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Tommy/トミー(1975)

TOMMY

メディア映画
上映時間111分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1976/04/24
ジャンルミュージカル
初めて映画に登場した衝撃のサウンド・システム!《QSクインタフォニック方式》上映!
ぼくを見て!ぼくに触れて!……それはひきさかれた青春の叫び!
トミー [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 2,730
USED価格:¥ 2,580
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【解説】
 “ザ・フー”の傑作ロック・オペラの映画化で、舞台での上演を想定して製作したレコードが大元。その演奏と比較すれば、シンセサイザーの装飾過多や統制のとれないボーカル陣が脆弱だが、まず映画となったロック・ミュージカルでは最高峰だろう。ラッセルの映像魔術が開花した驚異的なイメージが幾つかあるし、何はともあれ曲は“ザ・フー”、本物のロック・サウンドだ。
 先の大戦で空軍パイロットの夫に先立たれ、ノーラは息子トミーと訪ねた夏のキャンプのガイド、フランクと再婚。が、ある夜、突如帰還した前夫(顔にひどい火傷跡)に錯乱したフランクは彼を殴り倒し、それをトミーに見られてしまう。何も見ず聞かなかったことにし黙っているよう、両親からきつく言い渡されたトミーはそのまま三重苦になる。病んだ心は彼を幻想の旅へと誘い、家族で遊園地に遊んでもうわの空で、ビデオ・ゲームの戦闘機に意識を飛ばすと、それは万華鏡のように拡散して彼を包み込む。母は彼の障害を除こうとして、あれこれ試みる。クラプトンが“唄う教祖”となっている新興宗教はモンロー像を崇拝し、聖餐にはウィスキーに睡眠薬が出される。T・ターナーのアシッド・クィーンは強烈。無数の注射器をあしらった治療器具はひとがたで、「メトロポリス」のロボットのよう。そこに彼女はトミーを放り込み、エロティックな夢を見させる。彼(成長して“ザ・フー”のボーカル、ダルトリーが演じる)のお守りをする親戚は変態ばかり。が、廃車捨て場に逃げたトミーはそこにあったピンボールに霊感を受け、そのゲームの天才児と評判になり(ここでエルトンが主題歌“Pimball Wizard”を唄う)、巨万の富を得、精神科医ニコルソンの診療を受けた後、突如自力で治癒する。この奇跡が彼を教祖に祭り上げていくのだが……。非常にメッセージ的な内容で、チョコレート塗れになる母親役のマーグレットの熱演が印象的。
<allcinema>
評価
【関連作品】
メトロポリス(1926)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
329 9.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2014-11-09 15:22:10
アンマーグレットの歌唱力と鬼気迫る演技が凄い。オリバーリードは歌がヘタ。ジャックンコルソンも歌うまいね。
投稿者:sachi823投稿日:2014-04-20 16:51:42
ロック界のタフガイ、ピート・タウンゼント率いる
ザ・フーのオリジナル作品の映画化です。
ミュージカルでも評判をとったようですが、
まず出演者の豪華さを楽しむ事が出来ます。
この監督の感性はあまり理解出来ませんが、
その奇才ぶりが映画化を成功させたと思います。
エルトン・ジョンをはじめとするスターの楽曲は
なかなか聞き応えがあります。
投稿者:こじか投稿日:2012-12-15 12:37:26
【ネタバレ注意】

全編を唄でやりきっちゃうカルトミュージカル映画。ロッキー、ファントム、リトルショップなどなど、これらともまた異質。キャストでピンとくるならバシッとハマるかもしれない。最近ここのランキングにやたら浮上してる、なぜだろう。

投稿者:Bill McCreary投稿日:2012-10-09 19:16:31
今年(2012年)ザ・フーではありませんが、ロジャー・ダルトリーのコンサートで、「トミー」の完演を堪能しました。そのときの記事を拙ブログで書いています。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/462b0a39606466823840b68a84d89acc

