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トカレフ(1994)

TOKAPEB

メディア映画
上映時間103分
製作国日本
公開情報劇場公開(ヘラルド=ヘラルド・エース)
初公開年月1994/03/05
ジャンルサスペンス
トカレフ ニューマスター・デラックス版 [DVD]
USED価格:¥ 2,879
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【解説】
 「鉄拳」の阪本順治が、同作で主演を務めた大和武士を迎え、息子と妻を失った男の復讐を描くバイオレンス。幼稚園バスの運転手をしている西海道夫は、ある日、自分が運転するバスから息子のタカシを誘拐されてしまった。犯人は身代金を奪ったあげく、タカシを殺害し遺棄する。道夫はかつてタカシが元気だったころの運動会のビデオに、同じマンションに住む松村の姿をみとめ、彼が犯人ではないかと疑いを抱く。警察に相談しても聞き入れてもらえず、道夫は松村を追及しようとするが、逆にトカレフで撃たれてしまう。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:陸将投稿日:2011-10-23 15:52:09
非常に違和感のある映画だ。
ただし、その違和感は前半では効果的に働いている。
直接的に暴力描写があるわけではないのに、冒頭のトカレフが発見される場面から終始不気味さを携えている。
それはバイクのエンジンを何度もかけようとする執拗さであり、工事現場や印刷所の轟音であり、荒々しいバスの運転である。

特に、幼稚園バスから運転手の子供が誘拐される場面が見事だ。
犯人に威嚇発砲されたが、命は助かったという安堵感で半ば放心状態の運転手。
しかし、誘拐されたのが自分の息子だと分かった瞬間に、彼は猛スピードで犯人の車を追いかける。

もし自分の息子でない児童が誘拐されていたら、こんなに必死に追いかけているだろうか。
また、誘拐を間近に見てしまった児童たちに恐怖心は植え付けられたのは確かだが、その後の運転手の暴力的な運転がその感情をより一層増幅させてしまってはいないか。
幼稚園の運転手という顔よりも、親としての顔が前面に出たがために露になる一種の暴力性。
その積み重ね描写が前半の推進力となって、子供の死体が積み重ねた暴力性の結果となって現れる場面で、それは極みに達する。

また、3人家族が映る場面で随所に入り込む佐藤浩市も不気味な存在だ。
彼らと会話する場面は皆無で、この家族との関係性は見受けられないのに、何故か姿を現し続ける奇妙さ。
ある事件を境に、この夫婦との距離が逆に縮まっていく展開も不気味だ。

ただし、後半ではご都合主義的な展開による違和感に転じてしまう。
復讐する相手を確信し、それをやり遂げようとする過程は、目を瞑れないほどの粗さや綻びがある。
「トカレフ」による直接的な暴力描写が、北野武のような乾いた即物的な暴力ではなく、ただ淡白な印象を受けるのも残念だ。
投稿者:ナラント投稿日:2007-04-23 19:16:04
 まさに阪本順治の真骨頂。一貫した緩慢なテンポの中で進むアクション。
夏の暑い日差しを捉えた石井勲のキャメラが良い。なかなか映画で成功事例に出会った事が無いスローモーションだが、阪本順治は上手く行っている方だろう。(『新・仁義なき戦い。』にも素晴らしいスローモーションがあった!)そして説明を徹底的に廃し、画面の力で語っていく監督の姿勢が素晴らしい。物語などどうでも良いのであって、ご都合主義の極みのような展開だが、画面の力でぐいぐい引っ張っていく。
投稿者:電気クラゲ投稿日:2005-02-11 13:10:15
ノン・ストップ・アクション映画の金字塔。ラストがいまいち不可解だが、ダークな色彩、
奇妙なカメラアングル、そして乱れ飛ぶ銃撃戦のシーンを観るだけでも一見の価値あり。
投稿者:阿里不哥投稿日:2004-07-16 03:29:36
確かにストーリーはショボショボだが、観た印象としては実にドラマチック。
阪本順治の作品はストレートなようで実は独特でクセのある作りこみ方をされている気がする。そしてそこがいい。
この作品、スケールは小さいが映画の楽しさがたくさん詰まっていると思う。
投稿者:duff投稿日:2003-01-06 02:03:09
確かに希に見る御都合主義の荒し。ま、それは良い。が、画の強さはたとえば近作の「顔」なんかにくらべるとかなり落ちると思った。というか阪本ってどうもおしいところで面白みにかけるというかなんというか、例えばテーマ的に似たところで黒沢清の「復讐」なんかをそばに置いてみる。置いてみなくてもいいんだけど、なんとなく置いてみる。と、もう、なんか全然駄目なんだよな。もっとガンガン攻めて来いよ、といつも思います。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-02-12 19:53:46
 実にあっさりと身代金強奪が成立する。実に何気なく運動会のビデオに独身の隣人が映っている姿を発見する。主人公二人とも簡単に拳銃を入手する。交通量調査中に誘拐犯をみとめる唐突さはどうしたことか。そう、これらの展開はもう確信犯的な唐突さなのだ。ラスト、大捜査が行われている中、強奪したバイクとパトカーが出会う場面でその確信犯的ご都合主義が頂点に達する。
 映画は力強い画があれば成立するという確信。さらに云えば、映画のストーリは映画の画を成立させることに寄与するだけで良い、という確信。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 新人奨励賞石井勲 「トカレフ」の撮影に対して
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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