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泥棒野郎(1969)

TAKE THE MONEY AND RUN

メディア映画
上映時間85分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(松竹映配)
初公開年月1971/03/20
ジャンルコメディ
泥棒野郎 [DVD]
USED価格:¥ 5,932
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【解説】
 気が弱く見た目も弱々しいバージルは幼少の時から悪事を働いていたが、やはり間抜けな失態を演じて幾度も投獄され、それでも懲りずに悪の道を稼業としていた。そんな彼はある日、美女ルイーズと出会う。そして身分を偽り彼女をモノにするが、またしても強盗で刑務所行きとなる。しかし、ルイーズは彼を見捨てなかった。やがてバージルは脱走に成功しルイーズと再会、結婚して堅気の生活を送ることに。ところが落ち着いた幸せな暮らしも長くは続かず、ひょんなことから再び犯罪に手を染めるハメになってしまう。こうして、罪を重ねては家族を連れた逃避行を繰り返していくバージルだったが…。
 宝石よりも懲役を望む、ハクをつけたい一心のチンケな悪党をアレンが演じ、ドジを踏みながらも前科53犯、懲役も百ン十年にめでたくかさむという、楽天的なハチャメチャ・コメディ。後の「カメレオンマン」でより優れた達成をみる、ナレーション導入のセミ・ドキュメンタリー調で展開していくのだが、その辺のもっともらしさを吹き飛ばす、おバカな視覚ギャグ満載で、暗黒映画のパロディもふんだん。ジョークも一直線なものが多く分かり易い。とにかくそのテンポの良さが命の、彼の初期の傑作のうちの一つだ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
カメレオンマン(1983)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
215 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2013-02-12 13:36:57
もうアレンは傑作を作っていた。(ただしこれ以前に日本のB級映画を使ってまるで違う作品にした What\'s up Tiger Lily? という怪作がある。) とにかくはじめからアレン色満開だ。自分が主人公、虚実とりまぜた生い立ちの話(本作では100%嘘だろうが。)、そしてギャグの連発。字幕でこのギャグの30%でも伝わるのか疑問だ。さすが、stand-up comdedian として世に出た人だ。同じコメディアン出身でも暴力映画ばかり作る日本の某とは違う。
しかしうまい。小学校の先生、チェロの先生、両親、弁護士などがこのアレンを回想する場面が多いが、芝居とは思えないくらいだ。
10 most wanted gangsters にはなれなかったが、bank robber of the year に選ばれたのが自慢、などは大笑い。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-12-06 12:06:17
W・アレン初監督作品。ということで気負いや緊張感がありそうだけど、自分の素性、屈折感、劣等感を笑いにしてしまう彼の持味と技量は既に完成している。こんなに力抜いていいのかというくらい。この抜けた感じは42年経っても新鮮だ。どうしてラビに。脱走劇の間の抜け方が、あんまり可笑しいので、笑いのネタって一体どこから生まれるんだろうとつい考えてしまった。馬鹿馬鹿しいと思わない人だけ見て欲しい。確かにお馬鹿だが、センス溢れる初期の快作だ。気になるのは日本公開タイトルかな。原題のままでいいと思う。
投稿者:Bill McCreary投稿日:2006-10-30 23:52:42
アレンの初監督作品ですが、後の作品と雰囲気がだいぶ異なるのは、理由の1つは、ニューヨークでなく、サンフランシスコでロケーションしているためでしょう。特にこの街を前面に出しているわけではありませんが、ロケ地の映画に与える影響の大きさを感じます。内容については、少し張り切りすぎのギャグもありますが、チャップリンから当時の最新作である『男と女』や『暴力脱獄』のパロディなど、アレンの趣味や志向が伺えて興味深いものがあります。個人的な話で恐縮ですが、ひところ私は、自宅に来る人間にやたらとこの映画を見せて、友人を呆然とさせたことが何回かありました。最後に、この映画の最大のギャグである石鹸のギャグは、映画にもなったデリンジャーが、実際に脱獄の際に使った方法だそうです。
投稿者:Tom投稿日:2005-11-25 10:49:05
コメディ派監督のデビュー作がこれが実は最高傑作だったりするから侮れない。この時代でこの面白さプレストン・スタジエースの『偉大なるマッギンティ』(1940)、メル・ブルックスの『プロデューサーズ』(1968)、そしてこのウディのこれ。映画ファンはこの3つだけは押えてたほうがいいよ。
投稿者:wao投稿日:2004-06-03 02:08:08
抱腹絶倒のコメディ作品ながら,主人公である犯罪者のパトグラフィ(病跡学)的展開をとっており,ライフヒストリーを周辺人物の証言で綴るなど,アレンのフロイト的な精神分析へのこだわりが垣間見える。犯罪者のある一面をシニカルに描いており,社会から疎外された気の弱い男のたどる数奇な運命をアレン風に戯画化した社会風刺でもある。また,ファウンド・フッテージ(他人の撮った記録映像の断片)を作者が勝手に解釈して加工してしまう楽しさも満載だ(後年のカメレオンマンではそれをマニアックに実践している)。内面洞察が浅いとはいえ,登場人物の多彩さは,アレン作品の中でも屈指のデキではないか。まあ,半分ふざけて作っているだけに,真面目に評価するのもどうかとは思うが。ボクはこの作品がアレン作品では実は一番気に入っている。吹き替え版も最高でした。
投稿者:ASH投稿日:2002-06-11 23:50:19
【ネタバレ注意】

 足を鎖で繋がれた囚人たちが一斉に散り散りに逃げようとしてズッコケるシーンが最高!テンポの良い展開と、くだらないギャグが楽しいウッディ・アレンの笑劇時代の傑作コメディ。ユダヤ・ギャグは日本人には分りずらいけれど、それほど多くないので大丈夫よ。落とした眼鏡を何度も踏んづけるギャグ、石鹸の拳銃のギャグが笑える。主人公の関係者へのインタビューの挿入など、その後のアレンがよく使う手法が、このデビュー作からしてあるのね。

 笑劇時代のアレンにハズレなし!!(「SEXのすべて」はビミョーだけど)。

 【My Cult Movie】

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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