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お引越し(1993)

メディア映画
上映時間124分
製作国日本
公開情報劇場公開(ヘラルド=ヘラルド・エース=アルゴプロジェクト)
初公開年月1993/03/20
ジャンルドラマ
お引越し (HDリマスター版) [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,660
USED価格:¥ 3,000
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【クレジット】
監督:相米慎二
製作:伊地智啓
安田匡裕
企画:岡部晋一
吉野俊太郎
堀井博次
大木達哉
プロデューサー:椋樹弘尚
藤門浩之
原作:ひこ・田中
脚本:奥寺佐渡子
小此木聡
撮影:栗田豊通
美術:下石坂成典
編集:奥原好幸
音楽:三枝成章
照明:黒田紀彦
助監督:橋本匡弘
出演:中井貴一漆場賢一
桜田淳子漆場なずな
田畑智子漆場漣子
須藤真理子高野和歌子
田中太郎布引ユキオ
茂山逸平大木ミノル
青木秋美橘理佐
森秀人砂原老人
千原しのぶ砂原節子
笑福亭鶴瓶木目米先生
【解説】
 離婚を前提に別居する両親を持つ11歳の少女の心の揺れと成長を描いたドラマ。監督は「ションベン・ライダー」「台風クラブ」の相米慎二。ある日、小学6年生のレンコの両親は離婚を前提に別居を始めてしまう。父が家を出て行ったため、母と二人暮しとなったレンコだったが、勝手なことばかり言う両親の間に挟まれ、どうにも納得がいかない。なんとか両親の仲を戻そうと、去年も行ったびわ湖畔への家族旅行を強引に計画するが……。主役の少女をオーディションで選ばれた田畑智子が好演。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
547 9.40
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-04-18 22:40:44
 相米の大傑作。これが映画だ。相米は常に映画にしか出来ないことをやっていた。ラスト近くでレンコ(田畑智子)が彷徨い歩く祭りのシーンの火と水のスペクタキュラーは世界映画史上でも希有の造型だろう。素晴らしいの一言に尽きる。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:ノブ投稿日:2013-02-02 01:57:28
【ネタバレ注意】

「お引越し」(監督:相米慎二 124分)
話の内容は、離婚する夫婦とその夫婦の女の子の話。
ちょっと長回しめの、レンコが走るシーン(特に川原にかかった橋を走るシーン)や父娘で土手でじゃれ合うシーンが良かった。
レンコがタンスの中に出入りして遊ぶのが良かった。
飛行機雲を見上げるレンコの撮り口が良かった(最初は地面からレンコが空を見上げているショットを撮り、切り返しで今度は屋上からレンコが空を見上げているショットを撮るという撮り口)。
給食を配っている長回しから、女の子同士の交互の平手打ちショット、レンコが止めに入った男の子に平手打ちをくらわせるショットのワンシーンワンショットの撮り口が良かった。
女の子二人で自転車を押しながら坂を上る、坂を上ると急に土砂降り、レンコが勢い良く坂を駆け下るワンシーンワンショットの撮り口が良かった(坂を上る時と下る時の緩急が良かった)
アルコールランプで火事になり、大騒ぎになるシーン・演出・撮り口が良かった(煙の出ている教室から廊下へ生徒達が走って飛び出し、先生もレンコを抱えて廊下に出てくる)。
レンコが走って、母と先生が走って追いかけ、レンコは最後バスに乗り込み、乗り込んだバスの車内から母や先生がレンコに呼びかけているのが見えるという長回しの撮り口が良かった。
父親が自分でも聞いている祭囃子が電話口からも聞こえる事で、レンコが自分のいるビルの真下の公衆電話から電話をかけている事に気づく演出が良かった。
母親が、風呂場のドアのガラスを鉄拳で割って手が血まみれになっても、レンコの立て篭っている風呂場のドアを開けるのは怖かった。
灯籠の灯りが灯る墓場のシーンが良かった。
大文字焼きをバックに、レンコをバイクの後ろに乗せて夜の街を走る父親が良かった(この時の父娘の会話が切なかった)。
ホースで水をかけられたジジイの家の、落ち着いた日本家屋での落ち着いた会話のやり取りが良かった。
祭りで大勢の人達がごった返している中での、橋の上の母と下の川原の娘との会話シーンが良かった。
暗い山の中を通った後の、藁を焼く祭りの炎が壮大だった(祭りを見ているレンコの顔に炎の明かりが映えるのも良かった)。
レンコが、山をさ迷って疲れて、祭りの残骸の中で寝入ってしまうシーンが良かった。
湖に浮かぶ竜の山車の前で、花柄のワンピースを着た母娘と、父親が、湖の中で水遊びしてじゃれ合っている幻想を、湖に入ったレンコが見るシーンが良かった(特にボク的には花柄のワンピースというのがなんか良かった)。
最後のエンドロールの、最初は先生と生徒達が歩いているショット、レンコが木を横切ると服が変わる、色々な人が色々な事をやっている通りでレンコが皆にちょっかいを出すのを長回しで撮り、最後又木を横切るとレンコが中学生の制服に着替えているというラストの撮り口が良かった。
全般的に
ちょっとだけ長い長回しを多用していたり、撮り口も良く考えられているが、それよりもボクは、ノビノビと自由に映像を撮っていて、映像を撮るのを楽しんでいる感じが伝わってきたのが良かった。映画の撮り口って堅苦しく考えずもっと自由で良いのだと、この作品を観て、思えた。
最後の方の、山をさ迷い歩いたり、湖に入って幻想を見たりするのは、長いし意味不明だけど、シーン的にいいシーンにしようとしているので、意味を考えず単純に映像を楽しんでみればナントカ我慢して観れるとボク的には思えた。
主人公が女の子というのも良かったし、撮り口が面白く、映像を観て楽しめる、映画はやっぱり映像的に面白いものの方が楽しいと思うボクとしては、映画らしい映画だったと思えた作品(自由に楽しんで映像を撮っている感じも良かった)。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-10-15 16:23:52
ある夫婦の別居を小学6年娘の目線で描いた作品。この少女の率直な反応や行動が痛々しい。京都生まれの田畑智子がこの難役を見事に演じている。ただ一気に見るには、かなりしんどい映画だ。前半1時間まではどうやら自分勝手な中井が蒔いた家族のストレス場面集。後半は少女の琵琶湖夏祭延々たる幻想旅行。と重苦しく楽しめない。中井と桜田が掴みかかり、血まみれになる場面が唯一印象に残った。おめでとうございま〜す。これもあり得ん。あと、ヘンテコな形の食卓。冒頭シーンの撮影用に考えられたものだったのだろうか。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-11-23 07:53:31
不安定な子供を描かせると相米の右に出る者はいないねぇ。中盤はたしかにグダグダで眠くなるけど悪い映画ではないし、相米の代表作といっていいのでは。子供の心情が痛々しく伝わってきて泣けますなぁ・・・。
投稿者:堕落者投稿日:2004-10-29 18:58:11
子供が通過儀礼を経て,大人へと成長する様を描いた,相米慎二の集大成的作品。特に後半の野の火祭りや湖上の水祭りという一連の儀式と洗礼を通して,揺れ行く少女の葛藤を世界大のスペクタクルで表現した手法が圧巻である。幻想かつ豪華絢爛で観る者に眩暈を催す。
投稿者:SWEET BABY投稿日:2004-02-04 17:33:21
【ネタバレ注意】

