テルマ&ルイーズ(1991)THELMA & LOUISE
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【解説】 平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避行に移るが……。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス。さながらアメリカン・ニュー・シネマの90年代女性版といった趣の脚本(カーリー・クォーリ)はアカデミー・オリジナル脚本賞を受賞した。S・サランドン、G・デイヴィス共にハマリ役。傍を固める男優陣も個性的で良い。 ![]() 【おすすめ作品】
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解説にも書かれているニューシネマ的っていうのは、ストーリーや後半のカーチェイスなどでわからんでもないんですが、本筋はちょっと違うと思います。
閉塞感や無力感というのではなく、切羽詰った状況で自由を求め感じる疾走劇という感じ。そういう意味では「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」っぽい雰囲気もあるかな。観ていて単純に痛快だし、二時間以上あるのを感じさせないのも流石。
ただ欲を言えば、あと少しだけ軽いノリを何とかできれば傑作だったような気がします。もちろんそのノリも味なんですが、名シーンのラストも含めてもっとよくなったのでは、と思ったり。
まぁジーナ・デイビスはじめキャストの好演もあり、なかなか面白い映画です。ブラピファンも必見ですな。
それにリズムを合わせた軽快な音楽が気持ちよく、それだけでも好き
な映画なんだけど、ワイルドターキーをラッパ飲みする姉御二人の
物語りも良かったです。最後のシーンだけど、あれは崖から落下した
のではなくて飛翔したのですよね。
あらためて作品情報をみたら音楽担当はハンス・ジマーだった。
このひとの活躍ぶりはたいしたもんです。再び観たくなった。レンタル
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8月19日追記 レンタルDVDで二度目の鑑賞という
ことになったのだけど、一度目の映画館で観たときの記憶よりもさら
に良いなって気持ちになってしまった。星を一個増やさなければいけ
ないです。
ろくでもない夫を持った世間知らずのオンナと過去の傷を風化
できなく直情的な行動に出てしまうオンナの二人連れに、次から次と
悪いことが重なって、追い詰められてついには二人で死への道行き。
・・・・・と、暗く悲しい近松門左衛門の心中ものの世界みたいだけど
さにあらず。 世間知らず≠フテルマが、乾いた砂に水が染み
込むように世間を知って行き、明るく楽しく突き進む最後のダイブは、
生まれ変わるための異次元への突入ですね。
途中にあった「晴れた日には永遠が見える」の曲がぴったり
の透明感のある広大な景観が美しいのだけど、DVDにあった特典
でのリドリー・スコットの言では、このひと、美術学校で数年間学んで
いるのですね。どうりで、この監督の作品には視覚効果に深いもの
があるはずだ。
(ここで評価が分かれるのかも・・・。)
そして、ラストの名シーンが印象的。
見た後にすっきりしてしまうのは、映画的虚構に浸れる作品だからか?
ハーベイ・カイテルの取調べ…そしてあの腰を振る仕草…格好良し。
埃の舞うダート(俺達に明日はない?)…朝のダイナー〜リドリー映像も良し。
プチ関白な夫に縛られてる可憐でとぼけた身長180cmにみえないジーナ・デイヴィスが、あのブラピとの一夜を境にサランドンと立場逆転してるのが、何とも可笑しい。
自由への歓びにぶち切れたのかね?幸福かつ短い時間に酔いしれる…
あの一瞬で切る電話の表情…面白いね。もち怒号が返ってきてこそ、通常の夫だ。
男を1人射殺…ストアで強盗し大金を奪う…パトロール警官の銃を奪い脅して監禁…男を銃で脅し、タンクローリーを爆破…何台かのパトカー破壊etc.〜の実行者である彼女らを悪人と思う人が何パーセントいるだろうか?
…いや、ラストは、もう号泣ですよ。
しかし大量のパトカーに追跡されても逃げのびる程のツキまくった彼女らが、あのストップモーション(明日に向かって撃て?)の羽ばたきで、運がツキたのか?