この映画は、ロジャー主演の映画ですが、やはりエルトン・ジョンの「ピンボールの魔術師」がいいですかね。よくこんなむちゃくちゃなキャストが実現したと思います。

純粋に作品の出来をいえばそんなにすごい映画ではないでしょうが、私のようなザ・フーのファンにはすばらしい映画です。でもこの映画も長く見ていないんですよね。しばらくぶりに再見したいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/mccreary
投稿者:gapper投稿日:2012-03-16 22:23:25
 1970年代ロック・ミュージカル。

 台詞のないサイレント形式のミュージカル。 もちろん音楽や歌はある。
 台詞がないので分通常の台詞から歌へ変わる違和感が存在しない。
 もちろんその為に詳細が消えドラマとしては、弱い物となっている。

 この頃のロックは、歌にメッセージを込めるのが通常だったが薬物中毒の発信する反戦のメッセージなどとても聞き入れたくなるような物ではない。
 本来は、元にメッセージがありそれを伝える手段として歌なり音楽なりが媒体として使用されるものだ。
 だがロックの場合そうではなく初めにロックと言う歌と音楽があり、その為にメッセージを入れるという本末転倒な物だ。
 メッセージと言う物は、見た者の大半が同じ物を受け取らなければメッセージの意味は無いはずだが、この作品では同じ方が少ないだろう。
 結局のところ、ここでのメッセージはヒッチコックの言うところの"マクガフィン”だ。
 メッセージそのものに意味は無い。
 必要なのは、メッセージを発信していると言うこと。

 マリリン・モンローが女神として崇められたり、性の氾濫であったり「時計じかけのオレンジ(1971)」とテイストは同じ。
 1970年代の匂いが、強烈に臭う。

 オリヴァー・リードの胡散臭さは、後家をこまして帰還した夫を殴り殺すと言う役どころにぴったり。
 転落事故から復帰したアン=マーグレットは、美しさと醜さを共に見せる熱演だ。
 78分頃に見せる踊りは、「サイレンサー第2弾/殺人部隊 (1966)」で見せたキュートな頃と変わりなかった。
 74分頃のジャック・ニコルソンが歌う歌(さあ,鏡のところへ)が、最も記憶に残っていた。 懐かしい。
 ファースト・シーンとエンド・シーンは父と子ではあるが、シンクロしていて意外と映画文法に忠実な作品。

 もう二度とないだろうと言うタイプの作品。
 制作費500万ドル。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:ASH投稿日:2012-02-12 20:23:40
【ネタバレ注意】

 廉価版BDを購入するにあたって、かつてキングレコードから出ていたバカッ高いコレクターズ版DVDを売ッ払うためフェアウェルの意味を込めて久しぶりに観てみた。そういえば、ケンちゃん、死んじまったんだよな。

 ギンギラギンのグリッター感覚は今の眼で見ればToo Muchに映るが、そういう時代だったんだなぁ、と思えば、これはこれでオツなもんです。確実に、ロック・オペラがカネになる時代ってのが、あの頃のはあったわけだ。

