allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

菊次郎の夏(1999)

メディア映画
上映時間121分
製作国日本
公開情報劇場公開(日本ヘラルド映画=オフィス北野)
初公開年月1999/06/05
ジャンルドラマ
菊次郎の夏 [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,068
USED価格:¥ 2,400
amazon.co.jpへ

【クレジット】
監督:北野武
プロデューサー:森昌行
吉田多喜男
脚本:北野武
撮影:柳島克己
美術:磯田典宏
編集:北野武
音楽:久石譲
照明:高屋齋
出演:ビートたけし菊次郎
関口雄介正男
岸本加世子菊次郎の妻
吉行和子正男のおばあちゃん
細川ふみえ優しいお姉さん
大家由祐子正男の母
麿赤兒こわいおじさん
グレート義太夫デブのおじちゃん
井手らっきょハゲのおじちゃん
THE CONVOY
【解説】
 母を探す少年と中年男との旅を描いた北野武監督によるロードムービー。これまでの北野作品とは一転、鋭利なバイオレンス描写を排し、ヒューマン・タッチの温かな作品に仕上がっている。ビートたけし、関口雄介、岸本加世子、吉行和子共演。祖母と暮らす小学3年生の正男は、夏休みを利用して写真でしか見たことのない母に会いにゆく事を決意。そんな正男を心配した近所の主婦は、無職でブラブラしている自分の夫・菊次郎を同行させる。嫌々引き受けた菊次郎は、少年との旅も右往左往でいい加減。だがそんな2人の間にもやがて交流が生まれ、ついに正男の母と対面の時を迎えるが・・・。
<allcinema>
【関連作品】
ジャム・セッション 菊次郎の夏<公式海賊版>(1999)(メイキング)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
19124 6.53
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-07-21 15:57:14
少年の目を通してみた夏休みの絵日記のような作品です。
北野武の父が映画のモデルだそうですが、
無茶をやるこの人物への愛着というか照れが感じられます。
ギャグの部分はたけし軍団がよくテレビでやってたのと
同じ悪のりであまり感心しませんが、
全体的に何となくほのぼのとした印象が残ります。
投稿者:ノブ投稿日:2013-02-07 17:00:37
【ネタバレ注意】

