千と千尋の神隠し(2001)SPIRITED AWAY
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【解説】 両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか「不思議の町」へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは「不思議の町」の掟を破ったために豚にされてしまい、たったひとり残された千尋はその町を支配する強欲な魔女“湯婆婆”に「名前」を奪われ、働かない者は豚にされてしまうことを知らされるのだった……。空前の大ヒットとなった「もののけ姫」とは対照的に、現代日本を舞台に少女の成長と友愛の物語を描く、“自分探し”の冒険ファンタジー。 <allcinema> 【おすすめ作品】
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宮崎アニメ転換の始まり…。
この転機は後期の黒澤を彷彿とさせる。
普通、あんな人の気配が全くない所にホカホカの料理があったら怪しむでしょう。いくらなんでもバカすぎるわ。
まあ、宮崎駿は今の親のモラルなんてこんなものって言いたいのかもしれないけど、それだったらもっと最初から親を徹底したアホとして描かなければ説得力がないような気がする。
千尋もおとぎの国でいろいろ学んだのなら、あんなアホ親はブタのまんまほったらかすなんてことも考えるべき。
でも観終わった後になぜか主題歌を口ずさんでしまう自分がいたけど(笑)
この歌がなければ完全に駄作の烙印を押すところだったよ。
湯婆婆、釜爺、ハク、リン、顔ナシ、カエル、ススハライ‥ノスタルジックな雰囲気溢れる世界で、その住人たちと千尋の交流を見ているのは楽しいですね。気づけば「もっと見たいたいな〜」と感じていました。
映画の中のエピソードはいろんな解釈ができますが、なによりも千尋の表情や立ち振る舞いの変化がみどころかと思います。
不思議世界の描写に時間を割き、物語的にカタルシスを感じるまでに至ってないし、監督も歳をとったせいか展開も冗長になってきているのも確か。
そう思っていた自分が近年唯一劇場で観たアニメです。
千が銭婆を尋ね水面を滑る列車に乗り、小さな旅に出る場面、
車窓を飛び去る街のネオンや、車内の人影が途絶え寂れた場面、
とめどなく涙が溢れた記憶が有ります。
そこに理由なんていらなかった…心の原風景を観る思い。
たとえば日常の何気なく流れる風景の中で、
意識しなければそのまま忘却される風景を切り取り、目の前に提示された衝撃。
千がもたれたあの車窓に飛び散る夕陽から夜景へと変わる風景には、
子供の頃感じた漠然としたあの悲しさや寂しさが有り、望郷や自分のこれまでの人生を振り返る深さが有った。
宮崎アニメはどの作品にも観る者を少年少女の頃へ戻す童心が有りますが、
この作品は別格だと思います。
久石譲の音楽も秀逸で、感情を加速させてしまう。
思うにこの作品は明確なストーリーが厳然と有りながらも、
その時自分が置かれたスタンスで観れるある種、感覚的な作品だと思います。
顔無しをコミニュケーション下手な現代人と喩える方もいれば、
銭婆を尋ねる列車のシーンを「三途の川」と喩える方もいました。
語れば尽きない作品、しかもアニメで表現するその奥深さは凄いと思います。
SPIRITED AWAY…直訳すれば「さらわれる」ですが、
SPIRITED=心・魂
AWAY=離れて・向こう側
ネーミングのセンスもいいと思います。
十分、日本が世界に誇れるアニメだと思います。
10年後に観ても十分鑑賞に耐えうる作品と感じます。
議論の多い作品は
それなりに存在感のある作品になってるんだと思います。
評価が良いか悪いかは、観る人の勝手な見解であって、作品に対する思い入れもさまざまです。それは人々の人生にただ一つとして同じものがないから当然のことだと思います。
映像を楽しむも、メッセージ性を求めるも、声優を楽しむも、ストーリー展開を楽しむも、なんでも、それらは観る人次第、観る人の勝手。
私は「千と千尋の神隠し」、大好きです!
