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サイレンス(1998)

LE SILENCE

メディア映画
上映時間76分
製作国イラン/フランス/タジキスタン
公開情報劇場公開(アルバトロス)
初公開年月2000/12/02
ジャンルドラマ

【解説】
 タジキスタンの田舎町。10歳の少年コルシッドは母親との二人暮し。彼は目が見えないが、楽器職人の親方の許で調律師として働いていた。楽器職人の家に住む少女ナデレーが、毎日彼を迎えに来る。彼は音の世界に生きていた。並外れてすぐれた聴覚をもつコルシッドは、町のざわめきや水の流れの音に美しさを感じることができた。だが家は貧しく、大家に5日以内に家賃を払わないと家から追い出すと言われてしまう……。「パンと植木鉢」のモフセン・マフマルバフ監督作品。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
217 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2016-03-11 00:06:14
 これは本当に美しい映画だ。冒頭からラストに至るまで全く弛緩することなく力強いイメージの連鎖が続く。川の側でパンを売る女達、川の側でざくろを売る女達、赤いバス、詩を詠む二人の女の子、市場、ラジカセを持つ男、親方、楽器屋、黒電話、算盤、ミツバチと糞バチ、そして池の側のナデレー。彼女がサクランボを耳にかけるカットのフィルムの触感。何という官能性。また唐突に馬車の馬と人力車をひく少年のクロスカッティングを持ってくるこの呼吸。このように忘れがたい画面を上げていくとキリがない。

 勿論、画面の素晴らしさだけでなく盲人を主人公とした映画らしく音の豊かさにおいてもちょっと比類ない。指で耳を塞ぐと水の音が聞こえるシーン、楽器をひく子供達、大きな鍋を打つ少年、そしてベートーベンの「運命」の変奏。ドアをたたく、ババババーン。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:さち投稿日:2004-09-15 08:03:49
イラン映画はあなどれない
投稿者:4531731投稿日:2002-06-08 01:51:54
 少年が楽器を奏で始めると踊りだす少女。あのシーンは妙に艶かしい。やけにエロチックで、あの場面に限らず、そういうメタファーに全編が彩られてる感じ。ゆっくり流れる時間や、極力か知らんが無駄な音を省いてるせいもあり、それらがまたそういう印象をいっそう強くしてると思う。
 女の子が「タンバリンの調律あってる?」とか「あそこに銃を持った男の人がいる」と言って来た道を迂回するトコも何だか意味深。きわめつけが、川辺で二人がしばらく過ごす場面。カットが変わると少年がまっぱで横になっていて「それじゃあたし行かなきゃ」みたいなコト言って少女が立ち去るのを見て、え?みたいな。
 別に決め付ける事ないけど、おもしろい。カミング・オブ・エイジな好編。ちょっとパラジャーノフっぽい象徴詩な作品。
 
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