画は戦争を掘り下げながらも、実際のところは奥崎謙三という主人公をおいかけたバトル映画なのではないでしょうか。

そもそも奥崎氏の目的は反戦とか平等とかを主張することではないんです。目的はどうでもいい。ありあまるエネルギーを発散させるための手段が必要なんです。目的のためには手段を選ばず、そのうちに手段に興じて目的を忘れる。もっといえば手段のために目的を選ばない。Hellsingの少佐みたいな人って実在するんですね。

とにかく、みてください。奥崎という男のすさまじさを。
投稿者:新・映画の都投稿日:2007-06-30 03:03:05
ある人に見て来いと言われ、見に行った。見た時は仰け反りまくった記憶がある。122分あった事も忘れてしまう作品だった。原一男監督はこの作品から知った。その時一度きりしか見ていない。改めて見たいが、その時受けたインパクトが怖い。でもいずれ再見したいと思っている。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2007-02-22 14:59:04
公開当時映画館で不思議な笑いが起こったことで有名な本作品。喜劇は悲劇的要素のの中に垣間見ることが出来るとポン・ジュノ監督が言うとおり、異常な緊張感のなか話は進んでいくが画面に現れる人物は皆どこか胡散臭く滑稽であり笑いを禁じえない。しかし監督の原も出ている奥崎も大真面目なのである。コメディーをつくったつもりはみじんも無い。そのことは間違いない。見ればわかるがとても深刻なテーマを扱ったドキュメンタリー作品である。イーストウッドの小遣い稼ぎ「硫黄島からの手紙」を見て感動している人が居たら騙してでも本作を見せてあげよう。戦争の真実とは、本当に胡散臭いのは誰なのか少しは理解できるかもしれない。私は個人的に奥崎の奥さんの飄々としたキャラクターに惹かれていたのだか…。
投稿者:さち投稿日:2006-06-06 04:29:39
すばらしい
投稿者:野島回投稿日:2005-11-24 15:44:50
僕自身、あまり多くの数の映画を見ているほうではないが(一日数本も映画を観るなんていう超人的なことは出来ないし、そんなのは映画を観たなんていえないと考えている)、久々にじっくりと観て、面白い作品だった。

印象に残ったのは「責任」と言う言葉。丸山が福澤の影響を受けて名づけた「無責任の体系」という言葉は有名だが、それを現実に行動してみると、映像としてはこんな感じになるのかという印象(幾重にも留保が必要だろうが・・・)。

あとは、ある元兵士の靖国神社についての発言に憤激した奥崎の心理をもう少し描いてほしかった。なぜ奥崎が靖国神社についての発言にあそこまで激怒したのか。

完全な戦後生まれで、しかも高度経済成長以後の昭和しか知らない私からすると、奥崎に追求される側の人間たちの中に、自分の祖父も含まれていると感じてしまった。

まぁ、色々な批判等々あるのは容易に想像できる。例えば、奥崎ってのはちょっと面白いこといって、本にしたり、映像にしたりして、金儲けしたいだけなんだよみたいことが言われるだろうというのは、あほでも分かる。

