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どら平太(2000)

メディア映画
上映時間111分
製作国日本
初公開年月2000/05/13
ジャンル時代劇
どら平太 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,964
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【クレジット】
監督:市川崑
製作:西岡善信
製作総指揮:中村雅哉
プロデューサー:鶴間和夫
酒井実
企画協力:C・A・L
原作:山本周五郎
「町奉行日記」新潮社刊より
脚本:黒澤明
木下恵介
市川崑
小林正樹
撮影:五十畑幸勇
美術:西岡善信
編集:長田千鶴子
音楽:谷川賢作
照明:下村一夫
製作担当:西村維樹
製作担当補:松枝彰
調音:大橋鉄矢
特別協力:竹山洋
録音:大谷巌
助監督:小笠原佳文
出演:役所広司望月小平太(どら平太)
浅野ゆう子こせい
宇崎竜童仙波義十郎
片岡鶴太郎安川半蔵
石橋蓮司継町の才兵衛
石倉三郎巴の太十
うじきつよし中井勝之助
尾藤イサオ市川六左衛門
大滝秀治今村掃部
三谷昇落合主水正
津嘉山正種佐藤帯刀
神山繁本田逸記
加藤武内山舎人
江戸家猫八杢兵衛
岸田今日子姉御風の女
菅原文太大河岸の灘八
【解説】
 黒澤明・木下恵介・市川崑・小林正樹によって結成された「四騎の会」の第1回作品として共同執筆されながらもお蔵入りになっていた山本周五郎原作の時代劇を、騎士の一人である市川崑がメガフォンを取り、「市川監督の時代劇に出演したい」と熱望していた役所広司が念願かなって主演した、痛快新時代劇エンタテインメント。或る(小)藩の町奉行所に着任した望月小平太はその豪快振りから“どら平太”という仇名まで付く型破りな役人。彼はこの藩の壕外と呼ばれる所で権力を握る三人の親分の不正を正すべく、思いも寄らない方法で彼らを取り込もうとするが……。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:イドの怪物投稿日:2017-11-07 09:49:20
これだけの大物映画人の名前を配して、この出来はないでしょう。
TV放映がピッタリの作品。
ユーモアが黒澤作品なんかにチラっと見せるそれではなくて関西漫才の様なあざとさ。
役者陣も演技も小粒で映画館には似合わない。
期待が大きかっただけに少々辛口になってしまった。
投稿者:本読み投稿日:2012-03-19 15:27:46
同じ原作を元にした岡本喜八版TVM「着流し奉行」と比べれば、一目瞭然。市川監督以下枕を並べて討ち死にということがよく判ります。市川版にするには主役は役所さんでは不足だったと思います。絵に負けないもしくは絵にとけ込む人が必要だったかと。
投稿者:魚篭投稿日:2005-09-28 03:37:09
【ネタバレ注意】

とにかく作るのが遅すぎた。それは「乱」についても同じ事がいえる。
「乱」は「影武者」より先に出来ていたというから、もう機は熟し無
常に時間が過ぎ去っていったのだ。

「どら平太」

評論で「なにも新鮮味のない時代劇」のような意見があるが、これは
ごく当然のことで、三十数年前の日本映画を振り返れば、テレビで
「銭形平次」や「遠山の金さん」をはじめとする捕物帳が大流行して
いた時代である。映画では50年代に「右門捕物帳」が作られており、
まさに「どら平太」にとって機は熟していたのだ。おそらく、多くの
監督がテレビに転身せざるを得なくなった60年代後半、「どら平太」
が公開されていたら、「遠山の金さん」や「大岡越前」より先にブー
ムを作ったのではないか。

それを三十数年たった今、退屈な時代劇だと言われても、早い話、即
答するのを躊躇してしまう。

時代が何も要求しないのに、なんども「安部定」を作って「どうして
ウケないのだろう?」と首をひねっても、それはひねる方が少し間が
ぬけているだけだろう。

ネタは古いが、そこは市川昆の腕が冴える。数々の名作を作ってきた
映画職人の貫禄とでも言おうか。制作前に「いいシャシンになります
よ」と言ってニコニコしていた監督は、かえって古ネタを使いながら
名匠健在をアピールしたかのようだ。画面がピーンと張りつめていた。

