エンド・オブ・ザ・ワールド(2000)ON THE BEACH
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【解説】 ネヴィル・シュートの終末SFの古典『渚にて』は59年にグレゴリー・ペック主演で映画化されたが、今回は舞台となるオーストラリアの製作で長編TVムービーとしてリメイクされた。21世紀初頭、アメリカと中国の間で起きた核戦争は北半球を壊滅しただけでなく、残る南半球にも放射能の脅威を残した。唯一生き延びた米原潜の一行は最後の楽園となったオーストラリアに上陸するが、再び出航の命令が下る。北半球のどこかから正体不明のメールが送られてきたのだ。だが、万に一つの可能性を求めて北上する彼らの前には、忌むべき核の戦禍が広がっていた……。堂々3時間半(完全版)にも及ぶ悲壮なドラマは、細かいディテールやキャラクター描写を得て胸に迫る。TVゆえの至らなさは多々あるものの、必見と言えよう。 【関連作品】
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ほったらかしにしていたがもっと早く見れば良かった。TVMにしては金が
かかっているがやはり画面的には少々安っぽい。しかし長尺ゆえにじっくり
描いているので内容的にはかなり良かった。
車でダイブする家族の場面も印象に残ったが、最後の方で心中する家族の
父親が家の外に出てブレーカーのメインスイッチを落とす部分。さりげない
ショットだが心にしみる。俳優ではブライアン・ブラウンが良かった。
ラストはある意味ハリウッド的ハッピーエンドですな。
後半はなんとなくガイアナ人民寺院の集団自殺を連想した。
カロリーメイトみたいなものかと思った。
子供を苦しめないために注射するシーンが一番辛かった。
自分にはできないと思った。
劇場公開されてたらもっと話題になってたと思います。家族愛や感情が良く
伝わってきます。核の恐怖は一向に収まりません。この映画を見て全人類が
予習しなければならない部分が沢山あると思います。本作はアカデミー賞取っても
おかしくないです。もう一回見たい。
途中まで、背中がこそばゆくなるような、中年のぎこちない恋愛映画?なんて思えた(思いたかった)のに。
残された僅かな日々を慈しむように、一瞬一瞬を胸に刻み込み、味わっている様がたまらないです。
僅かな希望にすがりつつも、それを嘲笑うかの如く、日毎に突き付けられて行く非情な現実。
晴れ上がった青空が、かえって物凄く残酷でした。
ラストは・・・人間の弱さゆえ、揺らぎながらも目の前の確実なものにすがった、ってことでしょうか。
個人的には、望んだ終わり方ではないけれど、この期に及んでの人間らしさなのかも・・・とも思えた。
でも、軍人ならば最後まで、国旗と艦と仲間に忠誠を尽くし切って欲しかったな。
確実に放射能に蝕まれて行く、若い乗組員達の姿と
部下達の前では、絶対に涙を見せない(アンカレッジで泣き叫ぶシーンだけは別として)
威厳と親心を湛えた艦長の姿が辛かった。
全編に渡り、乗組員の為を思って、数々の行動を起こす艦長の親心がやはり一番堪えましたね。
P,S A・アサンテが誰かに似てると思ったら、両津勘吉だった。
(毛むくじゃらでずんぐりむっくりの体型と、太いオヤジ声が・・・髪型もしかり)
彼はどの映画でもそうだけど、ひたすら豪快ながなり声と笑い声だなぁ。
ハデさはまったくないものの、世界の終わりが徐々に近づいてくる様を上手く描いてると思う。
謎のメールの真実、みずから死を選ぶ人々。話が進むにつれてホントに世界は終わるんだなぁ、と改めて思わされた。脚本が上手い。
最後のシーンで原題のオン・ザ・ビーチの意味がわかった。
マルケイらしい映像感覚はこの映画にピッタリだった。
一度見れば十分だけど一度見る価値はおおいにある。
最後までどんでん返しのハッピーエンドを期待していたのですが、
そうはいきませんでしたね。
地球の最後を待たず、自ら命を絶っていく人々の描写は、切なくなりました。
確かに出演陣が豪華とはいえませんが、とても美しく悲しい映画だと思いました。
オーストラリアの広大な自然、序盤の軍の少年達の若々しさや、暖かい家庭、世界旅行の可能性、すべてが刻々と近づく終焉の予感を孕んで物悲しくやるせなく映りました。
私は「渚にて」も原作も読んでいないのですが、タワーズ艦長が最後にとった行為は、モイラをゆきずりの相手だと認識していないのであれば、ごく自然なことではないかと思います。出会いのきっかけは不測の事態ではありますが。
ただ最後のセリフだけは蛇足な気がしましたねえ。あの美しい背景でアレはないだろうと。
ただ、この映画には一つだけ気になったところがある。
それは最後のタワーズ艦長の行動だ。
「渚にて」と原作では、最後まで米国軍人として、
乗組員と共にアメリカへ向かっていく。
しかし、この映画ではモイラの元に還って来てしまう。
どちらが良いか、というところには賛否両論あるが、
時代の流れということなのだろうか。
「渚にて」の艦長はもっと、堅い人間、妻や子を本当に愛している人間
という気がしたのだが…。
ちなみに私は「渚にて」の方が好きだ。
いろいろな最後の日の迎え方があり、
自分ならどうするか考えてしまいました。
静かにストーリーが展開するだけに、
どうしようもないやるせなさが際立ってました。
とても恐い。
ハリボテ潜水艦は、『復活の日』のディーゼル潜とどっちこっちのヒドさ。
いや、ハリボテってことよりも、演出が。
原作小説や前の映画にあったメリもハリもなし。感動もなし。