潅木の上に投げ出されて河に落ちたのか?〜テルマ&ルイーズ2がない事を思うと、ちゃんと爆死できたんでしょうねぇ。多分。(全て何故か憎めないジーナのせいだよ)
夫の言いなりで自分を持たないテルマと、楽しむことは知っているけど一時の感情に流されないしっかり者のルイーズ。二人の旅行のきっかけは、ルイーズの勤め先の上司が離婚し、郊外に持っていたペンションを手放すことになったので、遊ばせておくのももったいないからという、いかにもアメリカ的な理由。親友のテルマを誘うルイーズは、テルマにも楽しむ機会を与えたいと考える、優しい性格の持ち主でもある。
夫に嘘をついて家を出るというちょっとした反抗が、テルマにとってはもう冒険であり、女友達と旅行に出かけるイベントを、一層ウキウキしたものにしている。ルイーズを真似て煙草をくわえたりと、彼女のはしゃぐ様はとても可愛い。そのせいで、と言っても悪いのは120%あの下衆男(ハーラン)の方であり、彼女の落ち度といったらちょっとガードが甘かったことくらいだけど、少し羽目を外したばっかりに、思わぬ方向へ状況が悪化する。テルマは本当に自分が悲しかったと思う(後に彼女はこれを、私は男運が悪いと総括するんだが・・・)。個人的には、ルイーズがハーランに銃をぶっ放すところなんて最高に痛快だったね(賛否あろうが)。
やがて日焼けして赤黒くなった二人の顔つきは、自信に満ち輪郭がはっきりして、たいへん美しい。DVDのコメンタリーで脚本のカーリー・クーリは、だんだん美しくなっていったと評していたが、私は両方(つまり前半も後半も)美しいと思った(私が男だからそう思うんだろうね)。美しさの質は違うけど。しかし、ラストシーンの二人の表情の美しさ、これはやはり別格だ。すがすがしさというか清澄さというか、精神が本当の意味で解放されると人の表情はこうなんじゃないかと思わせるものがあった。
悲劇的と言える結末かもしれん。でも彼女たちは、ただの物語のキャラクターを抜け出て、永遠になったんだ。9
レイプしようとした男を撃ってしまったら、もうこれは完全なる殺人であり、能天気に歌を歌って逃亡してる場合じゃないよとか。
頼りなかったテルマが急に強くなって強盗したりピストルを使いこなすのも不自然。
所詮男性が描いた女性の強さっていう感じがして全然共感出来ませんでしたよ。
あのトレーラーを爆発させるところはよかったですが。・・・
あ、それと電話してダンナの一言で「警察にばらしてる」ってすぐわかるところは良かったね。そういう感じは主婦としてあるかも。
ブラッド・ピットの素晴らしい筋肉美を見て、「あ、これはだまされて当然。」と納得。
主演2人の会話も好きだし、何よりラストの終わり方もよかった。
ブラピの役どころも個性が立ってて面白い。
終盤のジーナデイビスの夫に対する挑発もよかった。
ラストシーンについて死を選ぶ一貫性がない、って意見もあるけど、
私はそうは思わなかった。
走り出してしまった彼女たちはもう二度と元の生活には戻れないと思ったのでは?
美人のテルマとそうでもないルイーズ、お嬢のテルマとそうでもないルイーズなど
女としての対比も面白かった。お互いがお互いにないものを感じている親友同士、といったところ?
型破りさはないけれど登場人物の背景・個性・対比などが隅々まで描かれていて
そのうえ映像が綺麗。
お気に入りです
主人公の2人はさておき、H・カイテルの刑事が良かった。
あんな人が良すぎる刑事はいるのかは知らんけど、2人を助けたい気持ちはジンジン伝わってきた。
ブラピこんな映画に出てたのね・・・。
今見ても楽しめる映画ですし、同じ女として
テルマ&ルイーズはカッコいいです♪
とにかくDVDで見ることをオススメします。
あの広大な風景も綺麗だし
特典映像にもう一つのエンディング≠煬ゥれます♪
あの衝撃のラストの後どうなったのか・・・、
またも衝撃のもう一つのラストが待っています♪
あまり感情移入できませんでした。現実味もないし、緊張感も欠けているので、
期待はずれでした。
この手のクライムロマンは文句無くかっこいいね!
