トラフィック(2000)TRAFFIC
【クレジット】 【解説】 「エリン・ブロコビッチ」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、メキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡る様々な人々をサスペンスフルに描いた群像劇。アメリカとメキシコを結ぶ巨大な麻薬コネクション“トラフィック”を巡って複雑に絡み合いながら繰り広げられる3つの物語。メキシコ、ティファナ。麻薬密輸現場を監視する警官ハビエールは、サラサール将軍の密命を受け麻薬カルテル一味の壊滅に協力するが……。アメリカ、オハイオ。新しい麻薬取締最高責任者に任命されたロバートは麻薬犯罪の摘発に邁進するのだったが……。アメリカ、サンディエゴ。仲間に裏切られ窮地に立たされた麻薬王を救うために妻がとった行動は……。 【ウェブリンク】 【関連作品】
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正直僕はこの監督の映画は好きでない。どれもこれも出演人が豪華なだけで、ストーリーがイマイチな作品ばかり。
この映画もそうで、映像の見やすさはあったと思うが、展開がご都合主義なところは多い。
アカデミー賞で監督と助演のデルトロがとったそうだが、正直デルトロの印象がない。他のストーリーの出演人のほうが良かったと思う。監督賞も疑問。この頃から、アカデミー賞の判定に疑問を感じるようになった。
どうせ、ドキュメンタリーだの、問題提起をするならば、もっと話の展開に無理な感じを出してほしくなかった。それでいて、真面目なトーンで話が進むから立ちが悪い。
周りの評価は高いかと思うが、個人的にはそこまで評価される映画でないと思う。http://ameblo.jp/blade-and-nippon-ham/
しかし、「麻薬戦争には勝てないし、これからも無くなりしない。だがやってきた事は無駄ではないかも知れない」という模写が最後の野球場なんですよね。
個人的には楽しめた。
思いますが、実情を知らないと遠い話かも知れませんね。日本でもこの手の映画を作って欲しいものです。人間社会の悪循環を垣間見れる作品だと思うので、作品の批評は映画オタクに任せて、問題提議作品として見ては如何でしょうか。しかし、言うは易しですね。映画を作っている方々に敬意を払って私はただ“作ってくれて有難う”と言いたい。
だが、仕事人間だった彼が自身を反省し家庭回帰が理由だったのだろう。
しかし、この作品はアメリカが現実として抱えている麻薬問題をテーマにしている。M・ダグラスの家庭はハッピーエンドになったかもしれないが、これではせっかくの作品テーマが最後ですり替わってしまってるじゃないか。
しかし、こんな重たいテーマの作品なのに意外にも観終わった後の後味が良いのには、このM・ダグラスの崩壊しかかった家庭が救われたというエピローグがあるからなのも事実だ。
最初のシーンから最後のシーンまで常に画面に引き込まれて目が放せなかった。こんなにも緊迫感が持続する映画も珍しい。
観返しても、ストーリー、キャスティングも凄く良く、エンターテイメントとドキュメンタリータッチの理想的融合を果たしている。手持ち撮影もジャンプカットも此処では有効に作用しているし、ラストには詩情さえある。映画を知り尽くしていないとこれだけの作品は作れないだろう。
予告で観た時は普通のアクション物と思ってたが、実際に観た映画はそれ以上の事を教えてくれた。
3つのエピソードの出来としてはハビエル>ロバート>ヘレーナって感じ。ベニシオ・デル・トロはさすが、渋くていい味出してる。ドラッグの蔓延を防ごうと奮闘すればするほど、自分達が嵌り込んでいる穴の深さに気付かされるような無力感。それでもプロとして冷静に最善の道を取ろうとする態度と、ラストシーンでの優しい眼差しがGood。ロバートの話はちょっとありきたりだけど、娘のエピソードとかその友達のセリフとか、随所に問題の深刻さが感じられて、まあそれなりの出来。
それに較べて、ヘレーナの物語はちょっと余計な気も。ただの金持ちの奥様が、ダンナが逮捕された途端に裏社会の手口をすんなり駆使しちゃうってのも無理があるし...母は強し、ってことなのかな?