物語は久石譲の「One Summer\'s Day」のとても綺麗なピアノの音色によって、小さな灯りが燈るように始まる。
「ちひろ」という名前が、映像(友達からのメッセージカードに書かれてある)と、声優の声(父親の声)を通して、物語の一番最初に現れる。そして、車の後部座席に、花束を握り締めながら、ダラーっとした顔でダラーっと寝転がる「ちひろ」。舞台はまたもや夏。「夏」がリアルに感じられる表現。どんどん上がる車のスピード。急ブレーキと共に突然現れるトンネル。。。。。物語の展開が始まります。。。。私、ノックダウン。始まって2・3分でのめり込みました。笑)
あ、個人的にリン大好きです。あの性格と、あの声!玉井夕海さん、いいですね。ちなみに私はDVD持ってるのですが、最近はほぼ毎日、上映してます。笑
感情の展開が唐突だし、見ている方が置いて行かれる。
『映画は、とにかく主人公の成長が描かれていればいい、というような風潮があるけれど、そういった単純なものにはしたくなかった』というようなことを語っていたように思います。
主人公が映画の中で成長を遂げていることは確かですが、それだけで世の中を渡っていけるわけではない。でも、主人公にとってかけがえの無い経験、大きな自信になる体験のはずで、それはいつも何度でも思い出すことができるはず。
ラストの静かな終わり方は、そんなテーマを良く表していたように思います。
大ヒットしたのは、ジブリが大所帯になってしまった以上、仕方がないことなんでしょうけど・・・。
それだけで楽しめる人もいるでしょうし、そういう人が多いからこその数字でしょう。
しかし。多くの人が見たからイイ映画とは言えません。
私としては、あんなに濃厚な「もののけ」の後だけに覚悟して見に行ったら、逆にメッセージ性の少ない話で驚きでした。「もののけ」が最後という話もあったし、、、と思ってしまいました。
2回目を見る気はありません。
少々説教じみているのが鼻にはつきますが、それを問題にしないほどの名作。
なんというか、監督の好きな物全集合という感じで…広い意味で内輪ネタなのかな〜という感じ。
極端な話、ストーリーよりも絵が重要なんだと思います。絵画に近い作品というか…。
好き嫌いはハッキリ別れると思いますので、動員数がすごかったり賞をいっぱい取ったのは意外な気がしました。
まぁ嫌いな人は嫌いだろうし、分からない人は分からないだろうなぁ…。
ドラマチックな話も、重厚な社会問題の激しい追求も、映画以外の媒体でも表現できます。でもこの話は映画、それもアニメじゃなきゃ絶対表現できない。だからこういう風に、話より絵を強調する作品は、映画として断然『アリ』だと私は思います。
http://blog.goo.ne.jp/trichoptera/e/734b6e78bf96a8dac0c80f586f822ffc
↑ネタばれてるレビューhttp://blog.goo.ne.jp/trichoptera/e/734b6e78bf96a8dac0c80f586f822ffc
宮崎監督は今の地位を得るまで社会の下層労働者といっても良いアニメーターを延々と続けてきたんですよね。
夢を持ってこの世界に入り職場の厳しさを知り自分の作品を作るという夢を実現させてもヒットしなかったり。
コマーシャリズムや流行の流れに乗れなくて歯がゆい思いをしたでしょう。
そんな時代を経てとんでもない大御所のひひ爺が誕生しました(失礼!)
アニメに単純なエンターテイメントを求める若者よりも人生の年輪を経た壮年に受けるというのもよく解ります。
宮崎さんはこう言っているんじゃないでしょうか
「世の中そんなに甘くないよ、でも頑張ってはいあがっておいで」
・・・と
ただ正直なところ、他の宮崎作品と違って一回見ただけじゃ理解できないですね。何度か見ることで少しずつ伝えんとすることが伝わってくる作品です。
ちょっと身構えて見たからかもしれないけど。
映像も綺麗、キャラクターは可愛い、ストーリーもまとまってるし、文句無し。
両親にベッタリだった女の子が、少しずつ少しずつ成長してゆく様もよい。
「沼の底」に向かう途中の電車の風景は純粋にキレイだったなぁ。
個人的には、ハクとの恋いは無くてもよかったのでは、とか思いましたが、
まぁアリかな。
夢見てるのとまったく同じです。
ハラハラドキドキ、感動、悲しみといった喜怒哀楽の感情移入の出来ない映画でした。
なんで?なんで?何でこうなるの?これは何??何を見せたいの?の連続。
ファンタジー映画は基本的に好きな方ですが(「ミラノの奇跡」が大好き!)この映画はハリーポッター、ロード〜、に次ぐつまらないファンタジーでした。
起承転結うまく描いてたと思う。で、肝心の中身ですが、たしかに凄いテクニック
を見せてくれますが、面白みは欠けている映画だと思います。
最近の宮崎映画は、主張を全面に押し出しすぎていて、少々説教くさくなって
きていることが気になります。いちいち主人公たちに主張させなくても、テレビ
で環境問題や社会問題(家庭崩壊、未成年の売春)はいつもいっていることなので
これからは、娯楽性に徹して、うまく表現して欲しいと思う。
まあ、僕も今の日本の現状を見て、日本の神様達は怒っていると思うが。
この映画で、私は私にとっての新たな映画の見方を学ばされました。色々深く分析したり考えたりしてしまう方には逆にストーリー性がつかみにくく、難しい映画かもしれません。肩の力を抜いて気楽に見ましょう。
観た後も気分が良かったし、完成度も高いと思います。
「トトロ」を思い出す懐かしさを少し感じましたし・・・
ジブリ・シリーズは毎度楽しませていただいてましたが、
ただ「ハウルの動く城」は退屈、面白く無かったです。
むしろ、話の途中からいきなり千が恋をしてる設定になってしまっている唐突さが気に食わなかった。
あのシーンで一挙に千尋に感情移入できなくなっていきました。
それ以外のシーンにも収穫なしかな。
少女趣味の映画としてなら高得点かも。千尋の出てくる全てのカットがなまめかしい。異形の者達との対比もスケベ。
宮崎駿の作品は全て少女嗜好。嫌いじゃないけどね。
子供が見れば、面白いという意見はわかる。
だが、大人が見て、これを素晴らしいというのは、どうにも腑に落ちない。
「映像が綺麗だ」「あのシーンが好き」
と言うのはわかるが、話と人物については、最悪。子供だましとしか思えない。
人物のモチベーション(行動理由、動機)が曖昧で、しかも矛盾がある。
主人公が中心で動いているので、まわりの人物にスポットが当たらないが、
まわりの人物にこそ、問題がある。
主人公を除いたキャラクターのほとんどが、手を裏に返したように
「悪い人のように見えるけど、実は良い人」