「菊次郎の夏」(監督:北野武 121分)
話の内容はヤクザなおっちゃん菊次郎が子供を連れて母親に会いに行く話。
中学生達が子供からカツアゲした金を菊次郎がポケットに入れようとしたり、カツアゲしようとした中学生に菊次郎がカツアゲしようとするのがコミカルだった。
母親の所に行く金5万をもらってすぐ(演芸場の後だけど)、子供を連れてポルノ劇場の看板を見ている菊次郎が良かった。
子供連れなのに競輪場に来るというのが良かった。競輪場で負けがこんでイライラしている菊次郎が、ハゲのおっさんに「光ってまぶしいんだよ」と難癖をつけたのがコミカルだった。
競輪場で勝って子供連れでキャバクラに行くというのも良かった。
次の日競輪でハズシまくって「段々と」イライラしてくる菊次郎がコミカルだった。
子供にいたずらするイカツイ変態親父を麿赤児が演じていたのが良かった(その後菊次郎がイカツイ変態親父を殴り倒して財布を抜き取るのも良かった)。
菊次郎と子供が「アロハにサングラス」に着替えるのが良かった。
プールでアロハを脱ぐと和彫の刺青の背中が良かった。その和彫刺青の菊次郎が泳げなくて、プールで溺れて、救急車までやって来るのがコミカルだった。
ホテルのフロントで、違う子供の頭をはたいて、親が物陰から出てきて気まずくなるという撮り口が面白かった。
ホテルの受付がわざわざ車で送ってくれたのに、菊次郎はホテルの受付に「人でなし」とか悪態をついていたのがコミカルだった。
楽しくパントマイムしている場所がズームアウトされると立入禁止の看板が見えるという撮り口が最高に面白いとボクは思った。
古い田舎のバス停(結局バスは来ない)で、菊次郎が盲のフリをして車を止めて乗せてもおうという計画がコミカルだった(菊次郎一人でやったら走ってきた車でひかれるというのも良かった。ひいた車は行ってしまう)。
車をパンクさせて止めて乗せてもらおうという計画がコミカルだった(尖った針を置いて見事車はパンクしたが、車は走行不能になり、坂を滑り落ちて大事故になるのが撮り口も演出もコミカルだった。菊次郎と子供はそれを見て走って逃げる)。
会いに行った母親にはもう新しい家族がいて、子供が会わずに帰って、泣き出すというのが切なかった。
祭りの夜店で、菊次郎がムチャするのがコミカルだった(射的の的を石でぶつけて倒したり、金魚すくいを掬いを使わずお椀ですくったり。その為に後でヤクザにボコボコにされるのも良かった)。
ボコボコにされた菊次郎の為に、夜中に子供が一人でシャッターの閉まっている薬屋のシャッターを叩いて薬を買ってきて菊次郎を手当する演出がボク的には無茶苦茶良かった。
デブとハゲがフグとタコになって水に入って、魚釣りで釣れるという遊びがコミカルだった。
菊次郎がバイクの後ろに乗って、老人ホームの母親に会いに行くエピソードは全く記憶に残っていなかった。
宇宙人の格好をさせといて置き去りにして、再びやって来ずそのまま寝てしまうという演出がコミカルだった。
盗んだスイカを見て、菊次郎が「お百姓さんに悪いじゃねぇか」と言いながら食べ、食べながら「冷えてない」とか「種がある」とか文句を言うのがコミカルだった。
最後別れる時、菊次郎が子供を抱くのと、子供が走って帰る時に橋の下を船が横切るラストも良かった。
全般的に
撮り口の面白い映像ギャグもあり、変態男にいたずらされる子供や盲のフリして車を止めようとするなど毒の強いエピソードもあり、会話のやり取りが面白い所もあり、監督北野武と芸人ビートたけしの両方を楽しめる作品だなぁと観直して思った。特に上で書いたようにお笑いっぽい会話のやり取りがコミカルで上手い所が多いと今回観て思い、以前観た時よりとても楽しめた。とても楽しそうに軽い感じで撮っているのも良かった(この前作の「HANA-BI」が金獅子賞とっちゃったし、ちょっと重たすぎると感じるシリアスな作品だったので、この作品のようなコミカルで軽い感じのギャグ映画を監督は撮りたかったんじゃないかとボク的には思えた)。又意外にもロードムービーで、旅をしていく内に菊次郎と子供が打ち解けていくという基本中の基本王道演出があるので観た後「いい話」だと思えるのもボク的には良かった。どちらかというと芸人ビートたけしの色が強い作品だけれど、この作風はこの作風でとても面白いと観直してボクには思えた、北野武映画の中でも傑作と言っても良いとボクには思えた作品(ちょっと歯切れは悪いけれど)。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:陸将投稿日:2011-07-14 17:32:32
【ネタバレ注意】

北野武という男は、実は極度の照れ屋であり、恥ずかしがり屋であると思う。
映画の中の彼の役柄は、常に理不尽な言動を続ける、ガラの悪い男である。
ただ、そんな不器用な男から、精一杯の愛情が見え隠れしているのが本作である。

祖母に育てられている少年と、北野武扮する菊次郎との、ひと夏の思い出。
自分と同じような境遇に置かれたこの少年に、菊次郎は自分を重ね合わせる。
他人の痛みや悲しみを分かり合うことで、徐々に凝り固まっていた心が溶解していく様が美しい。

このさりげない思いやりのようなものは、作り手である北野武からも感じることができる。
本作の暴力描写は常に間接的で、決してその場面を見せることはない。
暴力を排除するのではなく、不快感を与えない見せ方によって、あくまでも少年の夏休みには入り込んでこない工夫が見られる。

さらに、本作の“笑い”の変化も面白い。
序盤は“北野武と少年”というアンバランス過ぎるその画から発せられる、シュールな笑いが挿み込まれる。
だが、徐々にそれが、少年を笑わせるといった“遊び”に変わっていくのである。
笑いがポジティブな意味を持つようになる展開には、好感が持てる。

ただ、本作はラスト30分にかけて、全てカットできるような気がする。
少年にとってはあまりにも過酷な現実に直面し、菊次郎が砂浜で彼に天使の鈴を送る場面。
この場面こそ、ラストに相応しかったと感じてしまう。

では、北野武はその後の場面で何を語りたかったのか。
彼が1番伝えたかったのは、実は自分自身の、母親への不器用な愛情ではないだろうか。
菊次郎が老人ホームにいる母親に会いに行くわずかな場面がある。
それが撮りたくて、そして自身の気持ちを伝えたくて、あえて少年の物語に包み込ませて、自身の本心を隠したのではないだろうか。

