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白い巨塔(1966)

メディア映画
製作国日本
初公開年月1966/10/15
ジャンルサスペンス/ドラマ
白い巨塔 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,665
USED価格:¥ 1,980
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【解説】
 山崎豊子の同名小説を、橋本忍が脚色し山本薩夫が監督。主役の田宮二郎はこの作品で人気を得、後にテレビシリーズでも同じ役を演じた。原作が完結する前に制作が開始されたため、ラストは映画オリジナルとなっている。浪速大学医学部の東教授が来年退官となるため、そのポスト争いが水面下で激化していた。東の教え子である財前五郎は最有力候補と言われていたが、傲慢な態度ゆえ東教授に疎まれており、様々な工作を進めていた。ある日、同期の里見から頼まれ、財前は胃癌患者の手術を執刀する。術後に患者は苦しむが、選挙戦に忙しい財前はその原因を探ろうとせず、患者は間もなく亡くなってしまう。財前は選挙戦を勝ち抜き晴れて教授となるが、そんな矢先、死亡した患者の遺族が財前と病院を相手取り、医療訴訟を起こした。
<allcinema>
【関連作品】
白い巨塔(1978〜1979)田宮二郎主演TVドラマ
白い巨塔(2003〜2004)唐沢寿明主演TVドラマ
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
976 8.44
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-01-10 16:23:18
【ネタバレ注意】

この作品も山崎豊子らしい反権力・反体制タッチ。権力におぼれた田宮二郎扮する医師が最後ヒトラーみたいなちょび髭を生やして独裁体制に移行したところで幕。この十数年後田宮が本作のリメイク制作途上であのような死を遂げたと思うと、ちょっと切なく、複雑な心境になる。人生何があるかわからないものだ。

投稿者:イエガー投稿日:2016-04-26 22:36:08
50〜60年代のハリウッドの社会派映画みたいな作り方だね。面白い!これ見たらテレビドラマは見れないよ。当時は原作も連載途中だったから、苦肉のラストかもしれないけど、このラスト怖いね。黒沢の、悪いやつほどよく眠るみたいな・・・脚本も同じ橋本忍だし。うまくまとまってる。役者もうまい人多いし。上昇志向の塊みたいなギラギラした感じの財前はいいな。田宮見事! 裁判シーンをもっときっちり作って欲しかったかな・・・そこだけ残念だけど、この話の一番有名な回診のシーンで終わるのは見事!
投稿者:nabeさん投稿日:2016-03-13 15:06:14
山崎豊子原作の邦画史上に残る社会派ドラマである。
大阪の名門大学医学部付属病院を舞台に、次期教授の選出を巡る権謀術数を赤裸々に描いている。なんとしてでも後継に選ばれようと必死になる主人公財前を、田宮二郎が鬼気迫る演技で演じているが、物静かな同僚役の田村高広や、財前以上に古狸の教授たちに東野英治郎、小沢栄太郎、加藤武といった個性派を揃えて、迫力のある作品に仕上げている。小川真由美や藤村志保といった女優陣も華を添えて、山本薩夫監督の演出はさすがにキレがイイ。
頑固一徹の老教授を加藤嘉が好演していて小気味良い。東京医師会の重鎮役の滝沢修もさすがの貫禄で堂々の名演技だ。
投稿者:moviefantravis投稿日:2014-01-16 15:47:26
長編の原作.やはり脚本の再構成が見事なのだが,少し物足りない.
3時間強あっても構わなかったのに..
投稿者:こじか投稿日:2013-10-09 16:41:10
普通におもしろかった。
投稿者:scissors投稿日:2011-04-07 19:28:43
学芸会のような03年版や、いかにもTV的な78年版に比べると、これが最も重厚。

田宮二郎は田村高廣が霞んでしまうほど魅力的。
そして小川真由美がこれまた秀逸。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2010-09-25 19:03:02
【ネタバレ注意】

平成テレビ版を先に見ていたので映画版はどんな感じかなと思って見た。私の軍配は映画版。なんといっても小川真由美演じる花森ケイ子の存在。医局員が菊川教授へ直談判にいくくだりが、平成版では五郎が映画版ではケイ子がそそのかすことになっている。セリフだけ聞いていたらケイ子が一番の悪人に見える。しかし、そこがしびれるぅ〜ところ。注意したいのがゴロちゃんという呼び方。平成版では愛着をこめてそう呼んでいるが映画版は違う。教授と助教授が天と地ほど違うことを知っていてそう呼んでいる。つまり、馬鹿にしてガキあつかいしているのである。もともと東京(東都)VS大阪(浪速)の戦いで大阪が実弾を使ってしたたかに立ち回るお話。浪速大学関係者は関西弁を話すべきだし、叉一やケイ子のキャラクターを考えると映画版のほうが魅力で勝ると感じた。