というのが多い。これ自体は、さほど問題ではない。
問題なのは、「悪い人」のように見えて、実は「良い人」だったという、この変化のところである。
子供であれば、それを率直に受け取るだろうが、
大人なら、どうして変わったのか? そのモチベーションが気になるのだ。
そして、それを考えた結果。
自分の都合の良い方向になると、顔を変えるキャラクター。
短く言えば、自分本位(自己中)なキャラクターが、ほとんどである。
これは、社会性の汚いところを映し出しているようにも思ったが、
所々のシーンで、その人物の本心が全くわからないという矛盾(ラストシーンなど)がある。
それは置いておくとしても、見ていて人物が「悪い人」ではないとはわかったが「嫌い(好きになれない)人」として見えてしまう。
話については、千尋とハクとの関連性をストーリーとして消化出来なかった。
あっさりとした最後なのだが、よく考えれば時間上の都合に合わせたのではないかと思える最後。
話について、悪くいえたものではないにしても、誉めるほど良い物でもないだろう。
あまりに賞賛な意見ばかりだったので、こうした意見を書かせて頂きました。
不快になりましたら、申し訳ない。
映像もストーリーもキャラクターも、全て高いレベルで完成されてるし。
でも、史上最高興行収入は出来過ぎ。アカデミー賞も、めでたい事だけど「これが?」って思った。
広がっている。しかしながら実はそこは日常の焼き写しであり、一見個性的に見える群像は、その実どこに
でもいる没個性のオンパレードであって、精彩を湛えたキャラはほぼ皆無、むしろかかる凡庸な社会風景を
怪物的に表象していることが愉しい。なにしろそこは金を中心とした契約社会そのものであって、そ
こに生息する怪物どもはただ死にたくないという欲望だけで無=目的的に働くのである。主人公千尋も豚に
された両親を助け出す具体的手段も思いつかぬままに、契約社会の歯車に組み込まれてゆく。最後に彼女は
かかる煉獄的状況から解放され平和な日常へと帰還を遂げるが、そこに待つのは家族のエゴイズム逆巻く平
たい空気のみである。おそらくは千尋はまた学校へと通い、平和な日常を生きるだろう。そこにはパズーと
シータの間に約束された美しき日常はありえず、現実原則のみが支配する残酷な現実に千尋は投げ出される
だろう。
唯一この作品で救いとなるのは、夢の記憶とでも申すべき甘い感覚である。そもそも物語りの設定自体が
唐突で読者を寄せ付けぬ(少なくとも私は)展開だが、作品自体が夢仕立ての入れ子構造になっていてトン
ネルがその出入り口なのである。さらに夢のなかにはもう1つ「白」という男の子との甘美な思い出が用意さ
れていて、彼は記憶を失った川の神であるがゆえにふたりの間の思い出は汚されることなく守られる。思え
ば幼少時代に体験した数々のアニミズム的陶酔は、かかる神々たちの仕業ではなかったか。その意味でこの
作品は、幼年時代の我々に去来する没我的夢の世界を描くことに、かなりの程度に成功してるといえるだろ
う。
あの顔なしをああいう風にデザインして動かしただけでも、実に芸術的だと思います。また、千が列車に乗って魔女の家へいくシーンがいいですね。これまでだと大して意味がない「客の骨休めのための移動シーン」になるはずで、あんなに描写しないはずなのに、何の説明もせずにイメージで何かを表現しようとしています。実に味があります。大衆作家として活躍してきた宮崎さんがこれからどこまで映像イメージ勝負で芸術性の高い作品をつくっていくのか、注目したいです。
また、主人公のキャラにまったく共感できません。真面目で、強くて、しっかりしてて、確かに理想的な存在かも知れませんが、今どき、そんな人がいるのかが疑問です。現実の人間を表現したものとはいえません。子供に見せるにはこれで良いと思いますが、これを大人が見て喜んでるのはマズイのではないでしょうか。この程度の物を日本の文化と称して海外に出すのは、日本人として恥ずかしいです。もしや、最近の日本では一億総子供化が進んでるのでしょうか。そうならば、海外に出して恥をさらしてみるのも良いことかも知れませんけどね。
ジブリ作品はそれを取り巻くもののせいで、
嫌なイメージを持ってしまっていますが、
この作品は理屈抜きで好きです。
きっとこの先、何度も観ると思います。
気が付けばもう10回近く観たかもしれない。
それなのにまだ観たくなってしまう。
駿監督の最新作『ハウルの動く城』が楽しみです。
それでも初期作品には感銘を受ける部分もあったのですが
この作品が興行記録を塗り替えたのは単に「およげ!たいやきくん」
「だんご3兄弟」を買ってしまった層(「あるある大辞典」や「伊東家の食卓」
を見て、翌日に同じ物を買いに行く層とも言う)と同様の層が映画館に足を運んだ
に過ぎないような気がします。人それぞれなので構いませんが、ジブリ作品を
非難するのは「悪」といった世間の雰囲気が今年初めにアメリカ国内で
「戦争反対」を訴える事と同様の扱いを受ける世間の風潮が気持ち悪いです。
最近、表現の自由という事についてあまりにも考え違いをしている人が多すぎます。自分の中で感じたことをストレートに表現するのは結構勇気がいるものです。しかしこのような場で表現する時結構みんな無責任な言葉を綴っているような気がします。
書いたものは誰かが読むのですから他人を不快な思いにさせる事はやめて頂きたい。特にこのサイトは不特定多数の人たちが映画という文化について自分なりの表現で語る場です。あなたのような人がどんな理由にせよ三流雑誌の下劣な表現を書きたいのならその表現に向いたところが有るでしょう。
私はこのサイトがもっと前向きな場であってほしいし、大多数の人たちは文化というものを厳粛にとらえているということを理解してほしい。最近マスコミの表現も確かにおかしいしあなたを軽々しく批判することも出来ないのかもしれないが、人間に与えられた言葉というかけがえもないコミュニケーションの道具をお互いに大切にしましょう。言葉は不完全です。一人の発言が勝手に広がって行く恐ろしさバカな一部の政治家の例もあるではないですか。「言葉ありき」私はそう考えます。
尚、千と千尋の神隠しいう作品についてはスタジオジブリの宣伝用アニメといったところかという印象です。
<br>挨拶すること。与えられた仕事をきちんとこなすこと。ほか、そういう当たり前のことだけど大人にすらできていないような、忘れていた常識っていうんですか、そういうものを随所にちりばめてあって、
<br>だからあったかいファンタジーって感じを受けたんだと思います。
<br>映像も音楽もやっぱりとっても良かった。
<br>アニメとして文句のない出来栄えじゃないですか。
<br>
<br>ただ、声優が下手!!!!