これがアメリカの麻薬戦争の最前線だと思うと、ちょっと薄ら寒い気持ちになってくる。日本はここまで酷いことにはなってないから、リアリティをもって深刻さを共有するまでには至らない(至りたくもない)んだけどね。
しかしベニシオは太ったなあ...「ユージュアル・サスペクツ」の頃とはエライ違い。http://ara-masa.cocolog-nifty.com/blog/
1時間半の映画を二本作った方が面白かっただろうに。
まあ、長い映画じゃないとアカデミー賞とれないから仕方ないか。
まあ、手ブレありありのドキュメンタリータッチの描写は世界的な流行りになったし、色々見るべきところはありました。
無名の俳優ばかりで作ればもっとドキュメントぽくなって高評価だったかもね。
なんてことよりもソダーバーグお得意のご都合主義満載でウンザリした。
キャサリンが演じてたマフィアの奥さんは最初、旦那が逮捕されて面会に行った時は旦那をなじってたのに、シーンが変わると唐突に旦那の悪事に加担してしまう。
麻薬組織の存亡にかかわる証人を警察があんなボロいホテルに泊めるか?
普通なら部屋の外に警備をおくし、食事の前には待機してる警察犬に臭いをかがす。
それが映画じゃ使い古された方法で当日の朝アッサリ死亡。
現実の世界じゃ警備してた警官は全員懲戒免職もんですよ。
ラストでも黒人の警官が仕事場にご乱入
えっ?警備は?簡単にはいれすぎじゃね?しかもアッサリ返すの?
あんな不振な乱入されたらマーロンブランドなら生きたまま返しませんよ。
部屋のチェックぐらいしますよ。
なんかね…ソダーバーグらしい…終盤の息切れの仕方でしたよ…
現実の麻薬問題を考えれば大円団はありえないわけで、殺伐としたラストになりそーなんだけど、そこを個人の幸福や家族の絆に転化して小さいながらも希望を持たせて終わっている。
ただしゼタ・ジョーンズのパートだけは、消化不良気味。家族の危機に瀕してメキメキ逞しくなるプロットは面白いんだけど、殺し屋とコンタクトとったり、密輸方法をばっちり会得してるのが、ちょっと唐突に感じました。テンポを上げるためにカットしたのかなー?
まぁそのあたりを差っぴいても、苦いながらも後味すっきりの、いい映画です。
が秀逸で、お子様向けの中途半端なカタルシスを廃した構成を補完しています。
それにも増して優れているのは、この映画、ムダなシーンが全く無いこと。決して
だらだらしたストーリーではありません。むしろ展開のスピードはかなり速い部類
に属します。
話にお仕着せのオチが無いのは当たり前です。草の根の、終わり無き戦いを描いた
映画なんですから。
いろんなキャラクターが出てくるが、演じる俳優たちもかなり豪華勢揃いだ(さりげなくサルマ・ハエックが出ていたような?)。
麻薬がらみの駆け引きだけでなく、キャラの表の顔と裏の顔がしっかり描かれていて、人間ドラマの方も見ごたえがあった。
ベネ・トロのみならず、他の俳優もいい味出してたし、ドキュメンタリータッチの演出に緊迫感も出てた。リドリー抑えての監督賞も十分納得できる。
おもしろかった。
それ位、前に見た印象が薄かったってこと。しかもタイトル名すら覚えて無かったという。。何と無くけだるい話しの展開と映像の移り変わりにはっきりいって私は退屈でした。
かなり重いんだけど、テンポが良くて、見てる内にハマってしまいました。二時間半があっという間に過ぎた感じがしました。
ただ、見終わった後に、やや物足りなさが残りましたね。
結局、麻薬ルートという社会的なテーマを扱ったもので、娯楽映画ではなかったということなんでしょうか。
つまり、現実の麻薬戦争が終わってない以上、映画の中で簡単には終わらせられない、と言ったところかな〜。