どの役柄がどの監督の脚色によるのだろう?と思い巡らすのは、脚本
を書いた四人の監督に対する強烈な思い入れなくしてできるものでは
ないだろう。その結果、出てくるのは不協和音ばかりかもしれない。
その点、この映画は一人の監督によるものだが、四人がああでもない
こうでもない、とやりあいながら書き上げたちぐはぐを隠すことが、
ついぞ出来なかったことが多くのファンと落胆させたのかもしれない。

しかし、私はこう考える。見事な和音が続くかと思いきや、いきなり
どうしようもない不協和音に襲われ、そして再び映画は融合してゆく
・・・この映画の流れは、人間の生理現象とそうひどくかけ離れたも
のではないような気がする。そのちぐはぐをわざと生かしたとすれば
さすが、市川昆だ。

ちぐはぐといえば、一件落着となったあと、襖を開けて三人の親分と
望月小平太の前に100歳をすぎた好々爺が登場し、「喜びの舞」を披
露する、と決定稿前のシナリオには書かれていた。これを書いたのは
あの黒澤明で、残り三人の監督から拒絶されたため、シナリオには残
らなかった。三船敏郎を予定していたらしい。舌禍さわぎで黒澤と三
船の仲が悪くなっていたときのこと、黒澤は何とか三船と関係修復を
したかったのかもしれない。

この幻のシーンが、後に「夢」の第八話に登場する。103歳になった
村の長老が葬儀の参列の前に立ち、舞を披露するのだ。

作るのが遅すぎた「どら平太」。しかし、そのときの映画人の情熱は
ネタは古いが、熱い思いとなって胸を少し焼いてくれた。

投稿者:tom投稿日:2004-05-26 00:08:36
配役がやばいなぁと思いながらも、楽しみして見ました。案の定、宇崎竜堂は最初の演技でネタばれ。後は演技とはいえない棒読み。鶴太郎は良い所も多いが演技が少し的外れ。(編集の問題だと思いますが浅野ゆう子が壕外に出て行くときの驚き方など大げさでおかしい)浅野ゆう子は台詞を読み違えている。(イントネーションが間違っていてただの現代の女の人でした。)しかし、役所広司はよかった。演技うまいですね。編集は妙な間で行われ、良いところもあったが、間をつめすぎて意図しないであろう所で笑いを誘ってしまうような部分もありました。エンターテイメントとしては面白い脚本なのに、もったいない。編集と配役に原因がありますね。カメラ・照明などは、みんなが言うほど気にはなりませんでした。意図する単調さやコミカルなリズムを計算してのことだと思います。最後の馬のシーンと日記の伏線?はいりませんよね。浅野ゆう子の役も誰かが言っていた通り、意味が分かりませんでした。残念です。
投稿者:桑畑40郎投稿日:2004-03-21 01:29:23
役所広司が懐手でこちらへ颯爽と歩くポスターが、「用心棒」のタイトルバックの三船の後姿と重なり、爽快かつホンワカした黒澤調時代劇を期待していたが、まあまあの及第点ってとこかな。
時代劇は、それも黒澤モノは映画館で見なきゃおもしろくないから、封切のときに見ようと思ってたら、あっというまに終わってしまって、衛星で放映したときもビデオが壊れていて録画に失敗して「幸い」にもテレビで見てしまうことなく、劇場でようやく見られた。それも大衆芸能の本場・浅草で。
むかし通った場末の名画座(例えば横浜黄金町の大勝館とか)がそのまま温存されているんだな、ここ浅草は。
3月半ばなのに1月の気温という雨のなか、3階席まであるキャパ400席の劇場は半分以上の入りで上々だが、向かいの馬券売り場からの流れと雨しのぎの人たちの、映画を見るというより時間つぶしで眺めるという感じの客席全体がぼんやりした集中力のない空気や時折灯るライターと流れるタバコの煙は、この手の映画館特有の懐かしさである。
ひょうひょうとした役所の動きや現代言葉のセリフは小気味がよいが、宣伝文句にあった、「痛快・豪快」に関していえば話がまっすぐで、ミステリアスな展開でもなく、いよいよ親分衆の要・文太さん登場ときても、やはり淡々としていて、今度こそ、いよいよ宇崎竜童扮する旧友との悲しき斬り合いか、と思いきやまたも肩すかし・・。
市川崑調デカ字の出演クレジットタイトルからちとも飽きはせず、暖かい気持ちになれる映画であったが、女に追われて荷運び用の馬で逃げようと思いきや、訓練されていなくて走れずポクポク早足しかできずに大慌て・・というラストシーンが一番笑えた、というのが娯楽時代劇としての期待がはずれた証拠かな。
投稿者:as291投稿日:2004-01-04 21:17:58
市川監督作ということで公開当時見ようと思っていたのが
忙しくて見られなかった。今日BSで放送されたのでようやく見る。
しかし、期待が大きかっただけにがっくり。
何の興奮もなく、感情移入もできない駄作。
下に誰かが書いていたが、とにかく画面が暗い。
話は爽快なはずが、少しも爽快な気分になれない。
大体脚本に4大監督が顔をそろえるほどの
内容なのか疑問。市川監督の創作力の疲弊しか
感じさせなかった。
投稿者:U.K.投稿日:2003-07-12 06:48:43
俳優陣の味というか渋さというか、所々ニヤリとさせられてしまう。
いわゆる深い作品ではありませんが良質のエンターテインメントでした。
投稿者:いである投稿日:2003-07-04 15:05:28
【ネタバレ注意】