投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-31 23:02:42
田宮二郎
投稿者:kenny投稿日:2006-11-20 23:06:59
…そりゃないよ〜!と思ったのは自分だけ?
投稿者:79to96投稿日:2005-10-17 01:42:48
ある意味すごい密室劇。
シンプルなストーリーに仕立て上げた脚本と、それを人間関係の
駆け引きやセリフ回しだけで映画を一本作ったとも言える出来。
でも、これがまた面白い。
TVシリーズが製作されたのも納得の一本!
投稿者:KOTOBA投稿日:2005-08-05 00:32:59
まさしく、「白い」というよりも、「灰色」というべきであろうか。
ただ、山
投稿者:ツェザーレ投稿日:2005-07-02 17:02:41
山本監督お得意の上質な社会派エンターテインメント作品。骨太な演出と、原作の無駄な要素を切捨て、テンポのいい展開でぐいぐい引っ張られる感覚が観るものを心地よくさせる。山崎豊子の「白い巨塔」を映像化した作品はテレビドラマも含めていくつかあるが、個人的にはこの山本版がベストだ。田宮二郎もまだ若く生き生きとしているし、脇を固める個性派俳優陣もクセモノぶりを大いに発揮している。特に小沢栄太郎の鵜飼は演技を超越しているといっても過言ではない。
最近、唐沢版「白い巨塔」がハイビジョンで一挙放送されたので録画して見てみたが、山本版を男性的と形容するならこちらは対照的に女性的という印象が強く残った。登場人物の心理的な駆引きや、いやみの応酬などがいかにも陰湿で女性的なのだ。また、出てくるのがどれもこれも脂気の抜けた清潔感の漂う男ばかりなのがさらにその印象を強める要因なのかもしれない。あの野望の権化のような財前でさえまるで去勢された雄にしか見えないのだ。逆の見方をすれば、それだからこそ男の世界を描いたドラマでありながら女性層に受け入れられ高視聴率につながったといえるのだろうが・・
投稿者:さとせ投稿日:2005-06-14 18:54:00
原作「白い巨塔」山崎豊子(新潮文庫)を映画化している。
原作の途中までの映画化のため、TVを見ている人には物足りないかも。
しかし、ここからTVに続いてゆく。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-07-15 14:07:59
このストーリーは後にテレビでチラチラ見ていましたが、映画を見て、かなりの作品だと思いました。特に映画の場合は配役、セットなど、テレビとは比べられない良さがあります。田宮二郎は別として、東野英治郎や石山健二郎などの熱演が素晴らしいですし、他の脇役も好演です。大学の医局を題材にしていて、たかが部長では無いかと思いますが、これほど非道くないにしても一般の会社ではありそうな話しですし、政治関係では、もっと悪いかもしれません。最近でもテレビでリバイバルされましたが、今でもお金ですべてを解決しようとする風潮があるのに、それに対する警鐘を40年近く前に鳴らしているのは立派だと思います。
投稿者:篭瀬山投稿日:2004-06-06 20:58:59
【ネタバレ注意】

 里見助教授が一定以上の同情票を集めるのが個人的に気に食わない。里見も財前同様傲慢で自己中心的な人物なのだ。例えば、財前が、彼としては肚を決め、大河内教授への説得工作を頼もうと里見宅を訪ねる。すげなく断られた挙げ句、里見から「最後に一つだけ」と切り出されたのは、件の患者へ再検査しないことへの疑問だった。財前はこれを受けて「君は確かに試験管や顕微鏡の虫だよ。だが現実の患者ってのは・・・・、いや医学だって政治だって、もっと生きているんだよ!」(うろ覚えである)とぶつける。私はこれは、きちんと正面切って言っていい批判だと思ったが、財前はこれを里見宅を辞去しつつ背後に向って言うので、ちょっと批判の矛先が鈍ったように感じた。いずれにしても、飛び出した財前を追い掛けて自宅から出てきた里見が、最後に財前に投げた台詞は「例の患者のことだがねー!」彼には財前の批判がまったく伝わっていない。彼が、少しでも財前の腕と人物を認めているのなら、財前が何を言いに来たのか、もう少し真剣に受け止め、考えてみる必要があると思う。

 もう一点。物語のラストで、山陰大の教授職をあてがわれた里見は、その人事を受け入れないことを決め、辞表を書く。その後の身の振り方は描かれずに終わるが、映画としては、これは彼が医学の道を捨てたことを意味する。仮に個人病院等を開業するつもりだったとしても、そこは大学病院以上に、現実の汚泥にまみれた世界である(として、この映画は描いている)。つまり、「行き場がない」のは、里見も同じなのだ。財前はそこから逃げなかったが、里見は逃げた。里見的人物がこういう決断を下す必然性は、必ずしもない。とするなら、ここには制作サイドの(原作がそうなっているなら、山崎豊子の)「里見的人物」に対する悪意が見て取れる。この映画がよく出来ている点は、ここに(も)ある。8