あのベニーちゃんの色気と哀切は何。
本来、人はべらべらと口で説明はしないもんだよね。
台詞は少ないのに、あんなにも態度だけで伝わってくるなんて。
M・ダグラスも、いい演技をしてたと思う。年を経て巧くなった人だ。
関係ないが、なぜにベニーちゃんは、ベニチオと呼ばれるのだ。
ベニシオだろうが。字面がそうとも読めるってだけで、音は「シ」。
これはどうも許せんのだが、定着してるみたいね。早く覆して欲しい。
◆“今度こそ見てろよ”と言わんばかりの不敵な笑みを見せて走り出すD・チードル、集会で発言を求められ『私は聴き役です』と謙虚な一言を漏らすM・ダグラス、そして、照明の下で野球に興じる子ども達を何とも言えない眼差しで見つめるB・D・トロ。いつ果てるともなく続く麻薬戦争で闘い、傷ついた人々を、乾いたタッチの中にもどこか優しく見守っているラストがイイ。
遥かに超えているんだな〜と切実に感じる映画。
コカインを鼻で吸っている姿は100年の恋が
冷めると思うし、それで鼻が真っ赤になって
いいことないと思う。http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/3011/
抑えた演出に10点。ニアミスしそうな3つの物語に捧げます。
しかし、最近の審査員達は、内容よりも手ブレ風な撮影の仕方のほうに心酔しているのでしょうか?
個人的にはこの作品の青・オレンジ・自然色の3つの表現は、演出とか、映像センスということと同等か、それ以上に「観客への配慮」だと思っています。できうる限りの説明を排除したドキュメンタリータッチの映画を作る上で、観客が混乱しないように色を付けたのが最大の理由ではないか。とすら思える。
その映像とともに、無機質な感じを漂わせるブライアン・イーノの音。電子音でのアンビエントな音が、映画からさらに感情や主観を削ぎ落とす役割を担っていると思うのです。
そして、麻薬をテーマにしているからこそ、「終わりなき終わり方」でいいと思いました。
2時間ちょっとなんて長いうちには入りませんが、まったく退屈しなかった。
やっぱデルトロはかっこえ〜わ。誘拐犯よりすき。
3つのストーリーを交互に出すのはやや気合がいりましたが、
時間軸に沿ったものだし、特に相関関係を気にする必要もないし。
基本的には麻薬を売る人たち、運ぶ人たち、使う人たちの話だから、
あんまり登場人物が関わるのも変でしょう。
ま、個人的にはマイケルダグラス嫌いだし、
ゼタジョーンズは他の人のほうがいいなとか思ったけど。
特に無駄なシーンがあったようにも思えない。
俺ならグラディエーターより、こっちに作品賞だね。
仕方ない?描写が絡み合う群像劇でも「マグノリア」は楽しめたんだけど。
息抜きする場面がないままでのこの映画の長さは私には辛かった。
これでも結構全体を把握して観たほうだと思うけど、
なんだか何の編集もされて無いドキュメンタリー映像を
延々と見せられているようでどうにも退屈。
内容もまるで斬新さとは無縁だし、
映像的にも多少色合いでオリジナリティを出そうとしたみたいだけど
見た目のインパクトはまるでなく、単なる思い付きのようでもあるわ。
むしろクラシカルに見えてしまうのは技術力がしっかりしてるとも
いえなくも無いけれどそれが作品に生かされているというよりは
この撮り方しか監督さんが出来ないんじゃないかしら。
エリンブロコビッチの時は、比較的ワイドショー的な内容を
クラシカルな手法でどっしりと撮ったのが面白かったけど
この内容じゃ退屈さをさらに助長しているようにしか思えないわ。
http://www2.tky.3web.ne.jp/~bruce/newpage2.htm