<br>お願いだから声優を使ってください。
<br>アニメなんだからさ。
<br>
<br>まあ、何だかんだ云って
<br>私はラピュタが断然好きですけどね。
<br>
ハクを助けてからラストの両親を元の姿に
戻してもらう迄の展開が早すぎてなんだか・・・
見終わった後に物足りなさを感じる
世間で大物役者とか呼ばれている人でも声優として
使うのはそろそろやめた方がいいかも
サラッと観てしまうと見逃してしまう、心の機微のようなもの。
顔なしの心の動きとか。
Good/Badで片付けがちなアメリカで、八百万の神、そしてあらゆる面を持ったそれぞれのキャラクターが、本当に理解されているのか、論議を呼んでいますが、少なくとも、幾ばくかの疑問は投げかけたのではないかと思います。
次回作も、楽しみに期待したいと思います。
ということで、もののけに続いて駄作だと個人的に思う
紅の豚あたりから広告効果とかを狙い有名俳優を声優と
して起用し、人格者ぶってひねくれた年寄りみたいにト
ンデモ発言言うようになった宮崎駿にもう・・・
知らずに狂い、踊らされた湯屋の人々。
でも、与えたサービスの割に、得られた金はほんのわずか。
「あの人(カオナシ)、あそこに居るからいけないんだよ。」
千のいうとおり、不良債権そのものが悪いわけではない。
「一度あったことは忘れない。思い出せないだけで。」
バブルによって、なくしてしまった価値観。
ちょっとした勇気をもって、それに従い、生きていって欲しい。
この勇気が「生きる力」http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8126/
で、作品についてですが、宴会でどんちゃん騒ぎしたり、フロで女性に洗ってもらったり、神様ってやっぱり男なのかしら。
ついでに、7才の息子のコメント
・千尋のお母さんって、千尋に冷たい。本当のお母さんじゃないの?
・「お前、やったなあ」と言うときのリンの顔が、一瞬口さけ女になるよ。
どうして誰もあのオスカーを受け取りに行かなかったんでしょうか?
テロの危険性が高いという理由でキャンセル。
正当な理由だけどじゃあアメリカ国外から会場へ来てる数多くの人たちは何?命知らずの無謀な人たち?
一緒にテレビ見てた友達たちからは「何でハヤオ・ミヤザキは来てないの?」
と言われ、今新作に取りかかってるから無理と説明すると
「じゃあ何で彼の代わりに誰も行かないの?」「賞欲しくないの?」の次は
「アカデミー賞をバカにしてるの?」とまで(笑)。
日本人からすると高飛車に出るなと言いたい態度かもしれないが
僕もバカにしてると心底思いました。
ハリウッド俳優が突如来日キャンセルとは訳が違う。
アメリカのアカデミー賞がどれだけすごいかは日本人の
映画オタクの人たちならご存知だと思います。
「ハヤオ・ミヤザキでも誰でもキモノ姿でオスカーをあの場で受け取ったら
それこそすごい宣伝効果があるのにもったいない」
みんな最後はそう言ってました。
確かに宣伝に力を入れてくれなかったディズニーのせいで興行収入が
芳しくなかったのなら自分たちで出来ることがありますよね。
もう終わったことですがテレビ見てて日本人として恥ずかしかったです。
またあの長編アニメ賞があっさりと終わったことについて非常に残念だったと思います。
これは私にはあわない作品だったように思います。
トンネルを抜けると〜って設定はわくわくしておもしろそう!