投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-04-23 23:08:05
ロッキー、ファントムより好きかな
投稿者:nicky投稿日:2006-02-16 00:24:22
鬼才ケン・ラッセル監督の映像はギリギリで、私は好きですが(笑)
好みの分かれる監督です。
ただ、このトミーは出演者が豪華で、フーの熱いメッセージが底にあるので、
監督の過剰演出がいい具合に昇華されています。http://ameblo.jp/nicky/entry-10009071952.html
投稿者:ザップ投稿日:2004-09-27 03:04:36
5.1chやっと出たって感じ!映画は私が住んでる地方でも見ることが出来たのですが売りのクインタフォニック音響じゃなかったので映像とサントラに入ってない曲しか印象になかったのでやっと今回満足できた!ケン・ラッセル監督の音声解説も興味深いよ また今は亡きキース・ムーンとジョン・エントウィッスルの当時のインタビューってなかったのかな〜ちょい残念
あとはリストマニアのDVD化期待しますよワーナーさん! 
投稿者:bambi投稿日:2004-06-18 01:00:58
WHOが好きなので観たのですが、TOMMYのアルバムに改めて感動してしまいました。ピートの世界観は鳥肌ものですね!
キャスト豪華すぎで終止にやけっぱなしでした(笑)
投稿者:hide0921投稿日:2003-11-22 11:41:14
大掛かりなプロモーション映画ですね!この映画が日本で公開されて「キッズ・アー・オールライト」が日本未公開ってのも納得いかないけど日本での人気がないからストーリ仕立ての映画じゃないと駄目なのか?
投稿者:ファルド投稿日:2002-09-03 21:19:57
この作品、特に70年代のロックファンにはかなり有名な作品だと思うけど、個人的には結構好きです。幼児体験のトラウマから「心因性感覚喪失」(本当にある病気かは知らないが)になり立ち直って行く訳だが、神、愛、心、宗教などをモチーフにしたエキセントリックなロックオペラと言う感じですね。かなりサイケデリックな内容なので、個々の感覚で見て感じるタイプの映画と言う感じがします。出演者が個性的なキャラばかりで、それぞれかなりインパクトがありますね。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-08-20 11:28:39
映画としてではなく、プロモーションを観るような
気分で観たので全然何にも理解していません。
一生懸命観ても私には解らないだろうけど。
投稿者:fulcrum投稿日:2001-04-23 00:55:29
感動しました。いや、こちらの解説文に。
この映画ははっきり言って筋立てとかぼろぼろ、意味不明なのですが、それをこんなに理路整然とまとめた文章にするなんて、すごい。

もともとピート・タウンゼントの詞は意味不明が多く、ネイティブが聴いても意味わからんことが多いらしい。それを映像にしたもんだから(しかもケン・ラッセル)、まったくもって意味不明。このアルバムは実はサブリミナルだ、とゆートンデモな説まであるほどです。
だからといってこの映画が駄作かというと、そーではないですけど。下の方も書いてらっしゃいますが、一時代のモニュメントみたいなもんです、ぼくらにとって。

ストーリーのある映画のほうが好きなら、「さらば青春の光(四重人格)」がいいでしょうね。はっきり言って、今見ると「TOMMY」は陳腐で難解だ。がんばって理解しても徒労だし。だからここの解説文はすばらしいと思うの(理解を助けてくれるから)。

でもでも、何度も書くけど駄作じゃないよ。すっごく効くドラッグのような映画だよ。
投稿者:タケキチ投稿日:2001-04-17 01:37:17
いやあ、この間久々にビデオで観ちゃいました、この映画。
うーん、やっぱり何度聞いてもあのフレーズを聞くと
胸が熱くなるよなぁ・・・。

今思い出せば10年前、「THE WHOを知らねえ奴はロック好きと言わせねえ」と、
当時あんまり親しくは無かった先輩に
無理矢理このビデオと同名のアルバムを貸し付けられたのがきっかけ。
そう、その時に開いちゃったのよ、「悟り」が。
「俺も見えるぜ、光が!」って感じでね。
(余談だけど「あの頃ペニー・レインと」で主人公が初めて聞いたのも
やはりこのアルバムだった。基本なのだね、これでロックに目覚めるのって)

確かに今観ると、いかにもケバさ剥き出しの映像や電子音は
ちょいとダサく感じるし、逆に昔観た時点では良く分からなかった
この映画のブラックな笑いや、宗教的なテーマ性に関心もしたり。

でも、本当はそんな事どうでも良いのよ。
僕が言いたい、この映画の歴史的意義はただ一つ。
それはTHE WHOとエリック・クラプトンとティナ・ターナーと
エルトン・ジョン、そしてあのジャック・ニコルソンが、一つの「時間」を
共有した映画なんて、もうこれから人類が滅びるまで観れる訳無えだろ、って事。
他に何が言える? 

とにかく。
観ろ。
そして、感じろ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞アン=マーグレット 
 □ 音楽(編曲・歌曲)賞ピート・タウンゼント 
■ 女優賞(コメディ/ミュージカル)アン=マーグレット 
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