“バカヤロー!”という北野武の威勢のよい台詞とは裏腹に、本心はきっと優しさで溢れているのだろう。
そんなことを思わず考えてしまった。

投稿者:フラーティ投稿日:2010-07-27 19:26:48
【ネタバレ注意】

『母をたずねて三千里』と思いきや、ビートたけし演じるヤクザ風の主人公が旅費を競輪やスナックで使ってしまったため、犯罪まがいの強引なヒッチハイクを繰り返してのハチャメチャ珍道中。旅先で出会う様々な人との心温まる交流というロードムービーの常道を意図的に逸脱していく展開には爆笑。


しかも復路にたっぷり時間を取る。北野武が撮りたかったのは、母をたずねる往路よりも、むしろ帰る途中でのキャンプだったのではないかと思える。主人公の無軌道な行動によって様々なトラブルが発生する往き道は、微笑ましくはあるが、主人公は意識的に正男を楽しませているわけではない。結果的に面白いことになっているだけだ。

だが帰り道は違う。主人公は正男に“夏休みの楽しい思い出”を作ってやろうと決意する。恐ろしく真剣に笑いを取りにいくのである。短気で荒っぽくいい加減な、そして不器用な男が必死になって少年を笑わせようとする。

キャンプでは主人公(北野武)がバイクの2人組(たけし軍団のグレート義太夫・井手らっきょ)に理不尽な要求を突きつけていじり倒す様は『スーパーJOCKEY』などビートたけしのバラエティー番組のノリをそのまま持ち込んだ趣。馬鹿馬鹿しい遊びに興じている姿は本当に笑える。

観客も笑い、正男も初めて子供らしい笑顔を見せるようになる。


道中、正男は夏休みの宿題の絵日記(?)に、旅で知り合ったおかしな「おじさんたち」を描いていく。楽しく親切な「おじさん」たちだが、彼等は結局は通りすがりの人なのであり、すぐに別れる存在でしかない。だから普通名詞の「おじさん」なのだ。この伏線がラストの名台詞を輝かせる。

主人公と少年、厄介者の2人は最後の最後に、心を通わせる。泣けます。

投稿者:こじか投稿日:2010-05-21 00:23:13
初期作品では特に"素"のサービス精神が働いて、
何かの驚きや作品の孤高さを提供できていたと思うけど、
この作品以降は如実に変化していきます。

そうせざるを得ないくらいに提供する(観てくれる)相手の
パイと期待が大きくなりました。
心を楽にして楽しめる北野武作品は、
私にとって引っ張っても当作までです。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-11-10 05:25:06
本編が音楽に負けた作品。星一つ半。
投稿者:ミリアム投稿日:2008-03-06 17:46:06
たけし流のやさしさがあふれた秀作。
「たけし流」とはつまり、良く言えば“シャイな男”の、悪く言えば“自意識過剰な男”のやさしさ。要は「不器用」ってこと。
でも、不器用だからこそ伝わるやさしさもある。
投稿者:くろひょう投稿日:2007-02-21 13:49:12
たけしの全作品を観たわけではないし(ドールズは未見)、特にファンというわけでもない。だが、この男の才能は認めざるえない。
あらためてそう痛感させられた珠玉の一本。

たけしの強みとは何か。

言うまでも無いことだが、彼は映画監督になりたくてなったわけではない(処女作「その男凶暴につき」は、深作欣二の降板の結果としてお鉢が回ってきた)。 彼は「映画監督」としては素人であることを、名声を得た現在でも強烈に意識しているはずだ。彼はその「素人」である強みを最大限に生かすことで様々な映像表現をものにしてきた。

「素人」である強み。それは「無責任さ」である。

駄目でもともと。失敗を恐れる必要が無い。新たな試みにチャレンジしやすい。そういう開き直れる利点があったからこそ彼は今までやってこれたのだ。日本映画界にも俊才は大勢いる。だが、彼らは「専門家」だ。ある意味失敗を許されない厳しい立場に置かれているとも言える。自分にはその足枷がない。そのことをたけしは最大の武器としてきた。