って期待して見たんだけど・・
最後のほうは展開が飛び飛びで何も印象に残ってないし
出てくる登場人物もあんまり魅力的じゃないというか・・
わけわからないものが多かったです。
ととろくらいの現実性とファンタジーのバランスが好きなので。
他の作品と似ているな〜、かわいらしいな〜、むかつくな〜、と感じました。
ハクが端整な顔に対して、センが不細工な所がとっても素敵。なぜあの魔女が顔がでかいんだろう、とか、なぜ赤子がキングサイズなんだろう、と思っていると、宮崎ワールドとやらに入れなさそうなので、途中で考えるのを止めました。
とにかく、アカデミー賞とれるとよいですねぇ、ホント。
私はメッセージ性とか、何かを深読みするとかしないので、『っむむ?』
と思うこともなかったですし。
普通に見て、普通に作品に引き込まれました。
画像もトテモ綺麗でしたし、音楽も良かったです。
キャラクターも一人一人引き立っていたし。
ただ、やっぱり宮崎アニメの一番は『ラピュタ』だな〜と思いました。
宮崎駿さんがアニメ作家として、これまで積み上げてきたものが、
見事に昇華され、一本の本当の映画になったんだと思う。
とにかく何も考えずに観ても、とっても面白い映画だった。http://www.h4.dion.ne.jp/~mcon/eden929/index.html
中で気に入ったのは,千尋がカオナシが差し出すものを「いらない」と2度に男わたって断るところ,湯ババの最後の問いにあっさり正解するところ,最後に全く振り向いたり,躊躇せずに現実世界に戻るところですね。
それに対して,別に説明があるわけじゃない。しかし,それでよいと思います。
未熟な主人公が,遠くへ旅立って,そして帰っていく(何かを手に入れて)・・・という素朴なものが作りたかったんでしょう。後は,見た人がそれぞれの解釈ができる。「もののけ姫」のときとは反対に,余裕が感じられます。ただし,個人的には暑苦しいキャラが多くてイマイチでしたね。
今さらネタバレもないかもしれませんが,水面を走る電車のシーンは最高でした。
千と千尋はその表現と内容において既存のアニメを完全に超越しています。アニメという枠組みで語ることが無意味な作品であり、世界中で作品賞を総なめにしたのも当然でしょう。それは、アニメとして上質なのではなく、アニメでしか表現できない異世界を創り上げ、観る者にセンスオブワンダーを与えることに成功しているからです。
内容は難解でもなんでもありません。人だろうが神様だろうが妖怪だろうが、およそ社会生活を営むものならば、やらなきゃならない当たり前のことをやりなさい、ということを言っているにすぎません。ある意味、恐ろしいほどに細部まで計算されつくされた作品ですが、あえて監督のメッセージというか、目論見をみてとるとしたら、次の一点でしょうね。つまり、ナウシカ等の現実感希薄でいかにもアニメアニメした世界観でしか宮崎作品を評価できないファンからの決別ということです。
この作品の中で監督は「礼」にこだわっています。釜じいに世話になったんなら、ちゃんとあいさつしな、とか、双子のおばばのかたわれに会いに行く途中に出会う道案内の歩く灯篭にきちんと礼をする千尋(顔なしも)とか・・ね。挨拶もできない周りの若い連中に対する監督の皮肉ととったら意地悪ですか?
あの、あっさりしたラストもまさに必然でしょう。千尋は現実世界で生きねばならないのであって、あんな異世界に後ろ髪ひかれることこそを、監督は戒めているのですから。
感性は人それぞれなので仕方がないんですが、
これほどまでに面白くないとは思ってもいませんでした。
期待しすぎでした。
メッセージ性がある事はわかりましたが、
あまりに唐突に終わってしまうので、さっぱりです。
しかし、映像は綺麗で、視覚的にはとてもいいです。
ですが、ストーリー的に見ると全然駄目とは言えませんがイマイチです。
純粋な人のほうが、よりこの映画に共感できるのではないでしょうか?
大人って、年をとるにつれて素敵なものを失っていくんですね。
宮崎監督は、私たちにメッセージを残してます。
でもそれは、皆それぞれ異なったメッセージであると思います。
そのメッセージをひとつでも受け取れたら、
それはとても素晴らしいことだと思います。
がんばれないよ、フツーは。おれだったら釜爺見た瞬間に早倒してる。
が、千尋はがんばちゃう。そのがんばりや成長
の過程に共感できるかできないかでこの映画の評価はまず分かれると思う。
あと、別に無理やりメッセージなんか読み取ろうとしないほうが
絶対おもしろくみれる。
純粋に千尋に自分をオーバーラップしながら見れば
こんな映画はありませぬ。
「不思議の国のアリス」東洋版かな?
あまり考えずに見ると面白くて
ハクが名前を取り戻したところは泣けました。
頑張りたいとか、今がホント辛いとか思っている時に見ると、じんと心にしみますね。
別にこの映画には「頑張れ」って直接なMSGはないんですけどね。不思議だな。
千尋がおにぎり食べながら泣くところは、ああ分かる分かるって見てました。
あんな時もあったなって。
「難解」「子供にはこのテーマはわからない」「大人向き」
という意見が多いですが、
私が何人かの子供と一緒に見た感じでは、
たいていの子供は、(よほど小さい子を除けば)この映画が好きです。
特に、「おくされ様」とか、顔なしがゲロするところとか、
大人がいやがりそうなところを面白がります。
ある意味、大人より子供の方が、宮崎監督の意図が伝わっているのでは‥‥
という気がしてきます。
「千」って源氏名を付けるところからして・・それはともかく
作品の内容よりも、世間の雰囲気に飲まれた様に嵌っていく外野のレビューを読むのがとても面白かったです。
2点です。モザイク画のような画はとてもキレイでした。
その後も何作も名作を作りつづけてきたのですが、
最近の作品はどれも不安定で完成度が低い。
ナウシカやラピュタのように、観客の予想をはるかに超えた世界の描写はないし、
トトロやおもいでぽろぽろのような心温まるストーリー性もない。
正直、この映画がヒットしたのは宮崎作品というブランドだけだと思う。
映画館の観客動員数なんてあてにならないよ。
俺「映画でも観よーか?」
彼女「映画つまらないよー」
俺「まー暇だし、なんか観ようよ。宮崎の新作やってるみたいだよ」
彼女「しょうがないなー、ほかにやることないし、面白い映画ないから暇つぶしに 観ようか」
「コハクヌシ」であるハクは千尋におにぎり一つのありがたさを教えてくれた。そしてラスト近くで千尋が川のことを思い出した時に、ハクも自分の本当の名を思い出した。「名前」っていうのは大事な物だな。谷にも小川にも草木にもみんな名前がある。名前をつけることに感謝と愛情がこもっているように思う。 日本人が忘れてしまった「自然への感謝の気持ち」みたいなものへの批判が感じられた。宮崎氏は昔から一貫して同じことを訴えているんだな。 みんな油屋でうみを洗い流して出直さないとならない。
川の主が白竜だとかは外人にはすぐ分かるのだろうか。
アニメもいいけど、もし実写だったらスゴイと思う。監督のイマジネーションはもっとリアリティを
求めているように思うので、もしオスカー取ったら、引退しないでいつかILMと組んで作品創って欲しいな。
メッセージてんこ盛りで、今ひとつ焦点が絞れていない感じです。
ヒットするノウハウを計算しつくして作成されたということが、チラホラと散見できて興醒めです。
遊郭に似たデザインの建物が出てきますが、東洋趣味の西洋人受け狙いが見え見えです。
やはり、子供向けでした。
それでも、半透明の表現など、アニメの作成技術的には見るべきものがありました。たいへん美しい映像に感動しました。
「カオなしは」何かを象徴してるんだろうけど欲求不満が残ったし、「婆あ姉妹」もすごくいいキャラなのにあっけなくてもったいない・・・。
世界観、ディテールが素晴らしかったのに、あぁ〜もうちょっとどうにかならなかったのかな?