全体的に真面目すぎて私には退屈でした。
物語自体は意外に普通。収まるところに収めた感じで、まあ、こんなもんかなってとこ。確かに扱っている麻薬問題に実感があまり無いから、色々考えずに映画自体のムードを楽しんだ。
硬派な犯罪ドラマ。
ダグラスもデル・トロも文字通り重量のある演技をしていて
なんだか観終わった後、気分がそうとう重い。
俺みたいな娯楽作好きには、ちょっと向いてなかったんだろうな。
あんまり楽しめませんでした。
確かに、主要人物が多いし、少し難しい映画かもと思うこともあるかもしれませんが、演技、ストーリー、撮影、全てかなりいい感じです。
自分は、もちろん映画館で見ましたが、DVDも買ってじっくり見てます。
でも、みんなには勧めないね。
退屈はしなかったけど、これがどうして昨年公開作洋画キネ旬一位ですかという印象です。映画ファンの方々如何でしたか。
しかも、その「複数の場所で別のお話が同時進行」というのは、映画の基本的な技術です。それはかな〜り古典的な技法であり、現在まで多くの映画で使われ、あらゆる応用がされてきました。この作品ではその技術が成功しているとも思われません。
それぞれで画面の色をかえるなんてのは技術と言えるようなものではないでしょう。
TV版のほうはかなり長いので、それをここまで縮め、しかもわかりやすいということに驚いています。
良いシーンもいくつもありました。退屈するどころか、一気に観てしまいました。
私はとても楽しめました。
スティーブン・ソダーバーグ監督のドキュメンタリータッチの演出等はすごいんですが、あの色分けはちょっぴりやりすぎの感があって俺はダメ。麻薬問題もいまいちピンとこないので、3つ(以上)の視点で「麻薬」を多面的に描くところもそれ故なんだかなあって。
まあ、「消されたライセンス」時代から気になってた役者さんのベニチオ・デル・トロにオスカーをもたらしたということで許せるかも?彼のラストはいいですね。
↓尊敬している方のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)http://www.cinemanc.com/
まあストーリーに疑問を感じる部分もなかった訳ではないので、正確には「すごくなる可能性を秘めた映画だった」と表現したほうがいいかもしれないですが。
冒頭、デルトロの車がメキシコ軍に止められるシーンで、僕は本当に久しぶりに映画を見て恐怖を感じました。ハンディカメラを使ったドキュメントタッチの手法は最近の流行りですが、この映画では見事にそれがハマッていた。
場面によってブルーやオレンジの色調を使い分けて、ビジュアル的な美しさと実利性を両立させようとしたアイディアも、やりすぎるとシラけるけど監督のセンスを感じましたね。
終盤まで緊張感を切らさない、観客の引っ張り方も見事でした。
アカデミー監督賞は非常に妥当な評価だと思います。
物語が完結していないと言っていた方がいますが、僕はそれでいいと思います。麻薬戦争自体に終わりが無いのだから、この物語だってまとまった完結を迎える必要は無いのでは?だってそれがこの映画のテーマなんですから。変にオチをつけたらそれこそ興醒めです(ただ、マイケル・ダグラス編の終わり方はひどかったけど・・)。
とにかく、僕はこの作品は、とてもモダンな感性で描かれた秀作だと思っています。傑作と言うには、ほんのちょっと物足りないですが、このレベルの映画だって年間にそう何本も無いはず。
他の方がこの映画に何を期待してご覧になったのか分かりませんが、ここまで批判的な意見が多いことに少々驚きました。
ブルー調の画もいい感じだし