「ソナチネ」から「HANA-BI」に至る作品群を必ずしも私は評価していない(キッズ・リターンは悪くないがそれでも微妙な点がある)。なぜなら、奔放な「素人」から窮屈な「専門家」への彼にとっての危険な変貌、誰もが陥りかねない泥沼への足跡が見て取れるからだ。彼もそれがわかっているから、「みんなー、やってるか」というガス抜き作品を撮らざるえなかった。実際「HANA-BI」では相当煮詰まっていたと思う。自分はやはり専門家ではない。映画を撮ることで自分は何を表現しようとしているのか?所詮「似非専門家」ではないのか?私にはそういう苦悩の叫びがこめられた作品にみえた。

それだけに「HANA-BI」における世界的評価はまさに天佑だったと思う。彼はあれで一息つくことができた。嵌りかけていた泥沼から足を引き抜き、見失いかけていた自分を取り戻せたのだ。

そういう意味で、「菊次郎の夏」はたけしにとって重圧から解き放たれた、実に彼らしいのびのびした作品にしあがっている。背伸びする必要の無い等身大の自分を表現する喜びに満ち溢れている。

この映画に於ける、たけしにとっての核心は、後半の浜辺での馬鹿騒ぎにある。

母親が他人になってしまった。少年が受けたそのショックを和らげようと、たけしが取り出す「天使の鈴」。確かにここに映画の主題をもってくることも可能だったろう。というより、並みの「専門家」ならば必ずここをいじり回したはずだ。だが、「素人」のたけしは知っている。
 「バーカ。そんなの訳知り顔の大人のごまかしにすぎねえじゃねえか」
あれほど願っていた母親との邂逅を無残に打ち砕かれた失望。そんな少年にとっての人生を瓦解させかねない衝撃を、容易く癒す言葉やアイテムがこの世にあろうか。あるはずもない。
キャンプ場での他愛も無い悪ふざけのシーンが長すぎて作品のバランスが悪い?とんでもない。「天使の鈴」で映画をまとめてしまわなかったことこそ、私たち「訳知り顔の大人たち」に対する、たけしなりの強烈なテーゼではないか。

傷ついた少年の心を癒す手段なぞ無い。ならば、自分たちが出来ることは何か。

一緒になって馬鹿騒ぎすることだけだ。腹いっぱい笑わせて、一緒になって遊ぶことだけだ。抱き合って、転げまわって心のそこから笑うことだけだ。
だからこそ映画のラストで私たちは少年の
 「おじさんの名前はなんてゆうの?」
という言葉に救われるのだ。

「映画監督」はたけしにとって「天職」ではないのかもしれない。だが「笑い」は違う。「笑い」こそ彼にとっての天職。彼が暴力表現を多用するのも、笑いの対極にありながら奥底では繋がっているのだということを熟知しているからこそ。

「笑い」と「暴力」こそ、たけしにとっての「神」と「悪魔」であり、常に人と共にあり、実は対として同一視すべき永遠のテーマだ。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2006-12-09 18:23:40
嫌いな映画じゃないけれど、たけし作品の中ではインパクトは薄かった。
ビートたけしファンとしてはコントが印象に残っている。
とても懐かしいという感じで。
そういえば近頃こういうたけしは見てないな〜と。
ひょうきん族がまた見たいな〜という感想です。
投稿者:4531731投稿日:2006-03-13 00:59:31
岸本かよこは素なんでしょうか。ああいう岸本かよこは良いですね。hanabiとかは何かむかついたけど。
 競馬場のコントは好き。全編コントの映画撮ればいいのに。ドラマは向いてないよなあ。
投稿者:non投稿日:2006-01-01 02:21:28
表現者ビートたけしが好きだ。
この人を呼び捨てにはできませんが、ファンとしてあえて敬称略です。
とてもセクシーな表現者だと思う。こういうヒトが未だに芸能の世界で第一線にいるかと思うと、ホッとしちゃう。作品はいつも男を描いててるのがたまりません。しかも哀愁があって、凶暴性、少年性があって、高潔で。
氏の基本は笑いにあるとファンはすぐ感じとる。笑いを暴力として捉える氏の熱い血をいつも感じさせます。舞台でもスクリーンでもロックだな。本当にこの方の映画がないと困ります。