でもああいうラストにふさわしいのは
もっともっと救いのない絶望感と
突き刺さるような強烈な孤独と
息苦しいほどの閉塞感なんだよなぁ・・。
と思ってしまうのは、私がアメリカンニューシネマ以降の
70年代映画ファンだからでしょうか。
もっと型破り的なモノを期待していたせいか、ストーリーに
ハラハラ・ドキドキせず、主役の二人にも
どこか物足りなさを感じました。
映像は、さすがリドリー・スコットだけあって
美しく・こだわっていてとてもキレイでした。ラストは
色々描写されていて最後だけでも十分ふたりの
関係が伝わってくる素晴らしいものがあったように思えます。
期待していただけに、ちょっとがっかりした映画でした。
テルマとルイーズの人間像に引きこまれて、彼女達にとても好感を持ちました。
正直ではじけた感じがいいです。
(道中でトラックを爆破されたトラック運転手も面白い)
結末は涙が止まりませんでしたが、「悲劇」とは、また違って何とも言えない気持ちになります。
とにかく、大好きな作品!
リドリー・スコットと言えば「ブレードランナー」「エイリアン」「ブラック・レイン」「ハンニバル」ってとこでしょうけど、私はこれが一番好き。らしくないとこも含めて。
ただ、ハーヴェイ・カイテルがいい人過ぎる。女性刑事にすれば良かったかも?
9点。
実は映画を観てる途中から、どうもラストだけが気になっていました。この物語に一体どうケリをつけるつもりなんだろうと。とちらかというとストーリーよりもテーマに重点が置かれているように感じてはいましたが、ラストは「脚本家(原作者?)も万策尽きちゃったのかな」とも思えたのです。つまりそれがシナリオとして一番楽ではあるし、見せ場にもなるし、そして何より一貫性という理由を後付けできるという利点です。つまり最初からこのラストを考えて物語を組み立てた訳ではなく、あとでどうにもならなくなってこうしちゃった、みたいなライターの草稿を感じてしまいました。まあ実際はどうだか分からないし、そんなことはどうでもいいことなんだろうけど。
「痛快だ!」っぽい意見もあるようですが、個人的には主人公が死んじゃったらあんまり痛快とは思えませんね。悲しい映画です。
きっとこういうタイプの人間を描く青春映画というものはもっと以前にたくさん作られていたのでしょうね。
あまりそういう映画を見ていない私にはかなり新鮮に目に映ります。
もともと人間の心の動きを見つめてそこに美しさを見つけるのが好きなので
悲劇とはいえテルマとルイーズの二人の生きざまを共に追って感動した2時間でした。
この二人の登場人物のどちらに感情移入するかは観る人の性格によるのでしょうが私は主にルイーズに感情移入して劇中ドラマを一緒に歩みました。
とてもはかなく美しい風景が画面を埋めていますがそれはルイーズの美しさのように見えました。
はじめから最後まで彼女の美しさにふさわしいフィルムなのです。
映画の内容が悲劇であれ喜劇であれ、観る者が好きなように受け取って教師にしたり反面教師にしたりすればいいのですから
結果悲劇に向かって走ってしまった彼女たちの姿に非観的な印象を向けたくはありません。
それよりも自分の意志に忠実に生きた彼女らに人生の輝きを見た気がしました。
公開当時、私は何度もリピーターとして劇場に足を運びました。
彼女らに魅せられてしまったのでしょうね。
もう少し落ち着きがあれば、またもう少し重みがあればと思える描写もありますがかなりのエナジーを投入したいい作品だと思います。
演出に魂がこもっています。
たしかブラッド・ピットはこの作からヒットしだしたのだと記憶しています。
3日間で2人は何種類もの女・人間を体験する。対して刑事、ジミー、ダリル、J.D、長距離トラックの運転手、レイプ男、何種類もの男も象徴的に描かれる。それらを分析するだけでも、かなり奥が深い。
テルマは言う「レイプされるくらいなら指名手配のがマシ。だって笑ってられる。できれば私が殺したかったくらい。」
ルイーズは言う「投獄、身体検査、電気椅子、終身刑。」
これは事件の全てを知った刑事が2人を救おうとして自首を勧めた時の返事。名詞の羅列だが、私は『枠にはめられた女の生き方』と自首に共通項を見出した2人を感じる。法の上で平等とは言っても、現実、レイプやDVの被害者は女。社会の常識や田舎での慣習も根強い。世間知らずのまま妻となり、迫害されていた自覚すらなかったテルマが一例。
旅行という解放された気分の中で彼女達は箍を外す。1度外した箍は、加速して常識の枠をぶち壊す。爆走する車のスピードや、自覚の無い凶悪事件に笑う姿が象徴的な効果にすら見える。ラストのキスはアドリブだそうだ。男性不信のレズビアン映画と罵倒される危うさも、反社会的との批判も、何も恐れない演技者の超越的な感性と気迫が見える。本気で弾けてる。だからこの映画はハッピーエンドだったと思う。http://www.geocities.co.jp/Bookend/1319/index.html
この映画に出てくるアメリカは素敵。
でも、ストーリーは嫌い。
深く考えてはいけない映画なのかも。
強盗するときはこんな感じでやろっと(しないけど)。
9点です。ラスト、007みたくパラシュートで脱出ってのはダメ?
