アモーレス・ペロス(1999)AMORES PERROS
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【解説】 ひとつの交通事故を起点に時間を前後して、兄嫁に恋した青年、手にしたはずのキャリアも恋人も一瞬にして失ったスーパーモデル、かつて妻と娘を捨て反政府組織に入り今や殺し屋となってしまった初老の男、それぞれの激しくも切ない愛の物語が展開するオムニバス風ドラマ。原題(犬のような愛)が示すとおり、いずれの物語も犬が重要な鍵として登場する。 メキシコシティ。ダウンタウンに住む青年オクタビオは、強盗を重ねては放蕩を続けている兄ラミロの妻スサナを密かに恋していた。ラミロの仕打ちに苦しむスサナもオクタビオには悩みを打ち明けるのだった……。スペインからやってきたモデル、バレリア。仕事も成功し、不倫相手のダニエルも妻と別居し、2人はマンションでの新たな生活を始めるのだったが……。初老の殺し屋エル・チーボのもとに新たな仕事の依頼が舞い込む。エル・チーボは殺す相手の行動を観察する一方、昔捨てた自分の娘の後を追い、こっそり家に忍び込む……。 【ユーザー評価】
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ラストシーンは美しいと思った。
「ひとつの交通事故を起点に時間を前後して」と言うより、3つの人生の接点が、一つの事故と言う事で、それぞれのストーリーはむしろ「犬」というキーワードを持った独自の物と考えた方が良いと思います。
原題直訳は「犬の愛」。言い得て妙ですね。
予告編の印象ではやはりオクタビオがインパクトあったし、映像と言う意味での面白さも一番かな。
ただ、もう一つの共通項として「男の人生」を、年代的に3つに切り取ったという面もあって、その意味では2・3本目のストーリーもそれなりに説得力はあった。
だから、一概に「最初の勢いが持続しなかった」という印象よりは、人生にはそれ相応の歩幅・歩調があると解釈すれば、それはそれで意味のあるものに思える。
2本目のストーリーで、話の展開にちょっと無理めな所があったが、DVDではそこら辺の割愛した部分に関する解説があったが、そこを切ったのはむしろ失敗だったかも知れない。
愛人のモデルの感情変化が少し唐突に思える。
3つ目のストーリーでは、映画の冒頭部であれだけ鮮やかに仕事をこなしてた男が、なぜあのような(ある意味残酷な)仕掛けを残したのかが疑問。
1本目(オクタビオ)との対比かと思ったが、納得できないし、特に解説もなかった。
ついでに言うと、当初エンディングには若干違う形も考えてたようだが、俺はあの終わり方でも十分だと思った。
全体で考えれば、2本目がストーリーの“タイプ”が若干ずれてたので、テンションが下がり目になったが、それさえなければ完成度はかなり高かった。
8点+http://plaza.rakuten.co.jp/noizyradio/
3人の非情な結末に、人生の儚さを感じた。8点
本作を観終えた感想としては、
「アモーレス・ペロス」のハリウッド版リメイク(セルフカバー)が
「21グラム」なんじゃないのかな?と思えてしまった。
両作品ともに悪くない出来だからOKなんだけど、
「21グラム」に対して“独創的でいい”という思い入れがあったので、
それが本作を観たことで、思いが半分ずつになってしまって
ちょっと損した気分。
ひたすら濃ゆくてちょっと暑苦しい。作品の風通しが悪い感じ。
でも近頃あんまり無い、この熱さが魅力でもあると思う。
前知識なしにたまたま「パルプ・フィクション」と同時に借りてきて、
構成のそっくりさにはちょっとおいおいって思ったけど、
イニャリトゥの作品はこれからも観ていきたい。
いつも彼らの傍らにいるイヌ。
イヌたちの無償の愛情に希望を感じました。http://www.geocities.jp/bellbell0610/
一話目で弟が兄を、三話目で兄が弟をっていう中に、混沌と残酷さを描いたただでも十分楽しめたと思う。
ただ、次作を期待したいと思わせるに十二分な才能を感じた。
やはり、最初の話が、一番疾走感があり、強烈な暴力である。
犬をめぐる冒険で、愛と暴力と破壊の映画
荒削りだが、非常に面白い映画であった。
やりきれない人生からの脱出、しかしそこには、悲劇しか無かった。http://www.bonoru.com/movie22.htm
ストリートいい、そこに出てくる登場人物といい、全てが満足できる作品でした。特に、暗い過去を背負い殺し屋になってしまった初老の男、う〜、しぶい。カメラワークも良かった。
つい最近、BMWのホームページで、この作品の監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが手がけたショートフィルム(http://www.bmw.co.jp/Fascination/BMWFilms/)を観ましたが、それも最高に良かったです。やっぱ、どんな作品を作らせても、良いものを作るねー。この監督は。
こんなに真剣に、最初から最後まで息を呑むようにして
映画を観たのは、久々でした。
こういうエモーション溢れる映画 いいですねぇ・・・
次回作が楽しみです。
弄ばれているかのようにも見えるけど、
犬に振り回されている人生のようにしか見えなかった。
役者もいいが出てくる犬もいい。
オクタビオによって眠らされていた本能を呼び起こされ闘犬と化していくコフィ。
だが最後にはそのオクタビオを捨て、希望を求め新しい飼主と旅立つ。
エル・チーボがもう二度と“仕事”をしないように彼も二度と“仕事”はしないだろう。
帰宅して複雑な思いで我が犬を抱き締めました。
最後にガエル君はすごい。あの年であの演技そしてあの眼。これからの作品が楽しみです!
2時間半という長さは確かに感じるが、それだけ「物話」を堪能出来る。
綺麗な映像とか、CGがすごいとか、そんなことよりもっと大事な映画の基本がこの作品にはあると思いました。
若い監督なのに、これは、かなりの演出力です。
タランティーノの影響などもありますが、地に足がついたところも
見せてくれます(資質としてはポール・トーマス・アンダーソンに
近い監督かも)。