マイケルが泣いてるのに、娘がラリってるシーンなんか
印象的だし、ほかにもいいシーンはあったんだけども
なんだかパンチが弱いね
3つのグループがどれにも絡んでるのはいいアイデアと思うんだけども、、、
見る前はダグラスがボスのアメリカの取締局とメキシコマフィアの知略と暴力を尽くした攻防戦!かと思ったらそうではないのだ。
三つのストーリーが同時進行するが、こういう場合はその3っつが途中から絡まりあってこそストーリーの妙があるというものだが、ここでは最後まで別個に展開するだけ。(登場人物が時折画面で交差するのは、ストーリーの絡みあいとは違いますよ!ソダーさん)
話としては、メキシコのデル・トロ捜査官と麻薬王の部分が一番。このストーリーだけに絞り込んで掘り下げればもっと面白い作品になったのではないか。アッそうすると、マイケル・ダグラスの出番が無くなってしまうかも・・・
我が愛しのキャサリンがお飾りではなく、なかなかの働きでこれはよかった。でもこのとき実際にダグラスの子を宿していたそうでかなり太め。デビュー作フィリップ・ド・ブロカ監督の「千夜一夜物語」の愛らしさは望むべくもないとしても、「エントラップメント」の雌豹のよなしなやかさにはほど遠く、歳月を感じました。今後はすてきな”悪女”としての可能性を予感させられました。
何か心に響くものがありませんでした。
アカデミー賞を取っているということで期待しすぎて見てしまったのかもしれませんが。
この映画にもアルバート・フィニーや、ジュリア・ロバーツの元恋人、ベンジャミン・ブラットが出ていたんですね。
そこまで話題作?たしかに社会問題をテーマにした脚本もしっかりしているけどエンターテイメント性にかなり欠けている。納得はさせられるが感動は少なかった。最後の野球場でのデル・トロの表情は印象的であったが、全体的にイマイチぱっとしない映画だった。ちょっとバグダット・カフェを思い出してしまった。
アメリカのマッチョイズムと妙な家族愛が、好かん。
その点、現場で1度は死を覚悟したデルロトはかっこええ〜。
妙な中年の哀愁をただよわせて(中年か?)よし。
ストーリー的にはまとまりが欠ける、&詰めがないような気がする、、。
唯一話が落ちた、マイケルダグラスの巻だけが私は納得することができなかった。でも、ひとつぐらい救いがないとね。
結局川下の人間(マイケルダグラスの巻)が麻薬をやめること。それが撲滅の第1歩ということなのかもしれない。
ちなみに、僕は「お気軽に映画を楽しむ」派。久しぶりに頭を使って映画を見たので少々疲れたけど、心地よい疲れだった。
「ラスベガスをやっつけろ!」のときとは別人のようなベニシオを観て、いい役者さんだなあーと思いましたね。最近注目されてるのが納得です。
ちなみに、私は148分あまり長く感じませんでした。
面白かったです。
まさに150分の「拷問」ですわ。
長いなら長いでね、それが正当化されてりゃええんやけど、
(例えば、ジャン・ユスターシュの『ママと娼婦』みたいに)
この映画、ただ「ダラダラしてる」だけでしょ。
まぁ、映画からなんか社会問題とか思想とかを目敏く抽出して
有り難がってるよーな連中には、お似合いやけどね。
どんな感想を持つかは、人それぞれであり、また個人の自由のはずです。
有名な俳優さんがたくさん出ていても駄作と言われてしまうものも山ほどある訳ですし。
ちなみに私は、この映画は好きじゃないって言うか、大した事ないなーと思いました。
真に監督の技量の明暗を分けるのは、トータルでの完成度でしょう。本作は、ソダーが言いたいことを列挙し、話を膨らませるだけ膨らませたあげく収拾つかなくなって、遂には、自らその使命を放棄しているようにみえる。