投稿者:たにし投稿日:2005-11-05 20:35:48

 この映画 二回ほど 期間あけみたけど、映画でコントやっちゃぁ
 ダメだょぉー 近所のカンヌ映画際の記者プレスではパルムなしって
まっとうな評価だったのに、日本のたけちゃんよいしょしたいテレビ局が
こぞってグランプリ(?)受賞確実とかでちゃってさぁ。

 たけちゃんも みっともない目みちゃダメだょぉ。
投稿者:嘉左衛門投稿日:2005-10-04 10:38:42
【ネタバレ注意】

本当大好きな作品です。観終わった後、とても心が温まりました。武やるな〜って感じです!
結局これって悲しい話やないですか。正男くんにとっては人生最大のショックな出来事やったと思うんですよ。僕が逆の立場だったら立ち直れたか・・・だってお母さんの中に自分の入る隙間がもーないんですよ(T△T)
それをラストでハッピーエンドと間違えるくらいの話にするなんて!まさに天才☆
前半は菊次郎と正男の交流と母親探し。この前半の二人の距離があったから後半が際立ったと思う。後半は武のお遊び+出会いと別れ。この出会いと別れで二人の距離がドンドン縮まっていって、そして感動のラスト!!!「菊次郎だよ馬鹿やろう」見終わった瞬間、また観たいと思いましたからね(笑)ってことでストーリーは満点、映像もTHE日本の夏休みって感じで良かったし、音楽は言うことなし。映画としてはとても良くできた作品だと思います。それに、なんかビートたけしを北野武が撮ったって感じでした。劇中の菊次郎は馬鹿で、いい加減で、短気。けどとっても優しくて面白い♪まさにビートたけしでした。けど映画は北野武なんだな!
武の映画は暴力だ!みたいに言う人にこそ観てほしいですね。武はこんな映画も撮れるんだ〜って!!

投稿者:KOTOBA投稿日:2005-04-17 01:56:08
【ネタバレ注意】

前作『HANA−BI』のイメージに押されたため、この作品はあまり必要以上のカタルシスを求めず鑑賞した。
だが、意外にそれがよかったのか、この作品は『HANA−BI』を凌駕しえる傑作だという事に気付いた。
むしろ、この作品のほうが感動的なドラマであり、ギャグも冴え、またたけしも充分すぎるほど暴れてくれる。幕の内弁当的な豪華な内容。
後半、キャップのシーンで、ドラマ的映画という印象をぼかしてしまい、主軸が歪んだが、息切れしている訳でもなくむしろ、ギャグ本舗のコメディアンたけしが帰ってきたと言う感じが嬉しい。
登場するキャラクター、各おじちゃんたちも、それぞれ(いろんな意味で)魅力的な味を出している。

音楽も、CMでテーマ音楽が登場しているが、相変わらず久石氏のサウンドは冴えている。この音楽なくしては、この映画も映えない。

個人的には、たけしがどの作品以上にもまして暴れていること。
>>>当初はボケ役かな、と思ったが途中からつっこみが止まらない・・・・
が、それはこの作品に限っては凄みはなく、実際は泣けるほど弱っちい男が見せかけのために威勢を張っている、という味付けであったり、また珍しくたけしをはじめ本作では人が死んでいないことなどを考えるとやはり、新鮮なタイプの映画だろう。正男に対しても、最初は嫌がらせのような感じも、それが愛情になってゆくなど、キャラクターアークも絶妙に仕掛けられている。
>>>施設を見舞うシーンの裏話のエピソードを知ると感動も増す。。。
映画ではなく、小説であっても、この作品は爽快な読後感を齎す事だろう。
個人的には、1年に最低1回はリピート鑑賞アリかもしれない・笑

