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櫻の園(1990)

メディア映画
上映時間96分
製作国日本
公開情報劇場公開(アルゴプロジェクト)
初公開年月1990/11/03
ジャンルドラマ/青春/学園
櫻の園【HDリマスター版】 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,672
USED価格:¥ 3,022
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【クレジット】
監督:中原俊
製作:岡田裕
企画:成田尚哉
プロデューサー:笹岡幸三郎
原作:吉田秋生
脚本:じんのひろあき
撮影:藤沢順一
メイクアップ:馮啓孝
太田美香
美術:稲垣尚夫
衣裳:白井友貴子
編集:冨田功
振付:神羽恵子
音響効果:斉藤昌利
演奏:熊本マリ
(ショパンの主題による変奏曲)
助監督:冨樫森
篠原哲雄
原正弘
竹内正樹
出演:中島ひろ子志水由布子(3年・部長ドゥニャーシャ)
つみきみほ杉山紀子(3年・ヤーシャ)
白島靖代倉田知世子(3年・ラネフスカヤ)
梶原阿貴久保田麻紀(3年・ロバーヒン)
三野輪有紀大町真由美(3年・トロフィーモフ)
白石美樹平井和代(3年・ガーエフ)
後藤宙美戸田麗子(3年・シャルロッタ)
いせり恵河合喜美子(3年・ピシーチク)
金剛寺美樹井上志摩子(3年・ヴァーリャ)
菅原香世中野敦子(3年・アーニャ)
永田美妙藤城千晶(3年・フィールズ)
丸山昌子木村環(3年・エピホードフ)
宮澤美保城丸香織(2年・舞台監督)
古川りか松本圭子(2年・舞台監督助手)
西村雪絵三島一子(2年・美術係)
永椎あゆみ神奈川潮美(2年・美術係)
佐藤友紀高田真理子(2年・美術係)
浅沼順子大西加奈子(2年・美術係)
山田純世堀口さゆり(2年・照明係)
白戸智恵子高野久美(2年・照明係)
阿部千種田代有美(2年・音響係)
大原麻琴佐野留美子(2年・音響係)
森沢なつ子聖華女子学園
西山友紀子聖華女子学園
植竹よしみ聖華女子学園
伊藤礼奈知世子ファンの2年生
森典子知世子ファンの2年生
広野美保子知世子ファンの2年生
三上祐一島田祐介
橘ゆかり中野綾子
上田耕一坂口
岡本舞里美先生
南原宏治中村先生
【解説】
 女子高演劇部の人間模様を描いた吉田秋生の原作マンガを基に、「ボクの女に手を出すな」の中原俊が、チェーホフの“桜の園”の開演直前の2時間に凝縮して思春期の少女たちの揺れる心の内面を瑞々しく映像化した珠玉の一篇。桜の咲く季節。私立櫻華学園高校演劇部。創立記念日恒例のチェーホフの“桜の園”上演のある朝、しっかり者の部長・由布子はいきなりパーマをかけてきた。さらに、前日、部員の紀子がタバコを吸って補導されたというニュースに動揺する部員たち……。生徒たちのあまりにも自然な演技と、2,3人の小グループに分かれた生徒たちが思い思いに会話している様を長回しのまま切り取っていく中原監督の演出が冴え渡った。
<allcinema>
【関連作品】
櫻の園 -さくらのその-(2008)リメイク
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
974 8.22
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-08-18 21:04:58
吉田秋生の作品は好きで殆ど読んでいるのだが、何故かこの映画の原作は読んでいない。読んでいないことが幸いしたのか、熊本マリの主題を奏でるピアノの音色に乗って紡がれる中原俊の描く世界にとても素直に入り込むことが出来た。或る地方都市の名門女子校の演劇部につどう女の子たちのサナギから蝶に変わらんとする危うい時期、性への憧憬と肉体の変化がそれぞれのスペクトルで変容し絡み合って、まるで曼荼羅のような映像体験を味あわせてくれた。これは名作!である。
蛇足、感想を書き込む時はいつも皆さんの書き込みを読ませてもらうのだが、今回はとても的確で好意的な文章が多く気持ちが良かった。有り難うございました。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:陸将投稿日:2011-08-22 19:38:54
【ネタバレ注意】