彼は、お話の約束事が分かっているのだろうか。
大作であるほど、話を切り捨てず歪ませずしてまとめるのは至難の技。しかし、名作と呼ぶには、そこに妥協は許されない。たとえ一つ一つのシーンが優れていても、全体的に乱れていたら"醜悪"なの。演出面でのセンスが見受けられるからこそ、呈した大層な伏線を完結させないまま作品の完成を発表したソダーバーカのマスターベーションを感じるの。
同監督の「セックスと〜」の方が"まだマシ"だったよ。
内容は詰まってますが、話がまとまっていない不完全映画です
話になりません
と思って、ここを覗いたら、あまりにも不評が多いので
ひとこと映画にエールを送りたくなりました。
人って、どんなに大きな野望を抱いても結局は愛する者のために戦っている。
でも、だからこそ戦いは終わらない。麻薬戦争に限らずね。
そんな普遍的なテーマを感じました。
ただ、ちょっとキャサリンの心理を誤って訳していたような気はしました。
彼女も結局は、自分の小さな幸せが壊されるのが悔しくて悔しくて
ああいう道を選んでいるのです。
そういう意味で、とてもポジティヴな物語。でも暗くて重い作品。
なんて事もありましたが、パンフを買って復習したら分かりました。
最後のベネシオ氏の表情は・・今もって忘れられない位印象深かったです。
でも、所々、古谷一行氏に見えてしょうがなかったんですがね。
テーマ的に麻薬(その怖さ)が実感できない私には「怖さは分かったけど、どーしようもないじゃん」という虚無感が漂うのもまた事実。
ソダーバーグの緻密さは賞賛するし、面白くはあるのだけれど、ワタシ的には「ツボ」がない(笑)。http://homepage2.nifty.com/KOGUMA/cine/index.html
どなたかも似たような事を言ってらっしゃいましたけど。
ちょいちょいシーンが変わるので最初は訳わかりませんでした。
そして長い。
マイケルダグラスが最後にとった行動も、伏線もないみたいだったし、唐突に感じました。
個人的には期待はずれ。アメリカ人はどこらへんに感動したのかなぁ。
しかしデルトロは良いわぁ〜♪野球場のエピソードもよいよい。
プールでの相談シーン?には笑えました。
なんでプールなんだろ?
麻薬の現状についても、CBSドキュメントあたりのほうがよほど怖さが伝わってきます。
タイプの作品にはあまり見えない。各シーンが散発的で、何か
即興演技のようだった。
セリフも本筋に直接関係のない無駄話が多く、字幕の稚拙さ
が分かりにくさに輪をかけた。
オハイオ、サンディエゴ、ティファナの三つのパートの関わ
りも、「見事に収斂」なんて批評とは裏腹に、「一応からんで
ます」という程度。全体に散漫な印象を禁じ得ない2時間半だ
った。
悪徳・無気力警官かと思われたデル・トロが、密告の見返り
に野球場の夜間照明を要求したのは感動的だったが。
「アメリカ麻薬流通の実態」とか、そんなんどーでもいいから、「映画」を見せてくれー。
『セックスと嘘とビデオテープ』から果てなく続くソダーバーグの自身過剰演出、ここに極まれり。
あと、下の交通情報の人、こういうネタ好きだな・・・
いいこと言ってるし。
とりあえず、ベニチオカッコ良かった。
ダグラス夫婦はまあ、こんなもんかな、ってとこ。見なれちゃったのかな?
ストーリーに見せ方もうまいし、とりあえず今は今年ナンバーワンかな。」
個人的には、凄く重たい映画でした。『エリン・・』は、映画的にも入りやすいものでしたが・・・。内容が内容なので、ああいうタッチにした方が良い演出が出来るのか?? 映画に娯楽を求める私としては、損した映画の1つです。
原稿料をだせるか?