個人評価:9

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-08 17:50:26
武はどうしてしまったんだろう。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-03-28 19:18:29
照れながら演じる菊次郎と主人公の少年・正男は結局「たけし」という同一人物に収斂する。カメラは時に子供の眼であり、たけし本人の眼である。
そして底流にあるのは母への限りない慕情と不在の父(「菊次郎」はたけしの実父の名前)への追慕。
この作品の撮影中に母・さきさんを亡くしたたけしは、急遽施設に入っている母親を見舞うシーンを入れたという。
家族の物語を語るとき、北野武(というより「たけし」)は妙に優しい。
母親の前では暴力的になり得ない「少年」としてのたけしがいる。そしてその眼が主人公の少年の眼に帰ってくるという無限の循環。
作品として成功しているかどうかはともかくとして、これはたけしの極私的なロード・ムービーであり、その意味では彼のひとり芝居だと思う。そしてそれはそれで決して悪くはない。
投稿者:型作投稿日:2005-03-24 17:23:42
 意外と後半のキャンプのシーンとかの評価が低いですが、あのシーンはこの映画を「コメディー」として観れば必要不可欠なシーンだと思います。ドラマとしても2人の関係が非常に理解できるシーンだと思います。
 全体的に楽しくてどこか哀しくて好きです。http://katasaku.hp.infoseek.co.jp/
投稿者:ロジャー&ミー投稿日:2005-03-06 19:49:55
Kikujiro
投稿者:さち投稿日:2004-06-16 03:17:03
北野節
投稿者:薄墨ようかん投稿日:2004-05-25 14:31:11
題名から感動系を想像していましたが意外とシュールだった・・
たけし作品に直球の感動を期待したわたしが未熟だったのだろうけど。
投稿者:hide0921投稿日:2003-12-16 09:31:57
北野映画では「その男〜」に次いで好きな映画です。
内容は昔のギャグネタですが、下町たけしって感じがよかった。
「たけしくんハイ!」の路線。
投稿者:ジョジョ投稿日:2003-07-16 17:20:01
いい映画だと思います。ああいう映画には似合わないシーンがあったり、後半は井手らっきょやグレート義太夫らと長ったらしく遊んでますが(別に悪くないんだけどいろんな人が出てくる前半と比べるとやっぱり長く感じる)、全体的には爽やかな笑いと感動が残る映画だったと思います。
久々に映画見て泣いてしまった。ラストに、「おじちゃん、名前なんて〜の?」とか言われちゃったら泣くしかないね。構図も印象的。
投稿者:sakurasm投稿日:2003-04-02 13:17:12
常に映画で実験をしてくれる北野たけし。これは日記映画と呼んでもいいかもしれない。日記というのは人の記憶を記したもの。その映像は必ずしも現実世界のそれとは異なる。それを見事にシュールリアルに表現してくれている。記憶の中の夢このシーンは素晴らしい。ただこっけいと言うこと無かれ。この作品で彼は自らの記憶をも辿ったことだろう。http://www.enpitu.ne.jp/usr2/27068
投稿者:もーがん自由人投稿日:2003-04-01 06:09:15
ペーパームーンを連想しちまいます。でもこれはこれで面白かった。
後半はちょっと飽きてきちゃいましたが・・・。
義太夫たちがちょっとなあ。おふざけなんだかメルヘンなんだか微妙・・・・。
投稿者:常秋投稿日:2002-10-07 10:05:10
自分はこの映画「キッズリターン」の次に好きです。
中盤のあの展開で物語を終了できたにもかかわらず
そこでストーリーを放棄して、ただただ遊びにふける、しかも大の大人のほうが夢中になって、たけしなんかもう往年の名作バラエティー番組のノリで(笑)
一見北野らしくない映画のように見えますが、この作品こそがすべての北野映画に通ずるものがあると思います。
もうひとつの暴力という要素をつきつめた「その男、凶暴につき」と対極を成す作品かもしれません。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-12 03:21:47
 この映画でも北野武は物語を語ることには殆ど関心が無い。二人の母親探しの旅の描写も充分面白いが、母親探しのロードムービーとして物語を支えることを放棄した後の方がずっと面白い。デブのおじちゃんとハゲのおじちゃんが再登場してからのキャンプでの悪ふざけがたまらなく好きだ。
 ただし、子供の夢のシーン、特にキャバレー(?)の女性達や神社での天狗、麿赤児の舞踊のイメージについては好きじゃない。
 また、縁日のシーンで菊次郎がヤクザにボコボコにされるのには驚いた。またてっきり反対にヤクザをやっつけてしまうと思って見ていたからだ。寺島進や大杉漣が登場しないことも含めて、確かに『HANA−BI』までの北野作品とは少し違った趣の映画になっている。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドール北野武 
□ 作品賞 
 ■ 助演女優賞岸本加世子 「秘密」に対しても
 ■ 音楽賞久石譲 
【レンタル】
 【DVD】菊次郎の夏レンタル有り
 【VIDEO】菊次郎の夏レンタル有り
【ミュージック】
【CD】 菊次郎の夏(サントラ)
新品:¥ 3,146
8新品:¥ 2,650より   40中古品¥ 559より 

【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION