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雨あがる(1999)

WHEN THE RAIN LIFTS

メディア映画
上映時間91分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝=アスミック・エース)
初公開年月2000/01/22
ジャンル時代劇

【クレジット】
監督:小泉堯史
プロデューサー:原正人
黒澤久雄
原作:山本周五郎
新潮文庫「おごそかな渇き」
脚本:黒澤明
撮影:上田正治
撮影協力:斎藤孝雄
美術:村木与四郎
衣装デザイン:黒澤和子
編集:阿賀英登
音楽:佐藤勝
照明:佐野武治
録音:紅谷愃一
監督補:野上照代
出演:寺尾聰三沢伊兵衛
宮崎美子三沢たよ
三船史郎永井和泉守重明
吉岡秀隆榊原権之丞(近習頭)
原田美枝子おきん(夜鷹)
檀ふみ奥方
井川比佐志石山喜兵衛(家老)
加藤隆之内藤隼人(小姓)
松村達雄説教節爺
仲代達矢辻月丹(剣豪)
【解説】
 故・黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに書いた遺稿を、黒澤組のスタッフたちが映画化。剣の達人でありながら人の良さが災いし、思うように仕官になれない浪人をユーモラスに描く。堅苦しくなく、見終わった後に爽快な気分になれる良質の時代劇。お人好しの浪人を寺尾聰が好演。宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆、原田美枝子、仲代達矢共演。享保の時代。浪人の三沢伊兵衛とその妻は、長雨のため安宿に居を構えた。ある日、若侍の諍いを難なく仲裁した三沢は、通りかかった藩主・永井和泉守に見そめられ城に招かれる。三沢が剣豪であることを知った和泉守は、彼を藩の剣術指南番に迎えようとするが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22152 6.91
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【ユーザーコメント】
投稿者:aomika投稿日:2018-10-28 08:33:43
永井役の三船史郎さん。
彼は三船敏郎さんの実子だそうだけれど、
その演技にビックリで・・・。
プロの中に一人だけ素人がいるような・・・。
(ごめんなさい)
名俳優の息子が必ずしも演技が上手いという
わけではないと痛感した作品でもあったhttps://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2013-04-09
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-11-23 11:16:22
三沢伊兵衛は若き日に勘定方の仕事に嫌気がさして故郷を脱藩し、江戸で無外流の辻月丹に師事して達人になりながらも、何処の藩に仕えても長続きしなかったと語られる。こんな人の良さげな男がどうして周囲と折り合って職務を続けることが出来なかったのか。観客が抱く疑問は、賭け試合で負けた恨みを晴らそうと町道場の面々が、仕官の望みを絶たれて下城してきた伊兵衛を待ち伏せする凄まじい殺陣のシ−ンで氷塊する。伊兵衛の腹の裡でふつふつと滾る怒りのマグマの熱さは、人の良さにカモフラ−ジュされているだけに一旦噴き出すと止め処がなくなるのである。この多数を相手にした接近戦の殺陣の凄さは空前絶後の剣戟であった。伊兵衛を演じるにあたって寺尾聰は実際に無外流の師について学び、四ヶ月という短期間で振り下ろす木刀に空を切り裂く音を出さすまでになった。しかし、寺尾によれば、師の木刀はゆっくりと振り下ろされても空を切ったという。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:常さん投稿日:2015-10-25 18:11:06
 ずいぶん前から気になっていた作品ですが、やっとDVDで鑑賞することができました。寺尾さん、宮崎さんらしい慎ましやかで抑制された演技の作品ですが、三船さんの大根ぶりがやはり浮き上がっていました。おそらくほとんどの観客にとっては退屈な作品だったと思います。日本映画のすばらしさを表現しようとして、うまくいかなかった作品だと思います。何が足りなかったのでしょうか。黒沢さんを感じたのは川止め宿でのどんちゃん騒ぎ場面かな。
投稿者:sachi823投稿日:2013-10-12 08:37:27
黒澤作品の骨太の香りはあまりしなかったですね。
寺尾聰と宮崎美子のつつましやかな夫婦ぶりが
微笑ましくよかったです。両人の振る舞いに
日本人としてのあるべき姿や美徳を感じました。
木賃宿でのいい役者による人生模様は心が和みます。
投稿者:いまそのとき投稿日:2013-02-11 12:30:49
黒澤組小泉尭史の初監督作品。寺尾聰と小泉尭史の相性がいいことと、黒澤組の俳優たちが多数出演していることで、山本周五郎の人情譚として安心して見れる。雨で足止めを喰った人たち。彼らと寺尾聰の素朴で穏やかな触れ合い。かつての黒澤映画を彷彿として和む。しかしながら、残念なことに城主の三船史郎。彼の大芝居がこの映画をつや消しにした。たしかに三船敏郎の愛息。世界の三船に対する敬意ある出演依頼だったのだろうが、最悪の結果になったと思う。映画は☆4つだが、減点☆2つ。
投稿者:カール犬投稿日:2012-01-04 07:21:00
黒澤明の遺稿をかつての黒澤組が映画化。

