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暗殺のオペラ(1969)

STRATEGIA DEL RAGNO
THE SPIDER'S STRATAGEM

メディア映画
上映時間99分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1979/08/04
リバイバル→コピアポア・フィルム-2018.7.21(デジタル・リマスター版)
ジャンルドラマ/サスペンス

暗殺のオペラ

(c)Licensed by COMPASS FILM SRL - Rome - Italy. All Rights reserved.


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暗殺のオペラ

【解説】
 幻想小説の奇才ボルヘスの迷宮の世界(原作は『裏切り者と英雄のテーマ』)を、69年という製作時の“政治の季節”に合わせ、ベルトルッチがイタリア戦後史の知的総括として映画化した作品。全篇にだまし絵的視覚遊戯を散りばめ、一人の青年が反ファシズムと言われた父の死の謎を解明しに、閉鎖的な田舎村を訪れる旅を、ベルトリッチ一流のオペラ的要素を根底にすえて鮮やかに描き出す。父は英雄でありながら密告者でもあり、この事実が不条理な展開の中にもくっきりとかいま見えてくるとき、その死の真相も明らかになるのだった。このあたりのスリル感が、見かけの難解さを払拭して余りあり、純粋な映画的快楽の提供者として、ベルトリッチを際だたせる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2018-09-27 22:10:30
どうでもいいような話しの羅列で,ダラダラと展開。良さがわかんね。
投稿者:sachi823投稿日:2013-12-31 17:10:21
若い頃のベルトルッチの才気溢れる作品づくりが楽しめます。
裏切りと暗殺というテーマはこの国の時代背景を知る上で興味深いです。
本作品からどうしても連想される「暗殺の森」は
官能的なさまざまな装飾を付け加え
よりゴージャスにしたものであることがわかります。
ベルトルッチの作品づくりの原型をみる思いがして
後年の肥大した印象の作品群よりもよく出来ていると思います。

投稿者:Ikeda投稿日:2012-05-21 10:13:14
父アトス(ジュリオ・ブロージ)が劇場で暗殺されて、愛人だったドライファ(アリダ・ヴァリ)が息子アトス(ジュリオ・ブロージ2役)をミラノから呼び寄せて父アトスを殺した犯人を見つけ出してくれと頼む所から始まる映画ですが、ミステリーというより、どんでん返し的な結末がポイントの映画です。それが必ずしも社会的に貢献したというよりも、父アトスが個人的にピエロを演じた形になっているので、余りスッキリはしていませんが、それがこの作品の狙いかも知れません。
父と子が一人二役で、35年前の出来事がカットバックで挿入されているので、解りにくい所はありますが、それでもストーリーの組み立てが良いので、あまり気になりませんでした。それよりもイタリア映画らしく「リゴレット」をバックにした歌声が多く挿入され、ロンバルジア平原にロケした風景が綺麗に描かれているのが印象に残る作品でした。
投稿者:氷室浩次投稿日:2012-05-03 00:31:09
「…森」や「1900年」までもが日本版DVDになるのに、これは未発売。
完成度は、これが一番じゃないでしょうか。
http://himuro-kohji.cocolog-nifty.com/
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-07-18 12:15:07
町全体がオペラの舞台。30年の時空が現実と重なる。老成した巧みさは驚きだが深くはない。
投稿者:赤星渉投稿日:2007-05-18 23:44:58
もともとTV用のシネマと聞いたのですが、本当なのでしょうか?ベルトリッチの3部作の中でも最も好きな作品です。イタリアファシズムに対する精神的な総括を、映像の中で答えようとした戦後ヨーロッパ映画の最高傑作のひとつだと思います。反ファシズム運動に潜むファシズムや暗殺のカタルシスに気づい父親の選んだ選択は、まるでギリシャ悲劇の主人公のような劇的な選択でした。
ムッソリーニ爆殺を話し合うパルチザンの謀議のシーンで、「ボン」「ボン」と爆発の擬音をささやきながら笑う人々の、暗く、陰湿なカタルシス。スターリン主義への恐怖や、戦後イタリアにおける激しい左右の激突など、戦後史をイタリア人の視点から透かしてみたような重たいテーマを、映像そのものの重さで表現できた素晴らしさはみごとなもおだと思います。
ヨーロッパ映画中の政治を扱う作品には父子のモチーフが多いようですが、神話的な構造が潜んでいるのでしょうか?
投稿者:Laetitia投稿日:2005-11-13 08:43:13
ベルトルッチ作品中、不当に過小評価されているような気がする。何が真実で何が虚構なのか混乱するにつれ、恍惚感とカタルシスが同時に味わえるスリリングな傑作。アリダ・ヴァリのキャラクターは「第三の男」のヒロインのその後を彷彿させる。
投稿者:松竹錠投稿日:2005-09-26 22:41:23
イタリアの田舎の話なんだが、蚊取り線香が出るわ、スイカ食ってるわで、
なんか“金鳥の夏・日本の夏”な雰囲気。
この東洋趣味の行き着いた先が『ラスト・エンペラー』『リトル・ブッダ』
なのですか、ベルトルッチさん?

水のたまったガード下の狭い道を自転車で走り抜けるショット。心地よさを愛でたい。
投稿者:ファルド投稿日:2002-09-16 21:10:26
計算された物の配置と撮影アングルに、センスの良い鮮やかな色彩感覚。流石B・ベルトルッチとV・ストラーロのコンビだなと思える見事な映像ですね。作品としても、夢幻的な雰囲気を取り入れた良質のサスペンス映画になっていると思います。あと、老人二人のつっぱりが可笑しかった。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-25 00:41:23
 ベルトリッチの『市民ケーン』。彼らしいドキュメンタリー・タッチの自然さ
と、相反する劇映画らしいケレン味。
 この映画以前の『殺し』や『革命前夜』よりも、この映画以降のヴィットリオ・
ストラーロとの共謀ぶりが大好きだ。
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