なんと面白い映画だろうか。
“桜の園”開演までの2時間の中での、演劇部に所属する女子高生それぞれの表情を追っていく。

その時間や空間の切り取り方が本当に上手い。
しかも、それを上手いと一切感じさせないところが凄い。
その時々、その場での空気感や、思春期の少女たちの心の揺れ動きが、そのまま掬い取られている印象だ。

フィルムに刻まれているそれらを、“日常”や“リアル”だと表現したくなるが、そうとも言えない気がする。
彼女たちにとってその1日は特別な1日であり、間違いなくいつもとは違う1日である。
今までの努力を結集すべき集大成となる日を、そして幕が上がるまでの時間を、彼女たちはどのように過ごすのか。
どのように動き回り、何をしゃべり、そして何を心の中で思っているのか。

序盤からこの世界の虜になっている自分がいる。
彼女たちをただ見ているだけで楽しい。
死んでいるキャラクターが1人もいない。
皆が生き生きとこの時間を過ごしている。

たとえ開演時間になり、幕が上がっても、いつまでも彼女たちを見ていたい。
そんな思いにさせてくれる映画は、やはり傑作であると思う。

投稿者:半熟卵投稿日:2010-01-01 21:47:02
白島靖代
投稿者:o.o投稿日:2009-07-27 00:40:11
伝統あるお嬢様学校、桜華学園。毎年恒例のチェーホフ作『櫻の園』上演当日の朝、前夜に発生した部員の喫煙問題が、学園内に波紋を呼び、やがて・・・最初は、こんな世界ついていけないなあという気分で見始めたのですが、やがて、「おや?」と思い、さらに見続けていると、「お主、只者ではあるまい」という感じになり、最後は、「趣味の問題はともかく、これはよくできた映画だよ、すごいすごい」と、すっかり感心してしまいました。

イメージ的に言うと、少女達が上下左右に動きまわるブラウン運動の中から、秘められた三角関係がすっと浮かび上がってくる、という印象です。浮かび上がって、それが何だかんだと展開するのではなく、ただ浮かび上がる。浮かび上がったから何だと言われてしまうと返答に窮するのですが、浮かび上がって終わり、というところが何ともにくいというか、うまい感じがしたのでした。

出演者の中では、いかにもスマートな頭を持っていそうな体制内アウトサイダー「スギヤマ」を演じた、つみきみほが頭一つ抜けていると思いました。若くしてすでに世話焼きお母さん的な、しかし見かけ以上に複雑な思いを秘めた「シミズ部長」も、宝塚的アイドルだが、色々不安も抱えているらしい「クラタさん」も良かったです。女子高、ましてお嬢様学校など、もちろん自分には縁のない世界ですが、何となく、こんな生徒達がいるのだろうなと思った次第です。