しかし、とにかく、公共の電波ではなかなかここまで突っ込んだものを流すことはあまりないから、一見する価値は十分にあると思う。
投稿者:さとうただお2投稿日:2005-04-08 20:35:52
凄惨な戦争のありさまの記憶が、映像により賦活されていく過程を描き出した作品でしょうか。南方に送られた陸軍兵は、それまで、山河にこもっても、生命を奪ったのはせいぜい昆虫くらいでしょう。かの地では、米兵と戦い撃ちとるよりも、死の恐怖と戦いながらの、移動と退却、生き残りがそのほとんどだったのではないでしょうか。奥崎さんは、戦争の記憶を、戦後も心の傷から血を流しながら、一人忘れることの出来ずにいたのではないでしょうか。彼の行為は、平和時にあっては戯画的にならざるをえない。だから、真剣に自分の記憶を信じてくれる人を呼び寄せたのでしょう。それがまた劇画的なのですが。
最後まで奥崎さんに寄り添った奥さんが健気に思えました。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-07 23:05:05
強烈。
投稿者:BBB投稿日:2004-08-08 03:34:03
借りてみたんだけど、何をしている人なんですかこのひとは??
誰か教えてください 宗教家かしら?
投稿者:comment投稿日:2004-02-21 19:35:34
最近の映画は退屈だと思っている人には最適!体験者じゃないけれど、戦争ってのがいかに嫌なものであるかはっきりと分かる作品です。言葉では言い表せないような感情が起こりました。それと同時に彼の言動に共感もするし、元兵士の方々の口を塞ぎたくなる気持ちも伝わってきます。この作品を知ったことにより、戦争反対!と声を大にして言いたくなります。
投稿者:dadada投稿日:2003-10-12 23:22:54
昔、暇そうにしている友人を誘って、劇場で鑑賞した。予備知識の全く無かった友人は、鑑賞後に「何で、こんな映画を観せやがったんだ!」と怒っていた。
個人的には、単純にミステリーとして重い衝撃を受けながらも楽しんでしまいました。
怖いですよぉ〜。どこの家にもあるだろうコタツの上のミカンが、こんなに怖い小道具になるなんて!
ドキュメンタリーですけども、奥崎なる人物の行動であるとか、取材の方法に嫌悪感を覚える方もいるでしょう。
しかし、とりあえず、一度観て下さい。鑑賞後に、画面の中で繰り広げられた出来事をどう考えるかは各個人の自由です。
投稿者:kuro投稿日:2003-02-01 17:21:01
ドキュメンタリーであることが、この映画を迫力あるものにしています。

奥崎謙三氏の行動に、賛同できる訳ではありません。

しかし、彼の追及によって、先の戦争での、誰も語らなかった本当の現実を、広く知らしめることになったことには、感謝すべきと思います。

戦後40年も経って、目に涙を浮かべて重い口を開く元日本兵たちを見ていると、いかに戦争が人を狂気に変え、生き残った人間にも重い十字架を背負わすことになるかということがよくわかります。

公共の電波には決して載らない映画ですがDVDで必見だと思います。
投稿者:投稿日:2003-01-24 21:43:44
日本国憲法は基本的人権を定めていながらその埒外の人間も同時に規定している。
この大胆な矛盾と奥崎さんはどっちがすごいのか。
人と法律はどっちが偉いのか。
笑うも怒るも一見の価値ありですよね。
投稿者:メタルヘッド投稿日:2002-12-20 18:28:29
奥崎謙蔵のキレっぷりが良い。霊媒師のオバハンの変人ぶりにも笑える。ガチンコ・ファイトクラブなんかよりこっちのほうが面白い。
投稿者:4531731投稿日:2002-10-06 02:32:48
 奥崎、いーですねー、一級のギャグメーカーですねー。しかしあの自前の宣伝カー(笑)ギャグだらけ。大好き。あとナゾの「アナーキスト」が気持ち悪くてよかったです。「アナーキスト」って食ってけるのか? あの霊媒師のおばさんも最高!奥崎が真剣に事実を追及している時にギャグかましておじさんたちをひかせてどーする。
 奥崎の行動を全肯定はしないけど否定もしないですね。あの人は自分らしく生きてる。でも自分らしく生きる定義ってのは決定されてるから、人は奥崎が自分らしく生きてるとは認めないかもしれないですね。他人に迷惑をかけない、良い結果をだすコト、ってのが自分らしく生きる定義ですね。条件付きで生かされて喜んでるヤツらと奥崎みたいにリスクを背負いながら自分の意志で行動してるヤツとの差はデカい。
 ていうか、奥崎と仲間たちに爆笑できればOKでしょう。デカイ問題に直面した時の個々の人間の対応(勉強になる)、生の感情や表情とかスリル満点、サスペンスタッチも見逃せない。
投稿者:まっどぼんば投稿日:2002-03-10 18:44:45
終戦記念日には毎年この映画をTVで放送してほしい。
奇跡的傑作。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2002-01-24 21:30:05
なんと感想を書いたらよいかすらわからない。
なぜにそこまでする?
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ カリガリ映画賞原一男 
■ 監督賞原一男 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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