なるほどね、、でもそれ以外何とも言いようがないなこりゃ。

「気を使って細かく丁寧に撮る」←これが何より重要だったみたい

そんな作品においてはどの出演者も、型にはまった役回りにしか過ぎず、
それこそ木偶の坊なものを観ちまったな、、という不思議な感想。
投稿者:メカゴジラ投稿日:2010-12-09 15:29:05
 
DVDにて鑑賞。

腕は立つが、人がよすぎて出世できない浪人と、そんな夫を信頼して従う妻。旅の途上、ひょんなことからある藩の剣術指南役にという願ってもない話を得るが、やはり人のよさが裏目に出てうまくいかない。

いい話だとは思う。ただあまりにも「いい人」しか出てこない「いい話」すぎて、さすがにリアリティが感じられない。いちおう悪役らしき人たちもいるんだけど、指南役に決まりそうな主人公をやっかむ町道場の連中はちゃんと自滅し、短気を起こしたお殿様は改心し、意地の悪そうな家老は叱られ、ひねくれ者の夜鷹は主人公の優しさにほだされて素直になる。あまりにも淡々といい話すぎるいい話が続くので、観ていて正直ちょっと白ける。
黒澤の遺稿だから誰も手を入れられなかったのかもしれないが、この淡白さはちょっとね。

キャストでは、寺尾總さん演じる主人公がしょぼくれていていい感じなんだけど、あまりに腰が低い優しいいい人すぎて、武士の矜持が感じられない。妻役の宮崎美子はなんだか腹に一物持ってそうで従順な妻には見えず、家老にやり返すサプライズが生きていないと感じる。

殿様役の三船史郎の大根ぶりには驚かされるが、侍従役の吉岡秀隆も輪をかけた棒読みの学芸会的演技を見せ、もうこっちが心配してオロオロしてしまうほど。
黒澤の遺稿を映画化するってんだから、もうちょっといい俳優が集まらなかったものかと思う。
投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-31 22:01:48
宮崎美子
投稿者:クリン投稿日:2006-12-09 10:59:45
「博士の愛した数式」を観て、やっと「雨あがる」の本題が、黒澤のオマージュだけでないことが理解出来ました。自然の中に宮崎美子を置いたら正に日本の風景(今村昌平なら百姓にするかな?)だね。どうしても絵葉書みたいに美しいカットが必要なんだ。
投稿者:KUROSYOU7投稿日:2006-08-23 16:14:57
黒澤さんのことは尊敬しているし、期待してたのだけれど、彼には申し訳ない。めったにないことなのだが、ところどころ早送りで見た。耐えられんかったです。
日本アカデミー賞の中継見てたんだけど、少し前まではともかく、最近ははずれ続きだ。今回も、これまで黒澤さんを評価できなかったことへの贖罪意識があったのではないか。わりとみっともなく思える。
ただし、原作はすばらしい。最高に近い短編だ。
投稿者:Stingr@y投稿日:2006-05-14 02:11:55
 ずーと“良い人”で通す三沢伊兵衛の存在感が無い!三船史郎が下手糞!どっちらけの映画!

