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セイヴィア(1998)

SAVIOR

メディア映画
上映時間103分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(アートポート)
初公開年月2000/04/08
ジャンルドラマ/戦争/ロマンス
セイヴィア [DVD]
参考価格:¥ 5,076
USED価格:¥ 7,882
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【解説】
 1990年代初頭、泥沼の民族紛争による戦禍の真っ只中にあったボスニア・ヘルツェゴビナ。そこに傭兵として参加していたアメリカ人ギイの姿があった。彼は以前パリにおいて、妻マリアと息子クリスチャンをイスラム原理主義者のテロで亡くし、その怒りの余りに近くのイスラム寺院を襲撃、罪のないモスリム人を多数殺害した過去を持つ。今も憎しみだけが彼の心を支配していた。そんな彼をまたしても過酷な運命が待ちうけていた……。オリバー・ストーン製作の戦争と愛のドラマ。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
544 8.80
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-04-02 21:19:12
【ネタバレ注意】

あまり人気が出なかったということは、逆に良い戦争映画、ということなのではないかと、うがった見方をしたくなるほど、残虐過ぎて、政治的に正しくないB級モノ。
点数はわりと「高」めになる。

まず、俳優たちの演技がうまい。
ただ、映像的な安っぽさと、カメラの動きに粗さがある(それを逆手に取っている部分はある)。
しかも、物語が進行するにつれて、その安っぽさに拍車がかかる印象の「つくり」で、有名女優のナスターシャ・キンスキーなど、最初の5分間しか顔を見せない(アップだが)。キャストがどんどん減っていく、痩せ細っていく展開だ。
しかし、それは「贅沢」なやり方だとも言える。
(たとえ、キンスキーを最後まで引っ張り回したとしても、金がかかるわりに、「ありふれた映画」になる可能性はある。)
(以下、ネタばれ)
さっさとキンスキーを殺してしまって、その出し抜けなインパクトの余韻のなかで進むB級なやり方が、ここでは功を奏しているのではないか。戦争映画をロード・ムービー仕立てにして、俳優よりも動物を活用してみせた経済的工夫。しかも「尻すぼみ」になっていない。合格点だろう。

レビュア全員一致のように、内容はどぎつい。

1993年のユーゴを舞台に、市民がクソのように虐殺されるシーンがひたすら続くだけという、恐ッろしい内容で、凄絶というか陰惨なスリルのせいで、うっすら笑えてくる(不謹慎)。
ホラー映画を観ていて、なんだか笑えてくる心理現象に近い。
セルビア兵士が、ガタガタ震えているおばあちゃんの指をザクッと切り取ってニヤリとしたり、妊婦の腹をボッコボコに蹴りまくるなど、とことん陰惨な直接描写が目立つ(確かに、ノリはホラーだ)。

ところが、その陰惨さは徐々に溶けていき、所々で「明るさ」が見られるようになる。

つまり、主役の兵士デニス・クエイドは、当初、何を考えているのか分からない狂った表情を凍らせていたが、赤ちゃんを救ってからは、やけに愚痴っぽくなり、ウンチで汚れたおしめをせっせと洗ってやるほどに変化する。コンドームで哺乳瓶をつくるといったユーモアもある。動物との絡みが多くなる。ぶっちゃけ、赤ちゃんも動物のようなものだ。
最後には、「男泣き」の姿も見せる。構成はうまい。

休憩いらずなので、「6点」以上は行くだろう。
(チープで、暴力的で、不思議な形の愛も含んだ、ハイ・テンポの映画という点で、『レオン』などと同水準(趣向は同じ)。そりゃあ敵を倒してハッピーな『レオン』のほうが人気があるのは当然だが、市民がゴロゴロ虐殺される『セイヴィア』も質感に大差はない。)

投稿者:kinenchyu投稿日:2009-01-28 22:53:53
美しい風景の中で、悲惨な戦争と心の動きをうまく描いた作品だと思います。子供がとても可愛く、幸せになってほしいと祈ってしまいました。
投稿者:くぅ投稿日:2006-09-17 08:49:20
デニスクエイドは好きな俳優なので、あまり内容を知らずにこの映画を
見始めました。

途中、何度も緊迫のシーンがあり。その残酷さゆえに何度も見るのを
中断しようと思ったのですが..。

最後まで見てしまって..少し後悔しました。

反戦のメッセージはいいですが、撲殺シーンを見て嬉しかったり
おかしかったりしますか?

このような紛争の最中、残虐行為が繰り広げられるのが事実で
あったとしても、それをわざわざ見せられて何を感じろ?というのか?