アニメは劇場で観ない主義だが、これなら観にいっとけばよかったと少し後悔。
メッセージはあちこちにいっぱいあったと思うし、
次々と現れる奇妙なキャラがみんな知り合いの誰かに似ているように思えて怖かった。。。
個人的には顔なしが一番好き。
もう、背景がすごい。画がすごい。あの仕事振りには感動です。筋ももちろんよかった。いつも本編終了後、エンドロールでキャラ達のその後の近況みたいなのがあったけど、今回はビシッと終わらせちゃいましたね。
この作品は「天才アニメーターの余裕」そんな感じに思えた。
一言で、やっぱり個人的に好きな映画です。
僕は映画の評論なんておこがましく出できないけど、
僕の思ったことは、下の方の Bulletin meaker さんのカキコに同感です。
数年前、もののけ姫が劇場で大ヒットしていたとき、
宮崎氏がNHKの真面目な番組に出演し、
次の作品の予定として、なんと
「豚のウンコの臭いがする作品を創りたい」
と仰っていました。〜場内唖然!
僕もそのときは意味が全く分からなかったけど、
「〜神隠し」って、まさにそういう作品ですよね(笑)
僕は子供ではなく2児の父親で、
主人公の少女のように宣伝文句のように「生きる力」が沸いてくることに
感情移入できる歳ではない。
そういう意味ではこの映画を主人公の目で楽しむことはできなかった。
でも、登場する神様や霊達は皆、
神々しい西洋の天国のイメージではなくて、
道祖神のような日本の地域に伝わる多神たち。
僕は、この映画を見て、人間が世の中を治めてきて、
神様達の居場所が無くなってるっていう寂しさが出てたように感じました。
僕の勝手な解釈では、
がむしゃらな高度成長やバブル期を通じて日本人が失ったもの、
宮崎氏の思い浮かべる、日本人のかつて貧しく土着的だった風土を
原点に帰って映像にしたかったのかと思います。
この感想は、ちょっと考え過ぎかな?とも思いますが、
そう考えると、「豚のウンコの臭い」も納得がいきます。
確かに、僕の心情の中でも、宮崎氏の作品としては、序列的に一番とはいえないかも知れない。
個人的な僕の好きずきで言うと、1番はコミック版のナウシカ(映画版は僕はだめです)、2番はもののけ姫、3番はラピュタですが、この「〜神隠し」は他の映画に無い独特の臭い(例えば、どちらかというと鈴木清順のチゴイネル・ワイゼンみたいなシュール系)があり、時に思い出したようにその臭いを思いっきり嗅ぎたくなることがあるような、とてもユニークな映画です。
だから、所謂売れ筋路線のエンターテイメントとは同列に比較することができず(そもそも、芸術作品について他とあれこれ比較すること自体、無意味だと思ってむいますが…)、映画のメッセージや寓意を考慮せずに「好き」な映画として、 Bulletin meaker と全く同意見です。
こんな作品を創ったジブリに感謝!