※2003-03-17のコメントを間違って削除してしまったので再掲。
投稿者:BLADE投稿日:2006-03-23 23:29:40
ストーリーも別に特別良いというわけではないが、全体的に漂う雰囲気が
好きだ。この静かで、日本の人情を感じる映画も良いと思った。
ある意味、この感覚は日本独特のもので、なかなか海外では理解されない
かもしれないが、好きだ。
投稿者:quiet man投稿日:2006-03-23 22:02:43
これが日本映画のトップクラスですか。テレビタレント達が一生懸命?演技しているのが窺えるけれど、劇場で観るほどの映画じゃあないでしょう。評判になる日本映画は出来るだけ追っかけている方だけれど、胸にドーンとこないんだよね。見慣れている連中がただ服を着替えて出ているだけだからかなぁ。
投稿者:さち投稿日:2006-03-16 02:57:32
よかった
投稿者:masamami投稿日:2006-03-13 21:27:37
「博士の愛した数式」が思った以上に雰囲気が良かったので同じ監督の
処女作ということで見たかった。それが、今日テレビ東京で放送があったので
ようやく見ることができた。
こういう作品だったんだね。この監督の主義はドラマチックに描くことをこと
さら避ける手法ですね。さりげなく描く人生の一こまという塩梅ですね。
現代のサラリーマンにも通じるものがありますね。
それにしても、いくら黒沢脚本といっても、三船敏郎の息子を使うのは
あまり意味がないですね。なんといっても、かんじんのキャラクターの
殿様が小学校の学芸会レベルの台詞まわしではあまりに浮き上がっていて
興ざめ。三船史郎ってこの作品以後出演作品もないようだし、俳優業をする
ような人じゃないですね。監督ももう少しキャスティングには配慮すべき
ですね。
投稿者:bond投稿日:2006-01-28 00:40:26
根底にあるテーマは夫婦愛でしょう。程よい長さに収めた佳作だが、殿様の大根役者がレベルを下げてる。
投稿者:魚篭投稿日:2005-10-08 02:42:56
映画が作られたとき、その人はいなかった。映画を作る動機は様々だろうが、
この作品は間違いなく黒澤明への homage といえる。レクイエムといっても
いいほどの傾倒ぶりである。それは長らく黒澤明と隔絶していた人たちが、
再びひとつになり、天にいる主人に下界の様子を垣間見せるのが目的ではな
いかと思わせるプライベート・フイルムに仕上がっている。

まず、音楽の佐藤勝が帰ってきた。長らく「家出」をしていたと告白する
故・佐藤氏だが、あの佐藤節を耳にしたときには、世間から葬り去られた
黒澤映画の奇跡を目の当たりにした心地になった。

そして三船史郎。親父そっくりの演技に仕上げて、黒澤=三船コンビ時代
の空気を吸わせてくれた。演技はヒドイと酷評もあろうが、「赤ひげ」以来
ついに果たせなかったコンビ再生を若い遺伝子が継いでくれた。このとき、
すでに三船も物故、土煙吹きすさぶ、おなじみロケ地であった御殿場の太郎
坊にオアシスが生まれた瞬間。黒澤ファンなら泣ける。

黒澤という人はその芸術家特有の気質である感情の起伏で、付き合いにくい
人物のようによく評される。しかし、黒澤ほど周りに気を使う「大監督」も
珍しいと思う。「椿三十郎」以来、血みどろ時代劇の開幕となり、監督はそ
の一辺倒の風潮を悔いたという。以来、「乱」以外あまり血が飛ばなくなっ
た。「影武者」で戦闘シーンがない、と批判されたから、「乱」で運動会の
ような戦闘シーンを入れたのは見え見えだし、血のりにしても、アメリカ人
曰く、「血が赤すぎる」ほど、絵画的効果をねらって、かつての血みどろ時
代劇を回避しようとした。この映画でも一箇所血の噴出すシーンがあるが、
これは「かつての黒澤健在」を示すサービスだと思われる。

