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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989)

DO THE RIGHT THING

メディア映画
上映時間120分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(Uni=UIP)
初公開年月1990/04/06
ジャンルドラマ
ドゥ・ザ・ライト・シング [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,037
価格:¥ 1,834
USED価格:¥ 1,620
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ドゥ・ザ・ライト・シング

【解説】
 スパイク・リー脚本・監督・主演の第4作。舞台は、ブルックリンの黒人街ベッドフォード・スタイヴェサント。街の小さなラジオ局“ウィ・ラブ・ラジオ”をひとりで切り盛りするミスター・セニョール・ラブ・ダンディのDJがモーニング・コールになって、その年一番の暑さを記録することになった夏の一日が始まった。そして物語は、主人公のイタリア人が経営するピザ屋の宅配人ムーキーを軸に、彼の周りの、ヒップな活動家、ストリートの飲んだくれの哲人、ピザ屋を経営するイタリア人親子、小さなスーパーを開いている韓国人の若いカップル、友人達など様々な人種の日常を追ってゆき、その過程で生じるいろいろな問題点を孕みながら、衝撃のラストへと向かって行く……。パブリック・エネミーの“ファイト・ザ・パワー”に乗せて繰り広げられるこの映画は、その奥底に人種問題、政治・経済問題などアメリカが抱える重大な問題意識を抱えながら、そこに監督スパイク・リーの思想・哲学を重ね、強固なテーマを持って展開される。しかし、これだけの要素をかかえた緊張感を維持しながらも、物語は映画に出てくる様々な登場人物たちのスケッチを彼特有のノリのいいセンスでリズミカルにつなぎ合わせてゆき、ユーモアを交えて進行する。そしてその彼らの他愛もない日常の中に潜む、それらの問題点を、独特のカメラワークなどでさり気なく感じさせながら、ラストに一気に露呈させる構造を持ったこの作品は、数あるスパイク・リー作品の中でも最も力強く、抜群のセンスに富んだ傑作である。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
12105 8.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2012-10-14 22:47:04
うぅ〜ん・・・映画としては楽しめなかった。
ドキュメンタリー的なノリで観ればまた違ったんだろうか。
投稿者:TNO投稿日:2011-10-11 10:46:49
映画の早い段階で、サル(ダニー・アイエロ)のピザ屋で事件が起こるであろうことは、想像ができる。外国人には想像もつかないような黒人社会の実態に近い運命共同体的なムラ社会が描かれていて、中にはストーリーに直接関係のなさそうなシークェンスも多い。しかし、スパイク・リーは、多くの映画で典型的に描かれる黒人は、実態とはかなり乖離しているということを示したかったのであろう。アイエロは、普段は黒人客に普通に接しているが、理不尽なことには、敢然と反論し、実力行使も厭わない。公平に客を扱っていると言えるだろう。アルバイトのスパイク・リーは、営業時間中の半分もまともに仕事をしていないのだが、忍耐強く雇用し続けている。批判の矛先は、有無をいわさず、黒人=悪と決め付ける体制、あるいは、より広く社会の風潮に向いているのは明らか。この映画の数年後に、ロス暴動が発生した。ラジカセ巨漢ビル・ナン、DJサミュエル・L・ジャクソン、写真のクレーマージャンカルロ・エスポジート等の才能あふれる黒人俳優を多数登場させているのも良い。芸達者ジョン・タートゥーロは、完全に霞んでます。
投稿者:クリモフ投稿日:2011-08-29 14:37:19
「マルコムX」「スクールデイズ」「ゲット・オン・ザ・バス」「インサイド・マン」と見ているのになぜか代表作は未見でした。期待と不安でハードルがあがっていたのですが、パブリック・エネミーをバックに踊りまくるオープニングのかっこよさにノックアウト。かっこいいじゃないですか。
黒人たちを中心に白人、イタリア系、アジア系がすったもんだを繰り広げるクラッシュ・ムービー。リー自身ノリにノっていて(主演もしてるし)パワフルな演出で一気に見せてくれます。カメラに向かって各人種が差別満点のセリフを吐くのが痛快で楽しくなってくる。
HIPHOPには詳しくないですが、劇中流れるラップは雰囲気とマッチして既成曲の使い方のうまさに感心しました。あとDJがブラックミュージックの巨人たちを連呼するのがなんかよかった。
ラジカセ持った黒人がLOVEとHATEのナックル付けてんのはミッチャム(in狩人の夜)ですな。こういう引用もいやみがなくて面白く見せる勢いはさすが。
人種差別云々のテーマも良いですが、それ以上にパワフルなエンタメ溢れた楽しい映画だと思います。ちょっとピザ屋襲撃があまり好みではなかったですが、一気に見れます。
なんか米国でヒスパニック系が台頭して微妙に忘れられかかってるスパイク・リーですがまたパワフルなやつ作ってほしいなぁ。
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-29 15:38:32
各自抱かえている火種が発火する頃合とか、誤爆なのか確信的なのかわからないが、一斉に爆発した時がよかった。所詮、日本人の自分にはこれくらいしか言えません。
投稿者:ローランド投稿日:2010-05-07 01:49:06
 始めから終わりまで一曲のラップ・ミュージックを映像化したような
印象を受けたのだけれど、そのわりにはなぜか、ラップとは関係の
ないラヴィン・スプーンフルのサマー・イン・ザ・シティーが思い浮かん
だのでした。 これは、いかにも暑い一日になりそうな雰囲気の、暇
なオッサンどもが赤い壁の前でたむろす絵の印象が強かったからで
しょうか。  