それだけで面白いと感じると思う。そして数年後にこれを見たら、また
違った感想を持つんだと思う。それが監督の狙いだろうか。
この映画の多数のアンチ派の意見、とても興味深く読ませてもらいました。
宮崎監督の映画の特徴である疾走感、飛行シーン素晴らしさ、迷宮の様な建物の面白さ。
これら全てが凝縮されていて、ジブリ作品ということを切り離しても単純に楽しめた。
アニメでなければ表現できないシーンも多く、夢に溢れたファンタジーとしても楽しめる。
油屋の美術設定や、水の上を走る列車、不気味でもあり魅力的なキャラ等も楽しかった。
元々映画からメッセージ性を読み取ろうとしない単純なタイプなので楽しめただけなのかもね。
宮崎監督は時々ドロドロに溶けた様なキャラを登場させるが、ここにもありました。
湯婆婆役の夏木マリ、釜爺役の菅原文太の2人がイメージにピッタリの声優ぶりがよろしい。
意外とあっけないオチとかも、こういう終り方って決して嫌いじゃないのよね。
主題歌のタイトルじゃないけど、DVD発売後、繰り返し観ていたりするのよ。
ビデオで観たが、それほどでもないですね
おもしろいと思うけれども、ストーリーは自分としては
別にどうってことないと思う
それよりも、周りの画や音楽が素晴らしいと思う
自分の中ではジブリの作品は、そこら辺の使い方が上手いと思い
評価してるけど、ストーリーで今まで感動した作品は
蛍の墓ぐらいですかね、、、
『エヴァンゲリオン』を通しで映画版まで見終えた時のと似ています。
表面の ストーリー展開は 子供向けで、別層に 大人向けのテーマがあるんで
しょうけども、監督の狙いが わかりませんでした。
相変わらず グロい絵があったり、微細部まで こだわったリアルで綺麗な
絵があったり、日本人は 変わった感覚の人種なんだと 外国人に ますます
不思議がられるのでしょう。(日本人は 内容よりも ブランドにお金をつぎ込んで安心する人が多く、右に倣えの国で成功しても、アメリカでは
受けない理由)
芸術家は よく「煮詰まる」という表現を使いますが、宮崎さんは、作品を
出すにつれ、だんだん ネタが 厳しくなってきてるんじゃないでしょうか。
音楽の人にもありますが、その壁を越えた時、 より完成度の高い作品が
できます。『トトロ』や『ナウシカ』の ぬくもりと、『もののけ』の
強さを融合した大作が 今度は 世界の人々に 愛される事でしょう。
作品の価値は 1人でも多くの人に共感してもらえる事だと思います。
難しいのを作っても 広がりを妨げるだけです。
一見相容れないような題材を巧ーく合わせて表現できてたと思います。
社会性についてのメッセージは一応この際置いといて、(駄目という事じゃなくて)
キャラクター達の個性に表現されている少女の心象風景という部分のメッセージが何よりも楽しめる部分だと思います。
映像、音楽、声優、設定、これまでのジブリ作品の中でも最も総合力があって、充実してたんじゃないでしょうか。
しかしあの登場キャラの濃さは子供には少々キツイ(っていうか自分が見てもきつかった)でしょう。
ストーリーに関しても子供向けの娯楽アニメではないと思います。(子供は見ちゃ駄目ってわけじゃないです。)
私的にはラピュタとかもののけ姫の方が好き。でも、CGの面から言えばこれかなぁ〜。
時々聞き取りにくいシーンとかあって、新鮮さを売りにしているのであればそれはそれで・・・
この作品はCGとアニメの繋がりにすこし違和感があった、花畑でハクの後から走る千のシーンで
滑らかな躍動感が出た花々と二人の動きにギャップがあり目についたナ。
でも電車のシーンは過去のアニメでは最高!
窓から見える風景や駅のフォームの遠近描写なんかものすごく立体感(奥行き感)が出てた
それと音響で踏み切りを通りすぎる時の「チンチン」のドップラー効果!わずか3秒のシーンでしたが
こういった細かいディテールなど結構気にするほうなので
難をいえば、ハクの声優が下手くそだったこと。かれのせりふのところで、いちいちしらけてしまったよ。菅原文太さんはさすがにうまい。貫禄。
現代人の象徴?みたいなコメント多いですけど、
確かにそう思います。
が、確実に自分の意志とか強く持ってたら感情移入したり、共感したり出来ない。
やっぱナウシカとかの方が考えさせられるところが多かったように思う。
勿論ダメな映画だとは思いませんし、売れたのは凄いと思う。
でも1映画ファンとしてはこの映画が興行成績1位とか、DVDの売れ行き1位とか・・
かなり不安。
だけどもしかしたら、一番感動しているのは子供より大人なのかも知れない。
映画館で初めて見た後、私はしばらく呆然としていました。
あまりにもあっけない油屋の従業員や、ハクとの別れ。
それがなおさら切なくて、見終わった後段々胸が締め付けられてきた。
そんな映画初めてでした。
昔への懐かしさを覚えるという意味では、子供より大人のほうが感覚的に理解できるのかもしれない。
それからもう一つ、この映画にはまり込んだ理由。
・・・ハクが素敵過ぎ♪(←ちょっと待て)
千尋とハクの絆が〜っすごく良かった〜♪DVDで見直してます♪
(最初とテンション違う・・・)
不思議の国自体は、建物とかとっても面白くて、あんなテーマパークがあったら行ってみたいなぁ〜。でも千尋のように行ったきりになるってのは勘弁。名前がなくなって存在もなくなる・・・ってのは哲学的でなかなかわかりづらい。でもさ、お墓とかに名前書くよね。それを見てここにおばあちゃんなり、おじいちゃんなり、誰でもいいんだけれどその人の霊というか、存在を感じたりするのと同じようなものなのかもしれない。なんて思ったりしました。
それよりよくあんなの思いつくね。「カオナシ」とか。現代人みたい。
この映画を、話を理解してみてる人が多くないとか、よくないコメントが多いとか言ってる人は、宮崎マジックにかかった哀れな人です。自分は意味を理解したぞという人は、本当は意味などないものから意味を見つけたと思い込んでるだけです。
私はこの映画は好きですよ。トリックにかかった知識人ぶった人たちを見るのも面白いですが、なにより随所にある宮崎マジックに感動しました。
と思った。「ラピュタ」あたりの時代の宮崎アニメの方が
断然面白いと思うし、これほど観客を引き寄せたものはいったい
何なのだ!わけわからん。
娘は「面白かった!ビデオはやく欲しい〜」主人は「あんまり・・ね。」私も正直言ってそうでも無かったです。主人公千尋と娘が同じくらいの歳だったので、興味がありましたが、実際観てみるとカオナシが「ゲロゲロ〜」っと吐くところとか(巨大になって)変な場面の印象が強くって・・。
賑やかで盛りだくさんな内容ですが、私的には正直言って一回観ればもういいかな・・っていう映画です。
思われがちだけど、この話をちゃんと理解できた人ならば、
実は実は「大人へのメッセージ」だということがわかるだろう。
主人公の千尋は小学生ではあるけれども、
その行動は「生きること」をイマイチ把握しきれない
現代の大人と同じような気がする。
夢も生きる目的も希薄、仕事してないと存在価値を見出されない…
名前を奪われて「役職名」でしか、その人を呼べない。
言われるままに働いてみるんだけど、何か心に引っ掛かる……
……「自分は自分を忘れていくんじゃないか?」って不安が
いつも付きまとっている。
他のキャラクタも、同様。
千尋の両親は、自己中心で欲望に忠実、モラルを失った大人。
カオナシは、人とのコミュニケーションがとれないヒッキーと、
(「顔がない」ってことは、意思の疎通が困難ってことよ)
愛情を求めるが故に、相手の望まない行動をくり返してしまう
ストーカーのようなもの……
こうして見てゆくと、
「これは、子供に同伴してきた親のための話か?」と思う。
結局、千尋は湯屋を飛び出してもうひとりの魔女のところへ
行くんだけど、そこらへんから彼女は失ったものを取りかえし始める。
ハクの名前を思い出した彼女は、
楽しかった幼い頃の記憶を……自然と触れ合って遊んだ頃の
自分の気持ちを、取り戻したんだと思う。
「自然の中で遊んだ世代」は、今はもう「大人」だと思いませんか?