 劇場で観たときには、脚本のお粗末さにあきれはて、むかついて帰った。
 たとえば、小平太を慕って江戸から追いかけてきた芸者の存在が意味不明。全くストーリーにからまず、秘密任務をかかえた小平太を追い回す迷惑女。せっかく壕外まで追っていっても、思いもかけず違法行為の証拠を発見するでもなく、危機にあって小平太に助けられるだけ。それで二人の仲が進展するならまだいいが、それもなく、小平太に当て身をくらって置き去り。これじゃあ、女が壕外に忍びこむくだりをまるまるカットしてもストーリー変わらないんですけど。ラストは逃げる小平太と追う芸者、『コメディお江戸でござる』かっ。
 そもそも、小平太がどういう狙いで行動しているのかがわからない。たとえば『用心棒』なんかは、主人公のたてた作戦がうまくいくかにハラハラさせられるが、小平太の行動はいきあたりばったりに見えて、ハラハラしようがない。せっかく身分を隠して潜入していたのに、証拠をつかむこともないまま、早々に正体を明かしてしまうし。結局、三悪の手下を山ほど斬る(峰打ちだけど)という力わざでおしきり、びびった三悪が降参したからいいが、それだったら最初からそうしろよ。
 違法行為を摘発したはいいが、司法取引や藩の体面への配慮から、三悪も癒着した家老もたいしたお咎めなし。部下だけが切腹し、後味悪いったらありゃしない。どこが『愉快・痛快・豪快』なのやら。
 ついでにいうと、室内シーンがやたら暗いのもなんとかならんか。リアルな時代劇という意図なのだろうが、ラストのチャンバラですでにリアルさは破綻してるんだって。ムードも照明も暗い、暗いんだよこの映画。思い出してもむかつく。

投稿者:KOU投稿日:2003-02-05 11:12:11
普通に面白い時代劇。http://face.ruru.ne.jp/harekura/
投稿者:バーバー投稿日:2002-09-03 03:26:44
「四騎の会」の共同脚本を、ただ残った市川崑監督が撮った、それだけで意義深い映画。
投稿者:たけちゃんマン投稿日:2002-08-21 16:40:12
市川崑監督のファンですが、はっきり言って「四十七の刺客」では衰えを感じた。本作は、当時84歳とは思えない切れ味で、その健在ぶりを示す秀作。
見所は、
\治腐敗した組織を正す。古くて新しい社会の構図かな。錦の御旗をかざして、豪腕で綱紀粛正する姿が実にかっこいい!! 「政財界の皆さん、これを見習って下さい」と言いたい。 
骨太のヒューマニズムがある。
45人斬りは、迫力よりも、むしろ映像美を追求したため全て峰打ち。監督得意のスローモーション撮影も。(役所広司は撮影中に肉離れを!!)
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今、日本映画界を代表する実力派「役所広司」、連続TV時代劇「盤獄の一生」が大好きでした。「剣はめっぽう強いが、女には弱い」、「真面目で嘘が大嫌い」といった浪人で、多少キャラは異なるが、「どら平太」の流れを汲む。
いゃー!! 役所広司さん、何をやってもサマになり、いい味を出してます。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 特別功労賞市川崑 
□ 主演男優賞役所広司 
 □ 助演男優賞片岡鶴太郎 
 □ 撮影賞五十畑幸勇 
 □ 照明賞下村一夫 
 □ 美術賞西岡義信 「長崎ぶらぶら節」に対しても
 □ 編集賞長田千鶴子 
【ソフト】
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