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不倫日記 濡れたままもう一度(1996)

奥様はゆうれい 濡れたままもう一度(ビデオ題)

メディア映画
上映時間59分
製作国日本
公開情報劇場公開(新東宝映画)
初公開年月1996/07/05
ジャンルエロティック
サトウトシキ・コレクションvol.2(BOX) [DVD]
価格:¥ 11,550
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【クレジット】
監督:サトウトシキ
企画:朝倉大介
脚本:小林政広
撮影監督:西久保維宏
編集:金子尚樹
助監督:女池充
出演:葉月螢
泉由紀子
伊藤猛
佐野和宏
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投稿者:シネマA投稿日:2006-12-25 19:12:07
 国映製作、新東宝配給のピンク映画。サトウトシキ監督と小林政広脚本の名コンビによるブラック・コメディの異色作です。お好きなかたはどうぞ。

 専業主婦の久美子(葉月螢)は小説家志望。新宿のカルチャー教室の講師の及川(佐野和宏)から強引にせまられて身体を許してしまう。
 創作のためには地獄を見る必要がある。そう考えた久美子は夫の邦夫(伊藤猛)を説得して浮気の許しをもらった。
 すると、及川の愛人のアキコ(泉由紀子)という女が、帰宅した邦夫の前に現われて……。

 ここまでは、いかにもポルノグラフィにありそうなお話。だが、この先のオフビートな展開は、まったく余人の想像を絶する。しばらくは、開いた口が塞がらない。

 なにを書いてもネタバレになりそうで恐縮ですが、幽霊譚の様相を呈したかとおもうと、サスペンス映画もどきの臭いヒネリが用意されていたりもする。

 小林はパトリシア・ハイスミスの『見知らぬ乗客』からヒントを得たのか。細部は粗い。無理がありすぎて笑えるけど。

 案の定、暴走したプロットはみごとに空中分解してしまいます。が、大いに刺激的。愉しませてもらいました。

 淡々とした台詞のやりとりと絶妙な間。対話の構図。ほろ苦いユーモア。小津映画からの影響の痕跡が散見される。サトウトシキの演出は快速。特に前半の澱みない流れがよかったな。

 たとえば、「あっ、勝手に脱いじゃって……」「だって、不倫の許可は取ったわ」「そんな亭主いるかな」「早く脱いで、早く」「参ったなあ」とか、「(あなた)少し痩せたみたい」「食欲ないし……」「奥さん、料理下手なんでしょ」「それが問題じゃなくて……」なんていう、何気ない会話のリズムに、いわく云い難いおかしみが滲む。

 葉月螢。多摩美大在学中からテント芝居の水族館劇場に所属。中性的な容貌。個性がつよい。濡れ場にエロさを感じさせないのも個性のうち。棒読みのナレーション。あれは故意にやっていたのか。

 泉由紀子。目鼻だちがきつい感じだけど、脱いだら官能的。ふくよか。微妙に垂れた胸乳にそそられる。リアル、というか自然。

 男優陣。ポニーテールのおじさま佐野和宏の怪演もなかなかでしたが、しょぼんとしたサラリーマン伊藤猛の存在感はすばらしい。長身痩せ型。控えめな役でもなぜか目立って嫌味がない。

 撮影には、バラツキが見受けられた。現場は人手不足で大変だろうけど、照明はもう少しなんとかして欲しかった。画面が暗すぎると、ピンク映画は生彩を欠いてしまう。
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