とても心やさしい人なのだ。

「どら平太」の嶺打ち殺陣、や「赤ひげ」の空手風体さばきも、すべて
「椿三十郎」の反省から派生したことなのだ。山田洋二監督が黒澤明本
人に近づこうものなら、山田が得意とする「子供」の分野へ飛びこみ、
「夢」「8月の狂詩曲」を作ってみせる。「まあだだよ」に至っては、
これまで苦労をかけた映画人に「ありがとう」と言って旅立たれた。

黒澤ファンにしかわからないことだらけなのだ。
投稿者:兼さん投稿日:2005-05-09 00:02:44
 死してなお、この作品を残すとは!う〜ん。黒澤明恐るべし!黒澤明は白黒映画時代には素晴らしい作品を多く残しているのですが「デルスウザーラ」で失敗。その後の作品は余り観ていないのですが、この作品には黒澤明の映画に対する情熱が満ちあふれている。参りました。
 寺尾聰がいいですね。控えめで気が優しい普段の姿は、いつものパターンかと思わせますが、剣を抜いた時の気迫・眼の力強さ・腰のどっしりと据わった構え、さすがに宇野重吉の子だけはあります。貴方は偉い! ア!!宇野重吉といっても若い方は知らないかもしれませんが、舞台・映画・TVで活躍した日本を代表する偉大な俳優です。あの緒形拳も足下にも及びません。
 吉岡秀隆は、個人的には好きな俳優ですが、この人は武士の役には向いていないと思ってしまいました。「隠し剣鬼の爪」でもそうでしたが刀を差した姿が決まらないのです。江戸時代の宮仕えの官僚で、実戦を経験していないという役どころだと言ってしまえばそれまでですが・・・・。
 唯一気になったのは、最後の山道を登るクライマックスのシーン。道路です。現代の林道をそのまま使ったようで、砕石が敷いたままでした。せめてその上に土を被せてほしかった。TVの水戸黄門じゃないんですから〜。宿場の木賃宿の映像が素晴らしかっただけに、少し気になりました。でも、一番良かったのもそのシーンです。(矛盾しているかな?)
 まとめますと、「見終わって、晴々としたような気持ちになる作品にすること」という黒澤明の言葉が充分に反映された作品でした。黒澤組は敢えて自分たちのオリジナリティーを出さずに、黒澤の遺志を忠実に反映することに徹したようで、それがこの映画を良いものにしていると思いました。
投稿者:デジゴン投稿日:2003-07-08 03:20:04
【ネタバレ注意】

このまま終わると、スッキリしない終わり方になってしまうぞぉ!と思ってみていたら、なんだぁ、希望を残す展開になって“めでたしめでたし”と安心。しかし原作は、山本周五郎氏の人生同様すっきりしない終わり方なのでる…。原作に忠実に作ってあると思ったら、最後が付け足されて希望的に終わる。なんでだろーXXである。

それに対して、同じような時代劇の「たそがれ清衛兵」。子育てパパへ山田監督からの応援歌とも思える。清衛兵自身に希望があって妻子が安心してついていく、貧しくとも不満がない生き方、人格者が家の中心者だからこそ笑いがあって楽しい我が家というのだろうか。それらのことが「雨あがる」には足りないと思うのだ。後発とはいえ「たそがれ清衛兵」のできのよさが光る。

「雨あがる」の原作では、人の良い主人公のキャラクターを想像すると思わず笑ってしまう。映画では、三船史郎氏の演技がある意味素朴でそれに近い気がする。名もない庶民の犠牲に成り立っている城の生活の方が、笑いがあり民主的でいいように思えるのは良くないと思う。それにまけないキャラクターを考えるなら、主人公には渡辺 徹氏がイメージにちかいのではないかとも思う。

ともあれ奥さんを味方にしたので100人力。浪人脱却は遠からずともいえる。あえて説明のように付け加えて深く考えることを避けたのはやはり残念。黒澤明、三船敏郎、宇野重吉。戦後のたたきあげの時代から日本映画界の歴史を築きあげた存在ではある…。



6月下旬某テレビ局で、アフガニスタン映画「オサマ」の製作取材を見た。注目はラスト。主人公が虹(希望)のなかを駆けるシーンを180度変え絶望的なラストになった。現実がいまだ変わる様子が無いからだということだった。あえて絶望的で終わり観客に問う。というか観客の正義に訴え、現実社会に展開したいという作者の意図が感じられる。山本周五郎氏同様、本当の芸術家だと思う。