フィクションであるのなら、リアリティの演出度合いは重要で
生々しさの演出でしかモノを言えない作品は駄作だと思う。

せめて 映像の中では すっきりした気持ちにさせてくれ! だよ。

救えなかった人の多いこと。主人公だけが不自然にしぶとく生き残る。

久しぶりに最悪の映画を観ました。
投稿者:kan123投稿日:2006-06-19 04:01:43
民族紛争を扱った反戦映画といえる。
映画を見た者が、戦争とはなんと馬鹿げた事かを知らしめる為の映画。
見た後、暗く重い空気が漂う、全世界の思春期の生徒に見てもらうと、
先進国関与の戦争が減るかも知れない。(無くなりはしないだろう)
本映画が、商業で成功するかと問われれば悩むだろう。
しかしこんな映画も必要だ。このコメントを見た人はぜひ何としてもこの映画を見てほしい。
投稿者:FilmSeeker投稿日:2004-10-20 05:08:02
もっとスケールの大きい戦争映画を予想していましたが、今までに見たことのないちょっと風変わりで地味な作品でした。
とても悲しいストーリーで救いようがないように思いますが、戦争というものがいかに卑劣かがよくわかりました。
投稿者:乱気流投稿日:2004-05-22 05:58:42
【ネタバレ注意】

ガソリンを盗もうと立ち寄った老夫婦宅で手厚い施しを受け、その家の主人が「昔は同じ民族だったのに・・・」と何気なくもらす一言が印象的だった。更にはラストでアメリカ軍人ギイが赤十字病院近くの船着場で、赤子の母親ムスリム人女性すら救えなかった自己の無力さ、過去の妻子殺害の復讐心から民族間の紛争に介入し民間人の虐殺に加担してしまった自己の愚かさ等が走馬灯のように頭をよぎり、彼が嗚咽するシーンは製作者サイドが一番鑑賞者に訴えたかった
ことでなかろうか。オリヴァー・ストーンが関与した作品には必ずと言っていいほど「反戦」等メッセージ性が含まれているが、本作ほど静かにずしりに心に突き刺さる演出は見事の一言。とりわけ無防備な赤子の笑顔を無常&非道な戦場の世界と対比させる演出は、戦争に加担する者への痛烈なメッセージともとれる。まぎれもなく秀作。
なお、ボスニア紛争を描いた作品に「ボスニア(1996)」「ノー・マンズ・ランド(2001)」「フォーリン・フィールズ(1998)」「エネミー・ライン(2001)」等があり、更にはコソボ紛争を扱った作品に「非常戦闘区域(2002)」等がある。
これらの紛争は(米vs露)冷戦の終結に伴い世界各地で頻発する地域紛争の一部としての独立運動に起因するものであるが、一つの国家(旧ユーゴスラビア)が解体され新国家(新ユーゴスラビア連邦&他の独立共和国)が建設されるに際し、どれだけ多くの血がながされているかいう素材を提供しているだけに、これらの作品郡を多角的な視点で観ることは非常に有益だと思う。http://www7.ocn.ne.jp/~ybqp95/

投稿者:クーラー・キング投稿日:2002-09-26 01:19:04
涙なくしてこの作品を見ることはできないだろう。決して声高に反戦を唱えているわけではない。しかし、戦争にかかわる人間の底知れない憎しみと悲しみをしっかりとした骨太いストーリーで深く描くことにより、人間の命の尊さを見るもに力強く訴えかける。
昨今のハリウッド製戦争映画がリアルな戦場シーンを前面に押し出してくるのにはうんざりするが、この映画はそんな戦場シーンなしで、それ以上に戦争の恐ろしさをリアルに表現していた。
とぎすまされた映像感覚、美しい音楽、デニス・クエイドの熱演なども、見応え十分だ(ナターシャ・キンスキーの役どころは確かにちょっと残念)。
それにしても、こういう質の高い映画が日本でほとんど話題にならないというのも残念だと思う。
投稿者:zappy投稿日:2001-01-17 07:48:03
かなりヘビーだから観終った後暗くなるのは仕方ない。
ヘンに脚色されてたり、やたら登場人物に近づきすぎてる戦争映画より
戦争というものの悲惨でやりきれない感じが伝わってくる。
そういう意味ではよくできた映画。
役者ではナスターシャ・キンスキーがチョイ役で出てたのが残念・・・
投稿者:ローズ投稿日:2001-01-11 21:11:05
戦争映画でオリバーストーンだからって敬遠してはいけません!
ほとんど話題にもならなかったけど、絶対見て損はないと思います
【ソフト】
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