別居を決めた中井貴一演じる父親が住んでいた家を出るんだが、その引越しのシーンがさほど重要ではなかったので、タイトルの「お引越し」は、見終わってからやっと納得できました。
この映画のテーマであるお引越しとは、こんな感じでしょうか。
主人公の少女レンが両親の別居を納得できずにいたがそれをなんとか乗り越えるという、心のお引越し。それと、ただ無邪気でいられた子供時代から、ほんの少し大人の女性へとお引越しする(これは監督の趣味?)。その2点かな。
ストーリー展開が、ややぶつ切り過ぎる。役者も話し流れを意識して演じてない(特に桜田淳子)。レンの心の迷いや一皮向ける経緯を、幻想的なシーンを取り入れて乗り越えさせる、という筋書きが、いかにもって感じでちょっとツイていけなかったけど、それ以上に作り手のパワーを感じるから、ま、いっか。田畑智子は主役の座らしく、いい味出してます。
最近、田畑が出てるCMで「オメデト〜ゴザイマス!」って同じこと言ってるね。この映画へのオマージュでしょうか。

投稿者:ダガーマック投稿日:2002-07-15 21:17:09
中井貴一も桜田淳子も奇跡的と言っていいほどの存在感を見せつけているが、
それが翳んでしまうくらいに田畑智子が素晴らしい。
ラスト近く、湖に足まで浸かりながら「おめでとうございます!」を
何度も何度も繰り返すシーンには涙を禁じ得ない。

相変わらずの長回し、独自の人物配置などは、
「相米演出ここに極まれり」という感じだ。
124分の長尺をまったく感じさせない。文句なしに傑作です。
投稿者:ゆうじ投稿日:2002-01-22 08:21:03
映像自体は「It’s 相米ワールド」といった感じ。特に派手な演出が無いのに、何となく印象に残る。BGMにあまり頼らず、自然な音で構成されているのも面白い。

反面、物語の方は何とも歯切れが悪い。両親が離婚の危機にある少女の心の成長の様子を描いているのだが、ストーリーの繋がりが悪くわかりづらい。ストーリーの流れるテンポも悪い。映像至上主義の人ならば大満足なんだろうが、商業映画として見せるのだったら多少なりとも山場のある話作りをして欲しかったな。

主演の田畑智子は、成長後CMや朝ドラで活躍するが、デビュー作の本作ではただのマセガキという感じであまり可愛くない。でも演技はナチュラルで、うまく成長したものだと感心。今ではセミリタイア状態(?)の桜田淳子が母親を演じているのも興味深い。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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