毎年春になると咲き乱れ、はかなく散ってゆく桜の花と、あっという間に過ぎ去ってしまうであろう、若い時を過ごす少女達が重なり、その後には彼女達の微かな思いだけが残る、そういうことなのだろう、という感想です。そんなこと言っている場合ではない自分ですが。
投稿者:リEガン投稿日:2007-07-20 16:45:58
吉田秋生の原作も素晴らしいが、そこに漂う雰囲気やメイン・キャラクターはそのままに、設定を大胆に変え、映画ならではの味わいを出して極上。福岡市の総合図書館内にある映像ホールで再見したが、物語が終焉に向うにつれ登場人物たちとの別れを思い、胸が切なくなった。『好きよ!』だね。
投稿者:さち投稿日:2006-07-13 10:27:22
すばらしい
投稿者:GRAN TURISMO投稿日:2006-05-06 01:49:16
緊張するんですよね、あれ。私はそういった場で主役など努めた事が無く、いつも端役でたいした台詞も無いのに毎回やたらと緊張しまくっていたのをよく憶えていますよ。この映画を観ると私の知らない所で色々なドラマがあったのかなぁと思わずにいられません。それにしてもこの映画、当時はかなり斬新なものだったんだろうなあと感じずにいられませんよ。やってる事は学芸会なんだけど、映画の出来はアカデミー賞ものですよ。中原監督の手腕は見事の一言に尽きますね。よくぞここまで纏め上げてくれたものですよ。素晴らしいですよ。出演者一人一人がだれも死んでない。特に白島靖代。私、彼女が三ツ矢サイダーのCMに出てる頃からの大ファンだったんです。今は確かヤクルトスワローズの土橋選手の奥さんになったと聞いています。幸せになるといいですね。はいはい。
投稿者:きも投稿日:2005-10-10 04:16:10
この作品は、女子高のなんともいえない雰囲気を良く出していると思います。
80年代の女子高という感じ。
ダサイくらいの背伸びっぷりや、ぬるーい処女っぽさ、といった
「あの頃」の女子高を思い出しとても楽しかったです。
原作者の現役時代もこんなだったろうと察しますが、今の女子高とは
全然違うのかもしれませんね。
彼氏がいて初体験を済ませている子、全然関心がない鈍くさい子
興味深々だけれど冷めているふりをしている子、
そして、同性にあこがれてモヤモヤしている子。
総て私の周りにそろっていました。
すばらしかったです。
それから女子高のレズは男子校のホモと同じくらい
妄想に近いと思います。

投稿者:かっこう投稿日:2005-04-28 10:57:17
女子校って本当にレズの関係ってあるのかな?
上演前の数10分に物語を凝縮するっていうのが面白いです。ドキドキ感が伝わってきます。
僕は男だけど、なぜだか懐かしさも感じさせます。
投稿者:ゆういち投稿日:2002-04-23 11:01:22
「櫻の園」上演までにある小さなトラブルが
中心に描かれているのだけれど、カメラマンの 
力が大きいと思うがとてもスリリングな映画だった。
特にラブシ−ンがもの凄く抑えられた表現なのだけれど
ハラハラドキドキした。
俳優ではとにかくつみきみほが圧倒的に魅力的だった。
よく切れるナイフの様な演技。あと、白島靖代もスラッとして
きれいだった。
投稿者:カトウスタール投稿日:2002-01-13 07:12:34
 あの頃の少女たちの戸惑い,ゆらぎ,決意,恋。そういったものが柔らかなピアノに乗って積み重ねられていく,とても繊細な映画。カメラのシャッターがゆっくりと繰り返し切れる音と,それにオーバーラップしていくつみきみほが実にキレイだった。公開当時に某誌で「女子校のリアリティがまったくない」とこき下ろされていたのを覚えているが,舞台としての女子校なんてあまり重要ではなかったと思う。女子校出身でない私のような者でも,こんな瞬間があったよなって感じることができたんだから。

 同じ瞬間を切り取りつつも,例えば『がんばっていきまっしょい』にはポジティブな印象が残り,『ヴァージン・スーサイズ』はその真逆だった。でも『櫻の園』には不思議にそのどちらの印象もなく,そのためか,誰にでもあった「あの瞬間」が私の中にずっと息づいていることだけを再確認させてくれたような気がしている。

 吉田秋生の原作を読んだのはそのあとしばらくしてからのこと。空白を多用してこの映画以上に「間」を感じさせる演出が鮮烈で,その後,吉田作品のほとんど全てを読破した。「光の庭」にはのた打ち回るほど感激し,こないだもわざわざ立ち読みして涙ぐんでしまっていたくらいだ(←バカ)。

 余談だが,この映画に金剛寺美樹さんという女優さんが出演している。たいして目立っていたわけではないが声がとてもよく通っていて,女の子だらけの中でまずそちらの方で彼女を認識した。その後たしか郵便局のCMに出ていたが,今どうしてるんだろ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 監督賞中原俊 
 □ 脚本賞じんのひろあき 
 ■ 編集賞冨田功 「病院へ行こう」に対しても
 ■ 新人俳優賞中島ひろ子 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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