何も考えずに、感情移入出来る人・共感出来る人はどんどんすればいい。この女性二人の生き方、賛否両論なんかあるのは百も承知だがとことん行く所まで行ってしまえというある種ふっきれたような感じがいいな。ラストのあの飛びこみは、そんな感情を思いっきり演出してみたんだと思うんですが。
ピ−クか少し下降し始めた頃のジ−ナ・デイビスが主演の
映画だから文句ありつつ面白い。その文句というのは、ハ−ベイ・
カイテル扮する刑事の二人に対する態度(不自然なほど同情的)と
ラスト。訳が分からなかった。どんどん事が大きくなって
引き下がれなくなり・・・ということだろうけど、話の展開からして
「俺たちに明日はない」から影響を受けたのが明らかだとしても
ジ−ナ・デイビスの好演でせっかくとぼけた味が出たのだから
もっと本当の意味でのハッピ−・エンドにしてほしかった。
それにしてもジ−ナ・デイビスはバカっぽいけど複雑な役を
本当に上手にやっていたと思う。あと砂漠の乾いた感じが
よく出ている映像も美しかった。
映画は、やり返して目に物見せてくれるから痛快なんだねえ。
映画の面白さは、理屈じゃない、素直に感情移入するほうが楽しい!
もう一つのエンディングが見られるということで、DVDで見直しましたが、やっぱり「軽い」印象は変わりませんでした。
アメリカン・ニューシネマから20年。
自分が年喰ったせいもあるでしょうが、時代は大きく変わったものです。
主人公の2人に理解を示す刑事が出てくるのも、20年という時の変化を感じさせます。
もう一つのエンディングよりは、採用されたエンディングの方が、この映画らしいと思います。
性格の違う二人が、最後になるにつれ、お互い1つになる瞬間は「涙モノ」と声を大にして言いたい。
同じ状況で、旦那の一言で電話を切る妻が、この世の中どれほどいるカナ?
それを考えたら、最後を共にする相手が親友なんて、ナンテカッコイイんだろう!
そういう人はいる?
あんな人生送ってみたい!!
ラストだけちょっといいけど普通です。
二人の女子も全然かわいくない。
そのうちきっとDVDが出るだろう。と思ってビデオを買うのをためらってるんですけど。・・・・・・・まだ?
最初は毛並みのいい洋犬みたいだった(アフガンハウンドとかゴールデンリトリーバか)二人が、いつの間にか狼のようになってしまった。
ところで米版DVDには別エンディングがおまけで入ってました。
同じように"Keep going"するんですが、BGMが違う。ジマー作曲のスライドギターではなく、B.B.KingのBetter Not Look Downなんです。そして、サンダーバードの軌跡を見下ろしてカイテル刑事がため息をつく。最後は土煙を上げて爆走するサンダーバード(回想?)、というもの。乾いてます。
ちょっと湿っぽいけど、やっぱり採用されたほうがいいですね。
この映画の別の感想。アメリカ人はやっぱり貯蓄性向が低い…。
映像も青をベースにしててなかなかキレイだったし、メキシコの風景
がそれにマッチしてた。
最後のシーンもよかったし。
ぶっ飛んでて痛快!フェミニスト大絶賛!!最後は切ないけど・・・永遠だぜ
美しいブラピ。これでブレイク!マイケル・マドセンとハーベイ・カイテル最高!おいしいぜ。イカす!!惚れちゃうでしょ。
テルマとルイーズの関係、やりとりも絶妙でいい。かっこいいコンビ。
うーん傑作!!★★★★!!