投稿者:黒美君彦投稿日:2004-06-04 00:17:14
あの長編の原作を破綻なくここまでまとめあげた脚本の橋本忍、山本薩夫監督の手腕はさすがだ。田宮二郎演じる財前を中心に、芸達者な役者達がそれぞれ個性的な役どころを見事に演じている。
医学部の教授はいってみれば企業の社長(映画内では「大名」と称されていたが)のようなものだ。医局のみならず関連病院の人事を操ることこそが「権力」の象徴であり、さらに各学会の幹部にも名を連ねることで、名誉欲も満足できる。新薬や機器の導入、臨床試験の実施等をするかしないかも教授の裁量次第。ということはそれだけ製薬業界や医療機器メーカー等からそれなりの見返りも期待できる。
・・・まあ最近は随分マシになったようだが、まだまだ勘違い教授は少なくないようだ。
映画のラストは財前の勝ち誇った場面で終わるが、この作品の核となる最もドロドロした部分に焦点を絞ったという意味では、短い上映時間を考えるとこの方がわかりやすいかも知れない。
投稿者:D.T投稿日:2004-03-31 23:50:16
【ネタバレ注意】

ここ劇中群像劇の温度感の希薄さは出色だ。それは国立大学医学部、延いては権威の体質を良く反映したものでもあろう。

この映画を端的に、あるいは詳細に語り尽くす遑は無いが、“白い巨塔”なる、大学病院という象牙の塔を巡る、医師たち、医師の家族、患者、裁判に関わる人々のエゴイズムが醸し出す閉塞の空気感、劇中一貫した冷え冷えとした質感、世界観は、白黒、明暗のコントラストが強い映像の印象と相俟って忘れ難い。

実に多くの人物が画面に出入りする映画であるが、キャラクター造形が簡潔(※残念ながら原作を読んでいないがゆえ“的確”か否かの明言は避けたい…)さに収斂しながら、しかし、画面に登場する者たちの人物像をきっちりと観る者に印象付ける。
その群像劇は正にあれよあれよの150分。過剰感や混乱を観客に抱かせる事など無くドラマとイメージが紡がれて行く…。

田宮二郎によって姿かたちを得た外科医たる技量と自信に満ちた財前五郎のキャラクター性は、劇中一貫して迫力、魅力がほとばしり、僕の視線を奪い、心を掻き立て陶酔させて行く。

財前はある癌患者への検査を怠り死に至らせてしまう。
一人の保険患者の死を前にしても、教授選を争う最中の財前には自らの誤診、怠慢を謙虚に省みる余地など生じない。

教授の地位、権威の座に囚われる財前を演じる田宮の強靭なイメージ、一貫するフォトジェニックさには惚れ惚れするばかり。
正に、田宮演じる財前五郎在ってこその『白い巨塔』という映画の肌理、質感だと信じる一方、大雑把な言い方にとどめるが、滝沢修演じる東都大学(※所謂「東大」を暗喩)教授船尾の品格有る、しかし魔王の如き尊大さこそ、日本医学界なるところの権威体質や諸々の病根を垣間見せ、延いては映画に深みを与えるものに違いない。

―兎も角、映画後半部の核となる、所謂“誤診裁判”を締め括る、裁判官による鑑定証人尋問に立った船尾教授の証言が為される数分程に亘ってのシークェンスは、滝沢修の演技を擁しての緊張感に漲っており、映画中の圧巻部だと思う。

滝沢扮する船尾の答弁、証言は、鋭利でたゆまぬものだが、その国立大学医学部、延いては日本医学界の一象徴たる姿、知性と品格ある、しかし、ひ弱さの欠片も無い姿から放たれる気迫、迫力は、結局は“冷たさ”に収斂して行くように思う。それは権威(機構)そのものに似ているのかもしれず、それゆえ忘れ難い…。

船尾の答弁、証言は、その終いに架けて強度とスリリングさを増す。
財前の非(※誤診)を責め、医師としての良心の欠如を強い語調で諌(いさ)めながら、物凄い高みに問題をすり替え、国立大学医学部という船尾自らが在る場を守り抜くために、教授職に留まることすら危うくもあった財前を救うのだ…。

証言を終えた船尾の顔は鬼とも魔王とも形容したくなる尊大さが良く立ち現れてもいよう。

<※後日、加筆予定>


■http://ohwell.exblog.jp/

投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2002-05-21 15:35:02
べつに財前くんに感情移入してへんのに
観てるこっちのテンション上がりまんなー。
選挙もおもろいが、その後の裁判がそれにわー掛けておもろい。
こりゃー凄いわ。しばらく忘れられまへんなー
裁判中の財前くんの表情が。。。
投稿者:さだじ投稿日:2002-03-26 21:22:18
 観終わって考えてみると、何がおもしろかったのかよくわかんない映画でした(笑)。基本的に完全に悪人ではないにしろ、決して善人とはいえない財前くんとその一派が金をばらまいたり、頼み込んで次々に襲ってくる危機を回避するという作り。物語の捻りは少ないのではないと思います。それでも上映時間はあっという間。中盤の選挙や後半の裁判はけっこう観ててドキドキしちゃいました。題材が斬新な上、ストレートな財前くんの姿に微妙に感情移入してたのかな?監督さんの演出は端正。田村高廣さんはちょっとかわいそう。あれが病院の本当の姿なのか?

 ↓師匠のHPhttp://www.cinemanc.com/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 脚本賞橋本忍 
【ソフト】
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