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戦争と青春(1991)

メディア映画
上映時間102分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月1991/09/14
ジャンルドラマ

【クレジット】
監督:今井正
製作:大澤豊
岡村光雄
原作:早乙女勝元
「戦争と青春」
脚本:早乙女勝元
撮影:岡崎宏三
美術:春木章
編集:沼崎梅子
音楽:佐藤勝
助監督:池田博穂
出演:工藤夕貴
佐野圭亮
井川比佐志
奈良岡朋子
樹木希林
河原崎長一郎
【解説】
 早乙女勝元の同名小説を作者本人が脚色し映画化。今井正監督が「ひめゆりの塔」以来9年ぶりにメガホンを取ったが、これが遺作となった。東京の下町にある花房モーターズ。娘のゆかりは昔の話を聞こうと質問するが、父の勇太はなぜか答えようとしない。ある日、勇太の姉である清原咲子が、道路に飛び出した子供を助けようとして交通事故に遭ってしまう。そのとき咲子は「蛍子、あぶない」と叫んでいた。父はゆかりに昔の話を語り始める。咲子は戦争で蛍子という名の私生児と生き別れ、以来45年、子供と別れた黒こげの電柱の前に立っていたのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:塚原新投稿日:2014-11-14 00:52:31
やっぱり失敗作だと思う。大きな理由は2つ考えられるが、まず現代の話をベースにしたことが一つ。「現代から回想に入り、戦争中の話を描く形式」ではなく、「現代で、戦争中の回想話を聞いている形式」なのだが、この差は大きい。言い換えると、「現代の女子高校生が、『戦争中は大変だった』という話を聞いただけの映画」になっている。
製作された90年代では、現代から過去に入る形ではないと、もはや戦中を扱った映画が受け入れられないとの判断があったのだろうが、この作品では戦中のパートがドラマとして成立しないぐらい薄くなっている。
もう一つは、工藤夕貴の二役。何回も現代と過去が切り替わるので、そのたびに「工藤が二役」という映画の作りを観客が意識してしまい、物語に没入する妨げになっている。
彼女がそれまでの「現代的な女子」のイメージから脱却しようとしていたのは想像に難くないが、それならば現代の高校生を演じるべきではなかっただろう。
出来が良かったのは空襲シーンで、実際にオープンセットに火を放っているので、有無を言わせぬ迫力。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-03-25 20:25:24
友人から委託されたVHSを臨時上映。その友人はこの映画の製作委員会に関わっていて、当時の資料とポスタ−を保存している。せっかく預かったものだからと、一日遅れではあったがこの日に上映したのだった。当時の空襲を実際に経験した方もいて、その方が言うには“3月10日の空襲という言い方には違和感がある。空襲は9日の深夜に始まったので、我々空襲下を逃げまどった者は3月9日の・・・と言いならわして来た”とのことであった。米軍はこの空襲を実行するにあたって関東大震災の火災の燃え広がり方を研究し、向島に集中的に焼夷弾を投下することで“効果的”に東京の下町を焼き払い10万人の市民を虐殺したのだった。
映画はその空襲下を逃げまどった平凡な一家の悲劇を丁寧に描いて行く。空襲の場面の迫力はCGなどを使っていないので、思わず俳優さんの身を心配してしまうほどのものであった。私財を投じてこの映画制作を前に進めた原作者の早乙女勝元(自宅を抵当に入れたとか)と、残念ながらこれが遺作となった監督・今井正、そして江戸の頃の一揆衆のようにこの映画のスタッフ・キャストを支えるために蝟集した「製作委員会」の面々に敬意を表します。それにしてもこの映画のことがすっかり忘れさられているようなのは(DVDも出ていない)どうしたことなのだろうか?http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞工藤夕貴 
 □ 助演女優賞樹木希林 「大誘拐 RAINBOW KIDS」に対しても
 □ 撮影賞岡崎宏三 
 □ 照明賞下村一雄 
 □ 美術賞春木章 
 ■ 新人俳優賞佐野圭亮 
 ■ 特別賞(企画)早乙女勝元 
■ 主演女優賞工藤夕貴 
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