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マドレーヌ<未>(1998)

MADELINE

メディア映画
上映時間88分
製作国アメリカ
公開情報劇場未公開
ジャンルファミリー

【ユーザー評価】
投票数合計平均点
110 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2009-03-23 00:41:01
【ネタバレ注意】

<あらすじ>マドレーヌ(ハッティ・ジョーンズ)をはじめとする12人の女の子はパリの寄宿舎でシスター・クラベル(フランシス・マクドーマンド)と一緒に生活していた。寄宿舎を援助していたレディ・コヴィントン(ステファーヌ・オードラン)が亡くなり、夫のコヴィントン卿(ナイジェル・ホーソーン)は寄宿舎の閉鎖を決める。マドレーヌは隣のスペイン大使のいたずら息子ペピート(クリスチャン・オーサ)の手を借りて学校を守ろうとするが…。

ルドウィッヒ・ベーメルマンス(1898〜1962)の児童文学「マドレーヌ」シリーズの第一作は1939年に誕生したのだとか。もともとフランス人でもないし、フランスで生活したこともないのになぜパリを舞台にした物語を書いたのかはよくわからないが、舞台はパリでも作ったのはハリウッド。
この作品はそんな「マドレーヌ」シリーズの初期作品のエピソードをいくつかをまとめた形になっている。そのせいか、私にはマドレーヌが単にこまっしゃくれた生意気な子供にしか見えなかった(苦笑)。とってつけたような冒険もまるでサーカスが犯罪集団であるかのような描き方も(恐らくそこにはロマ族への偏見があるのだろうが)どうだろ、という印象。
そんなわけで最後のとってつけたような大団円もいかがなものか、という印象しか残らなかった。
それでもマドレーヌが可愛く見える人からするときっと満足な出来なんだろうな。ファミリー向けなのはわかるが、個人的には中途半端な印象が拭えなかった。

投稿者:はーちゃん投稿日:2008-08-14 13:44:26
【ネタバレ注意】

もともと原作はスイス生まれで10代の時に渡米した著者がアメリカで書いた絵本。

ハリウッドで実写映画化ということで、どっちかというと描写される風景や
登場人物の12人の女の子たちのネーミングにアメリカナイズされた雰囲気があるのは否めないが、
それでも原作の持つあたたかさや素朴な雰囲気は再現されており、
原作の初期のエピソードを織り交ぜながらオリジナルのストーリーが展開されている。

しかしながら驚いたのは、主人公のマドレーヌが生まれたばかりの頃に
両親を亡くし身寄りも無いみなしごという設定になっていたこと。
原作の絵本では両親については明確に描写された作品は存在しておらず、
テキサスに住むひいおじいさんがなくなったことが書かれているのみ。
だから、原作やアニメ化された作品の持つほのぼのとした雰囲気にもかかわらず
こんな現実的な設定がなされていることにはある意味、ちょっとガッカリした。
マドレーヌのTVアニメシリーズを制作したディック・プロダクションが後に長編を作っており、
その1作目がこの実写映画版の1年後に作られているのだが、実写版の設定に影響を受けたのか、
この長編アニメ版でもマドレーヌが両親に先立たれたという設定になっていて悲しかった。
牧歌的な雰囲気を持つ原作に、シリアスな設定は持ち込んで欲しくなかったから。

事実、この実写版でも無理矢理に捨てられたジェネビーブを探すことが出来ず、
行き場の無い孤独をミス・クラベルに訴え、サーカスに入ると親友に言い残して家出し、
サーカス団のテントの周りをうろつくマドレーヌの姿は、原作の持つほのぼのとした展開とは180°も違っていて、
シリアスすぎてあまりにも痛々しかった。

それでも、居場所をなくしたくないが故に学校を売ろうとするコビントン卿と対立していたマドレーヌが、
妻を亡くした彼の孤独を理解していくエピソードの流れは心温まるし、
ラストの誘拐犯からの脱出シーンはハラハラした。
原作のエピソードもさりげなく挿入されていて無理も無かったしね。
それに子供たち1人1人がとても活き活きとしていて素晴らしく、
ある種のファンタジーのような幻想的な雰囲気が魅力的な名作だ。
こういう作品にこそ、根強く国政にまで残っていって欲しいと思う。

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