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あ、春(1998)

メディア映画
上映時間100分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月1998/12/19
ジャンルドラマ/コメディ
あの頃映画 「あ、春」 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,982
USED価格:¥ 1,129
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【解説】
 「お引越し」「夏の庭 The Friends」の相米慎二監督が、村上政彦『ナイスボール』を基に描いたユーモラスな人間ドラマ。韮崎絃は30半ばの証券マン。一流大学を出て証券会社に入社、妻の実家で妻とその母、そして息子ととも苦労はあるものの幸せな日々を過ごしていた。ところがある日、会社からの帰り道、絃は見ず知らずの浮浪者風の男に呼び止められ、“俺はお前の父親だ”と言われる。混乱する絃をよそに男はそのまま家に住み着き、彼の人生を揺さぶり始める。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
219 9.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2014-04-05 21:18:30
相米慎二監督晩年の佳作である。
ごく普通のサラリーマン一家に、突然浮浪者風の老人が押しかけてきて実の父親だと名乗り居座ってしまう。実際にこんなことがあったらトンデモないのだが、多少主人公の家庭環境を複雑にしてリアルにしてしまったところはお見事。さらにそれを多少のコメディ風に味付けしてしまえるのは、まさに相米慎二監督の真骨頂だ。
とにかく山崎努の存在感につきる。複雑なはぐれ者の寂しい心情でつい息子に頼ってしまうが、息子は明らかに自分とは違う世界で成功しているので次第に居心地が悪くなってくる。逆に息子はそんな父親を理解しだして次第に近づいてくる。そこの間が絶妙なのだ。
元妻役の富司純子が実に可愛い。50歳を過ぎてもその美貌は健在だ。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-04-18 22:37:01
 まずこれは、とてつもなく気持ちのいい映画だ。決して幸福感溢れる筋立てではないし、いや逆に厳しい現実に揺さぶられる人達ばかりが描かれているのだが、映画の画面の心地よさはプロット展開とは全く無関係である、という当たり前と云えば当たり前のことが証明されている。では誰もが感じるであろう、この柔らかなフィルムの手触りはどこから来るのだろう。技術的な部分で云うなら、まず移動撮影の安定と洗練ということが上げられる。かつての、例えば『ションベン・ライダー』や『魚影の群れ』『雪の断章』のような、ブレまくり、揺れまくりの、ワンカットの長回しであることを強烈に主張するような、或いは観客にとってはワンカットであることを意識せずにはいられないような、そんな移動撮影は本作では全く見当たらない。でも本作も驚愕のシークェンス・ショットだらけなのだ。一見、ワンカットだったとは思えないような、カットが割られていなかったとは信じられないようなスムーズさの獲得が、本作の「見ることの快感」に繋がっている部分は大きいだろう。(ただ、あの頃の無理からのワンシーン・ワンカットの造型が懐かしいという気持ちも起こってしまうのだが。)そして、もう一つ本作の気持ち良さの拠り所を上げるなら、矢張り演出の眼差しの優しさ、柔軟さ、ということになる。相米慎二の映画はその処女作から、登場人物に対しては、厳しさの中にも同時に優しさの溢れた映画だった。本作でも、例えば、節分の豆まきのシーンが唐突に挿入されるが、こゝで我々観客は、闖入者・山崎努がいつのまにか斉藤由貴にも、藤村志保にさえ受け入れられていることに、かなり驚かされる。このようなシーン構成の転調ぶりと画面に弾ける無邪気さの演出は、脚本レベルで決して具現化しない演出家の優しさと柔軟さの表出だと思うのだ。このような心地よい驚きがあちこちに散らばっている。私は、かつて相米がこのような洗練さへ行き着くとは思ってもみなかったし、ある意味少々物足りなくもあるのだが、ただ、それにしても日本映画界にあってこの演出力の突出が、まだまだ大きく成長し新たな相貌を見せてくれたであろうと思うと悔しくて仕方がない。(今さらこんなことを考えてもしょうがないのだが。)
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第4位
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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