 自転車乗りにぶつけられてもさほど表情を変えなかったのに、スニ
ーカーを踏まれた汚れをみて急に怒りだすのが可笑しかったのだけ
ど、他にも犖を開くものは何も知らず、良く知るものは口を閉ざす
などと哲学者気取りの酔っ払いジイさんや、ちょうど、DJがレコードを
逆回転させるみたいにテンポのよい流れにちょっとずれたリズムをつ
ける吃音の物乞い、それに、でかいラジカセからでかい音量を出す
でかい体躯の男などなど、まずは犖序良俗瓩慮斥佞箸呂け離れ
た人々の物語が展開されます。  

 ピザ屋の宅配人ムーキー、これが一番の汚れ役に思えるのだけれ
ど、それが監督から脚本までやっている御当人で牴兇いい黒人だ
ったことを感謝しろ瓩箸牴兇燭噌人がそろってバカなのか瓩箸、
これが白人の監督作品だったら世間が許さないようなセリフを飛び
交わしている。 このリーさん、見かけもそうだけど、かなりした
たかなお人みたいですね。
投稿者:こじか投稿日:2010-04-11 13:05:16
昔HIPHOP好きの友人から借りた一本。なんか嬉しかったな。
スパイク・リーの中で普通に楽しめました。
投稿者:ノブ投稿日:2009-02-24 21:30:47
【ネタバレ注意】

「Do The Right Thing」(監督:スパイク・リー 120分)
話の内容は黒人街の日常と暴力。
大学時代に観た時は全然オモシロさが分らなかったが、今はとてもオモシロイと思った。普通で考えれば「黒人の写真を貼れ」とか「ラジオのデカイ音をかける」黒人達の方が悪く、警察官に逮捕されたり、殴り殺されたりしたのも自業自得と言われるだろう。もちろんイタリア人のピザ屋で暴れる事が何か世の中を改善する事(黒人の地位の向上とか)には何も貢献しない。頭では分る。マーチン・ルーサー・キングのいうように「暴力は愚かだ」と言う事も。しかし「暴力を振るわざるを得ない黒人の悲惨な状況」も考えなければいけない。マルコムXのようにこの映画のような暴力を「自衛のための暴力」だと正当化するのは間違っているとは思うが、ヒドイ状況を改善する為に間違った選択肢(暴力)をとってしまうという気持ちが分らないでもない。スパイク・リーの態度のアンバランスさ(少しマルコムXより)がとても面白い考えさせられる作品。
俳優達が良かった。
ジャッキーロビンソンのブルックリンドジャース時代のユニフォームを着てピザの配達をする主人公(精悍な感じで頭も良さそうな感じが良かった。これがスパイク・リー本人とは思わなかった)・「市長」と呼ばれる飲んだくれのジジイ(韓国人の経営するスーパーで、自分の好きな銘柄のビールが置いていないとくだをまいているという演出が良かった)・窓際で子供達に声をかけたり、悪態をついているおばちゃん・でっかいラジオを持ってでっかい音でパブリックエナミーの曲をかけているゴッツイ兄ちゃん・マルコムXとマーチン・ルーサー・キングが一緒に写った写真を売り歩くどもりの物乞い・ピザ屋の親父(いい人そうでもあり、やな奴そうでもある難しい役を上手く演じていた)等などいい役者揃いだった。妹役の女優さんも可愛かったし、口うるさい主人公の嫁(「night on earth」のNY編や「サムバディ・トゥ・ラブ」に出てきた女優)も良かった。
演出としては
おっさん3人組(この人たちもいい味を出していた)のたわいのないたべリ話の中で「お前はドーナッツの穴でも食っとけ。この間抜け野郎」というセリフがあったのが面白かった(ドーナッツの穴食えって・・・。ボク的には凄い面白い)。
夏の暑い日に街の消火栓を壊して水遊びしているシーン・演出がとても良かった。
デカイラジオを持ってデカイ音を出してパブリックエナミーの曲をかけているデカイ兄ちゃんが、手に「LOVE」と「HATE」のメリケンサックをつけて出てくる演出(もちろん「狩人の夜」のロバート・ミッチャムをベースにしている)が良かった。
昔ながらの氷を削るカキ氷屋がいい味だしてるなぁと思っていたら、アイスクリーム屋の車が通ってお客の子供達が皆アイスクリーム屋の車を追いかけて、カキ氷屋にお客がいなくなるという演出をしていたのが面白かった。
本当に危うい話で、大抵の人は「やっぱり黒人て暴力的ね」というイメージしかもたない作品だと思う。けれどボクは映画としても面白いし、スパイク・リーのこの当時の考えのアンバランスさも面白いと思った。ある意味で心にひっかかる作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-02-01 16:49:05
昔レンタルした時にぶっ続けに二回観たなあ。いい意味で若さがみなぎってる映画だった。
投稿者:ポオ投稿日:2008-06-12 17:15:12
【ネタバレ注意】

