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四十七人の刺客(1994)

メディア映画
上映時間129分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1994/10/22
ジャンル時代劇
四十七人の刺客[東宝DVD名作セレクション]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,040
USED価格:¥ 2,456
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【クレジット】
監督:市川崑
製作:高井英幸
萩原敏雄
稲見宗孝
企画:鍋島壽夫
後藤槙子
製作指揮:堀内賢三
漆戸靖治
永井紀芳
プロデューサー:鍋島壽夫
進藤淳一
島谷能成
原作:池宮彰一郎
「四十七人の刺客」
脚本:池上金男
竹山洋
市川崑
撮影:五十畑幸勇
美術:村木与四郎
衣裳:二宮義夫
乾保直
斎藤育子
編集:長田千鶴子
音楽:谷川賢作
音楽プロデューサ
ー:
岩瀬政雄
演奏:新音楽協会
指揮:中谷勝昭
照明:下村一夫
助監督:手塚昌明
中嶋竹彦
宮村敏正
黒川礼人
ナレーション:梶原四郎
出演:高倉健大石内蔵助
中井貴一色部又四郎
森繁久弥千坂兵部
石坂浩二柳沢吉保
岩城滉一不破数右衛門
宇崎竜童堀部安兵衛
井川比佐志奥田孫太夫
山本學吉田忠左衛門
松村達雄堀部弥兵衛
神山繁小野寺十内
中村敦夫原惣右衛門
浅丘ルリ子りく
黒木瞳きよ
清水美砂ほり
宮沢りえかる
古手川祐子瑤泉院
西村晃吉良上野介
橋爪淳浅野内匠頭
今井雅之高田群兵衛
石橋蓮司小林平八郎
石倉三郎瀬尾孫左衛門
小林稔侍進藤源四郎
小林昭二大野九郎兵衛
尾藤イサオ山添新八
尾上丑之助大石主税
板東英二天川屋儀兵衛
永妻晃前原伊助
塩屋俊神崎与五郎
横山道代わか
佐藤B作一文字
【解説】
 池宮彰一郎の同名小説を、池上金男(池宮彰一郎のペンネーム)と竹山洋と市川崑の三人が脚色し映画化。赤穂浪士の討ち入りを描いた時代劇であるものの、従来の「忠臣蔵」と異なり、討ち入りを「情報戦」「経済戦」「暗殺」という視点で描いた意欲作。元禄十四年、江戸城で浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷沙汰を起こし、浅野は切腹、赤穂藩は取り潰しとなった。浅野の家臣である大石内蔵助は藩主の仇を討つべく、塩相場で莫大な資金を得、その金を使って吉良の賄賂説を流布させた。江戸庶民の吉良に対する反感が高まり、また赤穂浪士による討ち入りの噂が流れるようになり、吉良邸は江戸城の御府外へ移転することになった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2015-07-05 08:13:30
【ネタバレ注意】

…もう市川監督の絵、としか言えない画面で語られる物語は、それはそれは面白いです。

忠臣蔵は定番の物語として内容・あらすじが知れ渡っているわけだが、史実としては謎の多い事件である。
その謎のひとつひとつに「実はこうだったのではないか?」って解釈を加えて、足掻きとしての権力に対する一太刀…って物語が池宮彰一郎の「四十七人の刺客」である。この物語で大石内蔵助は、諸葛孔明じゃないが謀略の大天才として描かれています。

刃傷の理由を聞かずに内匠頭即日切腹となったことで、理由は不明。まぁ石高が上な藩主の若者がキレる理由など現代の若者を見てても意味不明で解りゃーしねぇ。

が、相手の上野介はお咎めなし。その理由を幕府と親密な大藩上杉家と藩主の親である吉良を護る、ひいては次に将軍となるべきものを失脚させず己が権力をも護ろうとする柳沢吉保と上杉家の家老どもの陰謀とした。

そこから始まる話は、権力者たちに地獄を見せようとする赤穂浪士と、己が藩を守ろうとする上杉の知恵合戦。

理由も聞かないで切腹させた…っつー事は理由は作り放題…って大石は、定番の「指南役への付け届けが少ないからイジメ目的で嘘の情報を伝え饗応役を失敗させようとした」って噂を、特産品な塩をネタに貯めこんだ大金を使って江戸の町に広める…ってな感じで内蔵助は次々と目的(吉良を暗殺でなく堂々と討ち取る)に近づいてゆく。

減ってゆく藩士の数(覚悟なきものは不要だが必要な者まで篭絡されたり…)、砦の如き吉良邸の防備をいかに崩すか…討ち入りは何時か?知恵者な中井貴一と高倉健の壮絶な読み合い。

それと並行して進行するのが大石の千人切り…でなくて女遊び。〜何か遊びってよりは本気のようなのが凄い所ですけど。その中の1人が妾役たる宮沢りえです〜役所広司の「最後の忠臣蔵」に繋がるエピソード。

リアリズムといえば、この小説の刀を交えるシーンはどれも凄い描写で、いや左手で刀を払うなんて剣道的?禁じ手も実戦では「あり」だったり〜いやはや小説版も面白いので読む価値ありです。

投稿者:遊乃舞寧夢投稿日:2011-07-23 07:39:11
【ネタバレ注意】

以前、忠臣蔵のベーシックなストーリーを知らずに、いきなりこの作品を観てしまった時は完全に失敗で、わけがわかりませんでした。が、1954年、61年、78年に制作された忠臣蔵ものを見比べてきて、基本がわかってから観直すと、実に新鮮な造りになっていることがわかりました。