投稿者:tomason投稿日:2003-06-01 12:41:39
映画自体は面白くなかったが....宮崎美子ファンなので...5点
投稿者:トレマー図投稿日:2003-03-28 03:21:22
うーん・・なかなか
投稿者:kuro投稿日:2003-02-07 22:49:15
ストーリーは間延びした感じで、劇画を実写版にしたような印象があります。

短編小説を90分の映画にするには無理があったように思えます。

それでも、背景の木々の緑はたいへん美しく、日本人の情緒的郷愁あふれる風景を堪能できます。
投稿者:KOU投稿日:2003-02-05 10:31:56
ただし、この成功に続けとばかりに撮られた、熊井監督の「海はみていた」は酷かった。遺稿の映画化が、何でもかんでも成功するわけじゃあないのね。http://face.ruru.ne.jp/harekura/
投稿者:ダブルボギー投稿日:2002-10-28 23:24:57
【ネタバレ注意】

前情報も一切なく、何となく見始めました。結果、昔の見ごたえのある日本映画を思い出すことができました。
寺尾聰の腰が据わっていること、宮崎美子の良い妻ぶり、美しい風景に感心しました。
ただ、終盤、何度も「ここで終わった方がすっきりするのになぁ」と感じてしまいました。未整理な気がして、ちょっと残念(夫婦が山を登る→殿様が馬で走りだす→夫婦が海を見る くらいで終わったほうが余韻があったのでは?短かすぎるかな?)。
それでも、他人に薦める気になる一本。
最近、日本ならではの映画が少しずつ増えているような気がします。他の国の真似でなく、テレビドラマとも違う、日本ならではの映画に期待してます。

投稿者:ジョジョ投稿日:2002-10-12 12:55:29
自然の美しい映像や、ストーリーはいい。90分という短い時間も、この映画をより見やすくしてくれている。ただ、途中血が吹き出るシーンがありましたが、あそこはよくない。この映画の方向がわからなくなった。主人公はいい人で通ってるのに、人殺し?えっ!?みたいな気分にさせてくれた。
三船史郎さんの演技も、味があるようにも見えましたが、下手するとアレは大根なのでは?とも思ってしまいました。
でもそれでも、見終わった後、晴れ晴れとした気分にはなる。
投稿者:ゆうじ投稿日:2002-01-22 18:16:24
雨の描写や山や川の映像は繊細さに溢れていて、近年の日本映画の中でも上位に入る表現だろう。しかし、監督のオリジナリティーは感じられない。黒澤組中心で作ったせいもあるだろうが、黒澤作品の模倣作を作ったように見えてしまう。何か、黒澤の亡霊にとりつかれて自由を失った映画のようだ。また、ストーリーに盛り上がりに欠けるところや、重要な複線になる部分(賭け試合、藩主への密告)が台詞であっさり片づけられているのも気になる。すっきりした味わいのストーリーにしたかったのだろうが、すっきりし過ぎて味が無くなってしまった。

ただし、全体的に見れば、やはり秀作であることに変わりはない。画面表現の良さもさることながら、単純明解なストーリーと見終わった後のすっきりした味わいは大いに評価できる。

俳優陣では、主役の寺尾聰、宮崎美子もいいが、藩主を演じた‘世界のミフネの息子‘三船史郎が味のある演技を見せる。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 緑の獅子賞 
■ 作品賞 
 ■ 主演男優賞寺尾聰 
 □ 主演女優賞宮崎美子 
 □ 助演男優賞三船史郎 
 ■ 助演女優賞原田美枝子 「はつ恋」に対しても
 □ 監督賞小泉堯史 
 ■ 脚本賞黒澤明 
 ■ 音楽賞佐藤勝 
 ■ 撮影賞上田正治 
 ■ 照明賞佐野武治 
 ■ 美術賞村木与四郎 
 □ 録音賞紅谷愃一 
 □ 編集賞阿賀英登 
■ 助演女優賞宮崎美子 
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