公開当時は人種問題を鋭く斬る映画、なんて言われてましたが人種云々は全く主要なテーマではありません。 いわゆる貧乏人が住む下町のお話です。山本周五郎あたりが書く江戸の長屋物と同じで、住人は声を掛け合い皆家族の様に付き合っているが、ふとしたことがきっかけで、貧乏への不満や怒りがある少しだけ成功している人に向く・・ 

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-09 16:17:06
まあまあでした。
投稿者:うっち投稿日:2002-12-23 23:37:33
不満と暴力への衝動を描きつつも、その結果の醜さをも客観的に訴えている。分かっていても止められないやるせなさは、『ジャングル・フィーバー』にも引き継がれている。
一方的な意見でないからこそ社会派足りえている。
投稿者:ファルド投稿日:2002-11-16 21:31:30
出てくる俳優それぞれいい味を出しているし、色々なエピソードや会話もセンスが良く、人物のキャラも面白かったですね。途中まで、多少のいざこざがあるにせよ、楽しめる雰囲気。そして、S・リーらしく、終盤一気に人種問題の根深さを描き出したという感じでしたね。全体的にはなかなかいい作品だと思います。
投稿者:ASH投稿日:2002-07-04 23:24:39
【ネタバレ注意】

 冒頭のパブリック・エネミーの曲をバックにL・ペレズがボクササイズをするシーンからノックアウト!NYはブルックリンの黒人街に暮らす人々の人種間の対立と確執を描いたスパイク・リー監督の秀作。アフリカ系、イタリア系、ヒスパニック系、韓国系の登場人物たちが現代アメリカ社会の縮図を表している。

 O・デイヴィスがS・リー扮するムーキーに言う台詞が「Do The Right Thing」。これはリー監督からすべてのブラザーたちへ向けたメッセージなのかもしれない。

投稿者:seiji投稿日:2002-05-30 18:23:52
オープニングが強烈だったのをおぼえています。
一触即発のピザ屋の店内が、そのままブルックリンの縮図になっていました。
みごとな構成だと思います。
「クロッカーズ」あたりまで行くとちょっと着いていけないのですが、
この映画は好きですね。http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:カトウスタール投稿日:2001-11-19 23:20:35
 後半,ふとしたきっかけで黒人たちの怒りが炸裂し,街が容赦なく破壊されていく。本作はロス暴動よりも先に撮られているので,黒人たちの内面には常に怒りが渦巻いていることを表現した監督の着眼点が素晴らしいと言えるだろう。なにせ,彼らと共にマイノリティとしての苦渋を味わいつつ20年間を共にしてきたピザ屋もまた,彼らの怒りから逃れることができずに焼き払われてしまうのだ。仲良くやってきたはずの彼らから残酷な仕打ちを受け,焼き跡に呆然と佇むピザ屋の主人が印象的であった。

スパイク・リーはデビュー作からほとんど一貫して黒人の視点からアメリカを揶揄するという姿勢を崩さていないうえ,本作に続く『マルコムX』のオープニングでは星条旗が焼かれ,彼のアメリカに対する想いがより直情的になっていることが伺える。
 『マルコムX』でXグッズが巷に溢れたとき,それを身につけた日本人に在日の黒人達が「そのXの意味がわかるのか」と詰め寄る事件があったと聞く。人種問題にはまだまだ縁遠いそんな我々に,その根の深さをつくづく思い知らせてくれる監督である。なにせ20年も一緒に暮らしてきた者でさえ決して受け容れられていなかったのだから。
 
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞ダニー・アイエロ 
 □ 脚本賞スパイク・リー 
□ パルム・ドールスパイク・リー 
■ 撮影賞アーネスト・ディッカーソン 
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ダニー・アイエロ 
 ■ 監督賞スパイク・リー 
 ■ 音楽賞ビル・リー 
□ 作品賞(ドラマ) 
 □ 助演男優賞ダニー・アイエロ 
 □ 監督賞スパイク・リー 
 □ 脚本賞スパイク・リー 
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