まず特色として言えることは、”様式美”の世界でつづられることの多い忠臣蔵の中にあって、
この作品では徹底的なリアリズムによる描写がなされ、様式性を極力排除してることかと。

大石内蔵助役の高倉健氏は時代劇だからと大仰に振舞うことも全くなく、
いつもの現代調健さんと変わらずに、それでもしぶい、説得力ある演技を披露。
討ち入りまえの口上も「今宵、吉良上野介を殺す!」と実にストレートな物言いなのもこの作品のスタイルを象徴してます。

対する吉良を守る側の色部を演ずる中井貴一氏は、この作品にあって唯一、
昔ながらの様式的な雰囲気漂う敵役となっていて、これも一興。好青年役の印象が強い中井氏ですが、冷酷な知将を好演。

井川比佐志、中村敦夫、宇崎竜童、今井雅之、ほか(以上、敬称略)、
赤穂浪士に、高倉健氏との異色の顔合わせ的な配役も興味深いところですが、
一人一人の活躍する場面がもっと観たかったですかね。ことに科学特捜隊のキャップ、小林昭二氏の大野九郎兵衛役(不忠臣と呼ばれる)など、氏の仮面ライダーとは違う役者ぶりを観れる嬉しい配役と思いきや、もっと出番が欲しかった!観たかった!

それでも討ち入りの場面も、忍者屋敷のような造りの屋敷で浪士達が右往左往しながら、
”人の肉体を斬る”実感が伝わるリアルな”殺し合い”を繰り広げ(忠臣というより、あくまで刺客!)、お約束のチャンバラにはない独自の緊迫感が漂います。剣士どうしが向き合うだけで漂うこの緊迫感は、どこかリアル格闘技にも似たものがあり、忠臣蔵”プライド”バージョンの趣も(笑)!? 

実話としてのリアリズム忠臣蔵ですから、様式的な忠臣美談に親しんできた方たちには不評というのもわからないでもありませんが、特にファンではない私のような者には、とても興味深い新鮮な作品でした。

谷川賢作氏によるシンセサイザーを多用した音楽も非常に洗練されており、この作品の現代性を盛り立ててます。

吉良上野介には西村晃氏、まだこの頃('94)には健在だったんですね。
大ベテランの味を見せてくれました。最後の首の切られ方のグイグイとエグイこと・・・やっぱりここもリアリズム。

投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-31 12:33:13
宮沢りえ
投稿者:花男投稿日:2009-01-28 16:15:04
【ネタバレ注意】

「吉良の屋敷にいる者すべてを切り捨てろ!」(だっけかな?)という討ち入り前の大石蔵助のセリフに象徴されるように、忠臣蔵についてまわるウェットな感じを薄め、吉良家への討ち入りは、藩主の敵討ちと藩の名誉回復のための、藩士の果たすべき仕事(もちろん「命をかけての」が頭につくが)=“戦”として描かれています。
浅野匠守の江戸城内での刃傷沙汰についてもほとんど描写がなく、重きは、蔵助ら赤穂浪人の討ち入りに向けての戦略、傭兵、兵站、そして吉良方とのかけひきに置いています。

・・・とはいいながらも十分情緒に訴えるお話ですね、これって。忠臣蔵についてはちゃんと読んだり見たことがない私でもストーリーはほぼ知っていました。それだけ浸透している物語なんだなあ、と妙に感心してしまいまいした。

投稿者:かじゅ投稿日:2005-09-18 17:53:02
この映画が市川作品のファンや、忠臣蔵ファンにはあまりうけなかったみたいですが、ぼくはけっこう好きです。 もちろんぼくも市川作品も好きだし、忠臣蔵も好きですが、これはこれで今までにない忠臣蔵って感じで良かったと思います。 俳優陣がみんな淡々とした演技をしていたと思いますが、それがよけいに緊張感を得られたのだと思います。
それになにより健さんがかっこいいです。 これまででこんなにかっこいい大石はいなかったでしょう。 中井貴一の色部役も良かったと思います。
投稿者:eddie投稿日:2002-04-14 22:18:33
残念ながら市川監督最大の失敗作になってしまいましたね。

ほかでも書きましたが、日本映画は長編を2時間ほどにまとめた時は出来がよくない。この作品など、その典型ですね。それに配役がだめです。中井貴一・森繁久弥・石坂浩二あたりは適役ですが、宇崎竜童・尾藤イサオ・今井雅之は全くミスキャストです。そして最悪は宮沢りえ。いやしくも女優なら、京ことばくらいはちゃんとマスターすべきです。今日の東京弁のイントネーションで、語尾だけ「どす」にすればいいってわけじゃないでしょう(まあ、原作者も京ことばと浪花ことばの違いがあんまりわかってないようですが)。彼女の怠慢と、それを許したスタッフの怠慢。二重の怠慢が、せっかくの画期的な原作をスポイルしてしまいました。たかがことばの問題と言うなかれ。「かる」が京おんなだということは重要ポイントなんですから。その点は坂東英二はさすがでしたけど。

「忠臣蔵」の歴史を書き換える可能性もあった作品なのに、ただの「カルト怪作」になってしまいました。非常に残念です。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞高倉健 
 ■ 助演男優賞中井貴一 
 □ 監督賞市川崑 
 □ 脚本賞市川崑 
  池上金男 
  竹山洋 
 □ 音楽賞谷川賢作 
 □ 撮影賞五十畑幸勇 
 □ 照明賞下村一夫 
 ■ 美術賞村木与四郎 
 ■ 録音賞斉藤禎一 
  大橋鉄矢 
 ■ 編集賞長田千鶴子 
■ 審査員特別賞 
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