千尋がハクに感じるものは、失ってしまったものへの愛着のような
気がします。だから彼女は涙を流すのです……
ラストで彼女は豚にされた両親を見事見抜いて、
みんなに祝福されますが、あれは彼女が人間として
自信や感情や愛情を取り戻せたことに「バンザイ」なのです。
自分をわかっている人は、「元の世界」だって自分の足で
歩いてゆけるから、彼女は帰って来れたのだと思います。
……もう、湯屋(仕事)に依存しなくてもやっていけるんです。
要するに、「人間再生の物語り」だったんじゃないかと。
10歳の子供の身におこることだと思うと、
良くわからない話になっちゃうけど、
主人公を「オヤジ」にしたら、一番納得いくかもね。
どうでしょう? 究極の「癒し」系映画でしょう?
好き嫌いは別として、良く出来た作品だと思います。
(…好きだけどね)
私はこの映画は、正直言ってこんなに売れるとは思っていませんでした。
(実際、話を理解して見てる人も多くないようだし……)
でも、とうとう興行収入が300億円を突破しました。
すごいパワーですね。
なんで泣けるの?感動するの?
ちょっと考えると『子供に見せていいのか??』というくらいブラックな気がするけれど、それは私がひねくれているからなのか。。。
何がどう良い映画なのか、誰かに説明して欲しいくらいわからないです。
ただ、危なすぎるキャラクター達、ああいうものを思いつくことはスゴイ!危ないものを見すぎてドキドキ興奮したのは確かです。
また、子供がみて面白い!と思えるレベルとしては今までの宮崎映画ほどではないかもしれません。
けれど、この映画が持っているメッセージはまさに強烈です。
「ナウシカ」は地球規模でのメッセージを持っていましたが、そういう意味ではこの作品の持つメッセージは社会規模。
今までの宮崎映画の主人公とこの作品の主人公を比べて見るとそれがよくわかります。
今までの作品が芯の強い女の子ばかりを主人公にしてきたのに対し、この作品の主人公ははっきり自分の意見もいえない自己の弱い女の子。
その主人公が最後にたどり着くところを考えるとメッセージの重要さに気付けます。
タイトルにもありますが、作品の中での最初の設定、「名前を変えられると自分のことがよくわからなくなる」ということを一つとっても現代社会の中でいろいろ思い当たるふしがあります。
「もののけ姫」で引退を表明していた宮崎監督が再び筆をとってまでこの作品を書いた意味を考えて、是非見て欲しい作品です!!
(あまりよくないコメントが多いので多く書いてみました・・・)
納得いかない。今までの宮崎作品が素晴らしすぎるからかなあ。
宮崎はやおは、言葉の重大性を伝えたかったという事だけど、それも
大して伝わってこなかったし、なんか、くるものなかった。
千尋の存在そのものが消えてしまう。
仕事についていない人間は、
存在価値がないということですよね。
子供が主役の物語でしたが
はっとさせられることが多かった気がします。
物語の当初けだるそうだった千尋の表情が
最後には凛としたものになります。
観ると元気をもらえる映画です。
さて『千と千尋』は全然わけのわからないお話でした(笑)。歴代興行収入記録を塗り替えるようなビッグタイトルには私には思えません(笑)。ほっといたらそこそこの入りにしかならなかったはずですが,そこは宣伝力でしょう。あれだけあらゆる媒体で情報流してたらそりゃみんな観に行きますがな。金ってあるところにはあるもんだなあ。羨ましい。
異世界であり,カラフルで極端なキャラクターが目白押し,なんだかよくわからないままに大団円で元の世界に戻る──これは「子供の絵本」だと思います。よく「『もののけ姫』はもういい。以前のようにワクワクするような娯楽作を作って欲しい」という意見を耳にしますが,これが「今の」宮崎監督の冒険と娯楽の世界なんですね。それはやっぱり面白かった! 宣伝に見合うだけの作品力があるから次も行くわけで,それだから雪ダルマ式に人気が膨らんでいくんでしょうね。