という内容に思えたんですが。
わざと妊婦になってもらったのかと思いましたがほんとに妊娠していたとは知りませんでした。 最初はか弱い富豪の美人妻しかも妊娠中それが どうしたことか ひどい目にあってるうちに悪に目覚めて気丈にも殺人と麻薬取引の交渉を単独でしてしまう強さ。主人公格が3人もいて あと薬中毒の娘とサンディエゴ警察と準主役が2人もいるのでかなりややこしいけど おもしろい映画だと思います。
いやあいい映画だ。
アメリカ/メキシコ国境で大渋滞です
ティファナ・オハイオ・サンディエゴ
3台が接触
そこに何台かの玉突きが原因と思われます
現場よりの中継です
「オイ麻薬王の妻のクセに よりにもよって麻薬取締最高責任者の子供なんて
ごもりやがって」
「なによお腹を重いのに走り回ったってのに主演女優賞 ジュリア・ロバーツに
持ってかれたじゃない」
「俺達 今度は刑事だってよ なんか 囚人とか犯罪者の方が似合ってるよな?」
「「エリン・ブロコビッチ」で美味しい役だった手のni今回こんだけの役かよ」「俺はアカデミー助演男優だぜ・・もっと パ〜ってスポットライトあててくれ〜」
「やれやれ またもや ホワイトハウスで演説か・・・やめちゃおっかな〜」
現場ではみな勝手な主張ばかりで泥沼化してます
以上現場より
事故原因となったソンダーバーグさんは
「二通の手紙を書きます・・・」とコメント
今後この渋滞は伸びると予想されます
予想以上に根が深く
事故処理は終わらないでしょう・・・永遠に・・・・・
以上
トラフィック インフォメーションでしたhttp://www2.odn.ne.jp/~aah27120/
それにしてもデルトロはいい味だしてますねぇ。 今一番ホットな俳優なんじゃないですか? デルトロ無しでは成り立たない映画ですね。http://www.popkmart.ne.jp/syco/
松本人志がこの映画を評して、
「日本人の俺には、この映画で描かれてる事が良く分からへん」
といった趣旨のコメントを寄せていました。
観る前は何を言ってやんでぇと思っていた僕ですが、
作品を観終わった今、彼のコメントにちょっと納得してしまっています。
う〜ん。いや、凄く面白いのは確かですよ。
面白いんだけど、何故だろう。
映画がアメリカ全土に蔓延る麻薬との断ち切れない「絆」に
深く切り込んでいこうとすればするほど、
その絶望感や焦燥感を共有出来ない、妙な居心地の悪さを感じてしまった。
少なくとも、僕が実感している限りじゃ、
日本はここまで絶望的な麻薬の蔓延には至ってないからね。
ここで描かれている登場人物の「痛み」が、
恐らくはアメリカ人の誰しもが、身近に感じているものだという事が
観ていても充分に理解出来るだけに、
むしろ、余計に僕には「対岸の火事」として映ってしまったと言うのかな。
ものすごく真摯な、メッセージ性の強い作風ゆえの、
問題提議の「距離感の差」みたいなものを感じてしまいました。
まあ、もちろんこの先、この「火の粉」が
我が家にも降りかかってくるとも限らないんだけどね・・・。
そして、デル・トロの渋い演技。男の哀愁がみなぎっており、観客は皆かれに共感をもってストーリを追うことになる。
これは、マイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(ダグラスの子供を妊娠中で出演)夫婦のご祝儀映画では無いですよ!
映像もドキュメンタリータッチというのか、生っぽかったし、荒いカンジでそれはそれで渋い雰囲気がでていたので、いいと思う。
ただ・・見終わった時の正直な感想は、美しくない!!というものだった。
映像が美しいというのとは違う系統なのだから、せめて女優さん方とか・・。
ごめんなさい。でも、絵的にとてもものたりなくて、悲しかったです。
淡々としているのに観終わった後、あまりの充実感に震えてしまう程でした。
観終わった後は必ず色々と考えてしまうのですが、久々に頭の中で反芻して楽しみ、いい塩梅になりましたよ!
しかし、私も『トラフィック』というとどうもジャック・タチの方を思い出してしまいます…。http://izumo.cool.ne.jp/syuuei/index.html
昔の映画好きですよね(笑)。ぼくの伯父さん。
3時間はちょっとながすぎる感じがしたけど、俳優人達の演技がすばらしくもっとみせてー’って気分でした、とくにBenicio Del Toro渋すぎです、この人こんなにかっこよかったっけ?
ユージュアル・サスぺクツの時はあんまり存在感なかった気がしたけど・・・
まーとにかくよくできた映画だと思います。