ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ(1998)HILARY AND JACKIE
【クレジット】
【解説】 20世紀最高のチェリストと謳われた、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯の映画化。28歳の頂点の時に不治の病に倒れた伝説のチェリスト、ジャクリーヌ。ステージでは決して見せなかった彼女の苦悩や葛藤を、姉妹の確執を軸に、実姉の視点から描いてゆく。幼い頃から天才と呼ばれ、チェリストの才能を開花したジャクリーヌ。だが彼女は、平凡な生活を選んだ姉に羨望と嫉妬を抱いていた。やがてジャクリーヌの演奏はさらに輝きを増し、全世界の賞賛を手中にするが...。 【ユーザー評価】
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ただ、引っかかるのが、やはり言わなければ周知に知られず済むことを全て公表する必要が本当にあるのか、という点です。良いところも悪いところも全てを受け入れてこそ一人の人物を理解することになるのかもしれませんが、一般論として理解出来ない表現があり、それゆえにカタルシスが半減したと思われます。でも、エミリー・ワトソンの迫真の演技は素晴らしくて拍手ものです。
原題〜副題でよかったと思います。
文字通り姉妹の関わりの物語で音楽を通してますが、根本は親の関心を求めての子供たちの葛藤が本題だと思います。
優秀な姉に対抗して、妹はチェロで親の関心を得た結果、姉は親に見切りをつけ求婚されていた男と結婚という形で巣立ちしますが、妹も姉を追ってそばにいた男と結婚します。
が、その男は妹が求めるもの=親の関心 が理解出来ません、彼は妹の親ではありませんから。
結果、動けなくなる=赤ちゃんに返ることで親のケアを求めますがかないませんでした。命をかけるくらい子供は親の関心が欲しいのです。
拒食症のカレンカーペンターも、親の兄への関心を自分に向けるために命をかけました。痩せ細って縮こまる姿はまさに胎児=親のもとに返りたい です。
姉妹の確執は、よくあるどろどろ劇とちがって
静かに描かれていて見やすかった。
ジャッキーの章の時の流れがはじめよくわからなかった。
コートやパジャマなど衣装からも
それぞれの性格がうかがえて面白かった。
家族の中に,天才という異質の者がいたらどうなるか。原作はヒラリーと弟ピアーズの共著だから書かれた内容に間違いはあるまい。暴露本とも思えない。映画は,ジャックリーヌと一緒にあった人生をヒラリーの目から描いた作品になっている。邦題にある「ほんとうの」という言葉は,「暴露」という誤解を与えるようだ。
ヒラリーとジャックリーヌ。幼い日々,音楽の才を競いあった姉妹。姉妹ゆえに愛憎が絡み合う。ヒラリーの不幸は身近に天才を見ることに始まり,ヒラリーの挫折は,“普通のおばさん”になるという癒しの始まりであった。ジャックリーヌが望んでも叶わぬこと,それが,“普通のおばさん”になるということ。
ヒラリーは言う。本当に愛した人は,その人を想うと映像が心に浮かぶ。ヒラリーが心に浮かべるジャックリーヌは,二人浜辺で楽しく遊んでいた時のジャックリーヌであると。つまり,才能に目覚める以前の,姉妹が共に幸せであった日々のジャックリーヌである。普通の姉妹でいたかったのだろう。
レイチェル・グリフィスが“普通のおばさん”を好演。
愛情めかした暴露のような気がします。邦題も暴露映画みたいに「ほんとうの」なんてついちゃうし。スキャンダラスなことだけが話題になったっていうのも気に入りません。ほんとうのジャッキーを見たければ、本物の彼女の映像を見てください。チェロとしか会話ができなかった、彼女の本当のチェロとの会話が演奏として残っています。
エミリ−・ワトソンがステ−ジに立つときの衣装もそうだし
子供時代の服がとてもお洒落だった。この映画は天才の苦悩を
描いていて新しさはないけれど、とにかく姉のヒラリ−役の
レイチェル・グリフィスが圧倒的によかった。究極の内面演技。
細かい動きの一つ一つが意味ありげでなおかつ演技をしているという
感じが少しもしない自然さで、完全に役と一体化していた。
反対に主役であるはずのエミリ−・ワトソンはありきたりな
エキセントリック演技で大したことなかった。
エイミーのおかあさんもチャーミングだったなと思いながらみていたのですが、驚いたのは、ベスフレンズウエディングの口うるさい年増とキャメロンディアスに言われる女の子役ででているのですね。早々DVDで観なおすことにしよう。
チェロ弾いてる人)が持っているんだけど、彼もチェロをNYのタクシーに忘れ
た(後に発見)ことがあるようです。ひょっとして、そのチェロは映画の中で
ジャッキーを追いかけてた物と同じだったりして。彼もまた、ジャッキーみたい
に「チェロの巨匠」だということから逃げたかったのかな、とつい思ってしまった。
バレンボイム(ピアニストのダンナ)がホンモノにそっくりで面白かった.
邦題にケチつけると裏話で切り返されたりして油断ならないけど、「ほんとうの」ってのは何となくイヤだなぁ.
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレは死んじまった本人しか知らんでしょ.
映画自体は良かったが、、、
いや役柄ではなくその演技。
ジャクリーンが乗り移ったかのような怪演。
いい意味で、上手過ぎて怖い。
けどそれが何なのかは結局わからなかった。
実在した人物の生涯だからシナリオうんぬんの問題じゃないんだけど・・・
映画化するんなら見る人が2時間きっちりハマれるような内容にして欲しかったかな。
これなら本読んだほうが感動がダイレクトに伝わりそう。
ジャクリーヌ・デュプレってKさんと同じく知らなかったし、
チェロが単独でステージできるっていうのも知らなかった。
だけど、実話だからか?役者がいいのか?ググっと考えさせられるものがありました。
平凡ってつまらないけど、天才の大変さと比べると、どっちが幸せか・・・?
わからないですね〜。http://www5a.biglobe.ne.jp/~kazoo/
ってつもりで
良く知らない人の有名なのか・・・・
そうでないのかもわかんない人ですけど
観てみて
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレは
わがままなのか?って印象が・・・・
でも
結構くるものはありましたがね
http://www2.odn.ne.jp/~aah27120/
見てみると、確かに地味な映画なのですが、なかなか心に染み入るモノがあります。
姉へのあこがれから始めたチェロで才能を発現し有名になっていく妹。姉は、妹よりも自分の才能がないことを知り音楽を辞めるが、結婚し家庭の幸せを手に入れる。妹はますます高名になっていくが、みんなが求めているのはチェリストとしての彼女であって、彼女自身ではない。淋しさ、不安から崩壊していき、悲惨といえる最期をむかえるわけですが、才能のあるなしと、自分自身にとって本当にやるべきことは違うのだなと思います。
自分自身を、とか、本当の自分は、とかなんて考え始めるということは、心が危険信号を発しているということなのでしょうね。